こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

雪風 パート8

2008-04-30 18:21:57 | Weblog
これが昨晩の最終状態。

既に単装機銃と防弾版も付け終わりました。

艦橋横の舷灯と救命用の浮き輪(?)も塗りました。
この作業中、つい指でマストを引っ掛けてしまい、ボロッと脱落・・・
(&ひん曲がってしまい、眩暈で倒れそうになった)

残る部品は短艇だけです。
どうやらパート9で完成しそうだ。

雪風 パート7

2008-04-29 17:00:58 | Weblog
昨日の作業分と合わせた進捗です。

艦橋、マスト類の取り付けが終了しました。
(組み立ての90%が終了したと思います)
残す部品は、増設された単装機銃と防弾版、内火艇・カッター等の短艇類です。

これらの取り付けが終了したら、細かい部分の塗り分けに入り終了。
(張り線まで施すかは思案中)

このサイズの被写体って、意外と撮影が難しいです。
あまり離れると何だか寝ぼけて見えて、細かい部分が分かりません。
逆に近くに寄り過ぎると、ごく一部しか見えないので???です。

今回は左舷後方より艦首へ向けて撮影してみました。

オペル・ブリッツ 2

2008-04-27 21:36:29 | Weblog
トラックも1回目の基本塗装を終えました。

グレーの成形色にグレーを吹くと・・・
塗ったのか塗ってないのか判別が付きません。(爆)
しかも、マスキングして置いておいた窓ガラス類を全て塗り忘れました。

1回目の塗装後に全体を確認すると塗り残し部分に気が付きます。
(手に持ってベランダへ行き、煙草を吸いながら観察)

一般的には、サーフェーサーを塗って表面の傷やらヒケを確認するのですが。。。
これを塗ると発色も良くなり、グッと模型が締まるのも知ってるだけど、
私は面倒臭いので殆ど省略します。
(いいんです!どうせ軍用車両はキズとか凹みが有っても変じゃないんだから)

しかし良く出来たキットです。
唯一の欠点は、税込定価が3150円もする点ですね。
私が小学生の頃は、この手のトラックは1000円以下だった気がします。

雪風パート6

2008-04-27 21:18:15 | Weblog
本日からは細かい部品の取り付けに入ります。

対空機銃(25mm三連装)や前後に2基ある主砲(12.7cm連装)
艦首には錨を取り付けます。

それから甲板上にある通風筒や弾薬箱などなど・・・

写真には写っていませんが、艦橋も出来つつあります。
(ちょっと改造しようかと考えてます)

残るパーツの数(殆どが未塗装)を数えてみました。

80以上、残っていました。。。(あははは~)

浮気

2008-04-26 22:51:30 | Weblog
いや~、もっと雪風を頑張るべきなんでしょうが・・・
隣の芝生は奇麗に見える?とでも言えば良いのでしょうか?

つい昼間、ふらふらと立ち寄った模型屋で新作キットを発見!
息抜きに早速、作り始めてしまいました(爆)

スケールは1/35の軍用トラックです。
箱にはカーゴトラックと書いてありますが、この車はオペル製です。
昔、タミヤから発売されていた時は、オペル・ブリッツと呼ばれていました。
(きっとライセンス料などの問題でオペルと書いていないのでしょう)

んで、組み立てですが・・・
素晴らしい!の一言に尽きます。
あまりにも手間がかからないので拍子抜けする位です。
組み立ては、ほぼ完了してしまいました。(90%以上のパーツが組み立て終了)

正確な時間は覚えていないのですが、ここまでの製作時間は4時間程度です。
(これは近年のキットでは驚異的なペースです)
ちょうど、作りかけの戦車が有るのですが、これは同じ時間を費やしても、
全体の30%以下の進捗位までしか到達しません。
(まあ、トラックの方が形状も単純で部品も少ないのですが)

