ひつじっく Style♪

♪シャロンとダニエルの夫婦でアカペラ多重録音♪
雨の日も風の日も晴レルヤ!

絵本原画展~市川里美とバーナデット・ワッツ~ ( シャロン )

2010年07月27日 | 絵本
相変わらず猛暑が続きますが、皆さん夏バテは大丈夫でしょうか
毎日、「暑ーい、だるーい」を繰り返しながらも何とかフツーに過ごしているシャロンです。

さて、今回は17日に行った 佐川美術館 の絵本原画展の記事を書いてみたいと思います。

 
琵琶湖のやや南、守山市の湖岸にあるこの美術館は、豊かな水とオブジェが素晴らしい、癒し系の建物




 

そしてこの夏、ここで開催されているのは「市川里美とバーナデット・ワッツ/ ヨーロッパ珠玉の絵本原画展」です。

こちらは市川里美さんの作品群。
20代でフランスに渡り、独学で絵の勉強をしてイギリスで絵本作家としてデビューした彼女のことを恥ずかしながら、初めて知ったシャロンです。
その作品はしっかりしたデッサン力と緻密な表現力が素晴らしく、原画の一枚一枚がものすごく値打ちのある絵画のよう…
そして、いろんな動物や ( 特にクマ ) 子供を描く時の愛情溢れたまなざしが彼女の作品をとても温かいものにしています。



シャロンが買った市川さんの絵葉書と自分用の絵本。

そしてこちらはバーナテッド・ワッツさんの絵葉書と作品群

子ウサギのジヤックが目の見えないお友達のもぐらのチャーリーに風がどんなものか教えてあげるお話し…絵のタッチもとても温かみがありました。


ワッツさんは日本でも比較的ポピュラーな絵本作家のひとり。
彼女の作品を「見たことあるかも…」と感じる方は多いはず。
その作品はとても透明感のある美しい色彩と、小さな動物たちへの愛に満ちていてどれも溜息が出るような秀作ばかり
シャロン的には特に、「雪の女王」や「ヘンゼルとグレーテル」の原画が圧巻でした~

現在、パリに住む市川さんとイギリスの田園地方に住むワッツさんはとっても仲良しだそうです。
画風は違うけれどおふたりの絵を観ていると、なんとも懐かしいような優しい気持ちになりました。そして多分、100枚以上はあると思われる作品はどれも見応えたっぷり
一時間の予定が気づけば閉館時間ぎりぎりになっていました

原画展は初めてだったダニエルは感動の連続
絵本に印刷された絵ももちろん素敵ですが、それとは比べ物にならないくらいの感動を貰えるのが原画展のいいところです。
やはりそれぞれの作家さんの魂が一枚一枚に込められていて、それが観る人のに伝わるのでしょうね

素敵なふたりの作家さんにハレルヤです。

佐川美術館 077-585-7800 ( 月曜休館 )