さて、第922回であります。
扇:ようやく灰から復活したSENでーす。
鈴:ちっ、カント寺院の強欲坊主め、成功しやがったかと舌打ちするLINNで~す。
扇:いや、マハマン使ったんだ。
もちろんお前のレベルを吸って。
鈴:……そうだったな。
……どうせレベルが下がるんなら、仏心なんか出さず、素直にハマンにしときゃよかった。
扇:ハマンに蘇生はねぇっ!
どーせグレーターデーモンで荒稼ぎしてるんだから、レベルの1つや2つケチケチすんな。
鈴:だからハマンにしたほうがいいと思ったんだっ!
さておき、グレーターくん稼ぎはあんまりしたことはないなぁ。
聞いた話では、一日中やってるヤツもいたらしいが、1時間もおんなじことやってりゃ、はっきり言って飽きる。
扇:コマンド記憶式パッド使って、丸一日放置状態にしてる奴もいたな。
ワードナの魔除け装備して、マーフィ君殺しまくるんだ。ほぼ死なない。
何が彼らをそこまでさせるのかは不明だがね。
鈴:あー、あったな、コマンド記憶式パッド……。
まぁでも、これをさんざんやってたころは、レベル上げがめんどくさいころだったから、実際やり込んだと言えるほどやったわけではないんだよなぁ。
ターボファイルも持ってなかったし。
扇:俺もターボファイルは持ってなかったが、今でもカセットの電池保ってるぞ。(凄ぇ)
で、ウィズネタは置いといて!
本来ならこのまま、『Wikipediaに聞け!』に突入するところですが、今週はちょっとした実験企画をやってみたいと思います。
準備はいいかな、LINN君?
鈴:はいっ! ぜんぜんまだですっ!!
扇:はいっ! 本番五秒前!(無視)
『振り返れば目録!』
扇:というわけで今週も、『振り返れば目録!』の時間がやって参りました。
簡単に説明しますと、「多すぎる」、「見辛い」、「読むのが面倒」と大変御好評を頂いております、『総目録』を読み返して、月毎にベストワンとワーストワンの本を発表しようという、環境に優しくて労力もいらない非常にナイスな企画でございます。
いかにも、面倒臭がりのLINN君が考えそうな企画ですね。困ったものです。
鈴:……う~ん、なんかツッコミどころ満載なので、いちいちひとつずつ突っ込んでいってやる。
①「振り返れば目録」、大昔の医者のドラマじゃねぇんだからよ!
②「多すぎる」とか、そこまでネガティブに書いといて大好評なわけねぇだろっ!
③面倒くさがりのLINN君が考えそう、ってこの企画を提案したのは相棒のほうだっっ!!
……ふぅ、満足満足♪
と言うわけで、今回の目録から引っ張ってくる年月は「2006年5月」でございます。
扇:LINN君も随分細かくなったよなァ……大らかになった私とはえらい違いだ。
で、「2006年5月」から、ベストワンを一冊選ぶわけですが――。
私の場合、文句なしに『そして扉が閉ざされた』(著者:岡嶋二人)ですね。
岡嶋作品の中で考えても、これがベストです!
映画『キューブ』や『ソウ』のような設定が好きな方にはかなりオススメ。
鈴:仕事で数字ばっかり見てると細かくなるわな。
で、この月のベストワン……なんかこれ! ってがないなぁ。
選ぶなら「自由戀愛」(著者:岩井志麻子)か。
この前に読んだ「女學校」がよすぎて、ちょっといまいちなところはあったけど、独特の雰囲気のある作品ではあった。
しかし、なんかこの月、ベストと言うより、ワースト書いときたいのがあるな(笑)
扇:『そして扉が閉ざされた』は面白かったぞ~。
なんせ初手から男女複数名でシェルターに閉じこめられ、しかもそこから出る方法が、メンバーの内の誰かが自分が殺人犯であることを白状すること!
どいつもこいつも身に覚えがないとか言いつつ、どっか後ろ暗いところがありそーで……心理劇としてはかなり好みの部類であった。
ワーストワンは後で書くとして、『自由戀愛』は尻すぼみだったようだねぇ。
鈴:尻すぼみだったなぁ。最後のふつ~の話になったし。
最初は「女學校」のような情念にまみれた雰囲気があってよかったんだが……。
ただ、この作品、私は○にしてるけど、個人的に好きだけど、まず男性にはきついほだと思うから、いま考えると総評としては△にしとくべきだったかもしれん。
扇:これが△ってことは……君のベストワンは『雲上楼閣綺談』ってことにならないか?
