こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

車の模型

2009-06-15 22:37:46 | Weblog
いやはや、突然 車の模型を買ってしましました。(わはははは)

車の模型を作るのは、かなり久しぶりだと思います。
(ここ10年位は全く製作していないかも)

今だから言えるのですが、昨年の同窓会に際し、
私は先生が当時乗っていたワーゲンの模型を買いました。

こっそり作って、先生にあげようと考えたのです。

ところが、仕事をしながら気合いを入れた模型を作るのは非常に難しく、
結果は、買っただけで満足して終わりました。(爆)

写真の車はワーゲンじゃ有りません。
じゃあ、何?

それは完成するまで秘密にしておきますね。

多分、出来上がった姿を見たら・・・!?って思うのでは。

しかし、このキットは見事なまでに部品が少ないですな。
1時間程度で、ダッシュボート&ハンドル周り以外のシャシーが完成しちゃった。

航空母艦CV-3 サラトガ 10

2009-06-14 18:55:46 | Weblog
艦載機の製作に入りました。

まず、飛行甲板の最後列に配置されると思われる雷撃機からです。

通常、飛行甲板に航空機を並べて発艦させる場合、
最も重量の軽い順に前から、戦闘機-急降下爆撃機-雷撃機と配置します。

この時代(1936)は、航空機も複葉機が主流です。
しかも戦前のアメリカ海軍の艦載機の塗装は・・・派手。

上翼の上面はイエローウイングと呼ばれる黄色で塗られ、
尾翼は所属する空母により異なる色で塗装されていたそうです。
(サラトガは白)

更に、小隊ごとに翼やカウリングの色が異なっており、
カラー写真なら、どの空母に搭載された、第何小隊の何番機かまで判るようです。

このキットには艦載機が全部で33機も付属しています。
たった6機を製作しただけで疲れ果てました。。。。
残る27機どうしましょ~。



航空母艦CV-3 サラトガ 9

2009-06-13 17:36:03 | Weblog
順調に製作は進んでいたのですが、更新が滞ってしまいました。

サラトガ完成です!

対空機銃の全く無い戦前仕様なので、想像よりも楽な組み立てでした。

今回は、予定していた通りに艦載機も製作して大量に甲板に並べます!

壮観な姿になると良いのですが、逆効果だったりしてね。(わはは)

航空母艦CV-3 サラトガ  8

2009-06-09 22:33:06 | Weblog
サラトガを製作する上で鬼門として考えていた飛行甲板のライン。

いつもはマスキングテープを使い塗料で仕上げる部分なのですが、
途中でラインが曲がっていたり、エレベータ付近が複雑だったり・・・

今回はキットに付属のデカールを選択しました。

なにしろ全長30センチ程度の飛行甲板に、幅1mm程度のラインを
きれいに貼らねばなりません。

そして、案の定・・・ラインは曲がりました(涙)
この時代のアメリカ空母の甲板上のラインは黄色だったのですね。
(ごく最近まで知りませんでした)

デカールの余白部がシルバリングを起こして、部分的にテカテカしてます。
最終的にはオーバーコートで修正しようかと思っていますが、
面倒臭がりな私は放置しそうです。。。

曲がった甲板上のライン。
従いまして、サラトガの真正面(真後)から見た写真は絶対に掲載しません。

でも、今回は艦載機を搭載しようと思っています。
これがラインの曲がりを隠してくれる効果も発揮してくれそうです。(あはは)


航空母艦CV-3 サラトガ  7

2009-06-08 21:18:50 | Weblog
艦橋・煙突を挟んで前後に配置された20cm連装砲(4基・8門)を取り付け。

これは空母の運用方法が確立しておらず、試行錯誤が続いていた名残りです。

敵艦隊との砲撃戦になった場合、
航空母艦に攻撃能力が無くても良いのだろうか?
な~んて不安になったんでしょうね。

結果的にサラトガには重巡洋艦並みの砲撃力が与えられました。
面白い事に同時期の日本の航空母艦にも同様に20cm砲が装備されています。

ところが、以降の日米空母が備えた最大の火砲は対空用途の高角砲になりました。
サラトガも後の改装で対艦用の20cm砲は撤去されています。



航空母艦CV-3 サラトガ  6

2009-06-07 17:41:47 | Weblog
飛行甲板の塗装に入ります。
戦時中のアメリカ海軍の木甲板はデッキブルーと言う青色塗装が殆どですが、
このサラトガは設定が1936(戦前)なので、木甲板の色そのままです。

