goo blog サービス終了のお知らせ 

ひつじっく Style♪

♪シャロンとダニエルの夫婦でアカペラ多重録音♪
雨の日も風の日も晴レルヤ!

シンフォニー宙♪ (ダニエル)

2011年11月13日 | お気に入り
こんにちは。ダニエルです。

今日は、僕が最近ハマっているCDについて書きたいと思います。

シャロンが9月27日に書いた記事「たそがれのコンサート♪」にもあるのですが、9月23日に佐川美術館でトワイライト コンサートがありました。
そこで、シンフォニー宙(そら)の野外コンサートがあったんですね。全員女性のアコースティック ユニットです。そのときに、僕は曲や演奏に非常に心打たれて、で、コンサートの終わりにリーダーの石川まぎさんに「大変素晴らしかったです! 特に新曲が泣けました!」と声をかけました。そうしたら、「是非このCDも!」とオススメされて…… その一番気に入った新曲は、震災直後に作られた曲でCDには入っていなかったので、ちょっと躊躇したのですが、オススメ眼差しにやられて、買ってしまいました
シャロンには「またまた~、いいカモやん」と笑われてしまいましたが、このCDが僕には、ド・ストライクだったのです。新曲は入っていませんでしたが、とてもよいCDだったのです。
それ以来、ずっとこのCDばかり聴いています。そして、一人でゆっくり聴くときは、今でも涙ぐんで聴いています。

いや、ホント、これは超オススメ ナンデス!

シンフォニー宙 星降るほたるの谷







ちょっとだけ視聴できるようになってなっています。でも、本物はもっともっと素晴らしい出来栄えですョ。

しかも、CDには、ゲスト ミュージシャンも協演して、本当に聴き応えあるものに仕上がっています。
非常に効果的な池田安友子さんのパーカッション、不思議なサキタハヂメさんのノコギリ演奏、最終曲には、澄んだ真依子さんの歌、そして、そのラストには真依子さんの歌に加わる、どれみ宙の子ども達の歌声…… もう、涙モノです。

悲しみの中に潜む希望…「ラブレス」

2011年11月11日 | お気に入り
こんにちわ、シャロンです
またまた雨で肌寒い滋賀地方 昨日はとうとう、こたつ布団を出してしまいました~
雨で寒そうな窓の外を眺めながら、こたつで寝転んでゆっくりと本を読んだりするのも嬉しい季節
ホットのレモネードや お気にの紅茶があったりするとサイコーです

さて 本日のお気に入りは…最近、新聞の書評のコーナーで知ってアマゾンで購入、久々に一気に読み終えた「ラブレス」です。

ラブレス
(画像クリックでアマゾンにリンクします。)

題名だけ聞くと、どっかの怪しいお店のようでもあるのですが… (←ダニエル談)
昭和~平成の時代を生き抜いたある女性の一代記…といっても何かを成し遂げた、とか立派に生きた、とかではなく、ただ流れのままに生きて、自分に振りかかる不幸も悲しみも、淡々と受け入れて生を全うしたひとりの女性の物語です

ストーリーは…
昭和のはじめに、北海道の開拓村の貧しい家に生まれた主人公の百合江。
電気もなく風呂は一週間に一度…酒乱の父親と文盲の母のもとで3人の幼い弟の世話をしながら暮らしています。

そんな百合江たち家族のもとに何年かぶりに戻った妹の里美。彼女は生まれてすぐに口減らしのために親戚にあずけられて…それでも百合江たちとは雲泥の差の 豊かな環境でそだったのですが…親の都合で生家に戻ることになったのです。
ここで里美が感じる、この開拓小屋での生活への恐怖…これが私たちの視点としてこの環境の凄まじさを実感させてくれるのです。
妹の帰郷を喜び、なにくれとなく世話を焼く百合江ですが…夢見ていた高校進学が許されない状況に耐えられずにドサ回りの旅の一座に身を投じるのです。
彼女にはただひとつ希望をつなげるもの…歌があったので、いつか大きなステージで歌える日を夢見て、その日暮しを続ける百合江。 そして、恐怖とも言える環境の中に残された里美の中には姉への複雑な感情も根付いて…それでも、ある時は助け合い、せめぎあいながらも人生を分かち合うふたり…しっかり者の里美と流れのままに生きる百合江の対比や その葛藤、 百合江に関わる人々の、様々な人生や人間の本性のようなものが、迫力ある筆致で描かれてゆきます。

