こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

日本海軍航空母艦 龍驤 8

2009-12-31 18:46:36 | Weblog
なんとか間に会いました。(完成です)

90式艦上戦闘機など残作業が実は多くて今年中に出来るか心配でしたが、
昨晩遅くまで頑張ったので完成まで漕ぎつけました。

艦首の菊花紋章(キットに入ってません)、パラベーン、ホースリール等
若干のディテールUPを施しましたが、写真じゃ全く判りません。

龍驤は1942年8月、第二次ソロモン海戦にて沈没しましたが
ミッドウェー海戦と同時に行われた北方作戦において
(アリューシャン攻略)搭載機の零戦がアクタン島に不時着。
ほぼ無傷で飛行可能な零戦をアメリカに渡してしまうのでした。

この機体を本国へ輸送し、充分な調査を実施されてから零戦の無敵神話は
崩壊へ向かって行ったと言われています。

さて、本年の更新はこれにて終了になります。
皆さま、良いお年をお迎えください。


日本海軍航空母艦 龍驤 7

2009-12-30 22:13:02 | Weblog
細かい部分の仕上げに入りました。
高角砲や艦載艇を搭載していきます。

艦尾の両舷に設置されている艦載艇は側壁に干渉してダボに入りませんでした。
最初に船体を作っている時に感じたのですが、このキット側壁の位置が微妙です。

甲板の取り付けラインに沿って接着すると艦尾の側壁が上手く収まらず、
少しラインより広げて接着した結果、短艇の接着に不都合が出た模様。

塗装が乾燥するすまでの間に艦載機を製作しました。
(このキットには6機の艦載機が付属しています)

まず、13年式艦上攻撃機を作ります。
小さいながらも合計6パーツで構成されており組み立てには一苦労。
複葉機は完全に接着されていないと上翼がグニャグニャ曲がるので大変です。。。

今年もいよいよ明日を残すだけとなりました。
本年度中に完成させたいと思います

日本海軍航空母艦 龍驤 6

2009-12-28 22:46:50 | Weblog
飛行甲板のデカール貼り、失敗しました。(涙)

軟化剤を使って甲板のモールドに密着させようと試みたのが結果的に悪い方向へ。
(やはり余白をカットするか塗装で行うべきでした)

艦船にデカールを使うのは本当に久しぶりだったのですが、
手抜きし過ぎと猛省しています。
あ、少し前に作ったサラトガにデカールを用いていますね。(爆)
と言う事は、余白部分を切り出して丁寧に貼るべきだったのでしょう。
完全に自分のミスです。

おそらく龍驤は第二次改装後もキット化されると思うので、
大戦前の姿である本キットは、練習って事で妥協しましょう。

さて、こうなると13mm4連装機銃をどうするか迷います。
別売りで買った他社のエッチングを使うか、
ピットロードの艦船装備セットに付属している物を使用するか・・・

とりあえずキットの部品は余りにもデカいので使いたくないのですが、
どこまでパーツを奢ってやるか微妙になってきました。
 

日本海軍航空母艦 龍驤 5

2009-12-27 19:15:21 | Weblog
飛行甲板の鉄部分を塗りました。

この時代の龍驤は前部エレベータ前までの飛行甲板が木を縦張り、
それ以降は横張りという珍しい方式です。
(日本の空母は殆どが縦張り方式)

また、発着艦を容易にするために板張りの向きが異なる付近を境に、
前甲板は軽い下り坂の様な傾斜が付いているそうです。
(キットも何となく前下がりの様な気がしますが、あまり良く判りません)

明日は飛行甲板へのデカール貼りに挑戦です。

日本海軍航空母艦 龍驤 4

2009-12-26 17:15:30 | Weblog
船体の塗装が終了しました。
ここまで組み立てた状態だと塗料が回りきらない部分が出易いので、
そういう場所は事前に筆塗りをしておくと便利。

天気が良いので続けて飛行甲板の塗装も済ませました。
いつもは甲板のラインを白で塗装してマスキングした後に甲板を塗装しますが、
龍驤の甲板の白線は非常に細かいので今回は付属のデカールを使う予定です。

