こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

イギリス海軍 トライバル級 6

2012-05-31 22:18:15 | Weblog
煙突と機銃の銃身を塗装しました。

第二次大戦中の艦艇用の機銃の中でも、イギリス海軍の機銃には変わった形状の物があります。
日本が最も多用したのは25mm機銃で、単装・連装・三連装が存在します。
銃身は横に並列する方式で、アメリカ海軍も基本的には同じ傾向です。

三連装を越えるタイプでは、
アメリカの28mmと40mm、日本では13mm機銃に四連装が有りましたが、
いずれも銃身は平行に4本が並んでいます。

一方、ドイツの20mm四連装機銃では縦横に2本づつ銃身が並ぶ物が広く使用されています。
アメリカでは28mmと40mm、日本でも13mm機銃の四連装は有りましたが、

これらに対し、イギリスの12.7mm機銃の四連装は銃身が縦一列に並んでいます。
(横から見ると、4本の銃身が櫛の歯のように見えます)
写真では判り難いのですが、この機銃は両煙突間に設けられた機銃座に左右1基づつ装備。

設置面積から考えれば、この方式は省スペースな気もするのですが、
不思議なのは弾丸の供給・装填に関する部分。

マガジン式にしろベルト式にしろ無限に弾丸を供給し続けるのは無理なので、
どこかで交換が発生する筈なんだけど・・・
(この機銃、どんな機構だったのだろう?)
う~む、今度調べてみよっと♪

それから・・・写真では見えませんが、艦底パーツも塗装して取り付け終了です。
残るは艦載艇のみになりました。

前にも書きましたが、このキットには艦載艇用のダビッドが入っていません。
(忘れたのか省略なのかは不明)

この部分はジャンクパーツから適当な物を探して付ける予定です。

イギリス海軍 トライバル級 5

2012-05-28 21:25:35 | Weblog
塗装待ちで放置していたトライバル級ですが、
やっと本日、塗装を行いました。

プラの成形色と塗料が似ているので、本当に塗装したのか判らない程です。

イギリス艦艇の多くは迷彩塗装が施されていましたが、
個人的に迷彩は好きじゃありません。
(スケールが小さすぎて違和感を感じるのと、他の艦船と並べると妙に浮くんです)

細かい部分の塗り分けと艦載艇を載せれば終了なので
なんとか5月中には完成させたいです。

イギリス海軍 フリゲート艦 リバー級 5

2012-05-15 22:16:58 | Weblog
ちょっと間隔があいてしまいましたが、リバー級も2隻目が無事に組みあがりました。

リバー級はUボートの暗躍に悩まされたイギリス海軍が建造した護衛艦艇で
合計138隻が竣工しています。

排水量は1400tを切っているので駆逐艦よりも小さく、
低速の船団護衛を主目的とした為、最大速力は20ノットどまりです。

アメリカやフランス、オーストラリア等にも貸与されたそうです。

キットは非常に作りやすく、部品の嵌合も良好でした。
このキットで最も面倒なのは片舷に4基づつ装備された爆雷投射機の組み立てでしょうか。

投射機と装填台が別パーツになっているので、爆雷関係だけで16パーツもあります。
(しかも小さいので根気のいる作業になります)

ここまで出来上がったら、先に作製したトライバル級駆逐艦と一緒に塗装をせねばなりません。


イギリス海軍 トライバル級 4

2012-05-09 23:11:43 | Weblog
ピットロードのトライバル級は突貫工事で2隻目の組み立てが完了しました。

キットは一応、トライバル級で発売されている「エスキモー」と「ズールー」の2隻です。
殆ど同一部品で構成されているので違いは判りません。
(確か後部マストに使う部品だけ異なっていたと思います)

GW後半から妙な天気の日が多いですね。
これで蒸し暑さが加わってくると、節電対応だけで消耗し尽くしてしまいそう。。。

イギリス海軍 トライバル級 リバー級 3

2012-05-08 21:37:27 | Weblog
それぞれ1隻づつ組みあがりました。
(短艇類は塗装後に付けるので未装備です)

どちらも組み立て易く、良いキットだと思います。
リバー級の方は前マストにヤードが有りませんが、当時の写真では確認出来るので要追加ですね。

トライバル級はマストトップのレーダーはエッチングに置き換えたい所ですが、
イギリス海軍のレーダーパーツは所持していないので、そのままとしました。
何故か短艇用のダビット(吊り下げ用のクレーンみたいな部品)が部品化されていません。
このキット最大の謎です。。。

イギリス海軍 トライバル級 リバー級

2012-05-06 19:13:22 | Weblog
久々に艦艇模型を作り始めました。

今回はWW2に参戦したイギリス駆逐艦トライバル級と
リバー級フリゲート艦です。

トライバル級はピットロード(生産はトランペッター)、リバー級はフォーサイト製。
フォーサイトは日漬日露で活躍した艦艇をキット化しているメーカーで、
モールドも細かく定評あるメーカーです。

リバー級は2隻入りの簡易包装(ビニール袋に説明書とキットが入っている)ですが、
トライバル級も2箱購入したので今回は2隻づつ計4隻を製作していきます。

三菱 J2M 雷電21型 5

2012-05-04 23:08:12 | Weblog
デカールを貼って完成しました。

雷電と言えば厚木基地の302航空隊。
そして、雷電の搭乗員と言えば海軍屈指の名パイロット赤松貞明少尉。
今回のデカールは302空の赤松少尉の搭乗機をチョイスしました。

赤松少尉は対戦闘機戦闘の苦手な雷電を駆って、
F6F、P-51を撃墜するという離れ業をやってのけた事でも有名です。

雷電と言えばもうひとつ、高座海軍工廠が有名です。
これは座間や海老名にまたがって作られた雷電の製造工場で、
台湾出身の少年達が8000人以上も働かされていたそうです。

日本人の少年を含めると10000人を越えていたそうで、
その中には、あの三島由紀夫が居たことが知られています。

当初の予定では工員3万人で年間6000機を生産する予定だったそうですが、
戦局の悪化と共に工場規模は縮小。

更に雷電の生産は上手く行かず、高座海軍工廠で作られた雷電は100機前後に止まりました。
大和市上草柳の善徳寺には空襲等で命を落とした台湾人13人の「台湾戦没少年の慰霊碑」が、
また、上草柳のふれあいの森には台湾亭と呼ばれる建物があります。
こちらは台湾出身の元少年工達が工費を出し合い、1997年に寄贈された物です。

三菱 J2M 雷電21型 4

2012-05-02 22:54:34 | Weblog
零戦と一緒に作業を始めた雷電ですが、組み立て・塗装が終了しました。
(残りはデカール貼りだけ)

雷電は局地戦闘機(迎撃用)として零戦に遅れること2年、
14試(昭和14年)局地戦闘機として開発スタートするも量産開始は18年9月。
僅か600機程度の生産に止まりました。

上昇力に優れた雷電は日本本土を空襲するB-29迎撃で活躍しています。
特に帝都を守るべく厚木飛行場に展開していた302航空隊は有名です。