散々、悩んだ転落防止ネットは残す事にしました。
一緒に塗装をした艦橋・煙突も取り付けると航空母艦らしくなってきました。

煙突に有る黒い太線は、1番艦のレキシントンとの区別用の塗装らしいです。

航空母艦CV-3 サラトガ  5

2009-06-05 18:58:41 | Weblog
あまり進んでいない様に見えちゃいますが・・・結構、進捗有りです。

舷側の短艇類や、艦橋も完全に組み立て完了。(マストは未装着)

煙突も殆ど作業終了です。

いつもなら飛行甲板の塗装を早い段階で済ませるのですが、
このキットには、甲板脇に有る乗員転落防止用のネット(?)が
甲板全周に一体成型でモールドされているのです。

このネットのモールド、私が知る限り1/700の艦船キットで
成型により再現されているのは本キットだけだと思います。

このモールドの存在が他の空母と並べた場合に違和感を生みそうです。

思い切って削り落してしまうか・・・
それとも試しに残したまま製作するか・・・

ちょっと悩んでいるので、飛行甲板の塗装が遅れています。

航空母艦CV-3 サラトガ  4

2009-06-03 22:45:44 | Weblog
平日は作業が進みません。

本日は煙突の組み立てを少々で終わり。

写真は船体に、途中まで組み立てた艦橋と煙突を立てて撮影しました。

サラトガの煙突は世界の航空母艦の中で最も大きいと思います。

空母の煙突も日本とアメリカでは配置(?)が異なっていました。

アメリカはサラトガの様に、艦橋の後に直立させた方式が殆どですが、
日本の場合は舷側から海面へ湾曲した方式が多いです。

直立方式は排気熱による気流の乱れが艦載機が着艦する際に影響すると言われ、
日本はこれを嫌ったようです。
また、アメリカ空母ホーネットは対空射撃により墜落する日本軍機に体当たりされ
機体の一部が煙突に突入したとの記事を読んだ記憶があります。

なによりも、光学兵器による視認が敵発見の唯一の手段だった時代に、
高くそびえ立つ煙突は遠方から発見される確率も上がりそうです。

さて、日本が主流にした湾曲方式は、排気熱を海面へ向けて放出するので
気流の乱れは少ないらしいのですが、ダメージにより傾斜すると
煙突から海水が入ってくる弱点も有ったようです。

日米空母に共通しているのは・・・艦橋が右側に配置されている点です。

日本の空母で左側に艦橋を備えたのは、赤城と飛竜の2隻のみ。
(明らかに右の方が良いとされ、以降の空母は全て右舷に艦橋を備えています)

私の記憶ではアメリカ空母の左舷艦橋は1隻も存在しなかったと思います。

なぜ左側がNGなのかは、
艦橋後方へ流れる気流の乱れが影響すると言われていますが・・・
気流が乱れるのは右でも左でも同じ様な気がします。

一般的に空母への着艦は左旋回からのアプローチだと読んだ記憶が有ります。
この場合だと飛行甲板上に有る構造物(艦橋)は右側の方が邪魔にならない?

う~~ん。。。この疑問に関しては今度、調べてみますね。

航空母艦CV-3 サラトガ  3

2009-06-02 21:10:28 | Weblog
船体の塗装を行いました。
艦底も取り付けました。

でも、塗装したのか艦底が付いてるのかすら判らない写真ですね。(爆)

サラトガとレキシントンは巡洋戦艦として起工し、
軍縮条約によって巨大航空母艦として建造されました。

まだ空母の基本スタイルが確立していなかった為、
後に建造されたアメリカ空母と異なる点が多く見られます。
(これは同時期に建造された日本の赤城・加賀も同様です)
世界は空母と言う新しい艦種の運用イメージが出来ていなかったのでしょうね。

サラトガ(レキシントン)が後の空母と異なるのは飛行甲板下の格納庫でしょう。
アメリカが建造した後の空母の多くは舷側に開閉式のシャッターを備えています。

これは爆弾が飛行甲板を貫通して格納庫で爆発した際のエネルギーを
横方向へ逃がすのに有効だったとされています。
(おそらく波浪に対しては弱いと思います)

対する日本の空母は、一部の例外を除き格納庫は密閉型です。

写真では、サラトガの舷側には窪みが有りますが、
これはボート類を収納する為の設備で開放設備では有りません。

サラトガは終戦まで生き残りましたが、1番艦のレキシントン(CV-2)は
珊瑚海海戦にて日本空母による航空攻撃で撃沈しています。
(この海戦は、互いを目視出来ない距離で行われた史上初の空母同士の対決です)

原因は攻撃により艦内に漏れたガソリンが充満し引火爆発したと言われています。
レキシントンが後のアメリカ空母と同じ開放式格納庫だったなら、
この惨劇は起こらなかったのかも知れないですね。