外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

三八婦女節(国際女性デー)

2012年03月08日 | 日記
3月8日(木) 晴れ

今日は国際女性デーの日だということをいつか確認していたのですが、当日になるとすっかりと
忘れておりまして今日の維坊学院の授業で教師に指摘されて改めて思い出しました。

私の学校でもこの日は教職員食堂が女性職員に向け無料開放されます。
いつもよりもごちそうが出るのだという話。我々男性職員は学食での食事になるのですね。

維坊学院はどうかというと学校での公的な催しは特になく、女性教員だけで食事するのだとか。
学校が大きい割には何もしないというか、うちの学校は小さいからこそ出来ることなのかも
しれませんね。

日本でもこの国際女性デーはあまり認知されていないと思われますが、発端となっているらしい
アメリカでも認知されておらず、韓国でもなし。つまり知っている範囲で先進国と言える国では
ほぼ認知度はなく、中国だけというレベルのようです。
私が参加している中級のクラスには一人だけ韓国人教師の既婚者がいまして、教師が執拗に
奥さんに対して何を贈るのかと質問していました。その韓国人教師は答えに困っていましたね。
彼の奥さんも韓国人だそうですから、今日がその日だという意識はないようです。
最後にはその教師が【入郷随俗】という言葉を使って彼を説得していましたね。
日本語で言うと「郷に入れば郷に従え」。つまり中国にいるなら中国の文化風習に従って
奥さんに贈り物をしろ、ということです。強引に押し付けてもね・・・。
ちなみにこの教師の旦那はどうかというと出張とかで家にいないのだとか。不満を彼にぶつけて
いるようにも思えました。

このクラスのメンバーに教師の評価を聞いてみましたら、あまり良くないようで。
数人いる先生の中で話の速度が一番速いのだと。それに要求が無理難題が多いのだとか。
確かに速いと私も感じていますし、発言に対して駄目出しも多い。以前の先生の話は8割以上
聞き取れた覚えがあるのですが、今回の教師は良くて7割、話が込み入って教科書に出てこない
単語が出てくると5割を切ります。

とんでもない授業に巡り合ってしまったのかとも思っていますが、私が選べる時間帯にピッタリ
とはまっていた授業なので何かのお導きなのでしょう。この4ヶ月の間に普通に聞き取れる
レベルにまで上がれば、試験のヒヤリングも楽になるかもしれません。
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またもや宿舎問題

2012年03月08日 | 日記
3月7日(水) 晴れ

二日連続の晴れで迎えた朝、とても乾燥しているのですが、やはりこの街には晴天が似合います。
特有の強風がなければもっといいのですけどね・・。

昨日の午後、校内で出会った周が困った顔をしていました。
学生寮にいることが担任にバレて、退去勧告を受けたそうです。
私の中にあった何かの糸がプッツン切れたような音がしました。
『学院長に話してみるから担任に何か言われても反抗するように』と周に話し、学部長に
取り次いでくれるよう外事主任に依頼しました。
騒ぎになることを危惧した周がすぐに賃貸のアパートを見つけて連絡してきたので、取り次ぎの
依頼は見送りにしました。

それにしても担任も担任、上からの命令であることは分かりますが、試験まで残り2ヶ月しか
ないのです。見て見ぬふりが出来ないものなのでしょうかね。大学を卒業してこの学校に入り
まだ2年目ですから決定権も何もないことは容易に想像できますが、柔軟性がない。
この担任というのはあるクラスだけのものではなく、いくつかのクラスをまとめて管理している
のですね。学生には頗る評判が悪く、本人は先学期末に卒業生に向けQQで愛情を持って接して
いることを主張していたのですが、やっていることが操り人形では見抜かれてしまいますね。
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