こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

航空母艦 赤城(三段空母)12

2010-09-30 22:33:10 | Weblog
赤城の方は艦載機の製作を開始しました。

キットに付属している艦載機は、13式艦上攻撃機(大きな機体のほう)
10式艦上戦闘機が各6機づつ入っています。

共に複葉機なので上翼は別部品になっており、主脚も別部品です。
(13式艦攻は魚雷を含めると部品数は5、10式艦戦が3です)
10式艦戦の方は翼幅が15mm弱位でしょうか、かなり組み立てが大変でした。

大戦間の平時ですから塗装も派手めです。(尾翼は保安目的で真っ赤!)
艦載機が少ないと寂しいかな?と思って別売りの艦載機も購入していたのですが、
12機作製するだけでお腹一杯です。。。

航空母艦 龍驤(二次改装) 3

2010-09-30 20:29:07 | Weblog
船体の基本塗装&飛行甲板を塗装しました。(船体へ飛行甲板を載せて撮影してみました)

飛行甲板は前後で2パーツに分かれていますが、
これは先に発売された1次改装時と今回の2次改装をキット化する為と考えられます。
(前部飛行甲板は改装前後で形状が変わっているのですが、後部は変更なし)

船体との接着前に飛行甲板は鉄部分を塗り分けねばなりません。
赤城はエレベーターが別部品だったので塗装が簡単でしたが、
龍驤は一体成形されているので、昇降の選択も出来ず塗装も面倒になっています。

赤城の方も少し進んで明日には完成しそうです。

航空母艦 赤城(三段空母)11

2010-09-29 21:39:23 | Weblog
飛行甲板の取り付けに続く第二の難関、甲板の白線デカールを貼る作業です。

単調な白線の場合は塗装で表現しているのですが、今回はデカールを使います。(手抜き)

貼り易さを優先したのだと思いますが、余白部分が多く
シルバリングを起こしました。
(時間の有るときに他の艦船と一緒に艶消しコートを吹いておく予定です)

写真では見難いのですが、後部エレベーター上の○印が着艦時の目標位置になります。

そろそろ完成が見えて来ました。

航空母艦 赤城(三段空母)10

2010-09-28 22:35:29 | Weblog
艦首周りの最終組み立てに入りました。
このハセガワの赤城は2つの年代のコンバーチブルキットになっています。

三段甲板時代は小さな改装が行われており、
昭和2年~9年までの竣工時と昭和9~10年に大別されています。
(今回は昭和9~10年の設定で組み立てています)

この時代の赤城は飛行甲板脇に艦橋が装備されているのですが・・・
艦橋位置は右舷です。

後に全通式に改装された際に艦橋は左舷に設置されており、
日本の航空母艦で左舷に艦橋を装備したのは赤城と飛龍だけなのですが、
(世界的にも左舷艦橋は珍しい)
この時期の赤城の艦橋が右舷に設置されていたのは今まで気が付きませんでした。

煙突の有る左舷側の高角砲のみ防煙用のシールドが付けられたのも
この時期の赤城の特徴です。(これは全通式になっても変更なし)

このシールド、昔のキットでは全てが同じ大きさだったと記憶しているのですが、
今回のキットでは中央の1基だけが一回り小さなシールドになっています。
(これも知りませんでした)
このシールド、明確な形状が判る写真が無いと言われているので推測混じりなのかも。

三段甲板時代の小改装では対空兵器として25mm連装機銃が装備されました。
20cm連装砲塔下の舷側にベロの様に張り出しているのが機銃座です。



航空母艦 赤城(三段空母) 9

2010-09-27 20:47:15 | Weblog
このキットの最大の難所と思われる飛行甲板の接着に入りました。
船体と甲板の間には、なんと!23本の支柱を立てねばなりません。

作業を失敗すると最悪の場合は建造中止も考えねばならないので作業は慎重に行いました。

さて、取り付け作業ですが・・・思ったよりも苦労せずに済みました。

写真は艦尾側から撮影しましたが、支柱は13~14本程度が確認出来ます。

航空母艦 龍驤(二次改装) 2

2010-09-26 23:24:42 | Weblog
龍驤の方も船体全ての組み立てがほぼ終了しました。
(武装や光学部品類は未装備)