あるときは激しく、そして緩やかで優しく…作者である桜木紫乃さんの筆力は圧巻!!
最近は、長編を読むのに何日もかかる私ですが…この作品は2日ほどで一気に読破してしまいました

他人から見ると、不幸や悲しみに満ちた大変な人生でも、本人にとってはとても愛おしくかけがえのない道のり。
歌に対する百合江の愛情や思い入れも、単なるあこがれで虚しいものに思えるのですが…物語の最後にどんでん返しのように豊かな実を結ぶ…この展開も素晴らしかったです

人生に無駄なことなんてなにも無いし、一見、不幸と思えることの中にも必ず希望や幸せを用意して下さる神様の視点…そんな温かささえ感じる「ラブレス」でした、ハレルヤです

そして、今回おまけの写真は…「冷たいアイスの中に潜む笑顔」


昨夜、コタツで暖まりながら家族でアイスを食べていた時に…娘のパナップがこんなふうでした~
私の記憶では「初めて見た~」やったのですが…娘によると「一箱に一個くらいはあるで。前に、ママにも見せたやん」らしい…

いよいよヤバい 私の記憶力です…




今年のイチオシ??『探偵はBARにいる』

2011年10月09日 | お気に入り
こんにちわ、シャロンです
金曜のことになりますが…公開以来ずっと気になっていた映画
「探偵はBARにいる」
を観ることができました~(赤い文字クリックでホームへ )

映画『探偵はBARにいる』特報


少し前に映画館で予告編を見て…タイトルが外国の探偵物みたいで、ちょっと懐かしい雰囲気もあって 是非観たいと思っていて…でも自宅の近くの映画館ではやっていなかったので諦めかけていたのですが、パートがお休みで 時間ができたので車で1時間ほどのお気に入りの映画館まで行きました

内容は…
主人公で、しがない私立探偵のオレ、が若くて見かけはグウタラな相棒 ( 北大の助教授で実は空手道場の師範代)とともにある匿名の女性からの依頼で動くうちに、とんでもない事件に巻き込まれていく、という、基本ハードボイルドっぽいお話し。
ストーリーはそんなに凝っているわけでもないのですが、主役の大泉洋さんがピッタリのはまり役で チームを組む松田龍平くんのとぼけた感じも上手くて…舞台になってる札幌のススキノは全く知らないシャロンですが、この物語の世界観にはピッタリきてた気がします。

個人的には、ラストの過激な展開にはちょっとついていけない部分もありましたが…
それでも、一歩間違えば暗くなりがちな復讐劇のような内容を、笑いや人情味あふれるセリフなんかでテンポ良くまとめた作品やったと思います。

ラストシーン、いつものBARに戻ったオレに届く、切ない贈り物…主人公の複雑な思いがビンビン心に響く大泉洋さんの演技でした この人、面白いだけの役者さんじゃなかったんですね

そして見終わったあとのじんわりした温かみみたいな感じ、「このままこのふたりとお別れするのはかなり寂しい~」的な思い…何かに似てるなって思ったら…
プロデューサーも脚本も、そして音楽も…私の大好きなテレビドラマ「相棒」のスタッフだったんです!!
これはハマるわ… 私の中では今年観た映画の中で1番のお気にかも

この作品、とっても人気で続編製作も決定したそう…またまた楽しみが増えました、ハレルヤです

そして、本日おまけの写真は…昨日自宅近くで見つけたコスモスです








秋の晴ればれとした日差しをいっぱいに浴びて…どのお花も歌っているように見えました


伊右衛門エスプレッソ♪(シャロン)

