こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

7.5cmPaK40/4搭載東部用装軌式牽引車 6

2010-10-30 22:25:01 | Weblog
そろそろ塗装に入りたいのですが、雨の為に断念。

車体の組み立ては殆ど終わっているので火砲の組み立てを行います。

7.5cmPAK40はドイツの主力対戦車砲として30000門近く生産されています。
ドイツには更に強力な8.8cm対戦車砲等も有りましたが、
生産コストが安く、重量面でも取り扱いが楽だった為、主力として用いられました。

RSOトラクターへは従来のPAK40を牽引するタイプと
荷台に台座を据えて搭載するタイプの2種が検討されたようですが、
今回のタイプは後者になります。

車体に乗せていないので判り難いのですが、小さな車体に大きな火砲、
おまけに装甲は無いに等しいのですから大量量産化されなかったのは
兵士にとっては幸いだったのでしょうね。


7.5cmPaK40/4搭載東部用装軌式牽引車 5

2010-10-28 23:11:40 | Weblog
荷台を組み立てました。
この車輛は荷台に対戦車砲を搭載しているのですが、
移動中は3方向の扉を立て、戦闘時に開く仕様になっています。

全て開くか完全に閉じるか悩みました・・・
ここは折衷案って事で1面以外を開いた妙な状態にしちゃいました。

また昨晩組み立てた運転席ですが、中が全く見えないの面白くないので
運転席側のハッチだけ開けた状態に変更しました。

ハッチは開いた状態だと付属のエッチングパーツを使う指示ですから
金属パーツに交換しました。
一度、接着したハッチを剥がしたので接着剤の跡が残ってしまいました・・・
ここは開閉に伴う錆表現にしてしまうか、綺麗に削り取らないと。

7.5cmPaK40/4搭載東部用装軌式牽引車 4

2010-10-27 22:53:29 | Weblog
車体上部、操縦席周囲を組み立てています。
部品数も少なく進捗は僅かです。

操縦席、いつもの戦車と同様にハッチ(ドア?)類は閉めた状態にしましたが、
こうするとエンジンはおろか操縦席内部の椅子やらペダルすら全く見えません・・・

せっかくエンジンも作った事ですし、接着したパーツを取り外して
少しだけ内部が見える仕様に変えようと思います。

昨晩、資料になりそうな本を読みました。
キットを作製するにあたり、新たな発見も有りましたが、
この車輛は失敗作だったらしく写真も多く残されていません。
(トラクターとしての生産台数は万単位なので、PAK40搭載型が駄作って事ですね)

7.5cmPaK40/4搭載東部用装軌式牽引車 3

2010-10-26 22:35:31 | Weblog
今日はエッチングパーツの取り付け作業を行いました。

主に足回のパーツの組み立てになります。
転輪には中央部にコの字型の様な留め具(?)が付くらしいのですが、
キットの箱絵には描かれていません。
(これは付く物と付かない物が有るのかも)

また懸架装置の両端にもエッチングを貼り付けます。
この部分、なんとなくドラゴンならスライド金型で一発抜きしそうな場所ですが、
キットはエッチングを貼り付ける仕様になっています。

製作していて思うのですが、この車輛に関して殆ど知識が有りません。
本棚から資料を探して読もうとおもっているのですが、
どの本が良いのか覚えていないので適当に作っています。(バキ!)

それにしても寒いですね。
今年の冬は厳しいのかな・・・

7.5cmPaK40/4搭載東部用装軌式牽引車 2

2010-10-25 21:55:19 | Weblog
エンジンが組みあがったので、シャシーの製作に入りました。

所々、接着位置の曖昧な部品が有りますが何とか組みあがりました。
誘導輪と起動輪も取り付けましたが、転輪は一回目の塗装を終えてから取り付ける予定。
(塗り残しが発生し易いので)

昨晩のエンジンを除き、本日の組み立て部品数は75前後でした。
つまり・・・120のパーツを取り付けても車体下部すら完成していません。

このキットもそうですが、
ドラゴンは最近、スマートキットと名付けた商品を多く発売しています。
出来るだけエッチングパーツを抑えた仕様とか、組み立てやすいとか・・・
そんなキットを指して呼んでいるのかと思いましたが、
本キットの何処がスマートなのか私には全く判りません。

7.5cmPaK40/4搭載東部用装軌式牽引車 1

2010-10-24 19:10:22 | Weblog
なんだか舌を噛みそうな名前の車輛です。

こんな風に書くのが正しいようですが・・・
7.5cm PaK40/4 auf Raupenschlepper, Ost(Sf) サッパリ判りませんねぇ。

車輛はドイツがソビエトに侵攻した際、降雪による泥濘で
トラック等が満足に走行出来ない事態を憂慮して急遽開発された車輛らしいです。

従って、原型はRSOトラクター(トラクターなんです!)と呼ばれる車輛なのですが、
敗色が色濃くなってきたドイツはこの車輛に対戦車砲を搭載して自走砲に改造しました。
これが今回から製作する 7.5cm PaK40/4 と呼ばれる車輛です。

キットは発売ホヤホヤの物で、ドラゴンのサイバーホビーブランドからリリース。
しかし、こんな不細工&マイナー車輛まで模型化するとは。
(この不細工さに惹かれ、購入&即製作に入っています)

かなり小さな車体ですが、定価は4400円もしました。(税抜)
部品を見るとエンジンや操縦席内部も再現されているようですが、
これはドア等を閉めた状態で製作すると完成後は全く見えなくなると思います。
(内部パーツをオミットして低価格に抑えたVerも出して欲しいです)

