こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

ソ連戦車 BT-7 5

2013-02-28 22:16:54 | Weblog
ようやく車体の塗装に漕ぎ着けました。

ソビエト戦車に限らず、戦車の色に関しては本当に迷ってしまいます。

今回は、ライフカラーと言う水性アクリルのフレンチカーキと言う色を使いました。
(何故、ソビエト戦車にフランス軍のカーキなんだ・・・)
かなり濃度を薄くして吹いたので、先に筆塗りした跡が所々に透けて見えちゃいました。

ライフカラーと言う塗料、いつも使っているモデルマスターのアクリルと似てます。
臭いが殆ど無く、無害を謳っております。

ただ、取り扱ってる模型店が非常に少ないのが難点。
これはモデルマスターも同じなのですが・・・もっと常備する店を増やして欲しい。

乾燥後の塗膜強さに関してはモデルマスターの方が遥かに強い気がするので、
ライフカラーは全部で5色程度しか持っていません。(爪で簡単に剥がれてしまう)

日本のメーカーも、こういう塗料を開発して欲しいものです。
もう少し価格を抑えて安定供給してくれれば、あっという間に広がると思うのは私だけ?

ソ連戦車 BT-7 4

2013-02-27 22:31:28 | Weblog
放置プレイが続いてしまったBT-7ですが、本日はエッチングパーツを付けました。

このエッチングはキット同梱の物です。
(これが付属してるので車体が小さいくせに定価3990円)

車体上面に付くエッチング製のメッシュは、折り曲げ用の治具が入っていて
折り曲げ角度が一発で決まるのは流石はタミヤ!って感じです。

これで主要な部品の取り付けがほぼ完了したので、次回は塗装を行います。
この状態だとエアブラシの際に塗料が回り込まない部分が出そうなので
まず簡単に筆で簡単に塗ってからの作業を予定しています。

ソ連戦車 BT-7 3

2013-02-22 23:11:56 | Weblog
塗装前に出来るだけ組み立てています。

本日はフェンダー周辺と装備品の取り付けになりますが、
フロントフェンダーを見ると、BT-7がタイヤだけで走行可能な戦車だと何となく思えます。
(まるで昔の車のフェンダーそっくり)

砲塔脇のフェンダーに乗っている長四角の箱(左右合計4個)は外部装備式の燃料タンク。

後に開発されるソ連のT-34やJS-2等にも外部タンクは引き継がれています。
ドイツや日本の戦車には、こういう方式の燃料タンクは見られませんので
非常に珍しい装備方法だと思います。

ソ連戦車 BT-7 2

2013-02-20 23:16:26 | Weblog
今日の作業は上面+砲塔がメインです。

上面は1ピース構造なので、組み立ては砲塔直後のエンジン点検用ハッチ周辺のみ。

砲塔は内部こそ省略されていますが、砲尾などは部品化されています。
BT-7の主砲は45mm、1935年型は円筒型と呼ばれるリベット接合の砲塔に収められています。
(後の年式では傾斜角度のついた円錐型砲塔になっています)

第二次大戦に投入されたソ連の戦車は、ドイツに負けず劣らずの怪物が多く、
重量、装甲厚、火砲はエスカレートする一方でした。

そんなソ連戦車の中でも年式の古いBT-7は装甲も薄く(最大でも20mm)
貫通能力が低いと言われる日本陸軍の戦車に撃破された車輌も少なくありません。

それでもノモンハン事件は日本戦車の対戦車戦闘能力の低さを露呈する結果となり、
結果的には惨敗に終わっています。

この事件から太平洋戦争が勃発するまでの2年間で、陸軍は有効な対策を取らず、
貴重な教訓として活かせないまま戦争へと進んでしまったようです。





ソ連戦車 BT-7 1

2013-02-19 23:15:36 | Weblog
予定通り、戦車の製作を始めました。

今回はタミヤから発売されたソ連戦車BT-7(1935年型)です。

BT-7の最新キットは先日発売された1937年型なのですが、
今回作るのは少し前に出た1935年型の方です。

BT戦車はロシア語で快速戦車を意味する言葉の頭文字(T=タンク)でして、
その名の通り、最大で時速70km/hを出せたそうです。

圧巻なのは、この最高速状態がキャタピラ無し状態でして・・・
この戦車はキャタピラを外して車輪で走行出来る非常に珍しい仕様なのです。
(キャタピラを付けると50km/h程度らしい。これでも高速だと思います)

通常、キャタピラの付いた車輌が旋回(もしくは曲がる)時、
左右のキャタピラの速度を変えたり、片側を逆回転させる様な方法が一般的なのですが、
このBT戦車が車輪のみで走行する時の曲がり方は最前列の転輪が自動車のようにステアします。

