こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

日本海軍戦艦 霧島 3

2011-11-30 22:33:31 | Weblog
甲板上にモールドされた木甲板以外の場所を船体色で塗装し、船体と接着。

上部構造物関係の部品も約10点程ですが取り付けました。

このキットの船体は大戦後期を再現した金剛・榛名と同一の為、
舷窓の一部が塞がれている事は以前に書きましたが、対空火器の増強による重量増加対策として
撤去された副砲跡は砲座を含め全く跡形もありません。

心配になってパーツを眺めてみると、砲座を含んだパーツが用意されていました。
しかしながら撤去跡に強引に取り付ける為、
予め半円上にカットされた状態に砲身が付いています。

これって、船体に対する砲身の舷側への展開角度が完全に固定される事になるのでは・・・
(個人的に舷側へ砲身を突き出すと接触して折れ易いので、あまり角度は付けないのですが)
この部分、余っているジャンクパーツ等を使って対策を考える必要が有りそうです。

日本海軍戦艦 霧島 2

2011-11-29 22:32:09 | Weblog
比較的湿度が低いので甲板の塗装を行いました。

この部品は霧島専用として新規金型で成形されています。

比叡と同じく対空火器の増強前に沈没しているので、
甲板上の塗り分けは金剛・榛名よりも楽そうに見えます。

主砲塔のバーベットが別部品になっていれば更に良いのですが、これは仕方ないですね。
明日は甲板上の突起物の塗り分けを行う予定です。

日本海軍戦艦 霧島 1

2011-11-28 23:10:50 | Weblog
比叡に続き霧島の製作を開始しました。
ここ最近、本当にフジミのキットばかり作っている気がします。

金剛型は同型艦とは言うものの、非常に差異が多く模型メーカー泣かせだと思います。
(構造物の多くを別金型で製作する必要があるため)
WLシリーズからフジミが脱退後、その穴を埋めるためにハセガワが金剛型を発売しましたが、
部品の共通化とコスト削減からでしょうか、あまり評判が宜しくなかった記憶があります。

そんな中、フジミがリニューアルした金剛型は恐ろしい程の出来栄えを誇っています。
1/700シリーズの歴史上、エポックメイキングなキットと呼んでも誇張ではないでしょう。

フジミの金剛型に関しては、原則の副砲周辺が型抜きの関係上
垂直面である実艦に対し、斜めに成形されている所ぐらいでしょうか。

金剛・榛名・比叡に続き最後に発売された霧島ですが、
今回も多くの部品が新規で開発されています。

船体だけは過去に発売された金剛・榛名と共通パーツになっています。
フジミの金剛と榛名は1944年時を再現しているので舷窓の多くが塞がれていますが、
霧島は1942年に沈没しているので舷窓の殆どを開口してあげる必要が有ります。
(この工程を忘れてしまったので、今回はパスって事で)

本日は船体と艦底の塗装をして貼り合わせました。
船体は分割なしの一発抜きの影響だと思いますが、若干反りが出ているようでした。


日本海軍戦艦 比叡 15

2011-11-27 17:29:31 | Weblog
比叡が完成しました。

砲塔上のアンテナ支柱やV字型のボートダビット等、
エッチングパーツの取り付けがメインでした。

今回の比叡、製作中に2回も落下させてしまいました。
およそ30cm位の高さからですが、奇跡的にマストのヤード等が折れただけで済んでます。

2回目の落下では艦橋が途中から外れかかって浮き上がってしまうアクシデントも有りましたが、
再生可能な状態で完成まで漕ぎ着けたのは本当にラッキーでした。

このキット、小さな支柱等まで別部品になっているので
落下で大破していたら途中で放り投げていたと思います。
(再チャレンジする気力なし)

今回、比叡を作製するきっかけになったのは同じフジミから霧島が発売された事が理由です。
霧島が発売された事で金剛型4隻が素晴らしいモールドで揃う日が来たのは嬉しい限り。

比叡と霧島は第3次ソロモン海戦で沈没しているので、セットで作りたいと思っていました。
一気に霧島の製作を始めたい所ですが、比叡の製作でバテ気味なので
何か他のアイテムを挟んで着工するかも知れません。

