こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

アメリカ海軍 重巡洋艦サンフランシスコ 3

2012-08-28 21:43:02 | Weblog
後部艦橋の続きです。

今回は早くも機銃を取り付けました。

この20mm機銃はスイスのエリコン社のライセンス版でして、
以前にも書きましたが、零戦の20mm機銃と同じメーカー。
(確か型式はアメリカの方が新しかったと思います)

機銃の前面には防盾が装備されていて、小さな断片程度なら防げたのでしょうか。
(おそらく航空機の機銃掃射に耐える程の能力は無いでしょう)

今回のサンフランシスコは1942年時の設定になっていますが、
既に巡洋艦クラスにもレーダーが装備されています。

アメリカ海軍 重巡洋艦サンフランシスコ 2

2012-08-26 22:21:02 | Weblog
甲板塗装が終わったので構造物の組み立てに入ります。
まずは後部艦橋に手を付けました。

前に作ったフッド同様に箱組みが多いのが特徴で、ちと組み難いですな。。。

フッドの時に招待不明だった甲板へ取り付ける箱のような部品、
このキットにも存在するのですが、間違いなく弾薬箱と確信しました。

本キット用に他の海外メーカーからエッチングパーツが発売されているのですが、
今回は完全に素組みでいこうと考えています。

実はエッチングパーツ自体は購入しているのですが。。。


アメリカ海軍 重巡洋艦サンフランシスコ 1

2012-08-23 22:27:42 | Weblog
フッドを作製すると次は宿敵ビスマルク?となるのですが、
何故か選んだのはアメリカの重巡洋艦。

しかも今回はビックスケールの1/350、発売元は中国のトランペッター社です。
このサンフランシコはニューオーリンズ級に属しており、
1/700の模型ではピットロードが発売しておりますが中身はトランペッター製です。

今回の1/350キットは確か1/700サイズの発売後に売り出されたと記憶しているので、
ダウンサイズの逆、いうなれば拡大版ってところでしょうか。

ピットロードが関わったキットの拡大Verですから期待が持てそうですが、
このキットは模型雑誌等でも大きく扱われたことが無い(多分)いわばダークホース的存在。

販売価格も同サイズの巡洋艦より遥かに安価で6000円を切っています。
(国内メーカーの巡洋艦は大体10000円前後)

箱に書かれている完成後の寸法は約51cm、パーツ数は263
組み立て精度に難がなければ、1/350艦船キットとしては面白い存在だと思うのですが。。。

最初の作業は甲板塗装です。
重巡洋艦とはいえ、1/350サイズになると甲板塗装も大変です。
(前後で分割されているので取り扱いは楽ですが、繋ぎ目が露出するようだと減点ですな)
その後、垂直面のみ筆で塗り分けを行いました。

イギリス海軍 巡洋戦艦フッド 11

2012-08-22 22:35:36 | Weblog
フッド完成しました。

全体が収まるように撮影すると、艦橋周辺に付けたエッチングパーツが全然見えない。。。

竣工当時のフッドは世界最大の排水量を誇っていたことは以前にも書きましたが、
この排水量を超えたのがドイツの戦艦・ビスマルクです。

そして両者は海上で対峙し巨艦同士の砲撃戦が発生します。

イギリス側は戦艦プリンス・オブ・ウェールズ、巡洋戦艦フッド
ドイツは戦艦ビスマルク、重巡洋艦プリンツ・オイゲン。

この時、ビスマルクは初陣でした。
1941年5月21日、アイスランド近海で両者は対決します。

そして、ビスマルクが放った主砲の第5斉射がフッドへ命中!
(海戦が勃発して僅か6分後だったと言われています)
弾薬庫が大爆発を起こして瞬時に沈んでしまったそうです。

フッドには1500名近くの乗組員が乗艦していたらしいのですが生存者は3名。
(少なくとも数年前のTV番組で今でも3名のうちの1人は生きている事を知りました)

怒りに燃えるイギリス海軍は艦艇を総動員してビスマルクを追跡、執拗に攻撃を加えます。
そして初陣が最期の出撃になってしまったのでした。




イギリス海軍 巡洋戦艦フッド 10

2012-08-20 21:55:17 | Weblog
なかなか完成しないフッドですが、ようやく艦橋の製作に辿りつきました。

フッドは第二次世界大戦の序盤で沈んでいるので艦橋も頼りない感じです。
(この辺りは同じ1941年に沈没したレパルスと同様ですね)

