こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

敷設艦 沖島 6

2010-11-28 21:19:39 | Weblog
年末が近くなると週末はお酒を飲む機会が増えるので模型作りが停滞気味になります。

遅れていた沖島ですが、ようやく完成しました。

最後まで悩んだ13mm連装機銃はピットロードの25mm機銃の銃身を切り詰め、
台座を使わずに使用しましたが、やはりオーバースケールの感じは否めません。

軽巡洋艦並みの14cm砲、駆逐艦並みの爆雷兵装、水偵の搭載・・・
これに加え、大量の機雷を敷設出来る訳ですから、沖島の軍艦としての能力はかなり高いと思います。

それにしても、こんなにマイナーな艦をよくぞキット化したなと。
一昔前なら完全なレジンキット向けのアイテムだったと思うのですが、
ここまで自国の艦船を模型化している国は日本だけでしょうね。

敷設艦 沖島 5

2010-11-24 21:46:13 | Weblog
かなり進みました。

クレーン、カタパルトはジョーワールドの津軽用エッチングから、
機雷積み込み用のレールはキット付属のエッチングを使用。

普段は液状の瞬間接着剤を使っているのですが、
今回は試しにゼリー状を使用してみました。

結果:もっと早くゼリー状を試すべきでした。

マスト類も取り付けたので、予想よりも早い完成になりそうです。

懸案事項だった13mm機銃と水偵に関しては
改選前の写真を見る限り、13mm機銃は25mmに換装しておらず
水偵も零式三座を搭載した写真は確認出来ませんでした。

機銃に関しては適当な物を取り付ける予定ですが、
水偵は零式三座のまま製作を進めようと思います。

敷設艦 沖島 4

2010-11-23 16:15:27 | Weblog
艦載艇を取り付けました。(舷側のカッターは未取り付け)

水上機用の予備フロートも乗せました。
キットには水偵は零式と94式の2種類が入っているのですが、迷わず零式を選択しました。

もしかしたら94式が正しいかも知れません。
(94式の場合だと、フロート上面はグレーにはなりません)
沖島は昭和17年5月に沈没しているので、零式ではなく94式の方が可能性は高そうです。
これは・・・失敗したかも。

昨晩取り付けた探照灯の基部(台座)は白塗装でキャンバス張りを再現しました。

プラ部品では台座は枠が付いている様な部品になっていますが、
実際には台座は単なる平板で周囲に手すりが付いているのが正しい姿だと思います。
この手すりに防弾目的でにハンモックを吊るしたり、キャンバスをかけていたので
船体色で塗るよりも白く塗装する方がリアルだったりします。

8cm高角砲はキットのモノを使用しましたが、少し砲身が長いような・・・
これでは14cm砲よりも立派に見えます。

さて、沖島の竣工時の機銃は13mm連装が3基だったようです。
この13mm機銃、ファインモールドが発売したナノドレッドシリーズの
25mm機銃を使用すると同レベルの13mm機銃が存在しないのが痛いです。
(ファインモールドさん、13mm機銃も出して下さい!)