戦車を含めた軍用車両の製作技術の進歩は近年飛躍的に向上しています。
特に、くたびれた感じを出す技法は、もはや自分には手が届かない領域です。

では、何故に製作するのか・・・
それは実際のメカニズム(構造)を知るのに最適な資料だからです。

雪風パート5

2008-04-26 22:30:32 | Weblog
本日は、まず甲板のリノリウム部分の塗装から。
(確か渋中の廊下は緑色のリノリウムだった気がする)
軍艦色部分をマスキングして、レッドブラウンを吹きつけます。
その後、はみ出した部分や細かい部分のタッチアップ。

再び組立再開。
魚雷の積み込みに使用する、スキッドビーム、ダビットを付けたら
2基の魚雷発射管、後部煙突前に付く対空機銃の台座を取り付け、
軍艦色を吹きつけました。

いよいよ、ここで船体と甲板の接着を行います。
(説明書の順番はまるで無視しています)
さすが最新キット、部品の合いは良好です。

煙突の上部に帯状に黒を塗り、本日の作業は終了。

雪風パート4

2008-04-24 23:11:04 | Weblog
さて、今日からは甲板上の構造物の製作に入ります。

1番煙突、2番煙突の組み立てと吸気用の空気取入口。
そして予備魚雷の格納部分、探照灯の台など。

本来、魚雷は発射管に装填した状態なのですが、雷撃を重視した日本海軍は
予備魚雷をも用意し、素早く2度目の発射が可能な装置(次発装填装置)を開発。
これにより世界に比類なき威力を誇る酸素魚雷による攻撃が2度可能になりました。

酸素魚雷は、魚雷の推進力を得るエンジンへ酸素のみを供給した物です。
(一般的に当時の魚雷は空気を供給していました)
この違いは、水中を進む魚雷が航跡を残さないと言う利点を持ちます。
酸素爆発の危険性から取り扱いが難しく、実用化したのは日本だけです。

雪風に装備された魚雷発射管は2基。
4連装なので、一度の攻撃で発射される魚雷は8本。
これを次発装填により、30分後には更に8本を放ちます。
(この魚雷の直径は61センチです)

今日は眠いので終わり。(爆)

雪風パート3

2008-04-23 22:16:08 | Weblog
本日は船体で気になる箇所、プロペラガードの作り直し。

キットの状態の写真を撮るの忘れてました。
従って、何がどう変わったのか書かなければ分かりませんね(爆)

直したのは写真中央に写っているU字型の様な部品です。
雪風だけに限りませんが、船のスクリューは上から見ると
船体よりハミ出している事が少なく有りません。

この為、接岸時等に船体が衝突した際のスクリュー破損防止目的で
取り付けられているのだと思います。(実は正確な目的は知りません)

さて、キットのそれは、船体と一体で成形された耳のような出っ張りでした。
1/700なら、それで十分かも知れませんが、1/350だと目立つ部分です。
ここは奮起して修正する事にしました。

まず、キットのプロペラガードらしき”耳”を切り取り、
直径0.5mmのピンバイスで約5mm間隔で2つ程、並行に穴をあけます。
穴の一方へ0.4mmの真鍮棒を差し込み、軽く折り曲げながら
残った穴へ差し込み、Uの字を作ります。
(0.5mmの真鍮棒が手元に無かったので、少し穴が大きすぎました・・・涙)

次にUの字の真ん中に、補強用の支柱を追加します。
ギリシア文字の”Ψ”みたいな形になるわけです。(写真参照)

小さな改造ですが、かなり印象が変わりました。
ついでに昨日塗らなかった喫水線以上の船体部へ軍艦色を吹きつけました。

私が一番多く使っているのは海外から個人で購入している塗料です。
(この塗料、全くの無臭で一度使うと病みつきです)

船体に関しては、もう一個所気になる部分が有るのですが、修正するか考え中です。
(非常に面倒臭い作業なので省略しようかな・・・バキ!)



