クリスマスが近づくこの時期に是非、紹介しておきたい本がありますので、今日はその記事を書いてみたいと思います
ミステリー作家としてあまりにも有名なアガサ・クリスティーですが、彼女の作品の中にはミステリー以外にも人間の心の奥に潜むいろんな思いを見事に表現した秀作がいくつかあります。( [春にして君を離れ]などはかなり知られていますね。)
今回、紹介するこの作品、[ベツレヘムの星]もそんな作品のひとつ。
1965年にクリスマスのギフトブックとして出版された短編集です。
題名からも解るようにキリスト教の信仰に裏打ちされた、宝石のような物語の数々…熱心なプロテスタントの信者であったアガサならではの作品です。
…といっても天才的なストーリーテラーの彼女、未信者の方が読んでも充分楽しめて心に残るお話しばかりです。( 例えばディケンズのクリスマスキャロルのように)
クリスチャンの方には特に表題にもなっている[ベツレヘムの星]と[水上バス]がお薦めかも…
どれも秀作ばかりですが私が一番気に入っている[水上バス]は…
人間嫌いで、孤独を愛する主人公ミセス・ハーブリーグス。
人の気持ちに寄り添い、感情豊かに生きたいと願いながらも自分の努力ではどうにもならずついに「無人島に行きたい」とまで思いつめてふと飛び乗った水上バスの中で人生が変わるような体験をします。
…東洋人にも見える見知らぬ乗客のあまりにも美しい衣に思わず触れて…
(このあたりはさすがにミステリー作家のアガサ、そのミステリアスな乗客(実はイエス様)に惹かれてぐんぐん読んでしまいました。)
船を降りる頃にはすっかり幸福感に満たされた主人公、自分が本来望んでいたものを知った喜びでいっぱいです。…それは今まで自分で努力しても得られなかったもの、ふとした出会い、心のままに触れた衣の輝きによって得ることができたものです。これは見事にキリスト教の真髄を表した物語、ほんの15分ほどで読めるような短編の中によくぞここまで…と思わせる作品です。
(最後の落ちで、ミステリアスな乗客が降りていないことが判り、船長さんが「水の上でも歩いていったのかな? 」なんてジョークを言ったりするのも洒落てます)
どの作品も10分~30分くらいで読めるものばかり。
そしてホンワカと心が温まるものばかりです
ミステリー作家としてあまりにも有名なアガサ・クリスティーですが、彼女の作品の中にはミステリー以外にも人間の心の奥に潜むいろんな思いを見事に表現した秀作がいくつかあります。( [春にして君を離れ]などはかなり知られていますね。)
今回、紹介するこの作品、[ベツレヘムの星]もそんな作品のひとつ。
1965年にクリスマスのギフトブックとして出版された短編集です。
題名からも解るようにキリスト教の信仰に裏打ちされた、宝石のような物語の数々…熱心なプロテスタントの信者であったアガサならではの作品です。
…といっても天才的なストーリーテラーの彼女、未信者の方が読んでも充分楽しめて心に残るお話しばかりです。( 例えばディケンズのクリスマスキャロルのように)
クリスチャンの方には特に表題にもなっている[ベツレヘムの星]と[水上バス]がお薦めかも…
どれも秀作ばかりですが私が一番気に入っている[水上バス]は…
人間嫌いで、孤独を愛する主人公ミセス・ハーブリーグス。
人の気持ちに寄り添い、感情豊かに生きたいと願いながらも自分の努力ではどうにもならずついに「無人島に行きたい」とまで思いつめてふと飛び乗った水上バスの中で人生が変わるような体験をします。
…東洋人にも見える見知らぬ乗客のあまりにも美しい衣に思わず触れて…
(このあたりはさすがにミステリー作家のアガサ、そのミステリアスな乗客(実はイエス様)に惹かれてぐんぐん読んでしまいました。)
