むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

とんだハプニング・・・・!

2014-07-31 22:57:00 | 工場長の独り言

かねてからの予告通り 今日は滋賀県に出張してまいりました・・・。

行きの新幹線・・・・ 東海道を下る際、毎度の如く利用する 東京発07:40発の のぞみ101号・・・、早朝とはいえ 夏休み中ということもあって ビジネスマンの他にも 家族連れの姿を観る事も出来ました・・・・ そんな事で 車内は結構な乗車率でした。  ま、いつもの事ですが 午前6時前に自宅を出て来たので 新幹線の車中では ちょっと仮眠をとるのですが 今朝の車中では ちょっとしたハプニングが・・・・。

のぞみ101号は新横浜を出て 順調に西へ向かっているところ・・・・。 ちょうど三島駅を通過して間もない頃だったでしょうか・・・・ 私の座席の5列ほど前に座っていた男性が 席から立ち上がって数歩進んだところで ドスン!という物凄い音が・・・・。「何か?」と思い 通路に目をやると その男性が卒倒して動かない・・・・、周囲の乗客が一大事と感じ、デッキ部分にある非常ボタンを操作したようです・・・・。 これを押してしまうと  どんな状況であれ 列車は非常停止する仕組みになっているので 列車は非常ブレーキが作動・・・、数キロ滑走したところで停止してしまいました。 その後、間もなくして 専務車掌やら車内販売員の女性らが 駆け付けて状況を把握・・・、 幸い卒倒していた男性は意識を取り戻した様子でしたが、倒れた拍子に額を切ったようで かなり流血していたようです。 幸い 列車乗務員が携帯しているメディカルキットで出血のほうは収まったようでした・・・・。その一方で運転席から非常停止ボタン操作に関する状況確認の車内無線が流れてきて 専務車掌はその対応に追われていました・・・。 何しろ 午前8時半・・・・、東海道新幹線ダイヤ上で朝のピーク時間帯なので 本線上での非常停止はただ事でありません・・・。 急病人への対応が一段落すると 同時に 非常ボタンを押した人は誰か?という問い掛けに代わっていました。 幸いボタンを操作した方は直ぐに名乗り出たようですが 正直、この対応はあまり褒められたものではありません。 新幹線を本線上で停止させたという事になると 事の大小はともかくとして 立派な「犯罪者」になり得るから・・・・。 同じ鉄道線でも 新幹線に関しては 国が法律で事細かに罰則規定を制定しており、たとえ重大事故回避の為であっても 非常停止ボタンを操作する、という行為自体が 罰則対象となり得てしまうのです。 人助けの善意であっても 後々 色々と調べを受けるのは必然ですから 皆さんも注意するように・・・・! 実際、今回のケースでも ボタンを操作した方は 色々と聞き取り調査を受けていたようです・・・・。

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そんなハプニングのおかげで 列車は名古屋駅に10分程の遅れで到着・・・、 さらに京都では8分の遅延となっていたのは回復運転の成果でしょう・・・。

そんな事で出張の全容を書いておこうか?と思っていたけど 結構なボリュームになっちゃったので 今日のところは これにて終了としておきます・・・。 総じて本日の概要は 「いや~っ、本当に暑くて参りました・・・・・。」ということ以外に見つかりません・・・。