まぁ、イマイチ当たりがなかったLINN君は放置して、ワーストワンに参りましょう――。
私の場合は、『新編 実録・宮本武蔵』(著者:早乙女 貢)以外に考えられません。
記事のタイトルもまんま、「これはひどい」だし。(笑)
なんと言うか、「強い男ってのはこーあるべきだ」とか、「誰それほどの男が××だった筈がない」とか、いかにも『カビの生えた男のプライドみたいなもん』を撒き散らすだけの最悪の書でした。
鈴:いや「沙羅は和子の名を呼ぶ」がある……と思ったら私の書いた記事ぢゃないし……(T_T)
「雲上楼閣綺談」は……懐かしさにかまけてるところもあって○だったから……となると、本気でこの月、ベストなしかい(爆)
では、ワーストです。
私にはこれしかない。「エクリトワールの蝶」(著者:生田美話)です。
この後、いろいろとボロクソ言ってるのはあるけど、世界観、キャラ、文章どれを取っても下手の一言が似合う作品は初めてでした。
扇:あー……こいつがシナリオ書いたゲームやったことある。
確かサガ・フロンティアだ。
そいや、Wikiの『生田美和』の項目に面白いこと書いてあるぞ。(以下、引用)
「パクリや質の悪いコピーを作る事は好まないため、影響を受けた作品の表現は意図的に避けるとのこと。またタニス・リーやポーの一族を先に知っていたらアセルス編のシナリオは書かなかったであろうと語っている。好きなジャンルはジュブナイル小説で、質の悪い作品が簡単に本になる世相から読む物は古典ばかりに傾倒してしまうと本人は語っている」(引用ここまで)
はっきり言わせてもらうけどさ、アセルス編のシナリオって、まんま『少女革命ウテナ』のパクリじゃん。なに寝言言ってんのこいつ?
鈴:サガ・フロンティアの話はわからんが、「質の悪い作品~」のところは私も言いたいね。
質の悪いのを出してんのはどっちだ?ってな。
しかもAmazon見ると、「編集部オススメ」の煽り文句があったクセに、続きが出てないんだからよっぽど評判悪かったんだろうなぁ。
まぁ、ファンには悪いけど、200%オーバーで納得するけど。
扇:ベストより、ワーストの方が盛り上がるってどうなのかなぁ……この企画。
鈴:企画としてはおもしろいけどね。ただ、ファンにはケンカ売ってるよな(爆)
まぁでも、確かにこれ以上続けるとどんどんやばくなりそうだから、次行くか。
『今週の一冊』
扇:さて、今週の一冊は普通に参りましょう。
つーか、これをやめたら読書ブログとは呼べん。(爆)
今週の一冊は――一冊じゃないけど、『ロードス島戦記』シリーズ(著者:水野良)であります。
鈴:おぉ、ロードス。懐かしいのぅ。
目録見たら第81回からシリーズで全巻ネタにしてるから、記事としても懐かしいし、作品としてもかな~り懐かしい。
これ、中学から高校にかけて読んでて、そのころはけっこうハマってたからなぁ。
扇:俺は遅咲きで、大学に入ってからだな。
いい感じにスレてた頃に読んだからか、さほどの思い入れはない。
まぁ、何と言うか……性格悪いけどビジュアル受けはしそうなディードリットで釣ったのかな? ぐらいの印象。(毒!)
鈴:……ディードが人気出たのは、まぁ否定はせん。
実際、と言うか、何というか、おそらく、この手の異類婚姻譚は昔から人気あるし、ビジュアル的にも女性らしさが表に出てるキャラとなると、こいつしかいなかったからな。
(実際は、ヴァリスの王女や女傭兵のシーリス、ダークエルフのピロテースあたりがいるにはいるが、キャラとしてヒロインらしいヒロインはディードだけ)
それに、実際問題としてディードは激しく人気出たからな。
短編集だと、ちゃんとパーンの地元で同棲してたりするし。
扇:一応、ピロテースは敵側のヒロインではなかったか?
キャラ的に存在薄かったのは確かだけどさ。
アシュラムのオマケ以上にになってないしねぇ……。
鈴:薄いからヒロインになれてないんじゃないのか?
まぁ、実際ディードの対比になってるから、ヒロインと言えんこともないが……もっとこいつのほうがきっちりとアシュラム含めて書き込まれていれば、いいキャラになったんだろうとは思うんだがねぇ。
扇:つーか、敗色濃厚になってから、マーモ側って明らかに扱い低くなったからねぇ。
美形悪役のアシュ様が、叩き上げの傭兵オヤヂに負けた時点で書くことなくなったとも言うが。(笑)
バグナード先生も……モンデインの後釜のミナクスにすらなれてない方だったし。
鈴:傭兵親父に負けてっつってもなぁ……。
どー考えても、修羅場くぐってる数違うからなぁ。アシュラムの相手って、基本的に猪突猛進のモンスターばっかだから、海千山千の人間相手に生き残ってきた傭兵親父に勝てるわけがない。
バグナードは……悪役らしい悪役なんだけど、仕掛け作ってやぶられるだけのミステリの犯人って感じよね。
扇:つーか、バグナードってただのマゾだから。
まぁ、「不幸!」しかネタがない某三番手主人公より大分マシだがね。
他に……何かいたっけ?