本日はエンジンを組み立てましたが、ここまでで45パーツを使用しています。
特にエンジン(これはV8型ですね)はヘッドカバーだけで米粒大の部品が16も有り
かなりしんどい作業になりました。
完成したエンジン部は、ちょうど肉団子位の大きさです。

最近のドラゴンのキットにしては取り付け場所が曖昧な部分が有り、
恒例の部品番号の間違い等も散見されます。
(かなり製作に苦労するキットの予感がプンプンしてます)

航空母艦 蒼龍 8

2010-10-23 21:05:33 | Weblog
少し時間を要しましたが蒼龍が完成しました。

蒼龍は真珠湾攻撃~ミッドウェー海戦で沈没するまで空母機動部隊の主力として
輝かしい戦績を残しています。

開戦当初、第一航空戦隊は大型空母の赤城・加賀で構成され
第二航空戦隊が中型空母の蒼龍・飛龍でしたが、
昭和17年のミッドウェー海戦で一挙に全滅してしまいました。

航空母艦の大量損失を補完するため、商船等を改装した空母が作られましたが、
最初から空母として建造された正規空母は昭和19年の3月就役の大鳳のみ。
しかも初陣のマリアナ沖海戦で潜水艦の雷撃で沈没。

以後も中型の正規空母として何隻かが就役しますが、
搭載する航空機も燃料も無い状態で航空母艦としての役目は全く果たせず。

蒼龍は日本海軍の航空母艦が最も輝いていた頃の1隻なんですね~。


航空母艦 蒼龍 7

2010-10-20 23:11:36 | Weblog
すっかり風邪で体調を崩してしまいました。
土曜日の早朝に目が覚めたので、そのまま車を2時間位いじっていたのが悪かったのかな・・・

さて、久し振りに蒼龍の組み立てを再開しました。
タイミング的に、ここで甲板の白線デカールを貼るべきと思ったので実施。
(案の定、シルバリングを起こしたので赤城や龍驤と一緒に艶消しスプレーが必須です)

キットの説明書には舷側に取り付けるカッターや探照灯等の記載が全く有りませんが、
これは完全に書き忘れだと思うので、写真や図面を見ながら取り付けました。

高角砲も基部のみ取り付けたので、残る部品は40を切ったと思います。
なんとか今週中に仕上げたいのですが月末は忙しいのでどうなることやら・・・

航空母艦 蒼龍 6

2010-10-15 23:43:50 | Weblog
艦橋を組み立てました。
防空指揮所はリノリウム張りとしましたが、
他の艦船の仕様を考えるとグレーチングが正しい可能性が強そうです。
(今回はモールドを優先し、リノリウムとしました)

飛行甲板の伸縮継手等は筆塗りしたので、接写するとアラが目立ってます。(涙)
これは後で修正しないといけませんね。
エレベーターは上昇した位置で固定しました。

蒼龍は右舷に艦橋が有りますが、拡大改良した準同型艦(?)の飛龍は左舷艦橋です。
日本海軍の空母で左舷に艦橋が有るのは、赤城と飛龍のみで他は全て右舷。
その理由が書かれた書物は何冊もあるのですが、釈然とせず現在に至ります。

しかしながら、日本海軍が飛龍以降の空母で左舷艦橋タイプを1隻も建造せず、
アメリカ空母(現代の原子力空母)も皆、右舷艦橋である事を考えると、
左舷に艦橋を設置すると致命的な問題が発生すると思えるのですが・・・


蒼龍と同時期に計画された飛龍は当初、同じ排水量の同型艦として計画されましたが
完成時に軍縮条約の効力が切れる事が判っていたので、大きな設計変更をされています。
飛行甲板の幅が1m増え、乾舷も高く凌波性が高くなっています。
また、対空機銃として25mm3連装を初めて搭載した艦船になりました。

蒼龍と飛龍は第二航空戦隊として真珠湾攻撃~ミッドウェー海戦で撃沈されるまで
共にコンビを組んで活躍しました。

航空母艦 蒼龍 5

2010-10-14 20:53:05 | Weblog
今日は飛行甲板の取り付けです。
モールドが深めなので伸縮継手等の塗装は比較的楽にできました。

蒼龍の飛行甲板は鉄甲板部が多いですね。
特に前部の鉄甲板面積は非常に広いのですが、
これはカタパルトを設置する事を前提に設計された為なのかしら。
(写真では確認し難いのですが、艦首右舷側にカタパルト用の溝がモールドされています)

空母用のカタパルトはアメリカでは小型空母にさえ搭載し、発艦時の滑走距離を短縮。
これにより甲板にズラリと艦載機を並べて次々と発艦させることが可能でしたが
日本海軍は空母用のカタパルトを最後まで実用化出来ませんでした。

したがって、飛行甲板の短い小型空母では大型航空機の運用すら出来ない有様で
大戦末期に入っても小型空母は旧式&軽量な航空機を搭載せざるを得ませんでした。

日本の護衛空母と呼ばれる商船改造の低速空母は航空機の輸送がメインで
膨大な工数を経て改造されたにも関わらず、南洋の島まで飛行機を満載し
港でクレーン等により一機づつ降ろしていたのです。

一方、アメリカの護衛空母は日本よりも小型・低速の船体にも関わらず
カタパルトを使って搭載機射出、機動部隊の補助的な役目も充分に果たしています。