こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

雪風パート4

2008-04-24 23:11:04 | Weblog
さて、今日からは甲板上の構造物の製作に入ります。

1番煙突、2番煙突の組み立てと吸気用の空気取入口。
そして予備魚雷の格納部分、探照灯の台など。

本来、魚雷は発射管に装填した状態なのですが、雷撃を重視した日本海軍は
予備魚雷をも用意し、素早く2度目の発射が可能な装置(次発装填装置)を開発。
これにより世界に比類なき威力を誇る酸素魚雷による攻撃が2度可能になりました。

酸素魚雷は、魚雷の推進力を得るエンジンへ酸素のみを供給した物です。
(一般的に当時の魚雷は空気を供給していました)
この違いは、水中を進む魚雷が航跡を残さないと言う利点を持ちます。
酸素爆発の危険性から取り扱いが難しく、実用化したのは日本だけです。

雪風に装備された魚雷発射管は2基。
4連装なので、一度の攻撃で発射される魚雷は8本。
これを次発装填により、30分後には更に8本を放ちます。
(この魚雷の直径は61センチです)

今日は眠いので終わり。(爆)