雪風パート2

2008-04-22 23:01:14 | Weblog
次に推進器周辺を制作します。

スクリューシャフトとブランケット、舵も取り付けます。
雪風は2軸推進なので、シャフトは2本です。

ちなみに現在ではスクリューの軸受けにはフェノール樹脂等が使われるそうですが、
この頃の軸受けの材質は、リグナムバイタと言う物で出来ています。

リグナムバイタ?・・・なにそれ?

実は”木”なんです。しかも世界中の木で最も重たく硬いそうです。
(金属加工用の機械を使わないと加工出来ないらしい)
私はリグナムバイタで作成した積み木の様な物を手にした事がありますが、
一般的なカタログ値からも、この木の凄さが理解出来ます。

重たい木=密度が高いと考えらるのですが、リグナムバイタの密度は1.0を越えています。
つまり・・・この木は水に全く浮かびません(!)

この木が軸受けに選ばれた理由は、熱をかけると中から樹脂が滲み出て来る性質ゆえです。
これが潤滑油の様に作用する為、軸受けとして長く使われたそうです。
(回転して摩擦熱が生じると、油が滲み出るの仕組み)

さあ、ここで皆さんは声を出して3回叫んで下さい。
「リグナムバイタ!リグナムバイタ!リグナムバイタ!」 はい、覚えましたね?

では、スクリューを除く全ての艦底パーツを付けた所で塗装に入りましょう。
昨日よりも数段、船らしく見えて来ました。

恐ろしいほど進捗の度合が少ないです・・・

雪風パート1

2008-04-21 22:34:01 | Weblog
第二次世界大戦をほぼ無傷で生き残った、帝国海軍の駆逐艦。
(艦隊型駆逐艦である陽炎型の8番艦として完成)

因みに、戦艦大和と言う呼び方は正式には間違ってます。
本当は軍艦大和が正しいそうです。
旧帝国海軍の艦艇で、軍艦と呼ばれる船には、
艦首に輝く菊の紋章の有無が付いているのです。

雪風には・・・菊の紋章は付いてません!
なんと!この時代の駆逐艦は軍艦では無いのです。(酷い話ですな)
小銃弾で穴が空く程、ペラペラの装甲しか持たない駆逐艦は、
消耗品として軍艦籍には置かれていないらしいのです。

雪風は、ミッドウェー、マリアナ、レイテの海戦に参加し、
史上空前の巨大空母、信濃の護衛や戦艦大和最後の戦いにも随伴。
(何故か護衛する船の方が沈んでしまうと言う、変わった経歴が多い)

戦後は賠償艦として中国へ引き渡されています。
中国では丹陽(タンヤン)と命名され、1970年頃に解体されたらしいです。
その際に、錨と操舵用の舵輪だけが日本へ変換されているそうな。

さて・・・雪風に話を移しましょう。
キットは約2年前にハセガワから発売された物で、スケールは1/350。
写真と一緒にタバコを置いたので、およその大きさが確認出来ると思います。

戦艦大和を護衛して沖縄へ突入を目論んだ時の姿で、
レーダー等の装備と共に、至る所に対空機銃を並べた状態を再現しています。

本来なら高速を活かし、敵艦へ突撃して必殺の魚雷を打ち込むべき駆逐艦ですが、
航空機の発達により、艦船が最も恐れる相手は巨砲を振り回す戦艦ではなく、
小さな飛行機になっていたのは皮肉ですね。

まず、船体の製作から開始します。
外板の継ぎ目、舷外電路が彫刻された船体は左右張り合わせ方式で、
大きな隙間も出来ず、部品の合いはバッチリです。(さすがニューキット!)

歪みに対する補強材を取り付けたら、艦腹にビルジ・キールを装着。
(妙な専門用語が多いのだが、これは勘弁してね)
あまり凝り過ぎると作業が全く進まないので、許容出来る部分は眼を瞑ります。

おお!既に船らしいじゃないか。もう出来たも同然か?