こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

日本海軍二等輸送艦101号型 1

2009-10-31 21:19:31 | Weblog
久々の更新です。
インフルエンザにも罹らず元気にしてるのですが、仕事が忙しい・・・

そんな訳で半月位、模型を触っていませんでした。
しかし、在庫は増えてます。。。

よし!久々に作るぞ~~!
発売ホヤホヤで部品数も少ない物が良いだろうと考え、
輸送艦の製作を開始しました。

ピットロ-ド社から数日前に発売された1/350スケールの輸送艦・・・
こんなマイナーな物まで模型になるとは。(しかも1/350だ)

この輸送艦、戦争末期に建造されたので物凄い省力化されてます。
なにしろ艦の断面が四角に近い形状で、こんな物が波に耐えられるのか?って
そんな疑惑さえ浮かぶ程です。

非常に特徴的なのが艦首部分。
島に乗り上げ、パタンと倒れる正面扉を開き、中から兵員や車両を降ろします。
(当時、アメリカが使用していた輸送艦(LST)は観音開き方式)

キットは左右分割式の船体です。
部品の合いも悪くなく、順調に進みましたが・・・

後部甲板の嵌合がきつくて、力を入れて押しこんだら、
「パキっ」と嫌な音。
接着した船体の後部が接着面から割れてしまいました。

組み立て時に歪んだ影響かも知れないので私が原因かも知れませんが、
ちょっと生じる隙間が大きい気がします。

ここは夜の間にパテを盛り付けて明日にでも修正することにします。




アドミラル・グラフ・シュペー 11

2009-10-12 19:46:19 | Weblog
完成しました。

手を加えるべきか迷いつつも、トランペッターの同一艦キットを購入した為、
殆ど素組みでの作製です。

キット付属のプラ製手すりはあまりにも太かったのですが、
取り付け用の窪みが各所にモールドされているので全て付けてみました。

トランペッターに比べると、スライド金型の使用が殆どないので
主砲砲塔、高角砲、魚雷発射管などのモールドは甘めです。
特に魚雷発射管は完全にツルツルです。(実艦のソレはリベットが凄い)

それから・・・船体中央、高角砲の後ろにカッターとダビットが有る筈ですが、
アカデミーのキットは、この部分に揚錨機のキャプスタンと同じ部品を取り付ける
指示になっております。
(なんで?こうなっちゃったのでしょう)

ここは明らかに変だと思いますのでフジツボみたいな突起を削り取り、
余った部品からダビットとカッターを取り付けるのが良さそうです。

しかし、新金型の1/350スケールの大型艦が4000円を切る価格で入手出来るのは
非常に魅力かと思います。
しばらく模型から離れている人や、練習用にも向いてるかも知れないですね。
実際、このキット、かなり売れているような気がします)

アドミラル・グラフ・シュペー 10

2009-10-06 22:32:00 | Weblog
よっこらしょ!って感じで出来上がった部分をセットしてみました。

もう少し船体側に部品等を取り付けねばならないので、
構造物は仮置き状態です。

砲塔基部に生じる隙間も直さないといけないのですが、
とりあえず主砲を置いてみました。

かなり戦闘的な姿になりますね~~~。

ところで、シュペーはポケット戦艦(ドイツでは装甲艦)と呼ばれますが、
その理由は主砲のサイズの大きさにあります。

当時の重巡洋艦の主砲は約20センチですが、シュペーのそれは28cmです。

戦艦相手では苦しいですが、重巡洋艦相手なら負ける事は無いと思います。
(日本の戦艦は、大和型が46cm、長門型が40cm、それ以外の戦艦は36cm)

また、15cm副砲を片舷に4門づつ備え、魚雷発射管も装備しています。
排水量的には満載状態でも20000トンを切っているので、非常に微妙な艦種です。
この辺りが本艦をポケット戦艦等と呼ぶ所以なのだと思います。

巡洋艦程度ならば十分に勝てる能力を持っているシュペーですが、
実際には巡洋艦3隻に追撃され、中立国のウルグアイへ逃げ込みます。
そこで、この小さな戦艦は自沈という選択しました。

この衝撃的な最後は映画化されており、
”戦艦シュペー号の最後”と言うタイトルで現在も売られています。
(当然、DVDで入手可能)