鈴:マゾって言うなっ! いらんトラックバックが増えるではないか!
で、他に……お気に入りのキャラと言えば、ラストでかっこいいところを見せたナルディアとか、感情がなさげに見えてぢつはシーリスLoveのオルソンくんとか、てめぇいい嫁さん捕まえたなって言いたくなるスレインとか、まぁ、小ネタ的なのはいくらでもいるんだがな(爆)
扇:本当に小ネタだな……。
ところで、何か大ネタを忘れてるような気がするんだか、気のせいかな?
例えば、本作の主人公って誰だったっけ? とかさ。
鈴!Σ( ̄□ ̄;) そ、そうだな、えーっと、主人公は、黒騎士とか呼ばれてても中身バレバレだった……
扇:それ、"パ"と"バ"を間違えてるぞ。(冷静)
to be continued……
扇:ようやく灰から復活したSENでーす。
鈴:ちっ、カント寺院の強欲坊主め、成功しやがったかと舌打ちするLINNで~す。
扇:いや、マハマン使ったんだ。
もちろんお前のレベルを吸って。
鈴:……そうだったな。
……どうせレベルが下がるんなら、仏心なんか出さず、素直にハマンにしときゃよかった。
扇:ハマンに蘇生はねぇっ!
どーせグレーターデーモンで荒稼ぎしてるんだから、レベルの1つや2つケチケチすんな。
鈴:だからハマンにしたほうがいいと思ったんだっ!
さておき、グレーターくん稼ぎはあんまりしたことはないなぁ。
聞いた話では、一日中やってるヤツもいたらしいが、1時間もおんなじことやってりゃ、はっきり言って飽きる。
扇:コマンド記憶式パッド使って、丸一日放置状態にしてる奴もいたな。
ワードナの魔除け装備して、マーフィ君殺しまくるんだ。ほぼ死なない。
何が彼らをそこまでさせるのかは不明だがね。
鈴:あー、あったな、コマンド記憶式パッド……。
まぁでも、これをさんざんやってたころは、レベル上げがめんどくさいころだったから、実際やり込んだと言えるほどやったわけではないんだよなぁ。
ターボファイルも持ってなかったし。
扇:俺もターボファイルは持ってなかったが、今でもカセットの電池保ってるぞ。(凄ぇ)
で、ウィズネタは置いといて!
本来ならこのまま、『Wikipediaに聞け!』に突入するところですが、今週はちょっとした実験企画をやってみたいと思います。
準備はいいかな、LINN君?
鈴:はいっ! ぜんぜんまだですっ!!
扇:はいっ! 本番五秒前!(無視)
『振り返れば目録!』
扇:というわけで今週も、『振り返れば目録!』の時間がやって参りました。
簡単に説明しますと、「多すぎる」、「見辛い」、「読むのが面倒」と大変御好評を頂いております、『総目録』を読み返して、月毎にベストワンとワーストワンの本を発表しようという、環境に優しくて労力もいらない非常にナイスな企画でございます。
いかにも、面倒臭がりのLINN君が考えそうな企画ですね。困ったものです。
鈴:……う~ん、なんかツッコミどころ満載なので、いちいちひとつずつ突っ込んでいってやる。
①「振り返れば目録」、大昔の医者のドラマじゃねぇんだからよ!
②「多すぎる」とか、そこまでネガティブに書いといて大好評なわけねぇだろっ!
③面倒くさがりのLINN君が考えそう、ってこの企画を提案したのは相棒のほうだっっ!!
……ふぅ、満足満足♪
と言うわけで、今回の目録から引っ張ってくる年月は「2006年5月」でございます。
扇:LINN君も随分細かくなったよなァ……大らかになった私とはえらい違いだ。
で、「2006年5月」から、ベストワンを一冊選ぶわけですが――。
私の場合、文句なしに『そして扉が閉ざされた』(著者:岡嶋二人)ですね。
岡嶋作品の中で考えても、これがベストです!
映画『キューブ』や『ソウ』のような設定が好きな方にはかなりオススメ。
鈴:仕事で数字ばっかり見てると細かくなるわな。
で、この月のベストワン……なんかこれ! ってがないなぁ。
選ぶなら「自由戀愛」(著者:岩井志麻子)か。
この前に読んだ「女學校」がよすぎて、ちょっといまいちなところはあったけど、独特の雰囲気のある作品ではあった。
しかし、なんかこの月、ベストと言うより、ワースト書いときたいのがあるな(笑)
扇:『そして扉が閉ざされた』は面白かったぞ~。
なんせ初手から男女複数名でシェルターに閉じこめられ、しかもそこから出る方法が、メンバーの内の誰かが自分が殺人犯であることを白状すること!
