こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

日本海軍航空母艦 加賀 4

2012-01-31 22:28:39 | Weblog
右舷側の組み立て、ほぼ完了しました。

支柱等は相変わらず面倒で、忍耐が必要な作業です。

加賀は船体が大きいので、全体を写すと細かい部分が見えなくなってしまいます。
なので実際には右舷艦尾側も組み立てが終わっているのですが写真に収まっていません。

舷側の足場やスポンソンは複雑な形状の部品が多いので、
組み立て前にこれらも簡単に塗装しておくべきだったかも。。。

日本海軍航空母艦 加賀 3

2012-01-30 22:34:24 | Weblog
本日から舷側の組み立てに入ります。

足場やブルワーク等は最近のフジミ・スタンダードって感じで、
当初は戸惑いましたが、だいぶ慣れてきました。

部品の合いも比較的良好ですが、赤城や翔鶴の時と同様に
説明書だけだと何処に付けるか判りにくい部品も幾つか散見されました。

それにしても加賀の格納庫の大きさには驚かされます。
90機を越える搭載機数は日本空母の中では最大ですから、隠れた名艦とも呼べますね。

右舷は完全に組みあがっていないので明日以降も継続です。

日本海軍航空母艦 加賀 2

2012-01-29 15:51:35 | Weblog
前回までの状態で一回目の船体塗装を行いました。

空母の舷側は入り組んだ部分が多い為、完全に組み立てた後での塗装では
塗料が回りきらない部分が出そうなので段階塗装にします。

その後、後部格納庫と艦首側に何点か部品を取り付けました。
加賀を作るのはハセガワ製以来で、30年振り位かも知れないです。

日本海軍航空母艦 加賀 1

2012-01-26 22:07:50 | Weblog
翔鶴に続いて空母の製作です。

またまたフジミ製の1/700キット、WLシリーズでは長くハセガワ製品が唯一でしたので、
おそらく30年振り位にモデル化された加賀になります。

赤城と同じく真珠湾攻撃に参加し、ミッドウェー海戦で沈没していますが、
機動部隊の旗艦を勤めた赤城に比べ、何故かマイナーな存在ですね。

また、赤城は1/700以外にも幾つかのスケールで模型化されていますが、
私の記憶では加賀は1/700が唯一だと思います。

その理由は加賀は現存する写真が少なく(図面も残っていないんだったかな)
左右どちらかの舷側ディティールが不明な事も大きい様です。
従って、加賀の模型には多くの推測を含むワケでして・・・
これがキット化を難しくしている要因なのではないでしょうか。

元々は戦艦として建造された加賀ですが、軍縮条約の成立により途中で廃棄が決定。
(同じ頃に巡洋戦艦として建造途中だった赤城・天城は空母として建造が継続します。)

ところが、関東大震災で竜骨を損傷した天城が建造中止になり、
加賀に白羽の矢が立ちました。
こうして加賀は空母として竣工しています。

因みに加賀には2番艦の土佐が存在しているのですが、こちらは改装されることもなく
船体のみが出来上がった状態で工事中断。
なんと主砲弾の威力研究用の標的として使われ沈没しています。

