こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

二式単座戦闘機 鍾馗 4

2012-02-29 22:28:09 | Weblog
上面からの写真ですが、引き続き下面の製作がメインです。

昨日に取り付けた主脚柱にカバー類を装着しています。
(この部分、部品数が多いです→カバー関係だけで左右合計12パーツあります)
車輪は塗装の乾燥が終わらなかったので後日取り付けます。

それから、ピトー管と主翼の12.7mm機関砲、コクピットの頭当等を付けました。

残りはプロペラ、キャノピー、着陸誘導灯ぐらいでしょうか。

今年は閏年ですが、まもなく3月だと言うのに寒いですね~。

二式単座戦闘機 鍾馗 3

2012-02-28 22:59:55 | Weblog
明日は雪なんですかねえ・・・もうすぐ3月なのに。

さて、鍾馗は下面の製作に入りました。
主脚は簡易成形故か、取り付け穴に脚柱が上手く入らずでした。
(ピンバイスでグリグリすれば差込は完璧です)

このキットの特筆すべき点は尾輪部分なのかも知れません。

鍾馗の尾輪脚柱は異様に長い事が知られているのですが、
古いキットでは他の飛行機と同じような部品でした。

ところが本キットは脚柱の付け根部分までが実機と同じ形状をしております。
(完成後、殆ど見えないので意味が有るかは疑問ですが・・・)

鍾馗は隼とは異なり、飛行中は尾輪が機体内部へ収納されます。
また主翼が非常に小さい為、他の日本の戦闘機と比べると低速での格闘戦は不向きです。
更に失速速度が高いので着陸する際の進入速度も早くならざるを得ません。

優勢に展開していた緒戦、鍾馗を嫌がるパイロットは少なくなかったようですが、
守勢に回るとインターセプターとして注目される存在になっており、
B-29の迎撃にも活躍、何名かのエースパイロットを輩出しています。



二式単座戦闘機 鍾馗 2

2012-02-27 22:56:57 | Weblog
水平尾翼の取り付けと翼端灯、燃料注入口などを塗装しました。

いつもは最後の方で行う、カウリング後方の排気管も塗装してしまいます。

水平尾翼はイモ付けなので瞬間接着剤を使いましたが、かなり強度的には不安です。
(取り付け後、既に一回取れました)

明日は下面の製作を行う予定です。
このSWORDの鍾馗、かなり曲者キットな気がします。

正規代理店を経由したこのキット、実は2機入りなのですが
この先もう1機を作る事なんて有るのかしら・・・

二式単座戦闘機 鍾馗 1

2012-02-26 21:08:37 | Weblog
隼に続き、二式戦の組み立てに入りました。

二式戦の名称は複座戦闘機にも有り、二式単戦と書かないと二式複戦(屠龍)と
混同してしまう為、以降は鍾馗と表記することにします。

キットは先の隼と同じくチェコ製で、SWORDと言うメーカーの簡易成形品です。
昨年にコクピット等を途中まで製作していました。

今回、隼と同時に主翼や胴体の塗装を行ったので、ここまで形になっています。
(主翼と胴体は未接着で重ねて置いただけ)

このキットも何箇所かに豪快な隙間や合いの悪い部分が有ります。。。
簡易成形の為、水平尾翼の取り付け場所にはダボすら無く、
ここは瞬間接着剤で固定しようと思います。
(より強固に固定するなら、真鍮棒などを仕込むのが良さそうです)

1式戦 隼3型 4

2012-02-25 23:37:19 | Weblog
全部品の取り付けが終了しました。
写真では全く見えませんが、主脚のカバー等も全て付いています。

残るは翼端灯等の塗装とデカールのみ。
明日には完成しそうです。

海外の簡易成形キットは組み立て難い部分も有りますが、
何故か国内メーカーが発売してくれないアイテムを開発してくれる点はありがたいですね。

丁寧に工作すれば遜色ない仕上がりも期待出来ると思いますが、
最新の国産キットに比べると組み立て難いのも事実です。

1式戦 隼3型 3

2012-02-24 21:49:47 | Weblog
コクピット周辺の組み立てと主脚などを取り付けていきます。

隼は3型になると出力向上対策として水・メタノール噴射装置を装備しています。

一般に内燃機関は吸入気の温度が低い程、その効率は上がります。
酸素濃度が低くなる高空での出力不足に対しては過給機の装備が一般的ですが、
圧縮された空気は同時に温度上昇を起こす問題を抱えています。

