こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

大和型戦艦 3

2010-05-17 23:09:53 | Weblog
主に艦橋周りの作製です。
大和型は、それまでの戦艦の艦橋とは大きく異なった塔型スタイルです。
これは金剛型の比叡で実験的に取り入れられ、大和型が集大成になっています。

模型でも殆どの戦艦が支柱を立てて、構造物を積層させていく方式なのに対し、
大和型の艦橋は左右分割式で構成されています。
本日は艦橋周囲に付く機銃射撃指揮装置等を中心に取り付けて行きました。

防空指揮所まで組み立てが終わりました。
写真では見えにくいのですが、艦橋背面のラッタルも取り付けてあります。
大和型の数少ない識別点として挙げられるのが、このラッタルでして、
2番艦の武蔵とは少しだけ構成が異なっています。

キットは、このラッタルを別部品にする事で大和・武蔵をきちんと区別しています。
通常、同型艦を建造する時は識別が容易なように、どこかを変えて作るらしいのですが、
大和・武蔵は相違点が少なく、遠方から撮影された写真では判別は出来ない程です。
2隻が一緒に写っている写真は多く現存していませんが、
それらの殆どは大和と武蔵の識別が出来ていません。