2011年09月29日 | お気に入り
秋晴れで暑いくらいの日差しが続いている滋賀地方 それでも 日陰の涼しい風や朝晩の冷んやりした空気が9月の終わりを知らせているようです。

さて、本日の私のお気に入りは…

サントリーから発売されたばかりの伊右衛門・グリーンエスプレッソ です。
昨日 仕事帰りにスーパーで見つけて初めて買ってみました~

「伊右衛門」といえば言わずと知れた京都の老舗茶舗、福寿園さんが 2004年に発売されたペットボトルのお茶。
最初は「え~っ、あの福寿園が~」なんてちょっとびっくりしましたが、コンビニでも買えるおいしいお茶の走りになりましたよね!

そして私はこの「伊右衛門」のCМの世界観が結構好きなんです。
モッ君と宮沢りえさんの古き良き時代的な夫婦がいい感じ…久石譲さんの音楽も気分をほっこりさせてくれます

最近、そのCМで見て ずっと気になっていたこの商品…墨絵の鳥と、舟人が木に変化してしいくような躍動感…そして静の世界へ…モッ君がひとりの画も珍しかったです。
そして「お茶のエスプレッソってどんなんやろ~??」なんて素朴な疑問も。
私としては、抹茶オーレのような和様折衷をイメージしていたのですが…


シンプルに…お抹茶でした。
蓋の上に「上下に5回振ってから…」と書いてあったのでそのとおりにしたら白っぽい泡が出たのと(お抹茶を立てたときの感じ…? )写真がイマイチ下手くそなのでなんですが…
みかけの薄いみどりとは裏腹にとても濃厚なお味。ほのかな甘みの後にはほんのりと香ばしさもあるんですよ。
シンプルでいて深みのあるこの味は癖になる…ハマりました~のシャロンです。

お抹茶といえば、あっさり目の和菓子なんかが欲しくなりますが、このお茶はこれだけで満足…十分主役になれるスグレモノやと思いました。
「グリーンエスプレッソ」なんて粋なネーミングもぴったりくる感じです。

さすが福寿園さん、やりますね ハレルヤです

そして、本日おまけの写真は…昨日の仕事帰り、工事の片側通行であまりにも長く止められたので、車の窓から撮ってみた夕空です



小さく黒い点はお宿に帰る雀さんたち。
いつ見ても 心がほんのりあったかくなる光景です





久々の料理本~のっけごはん~

2011年08月16日 | お気に入り
こんにちわ、シャロンです♪
お盆休みはお店のかき入れ時で ここ数日をバタバタと過ごしています
皆さんは夏休み、ゆっくり過ごせましたか?

昨日、仕事帰りにコンビニで見つけた料理本…もう何年もこういうのは買ったことなかったのですが…
とのページにもとっても簡単にできる、いわゆる丼御飯の写真が…そしてどれも超美味しそう!!
のっけごはん100 (別冊すてきな奥さん)

ちょこっと迷ったのですが…値段も手頃 (880円)やったので買ってみました~

もくじを見ると、「卵のっけ」「缶詰・瓶詰のっけ」…というふうに 御飯の上にのっけるもの別に分類してあります。

メニューをいくつか紹介すると
「いわし缶のビビンパ風」 「ハムマヨキャベツのせ」「厚揚げのオイスター炒めのせ」…などなど。
どれも食べてみたいでしょ~

そして、早速今夜のメニュー

しいたけバター (醤油バターで炒めたベーコンと椎茸に 大根おろしと葱をトッピング ) と

焼き鳥缶とやわらか炒り卵で~す

↑の材料のメインはコレです↓


両方とも中々に評判良かったんですよ~

材料がシンプルで簡単でしかも美味!!
私みたいな手抜き主婦にはピッタリ のお助け本で~す ハレルヤ

そして 本日おまけの写真は…先週 夕方のお散歩で撮ったスナップです







どのお花も夏の日差しにいきいきと輝いてみえました~

こちらは水面を滑るトンボ (ハグロトンボ??) です。



今回、コメント欄閉じてます  いつも温かいコメントや励まし、感謝です


ここにも「三姉妹」 (シャロン)