今回もピットロードの別売り純正エッチングパーツを使う予定ですが、
使えるパーツは非常に少ないです。

これは同社が大戦前のフッドもバリエーションとして発売している為で、
最初に発売された大戦前Ver向けパーツが多く含まれていることが関係しています。

キットの方はエッチングパーツと煙突頂部、ポンポン砲などを取り付ければ完成なので
順調に進めば明日には完成すると思います。

イギリスの大艦船を4隻続けて製作しましたが、フッドで一旦終了する予定です。

イギリス海軍 巡洋戦艦フッド 9

2012-08-19 22:02:23 | Weblog
ようやく主砲の取り付けが完了しました。

フッドは38.1cm連装主砲を4基8門を装備しています。
砲のサイズは前クラスのレナウンと同じですが、6門から8門へと攻撃力UP。

キットの砲身は防水布の無い仰角可動式と固定式の選択が可能です。
イギリスの戦艦は防水布が付いた写真が圧倒的に多いので今回は固定式を選びました。

イギリス海軍 巡洋戦艦フッド 8

2012-08-16 21:56:22 | Weblog
艦載艇の取り付けを始めました。
残るはダビッドに吊るされた2隻のカッターのみ。

後部煙突の両脇には艦載艇の積み下ろし用と思われるクレーンが有り、
その部品も取り付け終了。グッと中央部のボリュームが増したと思います。

このペースで日曜日までには完成させたいものです。
8月は新製品ラッシュで再び在庫が増えているような気が・・・

イギリス海軍 巡洋戦艦フッド 7

2012-08-14 23:00:16 | Weblog
後部艦橋および対空火器を組み立てます。

フッドの対空火器は10.2cm連装高角砲×7基、8連装ポンポン砲×3基、12.7mm4連装機銃×4基、
この他に非常に珍しい20連装の対空ロケット砲×5基が装備されています。

ロケット砲はアメリカ、ドイツ、ソビエト等では攻撃用兵器として使っています。
日本でも陸軍が大型のロケット弾を噴進砲と名づけ硫黄島等で活用しました。

これは弾丸自体が噴流を出して進むのでライフルリングの有る砲身が不要であり、
雨樋の様な木製の簡易架台に載せて発射が可能であったため洞窟に篭る防御戦闘には有効でした。
(ロケット弾は独特の唸りを発して飛翔するので相手への心理的効果も高かったらしい)

一方、日本海軍はロケット砲を防御兵器として運用したことが有名です。
しかし、何年も前にイギリス海軍では対空ロケット砲を装備していたのですね。。。

この頃のロケットは直進性が悪く命中精度に難があったためで
一度に大量に発射して弾丸の傘で包んでしまう様な兵器だったようです。

ロケットは後方へ噴流を出しながら飛ぶので、発射後に操作員が火傷をおったり、
発射後の噴煙で視界が遮られる問題、噴流で周囲が熱くなるので次の弾丸を装填するまで
しばらく時間を要する等の課題も多かったそうです。

イギリスの艦船で対空ロケット砲を装備した話はあまり聞かないので、
(第二次大戦に参加したイギリス海軍ではフッド以外に搭載した船を知りません)
やがて全てが撤去されたのかも知れないですね。
日本の艦船は逆に大戦末期に搭載が始まってる所が興味深いです。

イギリス海軍 巡洋戦艦フッド 6

2012-08-13 22:21:57 | Weblog
停滞気味のフッドですが、やっと煙突を塗装して構造物を少々ですが取り付けました。

やはり箱組みが多く、すり合わせに難儀しています。

ピットロードのブランドで発売されているキットの中で、
このフッドは比較的早い時期に開発されたと記憶しています。
(成形などはトランペッターが担当しており、同社らしい仕上がりです)

ここ最近のトランペッターは、組み易さも精度も飛躍的に向上していますが、
この頃のキットは組み立てが分割が多くて難しい物が多かったようです。

そろそろ艦載艇などを載せ始めようと思います。

イギリス海軍 巡洋戦艦フッド 5

2012-08-08 22:39:12 | Weblog
組み立てた煙突は未接着なのでいったん外しておきます。

このキットは甲板上に多くの箱みたいな部品を多く付けるのが特徴的でして、
比較的高角砲の周囲に多いので弾薬箱?それとも通風用のダクト?
どちらか判りませんが実に50個近くのパーツが存在します。

少なくとも、レパルスやレナウンには存在しなかったパーツなので
省略されていたのか、フッドが持つ特徴なのか・・・イギリス艦に関しては知識不足過ぎです。

取り付け終了後、甲板の密度は確実に上がっていますが
時間をかけた効果が写真では殆ど判らないですね。。。

これがもし弾薬箱だとすると、少しスケールオーバーな気もしますが
ま、いっか。