こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

軍艦 武蔵 8

2010-06-24 23:16:44 | Weblog
超弩級戦艦 武蔵が完成しました。

中断期間が長かったので、途中で破損しそうになりましたが無事に出来上がりました。

製作中にも触れましたが、武蔵を作ったのは初めてでした。
ずっと作りたいと思っていたのですが、タミヤのキットが就役直後の仕様だったので
見送り続けていました。

フジミから最終時の武蔵が発売された事は本当に嬉しいニュースでした。
とは言うものの、キットは部品分割がタミヤに驚くほど似ている事と
部分的に「もっさり」してる印象から発売当初は購入を控えていたのも事実です。

作り始めて感じたのは、パーツ状態での「もっさり」感が想像以上に少なかったことです。
後発ゆえに新事実に基づいた考証面も盛り込まれており、
同じサイズながら存在感のあるキットだと思います。

大和型は他の艦船よりも極端に構造物が中央部に集中している事から
模型的にも非常に作りやすく、お奨め度が高いんだな~と感じました。

どうです?一家に一隻。

軍艦 武蔵 7

2010-06-23 23:25:43 | Weblog
ワールドカップ観戦と仕事で超多忙(?)な毎日です。

久しぶりに製作途中の武蔵を触りました。
ほぼ完成に近い状態で2週間も放置したので、甲板に埃が大量に付いていました。(涙)

本日は艦尾周辺の装備を取り付けていきます。
カタパルト2基と後部ジブクレーン、それから空中線支柱
クレーンの付け根以外は全てエッチング・パーツを使用しています。

大和型と言えば、この艦尾のジブクレーンは長い間「秘密のベール」に包まれていました。

私が子供の頃、艦尾のピラミッド型のトラス構造物はクレーンの支柱と解釈されており、
これはクレーンの一部と考えられていたのですが、
その後の調査で単なるアンテナ線を張る為の支柱である事が判明しています。
(この発見は当時マニアの間で大騒ぎになったのを覚えています)

近年、海底調査により大和型の謎は少しづつ解明が進んでいます。
今回製作した武蔵も数年後には間違いだらけの陳腐化した存在になってるかも知れません。

ワールドカップ

2010-06-17 22:09:46 | Weblog
すいません。
帰宅してから深夜まで、サッカー中継に釘付けです。
しばらく、この状態が続きそうです。

あ!アルゼンチンが3点目を取った・・・
な~んて思っていたら、続いて4点目が・・・

一戦目はあまり強くないと思ったアルゼンチンでしたが、
やはりアジア勢の対決になると格の違いが歴然ですね。


軍艦 武蔵 6

2010-06-10 21:18:30 | Weblog
数が多いので3回に分けて搭載したシールドなし25mm3連装機銃、
全ての装備が終わりました。

取り付け忘れが無いか説明書を確認してみたら、主錨・副錨が未装備でしたので取り付け。
艦尾に短艇を載せてみました。
この部分、ちょうど部品の分割が有るので短艇を載せると隠せる利点が有るのですが、
普段は格納庫に収納されていたと思うので、妙な配置かも知れません。

これでプラ部品による主要な部分は、ほぼ終了したと思います。
残りの作業はエッチングを使ったカタパルトやクレーンの組み立てですから
今週末には完成しそうです。

軍艦 武蔵 5

2010-06-09 21:35:02 | Weblog
大量に増設された機銃の設置、今日は第二弾として7基をを追加しました。
(これでシールド無しが19基、シールド付き8基、機銃は全て3連装なので81挺)

3連装は残り8基なので、単装タイプを除いても最終時の武蔵には
105挺の25mm機銃が装備されたいた事になります。

新造時は僅か24挺、航空機による脅威が僅か数年間で爆発的な増加を物語っていますね。
実際の対空戦闘は航空機の位置を予測した見越し射撃が必要で、
計算機や指揮装置等の能力にも左右されます。