2011年08月09日 | お気に入り
本日も朝から容赦なく照りつけるお日様「高温注意報」なるものも発令されていますね、水分を十分摂って…外出する時間も夕方以降にするのがいいのかな…って感じです。
昭和の頃の「暑さ」とはレベルが違う近頃の夏…高温注意報なんて…なんかピンと来ないシャロンです

さて…

こちらは、さつまいもを使ったお菓子「芋きんつば」で~す
長浜市の黒壁スクエア(長浜駅の近くの観光スポット。古い町並みやガラス工芸などか楽しめる )の中にある「芋平」さんのオリジナル和菓子。

本日午後に、亡き母のお友達が遠方から訪ねて下さるので…お茶菓子用に昨日の仕事帰りに買ってきました~♪

お味は3種類、屋久島のおいも、種子島のお芋、そして紅隼人、です
 

ずっしりと重く食べ応えバッチリの和菓子…外側は少し固めの皮ですが中はしっとりと…さつまいもの自然な甘さがなんですよ~、 個人的には紅隼人のが好きです
  



大河ドラマ「江」の影響で、黒壁付近は平日でも人で溢れています。
このお菓子も…久々に買ったら三姉妹のイラスト付きになってて…ちょっとびっくりでした。
でも…味は以前のまま…お客様も気に入ってくれたらいいな

ハレルヤです

そして、本日おまけの写真



昨日の夕方の散歩で見つけた飛行機雲と夕方のお月様。 うっすらと白いお月様の…なんとなく儚い感じが好きなんです





T子と映画~ハリー・ポッター完結編~(シャロン)

2011年07月30日 | お気に入り
前回も書いたように…先日観た映画「ハリー・ポッターと死の秘宝2」の記事を書いてみます。


映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』最新映像


言わずと知れた J・K・ローリング原作のスーパー長編ファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズが最初に映画化されたのが2001年。
その後約10年間にわたってその人気が衰えることなく、映像のレベルもかなりになって見ごたえもたっぷりに成長した作品、というのが私の、このシリーズ全体に対する感想です。

そして小4の時からのローリングファンで もちろんポッターシリーズの大ファンである娘が言うように、ものすごく盛りだくさんで深い内容の原作を、時間制限のある中で映像化して盛り上げる映画の作り手の苦労は並大抵ではなかっただろうし、仕方なく省いたエピソードもいくつかあって…やはり原作を知らない映画ファンには少し難解になっていった部分もあるように思います。

それでも個人的には…基本、子供向けの児童文学を、深みのある抑えた色調のオトナっぽい雰囲気にしたことや 全体に流れる憂い、というか暗さみたいなものを大切にしていること などがこの作品を特別なものにしているような気がしています。

今回の「死の秘宝」に関して言えば…私はどちらかといえば 映画を観る前々日にDVDで観たパート1の方が好きやったかも…
前半では、ゆっくりしたペースで ハリーやロンやハーマイオニが、闇の世界の放つ負のオーラに翻弄される様子が描かれるのですが、これが結構リアルで見応えあって…それでもそのマイナスを乗り越えて力をあわせていくラストにシンプルに感動できました。
そして今回のストーリーの要でもある「吟遊詩人ビードルの物語・三人兄弟の話し」の影絵のシーンがとても綺麗で…この場面は特に映画館で観たかったです。

パート2、すなわち完結編では、とにかく今までのシリーズの主な登場人物をできる限り出して、このシリーズには珍しく戦闘シーンも長め…シリーズ最後のお祭り みたいに私には思えました。

あとはストーリーがハリーと宿敵ヴォルデモードとの一騎打ちに向かっていたので仕方ないのですが…あの超不気味なヴォルデモードの顔がなんども画面全体を覆って…見終わったあとしばらくはマイナスオーラにやられそうになったヨワヨワのシャロンでした

