こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

8輪重装甲偵察車 5

2008-06-30 22:07:43 | Weblog
本日は砲塔の組み立てです。

PUMAの砲塔は簡素で、ドイツの車輛の物とは思えないほどアッサリしてます。
(戦車と比べると、え?これだけ???って感じです)
従って、かなり短時間で組み立ては終了しました。

砲塔両脇には発煙弾の発射装置(スモークディスチャージャー)が付きます。
これは現代戦車にも似たような構造の物が付いています。

フェンダー上の載っている”キ”の様な形の部品は、
ガソリンや水を入れるジェリ缶が乗ります。

ジェリ缶はイギリスが付けた名称で、元々はドイツ軍が使っていた容量20Lの
ガソリンを入れた容器を模造(コピー)した物に付けられた名前です。

この容器は材質こそプラに替わりましたが、
現代でも灯油を入れる赤いポリタンクのデザインはジェリ缶に似てますね。。。
(当時の物は金属製です)



金剛型戦艦

2008-06-30 09:53:19 | Weblog
金剛型戦艦4隻は太平洋戦争において最も酷使された戦艦です。
知名度こそ大和・長門に及びませんが、常に第一線で活躍しました。
その為、艦船模型ファンの間では非常に人気も高く、
戦後アメリカでの評価も高い艦だと聞いた事が有ります。

金剛の就役は1913年、沈没が1944年ですから33年間の生涯でした。
(大和型戦艦を改造した空母信濃は就役から10日で沈没してます)
また日本海軍戦艦の中で唯一、潜水艦の雷撃により撃沈されています。

金剛は太平洋戦争に参加した戦艦の中で唯一、外国製です。
後に敵対したイギリスで技術導入を目的に建造された船です。

金剛の同型艦3隻は同時に日本国内の造船所で建造されました。
(はるばるイギリスから金剛の建造情報と共に並行して作られています)

戦艦なのに、名前が山の名前(金剛山)なのは巡洋戦艦として建造された為で、
後に数回の改造を経て、艦種は戦艦に変更されています。

2番艦 比叡は一時期、天皇の御召艦になりました。
後の大改装では大和建造に向けた試験的な意味合いを持たせた為、
この艦だけは他の同型艦とは全く異なる艦橋構造となりました。

1942年、第三次ソロモン海戦により沈没。
日本海軍の戦艦として最初の戦没艦となっています。

3番艦 榛名は終戦を呉にて大破・着底状態で迎えました。
この為、戦後にアメリカ軍によって撮影された写真が多数現存しています。
金剛と共にガダルカナル島のヘンダーソン飛行場を艦砲射撃し、
戦闘の主役が航空機に変わって行く中で、新たな戦艦の使い方を示しました。

4番艦 霧島は比叡喪失後の第三次ソロモン海戦で沈没。
この海戦は日米の戦艦同士の激突でした。
アメリカ戦艦、サウスダコダに対して有効な射撃を加えつつ、
戦況は優勢に展開しているかと思えたのですが、後方にいた戦艦
ワシントンを発見出来なかった為、一方的なレーダー射撃を受けています。

尚、榛名・霧島の2隻は主砲塔の形状が金剛・比叡とは異なっています。
(前者は丸みを帯びており、後者は角ばった形状をしています)

金剛型4隻は、常に第一線で殆どの海戦に参加しています。
しかしながら、起工・就役が最も古かったのは皮肉としか言いようが有りません。

フジミの金剛

2008-06-29 22:42:08 | Weblog
スケールは1/350です。
写真はキットに同梱された模型と同じ縮尺の原寸図です。
タバコの箱を置いたので、その大きさが判るかと思います。

このキットを購入し、箱を開けた時に驚いたのが・・・
3番艦 榛名の発売予告パンフレットでした。

どうやら、榛名は8月頃に発売されるようです。
しかも殆どの部品が新たに金型を起こしているとの噂。

同型艦と言っても、実は金剛型4隻はかなり相違点が多く、
金型を共用すると、どれにも似てない中途半端な物になるという欠点が有ります。
この為、金剛が発売された時、他の同型艦の発売は無いと思っていたのですが・・・
(それが金剛を購入した理由でも有ったのです→1隻だけなら買おうと思いました)

