こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

戦艦シュペー号の悲劇2

2009-09-29 22:26:53 | Weblog
昨晩、砲塔を組み立ててる最中に・・・と書きました。

アカデミーのアドミラル・グラフ・シュペーの砲塔は大きく分けて
側面につく耳の様な測距儀、個別に上下可能な3本の砲身、
そして完成後も砲塔を旋回させられるような砲塔基部に分かれています。
(これは、トランペッター社も殆ど同じ構成です)

写真の右が砲塔基部、真ん中が砲身を取り付けた砲塔です。
両者をくっつけると左写真になります。

ところが・・・写真を拡大すると判るのですが、
基部の部品に付いてる成形上生じてしまう穴が大きすぎて、
組み立て後の砲塔上面から穴がハミ出て見えてしまうのです。
(写真を拡大すると問題の部分に赤丸を付けたので判ると思います)

これには参りました。
部品はピッタリはまるので、取り付け方の問題では無さそうです。

プラペーパーやパテ等で埋めないと格好悪過ぎです!
これ、あきらかにメーカーのミスですね。

おまけに砲塔上面に謎の”V字”のモールドが有りますが、
こんな巨大なモールドは実艦の写真では確認出来ません。

ああ、このV字モールドの中に”3”を書きたい。。。
そして両側に風車を書けば、
                   3 
ダ、ダ、ダブルタイフーンじゃ~~。 ◎V◎

さあ、みんなで叫ぼう!
「へんしん!ぶいすりゃあ~」

アドミラル・グラフ・シュペー 5

2009-09-28 21:32:44 | Weblog
艦橋周辺を組み立てています。

昨晩に残した光学機器の取り付けがメインです。

ドイツの艦船は今までに数隻しか作った事が無いので変な順番で組み立てると
部品が取り付けられない!な~んてならないように注意しています。
(私は設計図の順番は全く守っていません)

艦橋の部品はアカデミーとTP社では大きな差は無いようですが、
若干、TP社の方が細かいパーツが多いみたいです。

本日、主砲の塗装と組み立てを行いましたが・・・
驚くべき問題が発生しました。

これに関しては明日にでも書くことにします。

アドミラル・グラフ・シュペー 4

2009-09-27 21:44:35 | Weblog
船体の組み立てが終わったので上部構造物の製作にかかりました。

シュペーの艦橋は非常に特徴的な塔型をしております。
キットの艦橋は4面が独立した部品になっており(TP社も同じ)
アカデミー社は正面のみ上下で2分割されています。

基本形が出来上がった後、側面に付く測距儀や見張り(?)用の張り出しを
取り付けていきます。
この部分、あまり合いが良くないです・・・

艦橋がほぼ出来上がったところで煙突や艦橋前の戦闘指揮所(司令塔?)を
組み立てました。
この部分には別パーツにて双眼鏡等の光学部品が付くのですが
まだそこまで組み立てていません。

尚、鉄甲板部分の滑り止めモールドはアカデミーには有りますが
TP社には何もモールドは有りません。

両社とも艦橋正面に探照灯が装備されているので1939年の姿ですね。
シュペーは同年に沈没しているのでキットは最終時のようです。

シュペーの最後に関しては日を改めて書こうと思います。

アドミラル・グラフ・シュペー 3

2009-09-26 20:43:06 | Weblog
前甲板の塗装時に木甲板全てを塗装しました。

写真は煙突・短艇が乗る甲板部分です。
この部分は両社共に形状は似通っています。(当たり前か・・・)

短艇架台はTP社が一体成型されているのに対してAD社は別部品ですね。

こうやって比較写真を混ぜながらだと製作の進行状況が伝わりにくいですね。。。

さて、塗装を終えたパーツを組み立てて行きますか。

アドミラル・グラフ・シュペー 2

2009-09-26 20:23:49 | Weblog
甲板の塗装を行いました。
両社とも甲板は3分割されています。

写真は前甲板になります。
AD社は塗装を行っているので比較は難しいかも知れませんが・・・
(写真上がAD、下はTP社)

ちょっと気になるのは、1/350にも関わらず錨鎖がモールド表現な所。
この位のスケールだと極細チェーンを使いたいですね。

と、言うわけで製作中のAD社は鎖のモールドを平ノミで削り落しました。
錨鎖甲板の形状が良く判らないので、適当に塗り分けしています。

もう一つ気になるのが、シュペーの錨は左舷2、右舷1なのですが
両社のキットとも錨に付くべき鎖が2本しかモールドされていません。
(残る左舷の錨の鎖は何処???)