反対に、お気にのキャラクターは…屋敷しもべのドビー ( 小さくて従順で、なんといっても声がカワユイ)、静かで熱い男スネイプ先生、ハリーの友達で不思議ちゃんのルーナ、などです

なんにしても、この長~いプロジェクトを、完成させた主役の俳優さんたちや制作に関わった方たちには、お疲れさんと言いたいし、リアルタイムでこの作品を楽しめたこともとても幸せやったなって思います ハレルヤ

以前から、「原作は映画の100倍くらい楽しいでっ!!」と娘に熱く勧められていた原作本


娘によると この第一巻は私が本屋で見つけて、娘に勧めた作品やったようです…ほとんど覚えていない私って…
時間をかけて少しづつでも読んでみようかな…ちょっと楽しみです

今回、コメント欄 閉じさせて頂いてます、いつも温かい励ましやコメント感謝です






滝(ダニエル)

2011年07月22日 | お気に入り
こんにちは。ダニエルです。

2周年の折には、数々のコメント、ありがとうございました
今後ともよろしくお願いします


さて、休日の過ごし方というと、「家でのんびり派」と「外に出かける派」とが分かれると思いますが、どちらがお好きですか?

僕は断然、「外に出かける派」ですね。家は毎日いるので、遊んで非日常を味わいたいわけなのです。

さらに、外に出かける派の中でも、ショッピングなどを楽しむ「街派」と自然と親しむ「自然派」とに分かれるようです。

僕は自然派ですね。

自然派の中でも、大きく分けて「海派」と「山派」とがあるわけですが、僕は山派ですね。

多分、緑が好きなんです。でも、山派でも、僕はある要素を求めます。多分、山派の人は求めることが多いと思うのですが、それは、「水辺」なんですね。

湖とか、川、沢、沼、湿地、そして、一番の醍醐味は「滝」だと思っています。電気も使わずに流れ続ける滝は、大自然の神秘を感じずにはいられません。だって、何千年、何万年もの昔からずっと流れ続けているわけですから。

今回のプチ移動で行った平湯大滝は、なかなか立派な滝でした。



滝の上から滝壺に向かって、水が勢い良く流れ落ち続け、飛び散ったしぶきが霧のように、何とも言えない清涼感を与えています。
この滝は、ロープが引いてあって近くには行けませんでしたが、そこでも十分にしぶきが飛んできます。



年がら年中その飛ばっ散りを受けているコケは、常に潤っていて、嬉しそうです。





いつも滝にこだわる僕に対して、冷ややかなシャロンも、この滝には感動してくれたようで、「人間って本当に、チッポケだよね」と感動を共有できました。

大きいものも、小さいものも創造され、愛してくださる神様に感謝†

根底に流れる温かさ~「さや侍」~

2011年06月30日 | お気に入り
こんにちわ♪
いよいよ6月も最後の日。1年半分過ぎてしまったんですね…いつものことながらあまりの速さにのシャロンです。

…さて今回は、先週ダニエルと観た映画「さや侍」の記事を書いてみます。

個性的な映像で海外では高く評価されている松本人志監督の第3作。全くの素人さんを主役に起用したことでも話題になりましたね。

もともと、ダウンタウンの松ちゃんにはほとんど馴染みのなかった私です。もちろん前作のことも全く知らず…

たまたま 映画の公開前に某国営放送の情報番組にご本人が出ておられて…この映画への思いを語ってはりました。
その中で、「娘が産まれてなかったら、この映画はかなり違ったものになっていたと思う…やはり父子の繋がりや縁みたいなものはいつも意識している」というような内容のことを話しておられて…またこの映画を、お笑い芸人の作品としてではなく、それとは切り離したいち監督の作品として観てほしい、という松本監督の思いにも魅かれるものを感じました。

ダニエルも、トレーラーの短い動画を観て、なんとなく心揺さぶられるものがあったらしく「僕も観てみようかな…」と。( それだけで、もうウルッときてたみたいです )

