ひつじっく Style♪

♪シャロンとダニエルの夫婦でアカペラ多重録音♪
雨の日も風の日も晴レルヤ!

クリスマスの本質 ♪馬槽の傍に我は立ちて(ダニエル)

2009年11月29日 | 賛美
クリスマスシーズンになりました。
†教会では、今日からアドベント(日本語では待降節とか降臨節と言います)と言って、クリスマスの意味を噛みしめながら、準備して過ごす期間です。
シャロン&ダニエルも、この期間には、クリスマスの賛美歌を毎週アップしていこうと思っています。今日はその第一弾で、私ダニエルの一番好きな賛美歌です。ビデオはこの記事の最後に貼ってあります。

クリスマスって、みなさんは、どんな印象ですか?
華やかな電飾、楽しい音楽、賑やかなパーティー…… クリスマスと言うと、そんな印象が強いのではないでしょうか。けれども今回歌う賛美歌は、それとは趣の違う、厳かなものです。クリスマスの本質を歌った賛美歌だと思います。

クリスマスは、すべての人のために、神様が赦しと希望と救いをお与えになったことを味わい、祝う日です。だから喜ぶ日なのですが、そこには、神様の愛の犠牲がありました。神の独り子が、寒くて粗末な侘びしい馬小屋で、人となられたのです。
聖書には、客間には余地がなかった、と書かれています。つまりそれは、すべての人を救うために、私たち人間が暖かいもてなしを受けている陰で、至高の神が最低のところに来られたことを表しています。
クリスマスの本質とは、そんな私たちに対する神の愛を受け、感謝することにあるのです。賛美歌というものは、祈りを歌にしたものです。この賛美歌は、クリスマスの本質に迫る祈りです。

パウル・ゲルハルト作詞、ヨハン・ゼバスティアーン・バッハ作曲「まぶねのかたえに」は、信仰深い一流の作詞家、作曲家の最高のコンビだと思います。この歌を歌うたび、私ダニエルは涙が流れます(特に4節)。長くなるので、1、4、6節のみ抜粋で歌いましたが、下に讃美歌21に載っている全歌詞を記します。

♪まぶねのかたえに Ich steh an deiner Krippen hier

1 馬槽の傍に我は立ちて 受けたる賜物捧げまつる
  命の主イエスよ 我が身も心も取りて祝したまえ

2 暗き死の夜に我は伏して 輝く太陽今ぞ仰ぐ
  主こそ麗しき命の輝き 尽きぬ喜びなり

3 救いの御恵み我が身に満ち 輝く御姿心に映ゆ
  貴き我が主よ みもとを離れて我は何処に行かん

4 煌めく明か星 馬屋に照り 侘びしき乾草 馬槽に散る
  黄金の揺りかご 錦の産着ぞ 君にふさわしきを

5 この世の栄えを望みまさず 我らに代わりて悩みたもう
  貴き貧しさ知りえし我が身は 如何に讃えまつらん

6 愛する主イエスよ 今捧ぐる ひとつの願いを聞きたまえや
  この身と心を主の馬槽となし 永久に宿りたまえ



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14 コメント

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拍手! (トクベー&キーボー)
2009-11-29 05:45:47
相変わらず素晴らしいハーモニーを聴かせて頂き感謝です。
クラシカルで静かなクリスマスにぴったりですね。聖らかで、荘厳でとてもいい雰囲気です。
お二人とも本当にいいお声を持っておられる。しかも音域が広い。声楽的なことは、疎いのでわかりませんが、バリトンからソプラノまでを二人で歌うのは、難しいことではないのでしょうか。繰り返しの多い讃美歌ですが、最後まで聴き入ってしまいます。お耳の保養になりました。
ありがとうございます。
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トクベーさん、早々とありがとうございくます♪ (ダニエル)
2009-11-29 06:48:46
歌は毎回、正直なところ練習不足で、申し訳ない気もするのですが、ご声援ありがとうございます
このブログを訪れてくださった方々に、少しでもクリスマスの意味や、雰囲気が伝わればいいな、と思います。
僕は元来テノールなので、バスのパートは毎回、無理して出しています
マイクのそばで歌えるから、何とか実現できているものの、この曲の最低音はF#なので、普通に歌ったら、バスなんて殆ど聞こえないと思います
アルトは今回、シャロンが担当しているのですが、最後の節の最後の2小節だけ僕に交代していたりして、何とか補い合ってやっています。
教会暦の新しい一年が始まりましたね。
†トクベーさんの、アドベントが祝福されますように
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原点に戻っています (あむね)
2009-11-29 12:11:14
ステキなハーモニーを
ありがとうございます♪