しかし、榛名が・・・
(これも買ってしまいそうです)

そして5月に行われたホビーショーでフジミ模型は驚くべき隠し玉を発表しました。
航空戦艦 伊勢 開発中!!!
(既に展示用サンプルまで置かれていたそうです)

マズイ!これは非常にマズイ状況です。

榛名は迷っていますが、伊勢は100%購入するでしょう。
(世界的にも珍しい空母と戦艦の合いの子、航空戦艦です。これは買いです!)
となると、全長70cm弱の戦艦が2隻も我が家に存在する事になってしまいます。

いつ作る? どこで作る? 出来た物はどうする?
キット化してくれるフジミ模型に感謝しつつも、
多くの人にとって、これは積んでおくだけのキットなのでは?
と思ってしまう私でした。

ここ最近、艦船模型に大型キットの波がおしよせています。
1/350サイズの戦艦だけでも、大和・武蔵・長門・陸奥・金剛・榛名・伊勢。
(大戦に参加した日本海軍の戦艦は全12隻ですから半分を超えてますね)

しかも!
ハセガワからは同じく1/350で航空母艦 赤城が秋頃に発売されるそうです。
赤城は長門や金剛よりも船体が大きいので、ますます困りものです。

メーカーさん、新しいキットが発売されるのは嬉しいのですが、
我が家は狭いのです。


8輪重装甲偵察車 4

2008-06-29 22:08:39 | Weblog
車外装備品一式の取り付けまで終了です。
(若干、残った部分は有りますが塗装する際に邪魔なので後付けです)

部品の合いも良いので、すんなり進んでいますが、
数か所、説明書の部品番号が逆になっている所が有りました。
(殆ど接着前に気がつくので問題なしです)

車体は車輪を除き、殆どの部品を取り付けましたので、
次は砲塔の製作に入ろうと思います。
偵察車輌とは言え、比較的長砲身の50mm砲を備えているので、
かなりの攻撃力を持った車両ですね。

今回も3色迷彩を予定しています。
塗り分けライン等を確認しておきたいので書棚の資料を探しておかねば。
かなり複雑に入り組んだ部分が多いので迷彩も苦戦しそうです・・・

8輪重装甲偵察車 3

2008-06-29 17:51:45 | Weblog
朝から雨です。

外出も塗装も出来ないので、先に作れる部分を進めてしまいます。

車体上部を組み立て、下部と接着しました。
写真のアングルから見ると、複雑な足回りは殆ど見えません。(涙)
更に、車体の内部もサッパリ見えません。(爆涙)

このキット、車体各所に有るバイザーが可動式です。
その為、そこから内部を見られる様になっているのですが、
こういう部品は後ほど、内部に脱落すると修復が難しいので完全に固定しました。
これにより内部を作製した意味はゼロです。(爆)

しかし、この装甲車は思ったより巨大です。
先日まで作製していた97式中戦車と同じ位有るのでは?
武装に関しては50mm砲を搭載してる、この装甲車の方が強そうです。。。

順調に組み立ては進んでいますが、
これだけ入り組んだ複雑な車体をスプレーで塗装出来るのか心配になってきました。
(特に足回りは奥まった部分が多いため、塗料が回り込まない部分が多そうです)

8輪重装甲偵察車 2

2008-06-29 10:37:18 | Weblog
いつものように説明書の組み立て順序を無視してます。

車体下部の中を製作していたのですが・・・早速新しい発見が。
この車って、操縦席が前後に付いてる!
(ハンドルもABCペダルも前後に1組づつ有るじゃん)

足回りを作っていた時に気がついたのですが、
この車の車輪は全部がステアリングと連動していますね。
(前のステアリングで前4輪と言う具合に連動して動くと思われます)
しかも8WDですね。(8輪駆動)