そこで、水・メタノール液を噴霧して気化熱を奪う事で吸入気の温度を下げ、
出力を高めるのが本装置の狙いになります。

日本やドイツはターボチャージャーの開発に遅れをとったため、
この噴射装置は枢軸国側の航空機の特徴の一つとも言われています。

とは言っても、ガソリンのほかに液体を余分に積む訳ですから重量増加は避けられず、
水・メタノール液は緊急的に速度を上げる、いわば短時間用の少量積載でした。

特攻機の場合、爆弾を抱えた影響による速度低下が著しいので
敵戦闘機に追尾された際に振り切る目的で使用されたケースが多いのでは。

隼3型の判別方法として有効なのが、この水・メタノール液の注入口でして、
これはコクピットの頭当ての更に後ろにパイプの様な物が突き出しています。
(写真ではコクピット後ろにシルバー塗装された部分が注入口です)

隼の型式識別は零戦よりも難しく、謎が多いようですが
3型を見分ける方法としては本装置の有無が有効な判別法のようです。

1式戦 隼3型 2

2012-02-23 21:24:21 | Weblog
胴体に翼を取り付けました。

主翼と胴体には大きな段差が出来る等、飛行機模型独特の症状が出ています。

水平尾翼は簡易成形ながらもダボ穴が設けてあり取り付け簡単!
と思ったのですが、穴を広げたり削らないと入りませんでした。

とりあえず航空機の形になったので、これから各部の組み立てを行う予定です。
この状態は上から見ると漢字の”士”に似ている事から、士と表現する方が多い様です。

1式戦 隼3型

2012-02-21 22:46:36 | Weblog
機体の塗装が終わったので組み立てに入りました。

飛行機の模型は完全に組みあがった後に塗装するのが主流の様ですが、
私は塗装と組み立てを交互に行う方式です。

部品の隙間や嵌合などを考えると、全てを組み立ててから塗装する方が良さそうですが、
マスキングや塗料が回り込まない部位が出るのが嫌だったりします。

さて、このキットですが・・・
箱の側面を見ると、スペシャルホビー製と書かれているのですが、
MPMの表記が有ります。(MPMも模型メーカー、チェコだったかな?)
もしかしたら、元々はMPMが発売していたキットなのかも知れません。

隼は海軍の零戦と並ぶ有名な戦闘機ですが、キットには恵まれていません。
特に最終量産型である3型は、1/72では国内メーカーですらキット化しておらず、
3型を作る場合、本キットしか候補がありません。

これは緒戦で活躍した隼(1型、2型)に比べ、
3型の多くが特攻機として使われた事も理由なのかも知れません。
(現存する3型の写真の多くが特攻機だったりします)

零戦と比べ影の薄い隼ですが、防弾装備に関しては零戦よりも早く実施されておりました。

3型は燃料タンクや操縦席の前に防弾ガラス、後部には防弾版を備えており
大東亜決戦機と呼ばれた4式戦(疾風)と同等の耐弾性を有していたそうです。

陸軍1式戦~3式戦 その2

2012-02-20 21:31:11 | Weblog
下面に続き本日は上面の塗装を行いました。

陸軍機の上面は大戦後半になると緑系から茶系に変わっていったようで、
今回製作しているキットは全て大戦後半をイメージし、茶系の上面色にしました。

写真は左から1式、2式、3式の順番になります。
並べてみると2式戦闘機の主翼が異様に小さい事が一目瞭然ですね。

さて、ここから先は同時並行で組み立てると混乱しそうなので
1機ずつ製作を進めようと思います。

まず1式戦からかな。。。


陸軍1式戦~3式戦

2012-02-19 23:22:22 | Weblog
SWORDという海外メーカーが出した1/72スケールの陸軍戦闘機を製作途中で放置しています。

その間に、同じ1/72で陸軍戦闘機のキットを幾つか購入したので、
同時進行という形で1式~3式の3機種を作り始めました。

既に2式戦はコクピット等の組み立ては終わっていたので、
本日は主翼の塗装を行いました。

まずは前縁の見方識別帯を塗装し、下面色を吹き付けました。

この3機種は日本陸軍の戦闘機ですが、発売メーカーは全て海外で
いわゆる簡易金型を用いたインジェクションキットです。

1式戦:スペシャルホビー
2式戦:スウォード
3式戦:RSモデル

箱を良く見ていないので間違ってる可能性が有りますが、全てチェコ製だったと思います。