クリスマス商戦に踊らされないように、
イエス様誕生の原点に戻って、お祝いしたり
その日を考えようと思います。

今年3回目の≪ジーザス・クライスト・スーパースター≫の舞台をみました。
イエス様生誕のお話ではなく
十字架にかけられるまでの数日間の内容です。

賛美歌の他にも、映画や舞台や本など
色々、彼と神について語るものがありますね。
でも、1番自分の身近なものは
お祈りと賛美歌なのですよね。
この賛美歌は初めて知りました。
ご紹介感謝いたします
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あむねさん、コメントありがとうございます♪ (ダニエル)
2009-11-29 19:00:14
子供の頃、ほぼ無宗教の家に生まれ、教会も何も知らなかった頃、クリスマスって何の日なのか、子供ながら毎年ずっと疑問でした。

クリスマスの本当の意味を知った時、主役を脇へやって、お祭り騒ぎをしていた自分が、悔しくなりました。
けれども、そんな罪深い自分を救うために来てくださった恵みが、多くの時間と空間を超えて、自分に与えられていることが、クリスマスの喜びとなりました。

すべての人が、この恵みを味わうために招かれています。
おっしゃるように原点は私たちの身近にありますよね。
原点に立ち戻ることは、クリスマスを「楽しさ」から「喜び」へと変えます。

多くの方々と喜びが共有できれば素敵だなと思います。また、原点について紹介していきますね♪
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まぶねのかたえに (ceci)
2009-11-29 21:38:19
好きな曲です。

前にいた教会では毎年歌っていましたが、今の教会では歌われていません。

聞かせていただけて感謝でした。
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こんばんは~♪ (jintan)
2009-11-29 22:08:41
素晴らしいハーモニーを有難うございます。
例年クリスマスはイブも含めて飲み歩きが
中心でしたが(^-^;今年は、お二人のハーモニーを
聴きながら厳かに過ごそうと思います(^o^)
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ceciさん、こんばんは♪ (ダニエル)
2009-11-30 00:13:31
賛美歌集が改訂で変わったり、教派や教会などを移ったりすると、歌わなくなってしまうものがありますよね。
ちなみに、私達夫婦が在籍している日本聖公会では、この曲は使われていません

バッハの曲を好き、という声を聞くと嬉しくなります ありがとうございます。
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jintan さん、こんばんは♪ (ダニエル)
2009-11-30 00:20:11
いやいや、そんないいもんではないです
……というか、ぜひjintanさんも、お近くの教会で、ろうそくを灯しながら、賛美歌を歌ってみてはいかがでしょう
別に一回きりでも、名を明かさなくてもNo problemですよ。どこの教会も暖かく迎えてくれるはずです
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こんにちは♪ (ふー、ななのかあちゃん)
2009-11-30 15:44:34
ステキな歌声を聴きとってもさわやかな気分です。
クリスマスといえば子供たちにプレゼントの用意をしたりお料理は何を・・とか街のイルミネーションにワクワクしたり・・そんなふうに過ごしていました。
またクリスマスの夜にお二人の歌声を聞かせてもらおうと思ってます。
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クリスマス (浦和のいたち)
2009-11-30 17:38:16
こんばんは
今年も、明日から12月早いですね。
1年が本当に早く感じます。

子供の頃、クリスマスになると近所で
パーティ開きました。
楽しかったなぁ~

大きなケーキと七面鳥(ニワトリかも)
良き思い出です。

ビデオ、自宅に戻ってから聞きたいと思います。
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