と、言う事は普通の車みたいに、前身4段、後進1段じゃなくて
前後に4速みたいなギア構造を持っているって事???
(リバース出来る6速ミッションを搭載している事を知りました)

とても便利な気もするけど、機構が複雑になり生産性は悪そうですね。

8輪重装甲偵察車

2008-06-28 23:42:43 | Weblog
妙高の製作に入る前に、作り始めてしまいました。(爆)

正確には、Sd Kfz 234/2 プーマです。

50mm砲を備えた8輪装甲車ですね。
生産数は101輌だそうです。

キットはドラゴン社の1/35で、凄まじい出来だと思います。
このSd Kfz 234は他にも色んなバリエーションが有るのですが、
私の手元には3種類(234/2、234/3、234/4)のキット積まれています。
(調子に乗って買いまくった結果、この様な山積み現象を引き起こしました)

在庫の山を少しでも低くする為、早急に製作したいと考えていた1台なのですが
説明書の部品点数に目が眩み、先延ばしになっていました。
あの面倒なキャタピラも無いので(装甲車なので車輪です)
この機会にと思い、作り始めました。

足回りが完成したので撮影しましたが、既に部品数は軽く100を超えてます。。。

ですが組み立て易く、非常に良質なキットのようです。
8輪装甲車の模型を作るのは実は初めてです。
なので、色んな発見が出来そうで楽しみです。


97式中戦車

2008-06-28 17:31:34 | Weblog
昨晩、残る部品の塗装を済ませてあったので即座に完成しました。

早速、M4シャーマンと並べて記念撮影です。

同じ中戦車なのに、この大きさの違いは・・・

しかし、シャーマンの車高の高さは異常ですね。
こんなに不格好な戦車も珍しいのでは無いでしょうか。
とは言え、シャーマンは50000台と言う破天荒な生産台数を誇っており、
日本陸軍にとっては悪魔の様な存在だったと思います。

シャーマンの車高が高いのは、航空機用の星型エンジンを搭載した為です。
(例えが変ですが、零戦の機種部分をそのまま内蔵したようなイメージ)

因みに戦後の自衛隊にもシャーマンは貸与(?)されています。
新生日本では軍備を持つ事が許されていなかったので、
陸上自衛隊では戦車を”特車”と言う別の表現で呼んでいました。

97式中戦車

2008-06-27 23:14:12 | Weblog
今日は砲塔の迷彩塗装に入りました。
日本の戦車のヘロヘロ蛇行迷彩は結構、面倒臭いです。

ついでに、スコップやジャッキの塗装も行ってます。
そういえば、戦車をジャッキUPしている写真って見かけないなあ・・・

残すは排気管(マフラー)部分の組み立て&塗装を残すのみです。

あ、ヘッドライトと機銃が未装備でしたね。

この調子だと明日の晩には完成すると思います。
これが完成したら、本格的にエッチングを多用した重巡洋艦妙高の製作に入ります。

日本陸軍の戦車

2008-06-27 19:58:09 | Weblog
97式が完成するまで少し時間がかかりそうなので、
以前に作成した陸軍のもう一つの主力戦車を紹介します。

こちらは95式軽戦車と呼ばれ、97式中戦車よりも小型ですが・・・
となりに写っている米軍M4シャーマンが化け物の様にデカイ!

95式軽戦車は、終戦まで使用されています。
重量は僅か7.5トン、最大装甲は12mm(最薄部は6mm)
小銃でさえ場所によっては貫通しています程の薄さです。

当然ながら、M4シャーマンには全く歯が立たずでした。
待ち伏せして何発も直撃弾を得たにも関わらず、シャーマンは平然としており、
逆に返り撃ちにあった事も珍しくないようです。

97式中戦車が完成したらシャーマンと再び並べてみる予定です。
シャーマンも同じ中戦車なので、今度は良い勝負になるでしょうか・・・