外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

十数年ぶりの再会

2011年10月22日 | 日記
10月22日(土) 晴れ

10年ほど前東京の神田で働いていた頃、たまに近くにあった喫茶店でコーヒーを
飲んでいました。どういうきっかけか覚えていないのですが、そこの中国人の
マスターと話しをするようになり、その会社を辞めた後も年賀状のやりとりを
していたのですね。そのマスターはその後喫茶店を辞めて、ある日本語学校で
働き出したことを知ってはいたのですが、あくまでも年賀状のやりとりくらい。
今年の年賀状、と言っても私が出したのは寒中見舞いに近い物ですが、夏休みに
帰国した際にそのマスターから連絡がありました。
「中国で会いましょう。」
学生募集の為に月に一度は中国を回っているのだとか。

この度山東省を回ることになり、今日維坊で会うことになりました。
出身は上海とのことで、維坊は初めて。駅で待ち、早速喫茶店に行ったのですが
さすがに日本で喫茶店を経営したとあって、こちらの味には苦笑いでした。

その後、維坊では最大と思われる日本語学校の校長先生に連絡を取り、ご紹介。
いきなりの営業トークに校長先生に失礼かとは思ったのですが、そこは中国人同士
なので流れに任せておりましたら、このマスターの豊富な知識に校長先生も感服
されたようで話し込むこと約2時間、そしてマスターの提案で外で食事を共にする
ことになり1時間少々会食。すっかりと意気投合されたようでした。

このマスター、実は奥様がその日本語学校の学院長をされているそうで、経営に
ついてはほぼマスターが行っているそうなのですが、恐らく日本人が運営している
日本語学校でも真似が出来ないと思われる緻密なシステムで留学生をサポートして
いるようなのです。それで順調に学生数を増やし、年収も以前とは比べ物にならない
ものになったのだとか。ジャパンドリームと言っていいのか分かりませんが、その
一つだと思われます。

元々はその日本語学校に学生を紹介すればコミッションを支払うという打診だったの
ですが、日本語を学ぶ学生の絶対数が少ない私の学校では話しをしても無駄。
私が紹介できるとすればその校長の学校くらいのもの、ということで急遽校長先生に
連絡を入れたのですが、話しが上手くいく時とはタイミングもいいものなのですね。
いい縁結びができたもの、と思っています。
コメント
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