砲塔の製作が終了し、取り付けてみました。
俄然、軍艦らしくなってきました。
この砲塔は熱帯地方での活動に備えて、上面に薄い鋼板が張られています。
この薄い鋼板と砲塔の間に空隙を作る事で空気を通させて
砲塔内の温度上昇を防いでいました。
なにしろ、敵艦隊と遭遇した日には、密閉空間で弾丸の装填等をせねばならず、
砲塔の中で仕事をする人達は相当、過酷な状況だったのでは無いでしょうか。
(当然、クーラーは有りません)
この薄い防熱鋼板と砲塔の隙間を再現すべく塗装を考えたのですが、
ちょっと腕に自信が無かったので、模型用の極細ペンを使おうと思いました。
(コピックと呼ばれるペンです。)
ところが長い間、ペンを放置(買ってから1年位?)していたのでインクが出ない。。。
仕方ないので泣く泣く、諦めました。
(後日、調達してチャレンジするかも知れません)
砲身の防水布はパテを使って手を加えましたが、あまり効果ありませんでした。
キットのソレ(防水布)は砲身が可動するギミックを持たせた事と
射出成型による影響だと思いますが、妙に角ばっていて、ボリュームも不足気味。
この大きさのキットになると、完成後に砲身を上げ下げして遊ぶ人は
少ないと思うので、ここはリアルさを追及する方向で部品化して欲しいですね。
(もしくは、可動と固定を選択させる仕様でも良いのではないでしょうか)
キットは税込みの定価が8190円です。
小さな子供が買える価格では無いと思うし、完成後も保管場所の確保が大変。
何隻も作製して展示する事すら難しいのが現実です。
そういう意味では、決して万人に勧められるキットでは有りません。
だとしたら、多少の価格上昇を招いてもリアルさを向上する方が喜ばしいですね。
(幅広い層に作って貰うには、スキルに合わせて部品を選択するのも有りでしょ)
ま、本当は出来るだけ自分で手を加える部分が少ない方が助かるだけなんですが・・・
(基本的にズボラ人間なので)