こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

日本海軍 航空母艦 赤城 10

2011-08-31 20:56:44 | Weblog
艦首側の支柱と飛行甲板の合いを調整しました。

これで全ての支柱が合う事を確認したので、飛行甲板を接着してしまいます。

以後は舷側の部品を取り付ける作業に入ります。
空母は舷側に張り出した構造物だらけなので、手で持つのが大変になってきます。

日本海軍 航空母艦 赤城 9

2011-08-30 20:18:07 | Weblog
飛行甲板を塗装しました。
今回は木甲板部分に別売りのシートを使う予定なので適当に塗装しました。

飛行甲板裏、特に後部は短艇を吊って移動させるクレーンやレールが有ります。
また、吊り下げ式のような探照灯が2基程設置されています。
これらを取り付け飛行甲板裏の工作はほぼ終了です。

写真では飛行甲板を取り付けた様に見えますが実際には未接着です。
(数多い支柱と飛行甲板の合いをチェックする為の作業です)

このアングルからは判りませんが、赤城は3段甲板時代から全通式に改装された際に
艦尾の飛行甲板部分だけ3段空母時代の甲板の上に新しい甲板を設けています。
この為、横から見ると飛行甲板が2枚あることが判ります。

キットでも3段空母時代の甲板が別部品で再現されています。

日本海軍 航空母艦 赤城 8

2011-08-29 22:33:30 | Weblog
艦尾に続いて艦首側の支柱を取り付けます。
こちらは4本なので、艦尾側よりも少し楽です。

格納庫前の通路や錨鎖甲板にアンカーを取り付け、煙突を組み立てました。

赤城の煙突は日本空母の中で最も巨大で、後の日本空母のスタンダードとなる
海面へ向けて湾曲したタイプです。

これは煙突から出る熱が気流を乱し、航空機運用に影響が出るのを嫌った為ですが、
浸水などによる傾斜が加わると艦内に海水が入ってくる弱点も有ったようです。

巡洋戦艦として建造された赤城は、非常に細長い船体で
機関出力13,3000馬力で30ノット以上の速力を出しました。

日本海軍 航空母艦 赤城 7

2011-08-28 08:44:05 | Weblog
艦尾の飛行甲板支柱を取り付けました。

赤城は巡洋戦艦として着工され途中で航空母艦へ変更されました。
乾舷が低い船体の上に巨大な格納庫を載せたので支柱が長いのが特徴です。

赤城を製作する上での鬼門は、この支柱と飛行甲板の部品の合いです。
取り付けた艦尾側の支柱だけで10本、艦首側や舷側にも支柱があるので
ちょっと心配。

日本海軍 航空母艦 赤城 6

2011-08-24 22:36:55 | Weblog
左舷高角砲周辺の組み立てです。
この周辺には、支柱た舷外通路等で複雑なレイアウトになっています。

3段の飛行甲板を持つ航空母艦として建造された当時、
赤城には12cm高角砲が片舷3基づつ装備されました。

その後、全通の飛行甲板(1段)を持つ航空母艦に改装されています。
(今回の赤城は、この状態をキット化しています)

飛行甲板の改装に伴い、より新しい12.7cm高角砲の装備を予定したようですが、
予算の都合で古い高角砲のまま赤城は生涯を終えています。

日本海軍が保有した空母の中で、商船を改造した小型の何隻かを除けば
12cm高角砲を搭載したのは赤城のみ。

真珠湾を襲った6隻の航空母艦の中で旗艦を勤めたにも関わらず、
最も対空能力が低かったのは赤城でした。

日本海軍 航空母艦 赤城 5

2011-08-23 20:00:20 | Weblog
ちょっと涼しくなったと思ったら再び暑い・・・

さて、赤城は艦尾の短艇類の搭載が終了しました。

空母の艦載艇は他の艦のように甲板上には置けないので、後部と舷側に装備されます。
もともと巡洋戦艦として計画された巨大な軍艦ですから乗員も多く、
後部だけで艦載艇は11隻も搭載されています。(大発は本当に搭載されていたのかしら?)

