DE-215 護衛艦 ちくご 4 2011-02-28 22:18:21 | Weblog 探していたエッチングパーツのレーダーセットが見つかったので、 昨日塗装して取り付けました。 製作開始から少し間延びしてしまいましたが「ちくご」はこれで完成です。 先の「やまぐも」を駆逐艦にたとえると、「ちくご」は水雷艇って感じですね。 しかし今日は寒いですな~。
金属プライマー処理 2011-02-27 17:03:01 | Weblog 今日は製作待ちの模型に使うエッチングパーツの下処理を実施。 エッチングは、そのままでは塗料が剥離しやすいので金属プライマーを使い 先に表面処理を施しておく必要があります。 プライマーはラッカー系なので、臭いがきつく塗装ブースを使っても 部屋の中が臭くなってしまいます。 なので、誰も居ない時間帯を狙って一気に処理してしまう事にしました。 写真はプライマー処理後、袋に戻した状態で撮影しましたが 実際には大小あわせて30枚位の表面処理を行いました。 (塗装ブースの使用と終了後の窓換気もしましたが、今でも部屋が臭いです) 今回処理したエッチングパーツ、殆どがフジミ製でした。 ここ最近、恐ろしいスピードで製品を出している事を改めて認識しました。
DD-113 護衛艦 やまぐも 7 2011-02-24 23:22:55 | Weblog 小さな船の割りに時間がかかりましたが「やまぐも」完成です。 基準排水量が約2000tですから、旧海軍の艦隊型駆逐艦である陽炎型と同サイズです。 全長・全幅は「やまぐも」が114m・11.8mに対し、陽炎型は118.5m・11.8m (船体の幅は全く同じなんですね) 一方で馬力を比較すると・・・ 「やまぐも」は26500馬力×6ですが、陽炎は52000馬力 ところが最大速力は「やまぐも」27ノット、陽炎は35ノット。 1ノットは一時間に一海里進む速度の単位。(時速に換算すると1.85km/h) つまり、陽炎型駆逐艦は海上を最大時速64.75km/hで移動、 「やまぐも」は49.95km/hになります。 駆逐艦の任務のひとつは敵潜水艦の捕捉・掃討になりますが、 大戦中の日本海軍の代表的潜水艦(甲型)は水中を14.8km/hで移動しました。 感覚的には法定速度で走る原付を120km/hの車で追い回すイメージですね。 しかも大戦初期の潜水艦は水中ではバッテリー駆動なので長時間の水中移動は出来ず、 それでも恐ろしい数のバッテリーを直列で繋いで叩き出した数値でした。 ただでさえ、電気分解により爆発の危険性を持つ水素が発生するのに、 攻撃を受けてバッテリーが破損すれば電解液が漏れだし、 有毒な塩素ガスまで出るという非常に危険な兵器だったようです。
DD-113 護衛艦 やまぐも 6 2011-02-23 22:56:32 | Weblog 本日はダビットや短艇等を取り付けました。 (忘れていた艦底も無事に接着を終えました) 平日は作業時間が取れないので進捗は僅かになってしまいますが、 出来るだけ毎日、少しでも作業するようにしています。 放置状態が長くなっても、在庫が増える現象は止まらないので作り続けるしかありません。 ここまで来ると、モロボシ・ダン曰く 「血を吐きながら走り続ける悲しいマラソン」状態ですな。(爆) 急な用事(仕事を含め)が入らなければ「やまぐも」は明日に完成すると思います。
DD-113 護衛艦 やまぐも 5 2011-02-22 20:42:47 | Weblog 「やまぐも」の船体塗装が終了しました。 甲板の歩行帯、煙突、レーダードーム、救命用の浮き輪(?)等の塗装も行ったので、 かなり進捗したと思います。 「はつゆき」の塗装も同時に行いましたが、先に「やまぐも」を仕上げるつもりです。 あ、艦底板を付け忘れてますな。。。
DD-122 護衛艦 はつゆき 3 2011-02-21 23:28:30 | Weblog 塗装前の「はつゆき」上部構造は、この辺りで一度終了にします。 明日は写真奥の「やまぐも」と一緒に塗装を行う予定です。 「やまぐも」の方は、塗装を行えば8割がた完成するので、 こちらを先に仕上げる事になると思います。 もう1隻「ちくご」もレーダーを取り付ければ完成する所まで進んでいるのですが、 エッチングのレーダーセットが見つからず作業が停滞しています。