航空母艦は軍縮条約により保有トン数に上限が設けられました。

世界が空母の能力を正しく評価していなかったせいもあって、
日本海軍はアメリカと同等の大型空母の建造が認められおり、
その結果が赤城・加賀の誕生に繋がりました。

一方、排水量が1万トンに満たない空母は何隻保有してもOKと言うルールが有り、
そのルール適用外の範囲で計画・建造されたのが龍驤になります。

空母は船体の上部を平面で構成する必要があり、
航空機用の燃料や爆弾を搭載する事から浮かぶ弾薬庫の様な側面を持っています。

この事から空母は一発の被弾で全能力を失う危険性があり、
大型空母を建造するよりも小型で数を揃える方が良いのでは?という考えから
龍驤は生まれました。

ところが・・・建造中に軍縮条約の内容が変更され、
1万トン以下の龍驤も保有トン数上限に含まれる事になってしまいました。

この結果、龍驤は急遽1段だった格納庫を2段に増やし、
搭載機を24から36機に増加させています。
これが龍驤の低い艦舷に不釣り合いな大型格納庫を載せたデザインになった理由です。

コンパクトにまとめる設計が無駄になった結果、欲張った要求を盛り込んだ為、
龍驤は異様なシルエットを持つ空母として誕生したのでした。


航空母艦 赤城(三段空母) 8

2010-09-26 20:02:30 | Weblog
最上段の飛行甲板を塗装しました。
この時代の赤城の飛行甲板は全面が木張りです。(改装後、艦尾の一部は鉄張り)

空母の飛行甲板には、着艦時に航空機がフックを引っかける着艦制動索(ワイヤー)、
これを越えてオーバーランした場合の滑走制止用のネット、
甲板上に待機した航空機を風から守る遮風柵等が装備されています。

これらは木で出来た部品では有りませんから、塗り分けが必要になります。
また甲板の端には水抜き用の穴がビッシリと開いており、この部分も鉄張りです。

空母を製作する時に最も手間がかかるのが飛行甲板の塗装なのではないでしょうか。
今回は甲板の白線はデカールを使おうと思っているので、
この部分だけは手抜きしようと思います。(シルバリングを起こさなきゃ良いのですが)

三段甲板時代、赤城の最上飛行甲板の長さは190m、
これは昨晩に製作を開始した龍驤の158mよりも遥かに長大です。

しかし、赤城の全長261mに対し龍驤が180mである事を考えれば、
改装前の赤城の飛行甲板は全長を有効利用していない事実が判ります。
(改装後の赤城は全通式の飛行甲板になり、249mまで延長されました)

航空母艦 龍驤(二次改装) 1

2010-09-25 20:26:22 | Weblog
赤城が完成していないのに、別の空母を作り始めてしまいました。(爆)

龍驤は今年既に製作しているのですが、こちらは二次改装後のキットです。
(以前に製作したのは一次改装後のキットで、フジミがバリエーション展開により発売)

二次改装は主に飛行甲板前端の形状変更と、耐波性を向上させる為に艦首甲板が高くなっています。
太平洋戦争に参加した際の龍驤は、二次改装の状態で迎えているので
先に作成したキットは開戦前の姿になります。
龍驤は二次改装状態から大きな変化もないまま比較的早い時期に沈没しています。
(現在、製作中の赤城も開戦前ですね。太平洋戦争前の艦船キットは少ないんですよ・・・)

部品の多くは一次改装時と共通しているので、製作はサクサクと進んでいます。
とは言っても、先に赤城を完成させる予定なので龍驤はのんびり作ろうと思います。

航空母艦 赤城(三段空母) 7

2010-09-24 21:12:11 | Weblog
艦首に続き、艦尾側を組み立ててます。
写真右側の四角い開口部は後部エレベーターです。

就役当時の赤城には前後2基のエレベーターが装備されていました。
全通式の飛行甲板に改装された際、中央部に1基が増設され合計3基になっています。

赤城は元々が巡洋戦艦として設計されているので、船体幅は広いのですが
エレベーター周囲を見ると、格納庫が想像以上に狭いことに驚かされます。

これは搭載機数にも現れていて、赤城の搭載機は三段甲板時60機
改装後でも66機(補用25機)です。

赤城以降に建造された航空母艦 翔鶴型は排水量が小さいにも関わらず
80機以上を搭載出来た事から赤城の格納庫が狭かったのは事実でしょう。

尚、補用25機を加えると搭載機は91機になりますが、
補用と言うのは、普段は分解された状態で格納されているので即座に運用出来る物ではありません。
(補用が多いよりも搭載機が多い方が戦力は高いのです)

さて、キットの方は短艇類も取り付けました。
艦尾側の舷側にはケースメート式で20cm砲が3基づつ取り付けられています。
昨日製作した連装砲塔の4門と合わせ、20cm砲は全部で10門装備になりますが、
片舷への砲撃には5門しか使えませんね。