五十路の卒業式～思い出は宝物～(シャロン)

前回の記事でも書いたように、５月末で仕事が終わって…約10年ぶりくらいの専業主婦状態 (まだ３日目ですが…) のシャロンです。




↑の写真は、約一週間ほど前…８年間見てきたお店の前の風景を忘れたくなくて撮った写真。
この頃の切ない気分が出てますね…(写真って不思議ですね)

店長さんが、かつてのスタッフやお得意さんにお店の閉店を伝えてから…久々の元メンバーや、昔よくお店を利用していて今は遠方に引っ越されたお客様なんかも顔を見せて下さって…懐かしい時間がたくさん持てました。
月末に近づくにつれて、オバスリーも「あと、○○日やなぁ…」なんてつぶやきながらいろんな思い出話しも尽きませんでした。

そして…21年続いたお店の最終日…夜のシフトやった私は、最後のお客様を見送ることに…

「これでホンマに終わり…」そんな思いが胸にこみ上げてきたけれど不思議に涙は出ず…寂しさと同時になんとも言えない満足感、みたいなものに包まれました。

この１ヶ月、毎日のお祈りで寂しい気持ちを神様に聞いていただいたり、同僚と共有したり…ブログや日記帳につらつらとしたためたりして…少し気持ちが落ち着いた気がします。…なんていってもまだ実感のない部分もあって…今朝も「お天気いいし、お店用のスニーカー洗おう!」(毎月、月初めに洗っていたので)…こんなオオボケがしばらくは続きそうです



最終日の閉店後、店長さんたちの企画で打ち上げに。
ここ数年のメンバーで時間のある何人かが集まって…お店での楽しかった出来事や特徴のあるお客様の話題なんかで盛り上がり…あっと言う間に３時間近くが過ぎていました
こんなに楽しい仲間との時間をもっともっと共有したい…そんな気持ちは皆同じ。
ここではやはり涙が出てしまう場面も…　店長さんたちに心ばかりの贈り物とスタッフの寄せ書きを渡したりして…私にとっては、なんだか高校のときの卒業式のようで…「五十路の卒業式やな…」なんてつぶやいていました

今後は、それぞれの日常を精一杯歩んでいく私たち…また近いうちに「同窓会しようね」なんて皆で誓いあった夜でした

お店での日々を忘れたくなくて…いろんなスナップを撮りました
そのほんの一部を載せてみますね!

休憩時間を過ごしたバックルーム。


当然の事ながら…シフト用のボードも真っ白。


昨夏にリニューアルしたばかりのお店の外観…営業最終日は快晴でした

どんなことにも終わりはあるし、寂しさや残念さはどうしようもないけれど…恵まれた環境で働けて、宝物のような思い出やかけがえのない仲間ができたことにはスペシャル感謝、ハレルヤです

おまけの写真。

最終日に頂いたお花と、店長さんからのメッセージ。
閉店準備で忙しい中、心をこめて書いて下さった文章に…この日いちばん泣いてしまったシャロンでした