外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

違う次元のレベル

2012年03月09日 | 日記
3月9日(金) 晴れ

先週末に依頼のあった語学学校での授業、今日がその初日でした。
教室を見学したことは何度かあったのですが、まさか自身がそこで授業をすることになると
思っていなかったので、少しばかり緊張しました。
学校に到着すると校長先生は不在で教師の一人が案内してくれました。依頼は2時間で前半が
初級2、後半が初級1のクラス。既に文法などの授業が終わっている課の会話をして欲しいとの
依頼でした。かなり簡単な依頼内容なので正直何をしていいか分からないまま教室に入った
のですが、とりあえずはお互いの自己紹介から始めました。

前半に授業したクラスは昨年の11月から習い始めた子が最も古株といえる長さで、中には先月
この学校に来たという社会人も。最長でも5ヶ月という期間なのですが、私がゆっくり話して
いるとは言え、結構理解してくれているのですね。先月から来ているという社会人の学生は
日本との貿易をする会社に勤めていたそうですが、仕事は専ら技術系で日本人客と会話する事は
なかったそうですが、私の話を最も理解していました。以前日本語を勉強したことはないとの
話でしたが、信じがたいですね。
他の学生についてもどうやったら半年もないこの短期間でここまで聴力が鍛えられるのか不思議
に思ってしまいました。
モチベーションの問題、ただそれだけなのでしょうかね。
今回授業したクラスは2つとも留学を控えた学生が大多数でした。
目標がある、と言えばそれだけなのですが、やらされる勉強とやる勉強ではこうも違うものかと
ただ驚くばかりでした。

午後からは学校に戻って2年生の授業、今でこそ同じスピードで話せば話を理解してくれる子が
増えましたので、ストレスが減りましたが、もし先学期にこの語学学校の授業を始めていれば
イライラ感が募っていた可能性も高いですね。
コメント
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