ソ連の戦車というと、T-34、KV-1、スターリン戦車と呼ばれるJS-2等が人気(有名)でして、
BT戦車は旧式のヤボったいイメージが強いと思います。
(事実、ドイツとの戦闘が始まると力不足から急速に前線から姿を消していきました)

しかし、対日本向けには現役バリバリでして、1945年になっても最前線で活躍しています。

今回、古い型式のBT-7を選択した理由は1939年に満州国、モンゴル人民共和国の境界で
日ソが激突したノモンハン事件で用いられた両軍の先頭車両を比較してみたいと思ったから。

21世紀になってタミヤからBT-7のニューキットが発売されるとは驚きです。
数年前なら高価なレジン等のキットでしか手に入らなかったアイテムではないでしょうか。

日本海軍二等駆逐艦 若竹型 3

2013-02-18 22:26:19 | Weblog
若竹型も無事に完成しました。

二等駆逐艦の戦時中の写真は非常に少ないので、幾つか雑誌を漁りながらの製作になりました。
自分でも何処まで正確なのか判らないので、空想の域を出ていない可能性が高いです。

ま、こういう作り方が出来るのも艦船模型の良い部分なのかも知れません。
あまりにも考証に凝ってしまうと、手が付けられなくなる艦が多いのは日本海軍の常ですから。

次回からは久々に戦車でも作ろうかと考えていますが、
小型艦が続いたので大型艦をいきなり始めてしまったらゴメンナサイ。



日本海軍二等駆逐艦 樅型 3

2013-02-17 22:38:14 | Weblog
やはり小型艦は完成するのが早いです。

樅型は無事に完成しました。

キットは部品もシャープでお勧めですね。

気になるのは、艦底板の厚みと艦首・艦尾に直立してる棒状のモールドでしょうか。
前者は削るなり、自作(オミットも有りかも)で対処可能と思います。

後者の棒状部分は通風筒と思うので、適当にジャンクパーツ等からキセル型を移植すれば
グッとリアルに仕上がりそうです。

艦尾の軌条には爆雷の様なモールドが施されていますが、これも削り取った方が良さそうです。
若竹型(朝顔)の方も明日には完成すると思います。

日本海軍二等駆逐艦 樅型 2

2013-02-16 23:05:44 | Weblog
樅型もマストや煙突の塗装等を終えました。

2隻並べると、開戦~後半までの変化が分かり易いですね。

実際には樅型よりも若竹型は艦幅などが少し増えているそうですが、
僅かな差異なのでキットは同一金型を使用しています。

二等駆逐艦の多くは開戦時には哨戒艇に格下げされており、
中には特攻兵器である回天(人間魚雷)を搭載する為に艦尾にスロープが付いた艦等も
有るようです。

これらを再現しようとすると大改造になると思いますが、
いつか再現してみたいと考えています。

日本海軍二等駆逐艦 若竹型 2

2013-02-14 22:44:36 | Weblog
一足先に若竹型(朝顔)の製作を進めています。

機銃や主砲の取り付け、煙突頂部の塗装も済ませました。
ボートダビットも付けたので、80%位まで仕上がっている状態です。

前部マストには大戦後期と言うことで13号電探を搭載しています。
(ゲジゲジのような、所謂 八木アンテナです)

このキット、発売当初に製作しているので今回が2度目になります。
以前は気が付かなったのですが、艦橋と煙突の間の両側に部品取り付け用の穴があります。
(説明書では、この穴は埋める様に書かれています)

マストに電探を搭載した場合、当然ながら重量が増えるので若竹型の様な1本マストは
強度不足から三脚のように支柱を追加することが多く、
もしかしたら開発当初は後期型もバリエーションで予定していたのかも知れません。

この穴、同じ金型を使っている樅型にも有るのですが、若竹・樅ともども埋める仕様です。

今回はこの穴を利用して支柱を追加しました。
厳密には若竹型の艦橋は樅型とは異なる部分も多く、それなりに改造が必要みたいですが
毎度恒例のスルーです。



日本海軍二等駆逐艦 若竹型 1

2013-02-13 21:24:21 | Weblog
どうも私は樅型と若竹型を勘違いしていたようで・・・

昨日製作したのが先に建造された樅型、本日が若竹型になります。
(昨日の内容、大幅に修正しました)

対空火器を増設した大戦後半を再現するのは若竹型の朝顔で、
本日の更新分になります。

こちらは艦橋前の魚雷発射管を撤去、機銃台を増設しています。
(3番主砲も機銃に置き換えられています)

艦橋前の機銃台は、ピットロード社の睦月型駆逐艦用を流用しました。
二等駆逐艦は艦幅も狭いので、機銃台は少し横幅を切り詰めた方が良かったかも。。。