AD社もTP社も同じようにモールドされているので、
何か理由が有りそうです。(ちょっと調べてみます)


4号戦車F2型 6

2009-09-25 21:12:43 | Weblog
キャタピラ取り付けの準備に入ります。

先に転輪のゴム部を塗装しておかないといけません。

戦車は走行時の静粛性を上げる為にゴムタイヤだったりします。
とは言っても、金属製のキャタピラが地面と接地するので
どの位の効果が有るのか知りません。
(キャタピラにゴムパッドが付いてる物も有りますね)

大戦後期になるとドイツ戦車の多くは転輪内にゴムを内蔵する方式になってます。
ゴム不足に悩まされたのが原因だと思いますが、
内部にゴムを仕込む方式では更に静粛性は低下したのではないでしょうか。

とは言っても、外周部のゴム部を塗り分ける必要が無いので楽なんですが・・・

4号戦車F2型 5

2009-09-24 21:52:11 | Weblog
足回りの組み立て前に装備品の塗装を行いました。

戦車と言うのは、フェンダー等にスコップや斧、ジャッキ等が置かれております。
(工具箱に入ってれば手抜き出来るのですが)

また、砲身内部の清掃用の棒(先端に布が巻いてある棒)や
予備のキャタピラ等も置かれており、かなりゴチャっとしています。
あ、フェンダー上には消火器も置いてありますね。

アドミラル・グラフ・シュペー 1

2009-09-23 19:10:30 | Weblog
さて、まず安価なアカデミー版を先に作ろうと思います。
いつものように製作は船体から始めます。

今回、トランペッター版との同時製作も考えたのですが
いかんせん作業スペース不足で断念しました。
代わりに両社の比較を交えながらの製作を行おうと思います。

写真は両社の船体になります。
既にアカデミーの方は艦底&喫水線の塗装が終わっていますが・・・
(写真上がアカデミーの船体)

船体は、アカデミー(以下 AD社と略します)が左右分割式に対して
トランペッター(TP社と略します)は恒例のバスタブ式です。
喫水の黒塗装部分はAD社は薄くラインが凸モールドされています。

また、AD社は左右貼り合わせながらも船体内側に切り込みラインが入っており、
艦底版も付属しているので両社ともにウォーターラインモデルに出来ます。
国内1/350に多く取り入れられている補強用の仕切り板は両社共に有りません。
左右分割のAD社は何らかの補強を入れた方が良いかも知れません。

側面のモールド、装甲帯などはAD社の方がモールドは細かいようです。
舷窓はTP社の方が小さめですね。

因みに同スケールの両社ですが、艦首を揃えて並べると・・・
アカデミーの方が約5mm全長が短いです。(えええ!)

シュペーの全長は186mらしいのですが、これを1/350に換算すると
模型は53.14cmになります。

近くにメジャーが有ったので両社のキットを採寸してみました。
AD社が約52.7cm(350倍すると184.5m)、TP社が約53.1cm。

どうやら寸法に関してはTP社が正しいみたいです。

4号戦車F2型 4

2009-09-23 14:18:37 | Weblog
全体の塗装が終了しました。
組み立ててからの塗装は塗り残しが出易いので、
こういう部分は筆でタッチアップしておきます。

塗り残しが無いように何度もチェックしながら塗装するのですが
毎回、必ず未塗装部分が出ますね。

4号戦車の長砲身タイプが登場した頃は、
既にイエロー系ベースで全面グレー塗装は無いと思っていましたが
F2型にはグレー塗装の実戦参加車両も有るみたいです。

個人的にはグレー塗装の方が重厚感があって好きなので、
イエローでもグレーでもOKの今回は迷わずグレー塗装にしました。

F2型よりも後期のH型のキットも所持しているので、
こちらはイエロー系で塗装する予定です。

戦艦シュペー号の悲劇(爆)

2009-09-22 21:37:48 | Weblog
まずは写真を見て下さい。

これ、絵の雰囲気は違うけど、同じスケールの同じ船のキットです。
ほぼ同時期に発売され、我慢出来ずに両方とも購入してしまいました。

箱がデカイです!
(写真の左隅に煙草の箱を置いて撮影したので大きさが判ると思います)

さて、どうして同じ船を2つも買ったのか・・・

両社のキット、まず上に有るのがアカデミー製です。
下がトランペッター。
両方とも国内メーカーではありません。

さて、中身は?とチェックする前に気になるのが価格差です。

アカデミーは定価3990円、トランペッターは10290円、
実に3倍近い価格差が有るのです。

はたして、アカデミーはトランペッターの1/3程度の出来なのか?
この疑問を解決すべく両社を購入してみました。

馬鹿です・・・どう考えても愚行だと思います。
でも我慢出来ませんでした。

因みに、この船は第二次大戦に参加したドイツのポケット戦艦
アドミラル・グラフ・シュペーです。
ドイツ語ではパンツァー・シッフと書かれているので装甲艦って呼び方が
正しいのかも知れません。

要するに、戦艦の砲撃力と巡洋艦の速度を併せ持った様な船です。
まず、アカデミーの方を先に作ろうと思います。