もしかしたら開戦後に25機銃に換装されている可能性も有るかと思うので、
水偵の件と合わせて、本で調べてみます。

敷設艦 沖島 3

2010-11-22 22:57:30 | Weblog
引き続き沖島を作っています。

本日は艦橋の組み立てが終了、探照灯、爆雷関係の部品が取り付け完了しました。

沖島は敷設艦なのですが、爆雷投射機(Y砲)が2基設置されるなど
対潜兵器も意外と強力だった事を知りました。

主砲も取り付けました。沖島の主砲は14cm連装砲が前後に1基づつ装備されています。
この主砲、砲塔方式ではなく単なる鉄板で囲んだ砲尾が剥き出しのスタイルです。

14cm砲を連装で搭載した艦は幾つか存在しますが、
いずれも砲塔型式なので非常に珍しい形状だと思います。

準同型の津軽は主砲は高角砲を搭載していますが、沖島は主砲が対艦戦闘用の平射砲ですから
艦橋脇に8cm単装高角砲を1基づつ搭載しています。

沖島が建造された頃は8cm高角砲は有効だったのかも知れませんが、
凄まじい勢いで航空機が発達した戦時中には殆ど役に立たなかったのではないでしょうか。

敷設艦 沖島 2

2010-11-21 22:31:11 | Weblog
上部構造物を取り付けて行きます。

沖島は機雷用の設備が有る点が他の軍艦とは異なっています。
また、比較的小型な艦なのに水上機を搭載するなど、多目的な設計になっていると思います。

本日は前中後と3つの構造物基部を組み立てました。
前が艦橋、中央部は煙突や探照灯等、後部はマストとクレーンが載ります。

また艦首尾の主砲台座はモールドを削り取った後に
ジョーワールドの津軽用エッチングパーツを貼り付けました。


敷設艦 沖島 1

2010-11-20 20:10:59 | Weblog
艦船模型を作っている方の多くが同じ様に感じていると思うのですが・・・

「最近、フジミの模型ばかり買ってるな~」と言う感じが非常に強いです。

前回の”ぶらじる丸”もフジミ製でしたが、沖島のフジミ製です。

沖島は、”おきしま”じゃなくて”おきのしま”と読みます。

日本海軍が建造した大型敷設艦の第一号です。
(以前に準同型艦の津軽を作製しました)

ま、大型といっても巡洋艦より小型なのですが・・・
(排水量4000t程度ですから、軽巡洋艦よりも小さい)

沖島は1936年に竣工しましたが、開戦から半年後に潜水艦の雷撃で撃沈されています。

キットは先に発売された津軽との共通部品が多く使われていると思いきや、
船体が完全に新しく設計されています。

津軽の艦首は成形上の問題からだと思うのですが、異常に太くて実艦と似ていなかったので
船体を新たに設計した事でシャープな艦首へ変わりました。

船体は左右貼り合わせ、艦底は船体へ落とし込む方式なので艦底板は露出しません。
敷設艦の特徴である艦尾はトランサムスターンで扉がモールドされています。

今回は、ジョーワールドから発売されている津軽用のエッチングパーツを
適当に使用する予定です。

ぶらじる丸 11

2010-11-18 23:08:17 | Weblog
クレーンとデリックポストを取り付け、14cm砲を装備して完成しました。

14cm砲の台座は適当な物が見つからず、おそらくサイズは小さ過ぎだと思います。
台座の上面は木張りだったと思うので、かなり適当な仕上げになってしまいました。

他にも幾つかフィクションを入れました。
砲が装備された際に、測距儀も装備されていると思うので船橋上部に装備してみました。
また方位測定用のアンテナも有るだろうと考え、適当な場所へ取り付けています。

探照灯も装備されたと思うのですが、これはオミットしました。
(船橋の両端に付くのではないかと・・・)

このキットは貨客船時代を再現した物なので、ストレートに貨客船として製作する方が
良いかも知れないですね。

姉妹船の”あるぜんちな丸”は空母に改装されたので(海鷹と命名)
明日は”ぶらじる丸”と以前に作製した海鷹を並べて変貌ぶりを比較しようと思います。



ぶらじる丸 10

2010-11-16 22:17:10 | Weblog
ようやくボート類を取り付けました。
軍艦と異なり、その搭載数の多さには驚かされます。
貨客船として建造された船なので事故に備えて充分な数を装備したのかな。

海軍に徴用された際、前甲板に10mの発動艇(小発)を2隻搭載したらしいので
搭載された小型艇は全部で18になります。

明日はクレーンとデリックポストを取り付ける予定です。
今週中には完成すると思います。

ぶらじる丸 9

2010-11-14 16:43:36 | Weblog
エッチングパーツを折り曲げた際に剥離した塗料をタッチアップし、
通風筒の内部を赤く塗りました。

通風筒のパーツ、吸気口を少し彫って穴のようにしようかと考えたのですが、
面倒くさいからそのまま。(爆)

さて・・・ここまで来ると艦首尾に設置された14cm砲の台座を用意せねばならぬのですが、良いパーツが見当たりませぬ。

ちょっと困りました。。。

先にボート類を取り付ける事にします。

ぶらじる丸 8

2010-11-13 19:29:37 | Weblog
ボートダビットの取り付けが終了。

エッチングを切り出し、折り曲げて、片側だけで14も付けねばいけません。
エッチング部品は事前に金属プライマーを塗る等、なかなか時間のかかる作業です。

今回はゼリー状の瞬間接着剤を使ってみました。
エッチングに関しては粘性の有るゼリー状の方が作業性は良好です。

ぶらじる丸に付属しているエッチングはダビットだけなので
金属部品の取り付けはこれにて終了。