なお、シュペーは最近になって何度か引き揚げ作業が行われています。
艦橋トップに設置された巨大な測距儀はどこかの公園(?)みたいな場所に置かれており、一般人が見る事が出来る様です。

アドミラル・グラフ・シュペー 9

2009-10-05 21:33:05 | Weblog
ようやく全ての上部構造物が出来上がりました。

スケールが1/350になると、やはり迫力が違いますね。
と同時に置き場所を考えないとマズイです。。。

明日は船体の残作業を中心に行う予定ですが、
早ければ構造物を接着する工程まで進むかも知れないです。

何か所か問題(疑問)な部分が有るキットですが、
この大きさの艦船が最新金型で4000円を切るのは嬉しいですね。
万人に勧めるのは難しいのでしょうが、作る楽しさは味わえますよ♪

アドミラル・グラフ・シュペー 8

2009-10-04 17:42:09 | Weblog
艦橋・煙突部分が完成しました。
(レーダーアンテナだけは付けていません)

キットに不足する単装機銃、物凄く太くてデカイです・・・
他のキットからの流用も考えたのですが、そのまま使いました。
まるで中世の大砲みたいです。(しかも楕円だし)

高角砲は甲板の取り付け部と全く合いません。
どちらかに差し込む方式を狙ったのだと思いますが、
双方が同じような構造をしており、これは完全な設計ミスだと思います。

片側を削って取り付けるか悩みましたが、
この高角砲は砲座自体が左右に傾いてる写真を見た事があります。
(この傾きは船のローリングに対して安定した射撃をする為の
ジャイロ機構なんでしょうか?)

なので、かなり甲板から浮いた様なイメージを重視し
そのまま接着してみました。

高角砲はトランペッターのシュペーに付属する物はスライド金型を使って
側面にもモールドを施していますが、アカデミーは側面モールドゼロです。
ですが、シュペーの写真を見ると高角砲側面はTP社程の凸凹は無い気が・・・

因みに、トランペッターの高角砲は同時期に発売されたドイツ重巡洋艦
プリンツ・オイゲンにも同じ物がセットされています。
(ヤバッ、こっちも買った事がバレバレだ~~~)



アドミラル・グラフ・シュペー 7

2009-10-03 23:21:19 | Weblog
本日中に艦橋周辺の製作は終わると思ったのですが、
予想以上に他の事に時間を取られ完成に至りませんでした。

今日は艦載艇の組み立てと塗装、水上偵察機の回収装置などを中心に製作。
ドイツの艦船に搭載された艦載艇は日本の物とは異なり、
水線以下が別の色で塗られているようです。

幾つか写真を見て以下の様な推測で製作を進めました。
まず、発動機を搭載していない艦載艇は水線に関係なく塗料は一種類のみ。
(いわゆる、オールで漕ぐカッターと呼ばれるタイプです)

次に発動機の有る艦載艇ですが、
これは水線以下が黒塗装と思われる写真と、シュペーの様に喫水部が黒で
艦底部は赤の両方が有るように思いました。

今回の塗装は水線以下は黒一色としました。
理由は、塗り分けが面倒臭いから(爆)

アカデミーのシュペーがトランペッターの同艦と決定的に異なるのは、
手すりがプラパーツで同梱されている点です。

これの取り付け用のくぼみが船体の各所にモールドされており、
手すりを付けない場合は埋めてしまうか、エッチングに置き換えるか、
キット同梱のプラ手すりを使うかの選択に迫られます。

今回は、同梱のプラ手すりを使ってみました。
(まだ一部にしか取り付けていません)
この手すり、明らかにスケールオーバーです。(太過ぎ~~~~)


アドミラル・グラフ・シュペー 6

2009-10-02 23:32:26 | Weblog
シュペーの製作はゆっくりですが進んでいます。

アカデミーのシュペーは煙突の探照灯台を境に上下2分割で構成されています。
(探照灯台を挟むように分かれています)

この部品構成、トランペッターも全く同じですが、
TP社は探照灯台下側の支柱(?)の一部が別パーツになっています。

本日はこの煙突周囲の組み立てと艦橋後部の張り出し、マストの一部を作成。

艦橋付近の窓に黒で墨入れを施しました。
1/350クラスになると窓はモールドの凹凸による立体感だけでは物足りず、
適度な陰影を付けるのは効果的な気がします。