日本海軍戦艦 比叡 14

2011-11-26 23:18:47 | Weblog
本日は舷側に並べられた副砲の取り付けです。

太平洋戦争に参加した日本海軍の戦艦は大和型を除き、
副砲は舷側にケースメート方式で1門づつ装備されていました。

当初は片舷に8門が装備されていましたが、最前列の1門は波をかぶることから撤去。

大戦後半まで生き残った同型艦の金剛・榛名は対空火器を増強した際の重量削減として
片舷4門のみが残されました。

比叡はガダルカナル島を巡る攻防戦で敵飛行場への艦砲射撃を実施すべく出撃。
これを阻止しようとするアメリカ艦隊との間に夜戦が勃発(第三次ソロモン海戦)
敵の攻撃により舵を損傷し操舵不能に陥ります。

なんとか自力航行可能なように懸命の努力が払われますが、
翌日になると航空機の襲撃を受け遂に放棄を決断、キングストン弁を開いて自沈しました。

この海戦には同型艦の霧島も参加していますが、第三次ソロモン海戦の第二ラウンドで
アメリカの新鋭戦艦と対決、比叡が自沈した翌日に同様に自沈処分されています。
(霧島は戦艦同士の砲撃戦で沈没した唯一の戦艦になりました)

ガダルカナルを巡る戦いで日本は膨大な戦力を消費しましたが、
戦艦だけでも2隻を失う痛手を負ったのでした。

日本海軍戦艦 比叡 13

2011-11-25 21:38:02 | Weblog
高角砲、機銃を取り付けています。

比叡の艦橋には13mm4連装機銃が有るのですが、キットには25mm3連装機銃を付ける指示が。

高角砲はピットロードから出ている新艦船装備キット1の物を使用。
10基装備されている25mm連装機銃はファインモールドのナノドレッドを使いました。
(13mm4連装は従来のピットロードの装備セットを使う予定です)

このキット、煙突脇の探照灯架台にある射撃指揮装置の場所にも
何故か25mm単装機銃の取り付け指示が。。。(適当な部品でそれらしい物を付ける予定)

なんとか土日の間に完成させたいと思います。

日本海軍戦艦 比叡 12

2011-11-24 21:52:02 | Weblog
後部マストを取り付けました。

プラキットの中で、ガフが部品として入っているのは珍しいです。

マストは煙突の黒色塗装と同じ高さから上を同色に塗ります。
(多分、煤で汚れるので最初から黒く塗っているのではないかと)

これで主要な構造物の組み立てがほぼ終了しました。
と言っても、残る取り付け部品は100位有ると思います。

日本海軍戦艦 比叡 11

2011-11-23 22:11:37 | Weblog
艦橋が完成しました。

比叡の艦橋は他の3隻と大きく異なるデザインになっています。

これは、後に建造される大和型戦艦の艦橋構造の試験的な目的が有ったようです。
(比叡の艦橋は角度によっては大和と似た構造物に見えます)

日本海軍の戦艦の艦橋は下から順番に階層を積み上げていくような構造をしていますが、
比叡や大和は塔のような構造をしており、見た目もシンプルです。

模型の場合でも構造の違いは部品数に如実に現れています。
大和型の艦橋は左右分割方式で一気に形になるのですが、他の戦艦は各層ごとに積み上げるので
機銃や射撃指揮装置、レーダー等を除外すると部品数は3倍位異なると思います。
(メーカーやスケールが異なっても、この傾向は同じです)

それでも比叡の場合は塔型と積み上げ型の折衷案のような構造なので、
どちらかと言えば、大和型以外の戦艦と同じような組み立て方式になっています。

日本海軍戦艦 比叡 10

2011-11-22 20:51:18 | Weblog
艦橋の組み立てに入りました。

このフジミの比叡、艦橋に使用するパーツだけで70点近くあります。

5mm以下の支柱なども別パーツ化されていますが、ランナーのゲートよりも細くて
伸ばしランナーで自作するほうが良さそう。

比叡は金剛型の3隻(金剛・榛名・霧島)と艦橋構造が全く異なっており、
殆どパーツの流用が出来ません。

また、以前に発売されていた比叡の艦橋は全く似てないと言う代物で
戦艦でありながらキットに恵まれない存在でした。

今回のフジミの比叡、細かい部品分割に多少の疑問はありますが
当分、本キットを越える比叡は出ないのではと思います。

日本海軍戦艦 比叡 9

2011-11-21 21:28:51 | Weblog
艦橋基部の組み立てに伴い2番主砲を取り付けました。

航空機作業甲板も設置したので3番主砲も組み立て、全ての主砲塔が揃いました。

探照灯台には探照灯を取り付けました。

艦橋が無い状態ですが、大正時代に生まれた竣工当初の姿の様ですね。

比叡は1942年(昭和17年)に沈没しているので竣工から28年の生涯でした。