エレベータや遮風柵は筆塗りで行こうと思います。
塗装や下降した状態が作れる事を考えると
エレベータは別パーツの方が嬉しいのですが・・・

日本海軍航空母艦 龍驤 3

2009-12-25 22:29:58 | Weblog
飛行甲板と武装、マストや艦載艇等を除いた組み立てがほぼ完了しました。

艦橋の窓枠はキット付属のエッチングパーツを使用。
この部分、プラと選択式でも良いのでは?と思います。
僅かな部品の為に瞬間接着剤やメタルプライマーが必要になるので、
この辺りは選択可能だと助かる人も多いのではないでしょうか。

今回、別売りの純正エッチングパーツも購入したのですが
大半が手すりの為、あまり必要性を感じません。
(私は基本的に手すりは付けないので)

わざわざ別売りにするのですから、ファンネルキャップや
13mm4連装機銃位は入れておいて欲しいですね。

龍驤は日本の航空母艦の中で最も飛行甲板が短く、艦首の錨甲板が丸見えです。
錨用のチェーンはモールドを削り、金属製に交換すると見栄えが良くなりそう。

明日は天気が悪いので塗装は出来ないかも知れませんが、
湿度が高くなければ一気に船体を塗装してしまう予定です。

日本海軍航空母艦 龍驤 2

2009-12-24 22:59:59 | Weblog
引き続き龍驤の製作です。

空母は航空機の発着艦を行う為、上部構造物が全くない平甲板です。
従って装備の多くが舷側に張り出しを設けた上に装備されており、
この部分の組み立てが大部分を占めます。

龍驤は以前のキットを1~2回作製した事が有るのですが、
このキットは空母の中でも部品の取り付けがかなり異なっている気がします。
(舷側のパーツが殆ど全てバラバラになっています)
この組み立て方、昔のフジミの1/700の翔鶴に似てるかも。。。

ちょっと各部に微妙な隙間が出たりしますね。
舷側に取り付けるパーツは船体側の穴が小さすぎたりする等、
仮組みして微調整が必要です。

龍驤は小さな船体に2段の格納庫を設けた為に
非常に腰高な印象が有りますが、キットは特徴を良く捉えているようです。
側面から見ると、恐ろしく背の低い船体に驚くと思います。
これじゃあ、大きな波が来たら艦首は完全に波に消えてしまいますね。
(第二次改装時に耐波性が改善のため、艦首部分だけ船体の高さを上げています)



日本海軍航空母艦 龍驤 1

2009-12-23 22:00:19 | Weblog
久しぶりに模型を作っています。
おそらく、これが2009年最後の作品になると思います。

キットは発売間もないフジミの空母 龍驤です。

龍驤は以前から同社1/700で発売されていたのですが、
フジミがウォーターラインシリーズから脱退した後
残る3社がフジミの担当していた艦船を模型化していく中で取り残された一隻です。
(同型艦が存在しない為、金型が高くつくからでしょう)

そんな中、今秋にフジミが龍驤を新開発しているニュースが飛び込んできました。
発売時期は未定のようですが、改装後のバージョンも開発しているらしいので
開戦後の龍驤も完全に新しいキットが発売されるようです。
(今回のキットは第一次改装後の姿)

キットは船体が左右貼り合わせ方式、艦底板は船体内部に落とし込む方式なので
横から見た時に艦底部のパーツは全く見えません。
(同社の妙高と同じような仕様)

これに上部の格納庫を同じく左右貼り合わせ方式で取り付けます。
昨年末に発売された戦艦・金剛と比べるとモールドは甘めですが、
旧キットに比べれば正確さは格段に向上しているのではないでしょうか。

パーツの状態で見た限り、最も気になったのは13mm4連装機銃です。
龍驤には改装後も、この機銃が6基搭載されているのですが
(日本の空母で13mm4連装を搭載したのは龍驤だけ?)
この部品が、恐ろしくデカイのです!
まるでボフォースの40ミリ機関砲みたい・・・

純正の別売りエッチング・パーツに何故、これを付けてくれなかったんだ~~!