DD-122 護衛艦 はつゆき 2 2011-02-20 22:11:59 | Weblog 「はつゆき」の構造物の組み立てを始めました。 海上自衛隊の護衛艦は艦橋構造が複雑な物が多いので、 このキットの部品分割も非常に変わっています。 甲板上の歩行帯も入り組んでいるので、全ての組み立てが終了してからでは 塗れない部分が出てきそうです。 なので、今回は途中で船体を塗装する予定です。 ヘリコプター甲板の支柱は省略されていますが、 キットには伸ばしランナーを自作して取り付けましょうと書いてあります。 「はつゆき」の支柱は数が多いので大変そうですが、 きちんと取り付けると見栄えが格段に良くなりそうなので挑戦する予定。
DD-122 護衛艦 はつゆき 1 2011-02-18 23:36:06 | Weblog 今日から「はつゆき」の製作を開始しました。 待機中の「やまぐも」と一緒に塗装しようと思っています。 「はつゆき」型は全12隻が建造されていますが、 ネームシップである「はつゆき」平成22年に除籍されているようです。 残る11隻は現役らしいのですが、12番艦の「しまゆき」は練習艦になってるようです。 ですので、製作は「はつゆき」「しまゆき」以外の10隻のいずれかにする予定。 キットはお馴染みのピットロード製です。 「はつゆき」型の全てが作れる仕様になっており、 同社の護衛艦模型の中でも初期に発売されたと記憶しています。 まず最初は恒例の艦首部分のヒケ処理から行いました。 「はつゆき」には強烈なナックルラインが無いので、ヒケは少ない方ですね。
DD-113 護衛艦 やまぐも 4 2011-02-17 22:13:39 | Weblog 「やまぐも」に純正エッチングパーツを取り付けました。 海上自衛隊の艦船にエッチングを使用したのは前回の「はるな」が初めてでしたが、 少し慣れたのか、作業時間は大幅に短縮しました。 今回、マスト類はプラ部品からの流用は一切行っていないので、 どこかに不足している箇所があるかも。。。 「はるな」の時は明らかにプラパーツを移植しないと不足している部分がありました。 船体の方は全く塗装を行っていないので、この状態で塗装待ちになります。 このまま別のキットを作製して一緒に塗装するかもしれません。
DD-113 護衛艦 やまぐも 3 2011-02-16 23:08:12 | Weblog 再び「やまぐも」の製作に戻っています。 主要な構造物の取り付けが終了しました。 写真では確認が難しいのですが、1番砲の直後に対潜用ロケットが装備されています。 アメリカ軍の40mm機関砲と同じ、スウェーデンのボフォース社の兵器です。 第二次大戦中の対潜兵器として画期的だったのはヘッジホックだと思います。 これは24発を一斉に散布するように発射する対潜弾と言う感じで、 迫撃砲に近い兵器に属しています。(開発したのはイギリス) それまでの対潜兵器は爆雷が主体でして、これは調整された深度で爆発する仕組み。 つまり、目標の深度を読み間違えると殆ど効果が期待できませんでした。 艦尾からゴロゴロと海面に投げ込んだり、投射機を使って舷側に打ち出す方式です。 ヘッジホッグの優れた所は艦首方向(前)に投射出来る為、 追いかけながらの攻撃が可能な事と、24発のうち1発でも目標に接触したら 残る全ても一斉に爆発する点でしょう。 これにより、相手を包み込む様な攻撃が可能になったのです。 ボフォース社の対潜ロケット弾は、ヘッジホックよりも進化した兵器ですが、 基本的には無誘導型です。 現在は、アスロックや短魚雷と呼ばれる兵器が主流になっています。 「やまぐも」には後部煙突の脇に短魚雷発射管、 前後の煙突間にアスロックが装備されていますから 艦首の対潜ロケットも合わせると、潜水艦攻撃能力が高い設計なのが判ります。