日本の戦艦には旧国名が使われており、加賀の名前は戦艦時代を継承しています。
一方、赤城は巡洋戦艦なので山の名前(赤城山)になっています。

空母は鳥類や目出度い名前が使われているので、赤城や加賀が改造された空母である事は
名称からも推測出来るのでした。

日本海軍航空母艦 翔鶴 15

2012-01-24 23:06:12 | Weblog
2012年に入り、ようやく1隻目の完成です。

翔鶴型は真珠湾攻撃、セイロン沖海戦、珊瑚海海戦、第二次ソロモン海戦、南太平洋海戦と
文字通り、主力空母として数多くの海戦に参加しました。

*珊瑚海海戦で翔鶴は被弾により損傷した事と搭載機の消耗が激しかった為、
 瑞鶴と共に、ミッドウェー海戦には不参加です。

ミッドウェーで赤城・加賀・蒼龍・飛龍を失った以降、
翔鶴・瑞鶴は機動部隊の主力として戦い続けました。

常に第一線で戦った2隻の空母でしたが、
1944年のマリアナ沖海戦で潜水艦の雷撃を受け翔鶴は沈没しています。

この海戦では翔鶴以後、最初から空母として建造され、航空機を搭載して海戦に参加した
大型空母・大鳳も潜水艦の魚雷で沈没しています。

生き残った姉妹艦の瑞鶴はレイテ沖に突入する戦艦・大和以下の大艦隊をの囮として
エンガノ岬沖で敵機動部隊の艦載機による執拗な攻撃で撃沈されました。





日本海軍航空母艦 翔鶴 14

2012-01-23 22:52:38 | Weblog
スローペースだった翔鶴も完成が近ずいてきました。

本日は飛行甲板上に設置されている部品の取り付けです。

現代の空母もそうですが、航空機の着艦は飛行甲板に張ったワイヤーに
機体後部のフックを引っ掛けます。

上手く止まらない場合はネットで絡め取ります。
このネットは大抵、前部エレベータ直後に付けられています。

着艦した航空機は前部エレベータ上へ移動され、格納庫へ収納。
この時、飛行甲板には次の航空機が着艦しています。

すなわち、最後の防波堤と呼ぶべきネットが前部エレベータの直後に配置されているのは、
これより前に着艦するとエレベータを使った収納作業が出来ない為だからです。

さて・・・キットには着艦用のワイヤーやネットはモールドされておりません。
これらは別売りの木甲板シートにエッチングパーツとして同梱されており、
キットだけを購入して製作すると、着艦装置が全く無い状態になってしまいます。

木甲板シートに同梱させるのは構わないのですが、
それならキットにモールドを施しておき、木甲板を貼る人はモールドを削り落として
エッチングを使用するようにするのが良いかと思います。

もしくは、木甲板シートとエッチングは別々に販売する。
全ての人がシートを張るとは限りませんので、着艦制動索だけが欲しい人は
使用しない木甲板シートだけが余ってしまい割高に感じてしまいます。

フジミが最近発売している空母は全て同様の販売方法です。
(これは1/350スケールの場合でも同じで改善して欲しい)

翔鶴の製作は残すところ通信用マスト4本のみになりました。
外は猛烈に雪が降っていますが、何事も無ければ明日には完成しそうです。

日本海軍航空母艦 翔鶴 13

2012-01-21 23:15:41 | Weblog
右舷の製作も終了しました。

煙突がある右舷は、その直後に装備されている高角砲や機銃に防熱・煙を目的とした
シールド付タイプが装備されています。
(翔鶴型の場合、高角砲・機銃共に2基づつ)

今回も機銃は全てナノ・ドレッドを使用しましたが、
シールド付の機銃だけは発売されていない為、キットのシールドに
大和型用に発売されているシールドタイプ用の銃身を取り付けています。

高角砲はピットロードの新装備セットを使うか迷いましたが、
空母の高角砲は少し奥まった場所に装備されているため、キットの物を使用しました。

日本海軍航空母艦 翔鶴 12

2012-01-20 23:33:55 | Weblog
左舷の製作は終了しました。(マストだけ残っていますが)

9mカッター用のダビットはキットの物を使いましたが、
吊り下げ状態ではなく収納状態にした為、不細工な出来になっています。
(舷側に張り出した吊り下げを選ぶと、陳列した際に他キットと接触して取れ易いのです)

今日は朝から雪が降りました。
20年位前は膝まで雪が積もる事もありましたが、最近は本当に少ないですね。
積雪量を見ると温暖化が進んでいる事を実感します。

日本海軍航空母艦 翔鶴 10

2012-01-17 23:01:25 | Weblog
停滞気味の翔鶴ですが・・・

本日、飛行甲板にデカールを貼りました。

翔鶴は2番艦の瑞鶴との識別が非常に難しい為(姉妹艦なので似ている)
固有の艦載機が帰投したきた際に判り易い様に飛行甲板上に文字が書かれています。

瑞鶴は以前から「ス」 と書いてあった事が知られていますが、
翔鶴は「シ」→死を連想させるので違う文字だと言われていました。
(4と解釈すると縁起が悪いと言う説も有ったと思います)

ところが現存する写真(フィルムにも)飛行甲板に「シ」の文字が確認され、
翔鶴に関する識別は決着が付きました。

デカールを貼り終えたので艦橋も接着しました。