今年は、地球温暖化の中で、ひさしぶりにあっけなく夏が終わってしまう年でした。
夏を惜しんでこの夏の見た夢を書きます。
日本の夏のビジネスマンというと、きわめて標準的な服装といえば、白いYシャツとスーツのズボンですね。
夢の中で、私は、或る蔵元さんと二人で、たんぼの中の田舎道を白いYシャツとスーツのズボンを着て黙って歩いていました。
その蔵元さんの地元のたんぼでしたが、特に酒米ということなく普通のお米のたんぼでした。まだ穂もなく青々とした草のような稲が果てしなく続いていました。
曇りがちでとても蒸し暑い午後でした。
田舎道の横には、小川が流れ、透き通った水を通して川底の石ころが見えました。水は、とても冷たそうでした。
気が付くと、その蔵元さんは、白いスーツとスーツのズボンを着たまま、これ以上ゆっくり泳げないくらいゆっくりゆっくり平泳ぎで泳いでいました。
もう、蔵に近いから、泳いで濡れてもいいんだよ。
でも、私は、静岡に帰らなければいけないから、泳いではいけないんだと思いました。