機銃の装備数だけならアメリカの戦艦と大差ない武蔵ですが、
射撃用電探や近接信管の開発に遅れた為、対空戦闘能力は桁違いに低かったようです。

また、日本海軍の対空戦闘は最後まで弾幕射撃方式だった為、
航空機への効果的な命中弾が得られず、空中を跋扈する敵機へは無力だったようです。

軍艦 武蔵 4

2010-06-08 19:13:43 | Weblog
写真では見えないのですが・・・
13号、22号電探の取り付けが完了しました。

大和型には最終的に対空用電探として21号が1基と13号が2基、
水上用電探として22号が2基の計5基が装備されました。

装備数から言えば少なくないと思うのですが、
いかんせん性能が低く、故障が多かったようです。

なかなか作業が進みませんが、本日はシールド無しの機銃を12基程取り付けました。
(半数に満たないのですが一度に多くを作るのが大変なので数回に分けようと思います)

こちらもファインモールド社の ナノ・ドレッドより
防弾よけのエッチングが入った物を使いました。
(機銃本体と弾よけ用のエッチングの2パーツで構成されています)

この時期の武蔵は機銃の周囲に土嚢を積み上げていた様な話も聞きますので、
幾つかの機銃の周辺に土嚢を再現しようかとも考えています。(かなり面倒な気が)

軍艦 武蔵 3

2010-06-04 23:14:50 | Weblog
中央構造物の対空火器を取り付けました。
大和型は主砲の爆風対策で新造時の対空火器全てにシールドが付いていました。
これは他の日本海軍の戦艦には見られない対策で、主砲の爆風の凄さを象徴しています。

後に航空機の脅威に対抗すべく増設を繰り返していく中で
シールドの生産が間に合わなかったのか、従来の剥き出しタイプが多く搭載されています。
これは特に武蔵に顕著でして、増設された機銃の全てがシールド無しのようです。

従って機銃に関しては新造時のシールド式が8基、増設分の21基が剥き出し構造。
(何故か大和にはシールド付の機銃が多数増設されています)

本日はシールド付の高角砲6基と8基の3連装機銃を取り付けました。
機銃に関してはファインモールド社のナノ・ドレッドシリーズを使ったので、
銃身が恐ろしいほどシャープです。

後部マストも組み立てて取り付けました。
この部分は、もう少し早い段階で取り付けた方が良かったみたいです。
(なかなか取り付け穴に差し込むのが大変でした)

後部マストには13号電探が2基装備されているのですが、
プラで一体成形されているので立体感に乏しく切り取ってしまいました。
ここはエッチング・パーツを使おうかと考えているのですが、
以前に13号電探の組み立てには泣かされた記憶が頭から離れず・・・
ピットロード社のプラ部品を使うかも知れません。

軍艦 武蔵 2

2010-06-02 23:25:15 | Weblog
作業は遅々として進んでいません。
本日は探照灯を塗装して設置するに留まりました。

この探照灯、事前にファインモールド社の透明成形品 大和型用を購入しておりまして、
使用するか否かで迷ってしまったのも製作が停滞した原因です。
(フジミ製の大和型がタミヤ製に比べ、モッサリしているなら使用を見送るつもりでした)

ファインモールド社の探照灯は前述の様に透明成形品なので、最初に反射鏡部分を銀塗装し
レンズ面のみを残して灰色塗装すると、表面がガラスっぽい仕上がりになります。
でも、実際には表面には窓のブラインドみたいな開閉式のシャッターが付いているので、
ガラス面は剥き出しになっていない様な気がします。
と言う事は・・・探照灯は灰色一色で塗っても全く問題ないって事なのかも。

世界最大の巨砲を搭載した大和型、探照灯も艦載用として最大サイズが奢られています。
(150cm探照灯は大和型のみだったと記憶しています)

とは言え、大和も武蔵も探照灯が活躍するような夜間の砲撃戦は一度も経験しておらず、
これを敵艦に照射した事は生涯、一度も無かったのでは・・・

はっきり覚えていないのですが、大和の46cm砲は東京で発砲すると
大船の辺りまで飛ぶと読んだ記憶があります。(40km位の飛翔距離だったとか)
因みに初速は約800m/secですから、時速換算すると2880km/hr。
これを音速で表すと、マッハ2.35でんがな。
(実際には海面スレスレ、気温15℃下を飛翔する訳じゃないので誤差は有りますが)