船を降りる頃にはすっかり幸福感に満たされた主人公、自分が本来望んでいたものを知った喜びでいっぱいです。…それは今まで自分で努力しても得られなかったもの、ふとした出会い、心のままに触れた衣の輝きによって得ることができたものです。これは見事にキリスト教の真髄を表した物語、ほんの15分ほどで読めるような短編の中によくぞここまで…と思わせる作品です。
(最後の落ちで、ミステリアスな乗客が降りていないことが判り、船長さんが「水の上でも歩いていったのかな? 」なんてジョークを言ったりするのも洒落てます)
どの作品も10分~30分くらいで読めるものばかり。
そしてホンワカと心が温まるものばかりです
素敵な本の紹介を得て、今度、書店で探してみようかと思います。
読書家のシャロンさんならではのセレクト、信頼できますね。
↓昨日の「聖者の行進」
一緒に歌わせてもらいました。
この曲には思い出があり、英語バージョンも低音部もなぜか歌えます。輪唱もした記憶が・・・
ここへ来ると、そんな記憶の扉が開いたり、とても澄んだ気持ちになれて、幸せです。
ありがとう・・・・・
昨日は『礼拝』&『M-①』を楽しんだんですけど,「“の意味”を知らん人の多さに,イエス様は寂しがってるんやろぅなぁ......」と,つくづく思っちゃいます
読書家なんて言われると恐縮してしまう、乱読おばさんのシャロンですが、この本はアガサの本質のようなものが見えてなかなか貴重な一冊だと思います。(彼女のミステリーの中には教会や、ちょっと滑稽な狂信的キャラなんかがよく登場するんですよ。)
聖者…、一緒に歌って下さってとても嬉しいです。
ブルーさんの記憶の扉、ちょっと中を覗いてみたいですね~
クリスマスの意味を知らない人、私も残念だなぁって思う時もありますがイエス様はどんな立場の人にも愛をいっぱい与えておられて自分の所に来るのを待っておられると思います。
今年はドンちゃん騒ぎでも、来年は教会、とかねハレルヤですね。
に引き込まれちゃいます(^o^)
『ふしぎなおきゃく』の絵本の紹介の時も
続きが気になって気になって
仕方がありませんでしたし(^-^;
一度、書店で探してみたいと思います(^o^)
今回の作品はアガサ・クリスティー好きな人にもとってもオススメ。
彼女独特のちょっとしたジョークみたいなものも親しみ易くて楽しいんですよ。
[不思議な…]も大人が読んでも、へー、そういう落ちか~なんて結構楽しめると思います。
ちなみに私は気になる本があるとまず図書館でかりて、手もとに置きたいなぁって思うものはアマゾンで中古を購入したりしてます。
うまく探せば、新品同様のが半額以下で買えたりしてとってもお得です。
好きな作家の愛蔵版なんかは新品買ったりしますけどね( なんせ、少ないおこずかいでランチしたり映画観たり…常に金欠状態なんですよね~)
あと1時間しかありませんが
メリークリスマス
ご家族と一緒に
素敵なクリスマスをお過ごしください
アガサ・クリスティーって
書いてるのミステリーだけじゃなかったんですね…
しかも女性だったんですね…
男性かと思ってた
無知な自分が恥ずかしい(/ω\)あぁ
毎回思いますが
シャロンさん
本の紹介上手いですね~
心惹かれて
どうも読みたくなってしまいます
私の拙い本の紹介、空くんにも気に入ってもらえて、とっても嬉しいです。
そうか~、若い空くんたちにはアガサは、あまり馴染みないんですね。
オリエント急行殺人事件のポアロとか言ってもピンと来ないかな?
……機会があれば、一度読んでみてくださいね
23日から超忙しかったケーキ屋のおばちゃんのシャロンです。
クリスマスらしく過ごせたのは、昨日の夜くらいかなぁ……
空くんのブログにもゆっくりお邪魔する時間がなかったのですが(ごめんね)、今日の夜ぐらいからまた、楽しませてもらいに行きますね!