それでふたりで初めての時代劇を観ることにしたのです



ストーリーは…
ある出来事がきっかけで刀を捨てて、脱藩したお尋ね者として追われる身となった野見勘十郎。
彼が林の中を息を切らせながら逃げる場面から映画は始まります。そのあとを追う幼い娘タエ。 厳しい表情で父についていきます。

3人の刺客からもなんとかのがれたものの、やはりお縄になってしまう野見。
そして彼と娘の30日の業が始まります。

母親を亡くして全く笑わなくなってしまった若君を笑わせるために毎日毎日、いろんな芸を考え、お殿様や若君たちの前で披露する野見…30日以内にそれが出来なかったら切腹、というシビアな現実の前にひたすら真剣に取り組みます。
…しかしその芸は稚拙でどうしようもないもの…そんな父親のふがいなさに腹立たしさを隠せないタエですが、牢屋番たちの励ましもあって次第に父を応援するようになるのです。

不器用ながらその使命に必死で取り組む姿は町衆やお殿様の共感を呼び、物語はどんどん熱を帯びて…ハッピーエンドになりそうなのですが…

松本さん自らも書いておられるようにこれは、ある種のおとぎ話。

それでも最後には悲しい現実 ( 私からみたら… )が待っているのですが…そのまた後のラスト10分くらいがこの物語の要かな…と、私は感じました。 これから観ようとしておられる方もおられるので詳しくは書けませんが、とにかく温かい厳しい現実を温かい笑いで包み込む…そんな松ちゃんの心意気がじ~んと伝わってきました

最初は、笑いもちょっと薄っぺらい感じがして、野見さん(ご本人の方 ) もぎこちなく「あれ、この映画 失敗…」なんて思ったりもしたのですが ( 後で感想を話した時ダニエルもおんなじやったみたいです )物語の中盤あたりからどんどん引き込まれて…頑張る野見勘十郎を応援する気持ちはスポーツ観戦するときのようでした。
主役の野見さんも役が乗り移ったかのように、目つきが変わってきて、もちろん娘役の女優ちゃんはほんとに上手くて…

とにかく時間の経過とともにパッションが強くなる作品、いっぱい笑っていっぱい泣いて…最後はまさしく泣き笑い なんとなく切なくて、でも爽やかな感動も…不思議な映画でした。

また私はこの映画の音楽もとても好きでした。
物語の最後で歌われる 竹原ピストルさんの曲も話題になっていて…それももちろん良い曲ですが、全編に流れるオリジナル曲がどれも良かった…どことなく品があって、もちろん迫力ある部分も…特に後半、ドラマを盛り上げるのに大きな役目を果たしていたと思います。(音楽担当の清水靖晃さんのプロフィールはこちらをクリックして下さい )

作り手の優しさがじわっと伝わってきて…素直に感動できる良い映画やったと思います。
松本監督の次回作にもちょこっと期待の私たち。 ハレルヤです











しずくフェチ…??( シャロン)

2011年06月22日 | お気に入り
ずっと涼しくて過ごし易い梅雨が続いていた滋賀地方ですが…昨日は暑かったです~
お昼前から急に気温が上がり出して、寝苦しい夜になりました。

気温の変化がこんなに激しいとドッと疲れがでますよね、本日は曇っていますがかなり蒸し暑いです

去年の秋にカメラを買い替えてからCX4 のマクロの威力に結構感動して…今まではなんとなく見過ごしていた雨粒が大好きになりました~


数日前に外出先で撮った、雫の写真です。







こんなに何気ない雨粒にもハッピーが満ちているなんて…神様の作られた自然の造形はやはりスゴイですね!!

他にもこんなお花たちも…雨を喜んでキラキラ輝いてみえました
 



おまけのこちらは…1ヶ月ほど前に植えたゴーヤの苗も順調です



ゴーヤちゃんも雨がいっぱい降るとググッと伸びるんですよね~、 ハレルヤです