そろそろ飛行甲板の取り付けを考えながら組み立てていかないといけないかも。

日本海軍 航空母艦 赤城 4

2011-08-21 22:55:41 | Weblog
なかなか作業の進まない赤城です。
実際には着実に組み立ては進行しているのですが、部品数が多いので進捗が見えにくい。。。

本日は艦首側の格納庫部分と、艦尾の短艇甲板を取り付けました。
(格納庫の方は船体舷側と僅かに合いません。左側を合わせると右側に隙間がって感じ)

複雑な船体形状を再現するための部品分割なのでいたし方ないとも思いますが、
もう少しピタッと決まる様な工夫が有ると組み立ては楽になる気がします。

明日は艦尾に置かれている短艇類を取り付ける予定です。
ここ数日、涼しいので模型日和かと思いきや湿度が高いので
コンプレッサーから水を噴きやすく塗装が出来ません。

日本海軍 航空母艦 赤城 3

2011-08-19 07:42:55 | Weblog
短艇の搭載および格納庫後部の隔壁、錨鎖甲板の取り付けなどを行いました。
(後部隔壁は削り込まないと入りませんでした)

左右舷側の構造物も若干ですが組み立て始めています。

艦底板も取り付けたので、バラストの重さが加わりズッシリとした手ごたえになりました。

空母の場合、甲板上に取り付ける部品が殆どないので作業は舷側に集中します。

時間の経過と共に舷側には手で持つ部分がすくなくなってしまうので、
飛行甲板を取り付けるタイミングが結構重要になります。

ここだけは説明書の順番に従って組み立てると後悔することが多いので注意が必要ですね。


日本海軍 航空母艦 赤城 2

2011-08-18 10:24:20 | Weblog
船体の塗装を行いました。

短艇格納庫部分はリノリウムが張られていたので見えそうな部分だけ筆塗りしておきます。

元々は巡洋戦艦として着工したのですが途中で航空母艦へ変えられた為、
甲板下の格納庫形状が非常に狭く、複雑なレイアウトになっている事が判ります。

このことは、大型空母でありながら常用搭載機が60機程度であった事が証明しており
(同時期の日米が保有する大型空母は90機前後を搭載していた)
赤城の場合、すぐに使えない分解状態で梱包・収納していた予備機約25機を足して同程度です。

日本海軍は常に航空機を飛行甲板上で待機させず、殆ど全てを格納庫に収納していたので
アメリカの空母に比べると搭載機数は少ない傾向にあります。
(それだけ飛行機を大切にしていたと言うことでしょうか。それとも腐食に弱かった?)

キットは1/700とは思えない程、分割された部品で構成されています。
それだけ細かく再現しているとも言えますが、先の工程を見ると説明書が難解に感じます。

日本海軍 航空母艦 赤城 1

2011-08-17 08:46:34 | Weblog
久しぶりに大型の旧海軍艦艇を製作しようと思います。

選んだのは空母 赤城。

キットは1~2年前に発売されたフジミ製の1/700です。

赤城といえば、WLシリーズではハセガワでした。
金型の老朽化に伴いリニューアルが期待されていたのですが、
ハセガワは何故か大戦前の三段甲板の赤城を発売。

続いてハセガワは1/350スケールの巨大な赤城を発売!
こちらは改装後の姿でしたから1/700での期待は更に高まりました。

しかし全通甲板の赤城発売は音沙汰なし。。。

そこへフジミが突如として赤城のキットを発売したのです。

とまあ、こんな事は模型とは直接関係ないですね。

フジミの赤城、船体は左右貼りあわせ方式で細かいモールドがびっしり。
ですが、貼り合わせ後の強度確保用に使う「梁」が棒状でとても多く取り付けが面倒。
ここまで組み上げるのに数時間を要しました。