どいつもこいつも身に覚えがないとか言いつつ、どっか後ろ暗いところがありそーで……心理劇としてはかなり好みの部類であった。
ワーストワンは後で書くとして、『自由戀愛』は尻すぼみだったようだねぇ。
鈴:尻すぼみだったなぁ。最後のふつ~の話になったし。
最初は「女學校」のような情念にまみれた雰囲気があってよかったんだが……。
ただ、この作品、私は○にしてるけど、個人的に好きだけど、まず男性にはきついほだと思うから、いま考えると総評としては△にしとくべきだったかもしれん。
扇:これが△ってことは……君のベストワンは『雲上楼閣綺談』ってことにならないか?
まぁ、イマイチ当たりがなかったLINN君は放置して、ワーストワンに参りましょう――。
私の場合は、『新編 実録・宮本武蔵』(著者:早乙女 貢)以外に考えられません。
記事のタイトルもまんま、「これはひどい」だし。(笑)
なんと言うか、「強い男ってのはこーあるべきだ」とか、「誰それほどの男が××だった筈がない」とか、いかにも『カビの生えた男のプライドみたいなもん』を撒き散らすだけの最悪の書でした。
鈴:いや「沙羅は和子の名を呼ぶ」がある……と思ったら私の書いた記事ぢゃないし……(T_T)
「雲上楼閣綺談」は……懐かしさにかまけてるところもあって○だったから……となると、本気でこの月、ベストなしかい(爆)
では、ワーストです。
私にはこれしかない。「エクリトワールの蝶」(著者:生田美話)です。
この後、いろいろとボロクソ言ってるのはあるけど、世界観、キャラ、文章どれを取っても下手の一言が似合う作品は初めてでした。
扇:あー……こいつがシナリオ書いたゲームやったことある。
確かサガ・フロンティアだ。
そいや、Wikiの『生田美和』の項目に面白いこと書いてあるぞ。(以下、引用)
「パクリや質の悪いコピーを作る事は好まないため、影響を受けた作品の表現は意図的に避けるとのこと。またタニス・リーやポーの一族を先に知っていたらアセルス編のシナリオは書かなかったであろうと語っている。好きなジャンルはジュブナイル小説で、質の悪い作品が簡単に本になる世相から読む物は古典ばかりに傾倒してしまうと本人は語っている」(引用ここまで)
はっきり言わせてもらうけどさ、アセルス編のシナリオって、まんま『少女革命ウテナ』のパクリじゃん。なに寝言言ってんのこいつ?
鈴:サガ・フロンティアの話はわからんが、「質の悪い作品~」のところは私も言いたいね。
質の悪いのを出してんのはどっちだ?ってな。
しかもAmazon見ると、「編集部オススメ」の煽り文句があったクセに、続きが出てないんだからよっぽど評判悪かったんだろうなぁ。
まぁ、ファンには悪いけど、200%オーバーで納得するけど。
扇:ベストより、ワーストの方が盛り上がるってどうなのかなぁ……この企画。
鈴:企画としてはおもしろいけどね。ただ、ファンにはケンカ売ってるよな(爆)
まぁでも、確かにこれ以上続けるとどんどんやばくなりそうだから、次行くか。
『今週の一冊』
扇:さて、今週の一冊は普通に参りましょう。
つーか、これをやめたら読書ブログとは呼べん。(爆)
今週の一冊は――一冊じゃないけど、『ロードス島戦記』シリーズ(著者:水野良)であります。
鈴:おぉ、ロードス。懐かしいのぅ。
目録見たら第81回からシリーズで全巻ネタにしてるから、記事としても懐かしいし、作品としてもかな~り懐かしい。
これ、中学から高校にかけて読んでて、そのころはけっこうハマってたからなぁ。
扇:俺は遅咲きで、大学に入ってからだな。
いい感じにスレてた頃に読んだからか、さほどの思い入れはない。
まぁ、何と言うか……性格悪いけどビジュアル受けはしそうなディードリットで釣ったのかな? ぐらいの印象。(毒!)
鈴:……ディードが人気出たのは、まぁ否定はせん。
実際、と言うか、何というか、おそらく、この手の異類婚姻譚は昔から人気あるし、ビジュアル的にも女性らしさが表に出てるキャラとなると、こいつしかいなかったからな。
(実際は、ヴァリスの王女や女傭兵のシーリス、ダークエルフのピロテースあたりがいるにはいるが、キャラとしてヒロインらしいヒロインはディードだけ)
それに、実際問題としてディードは激しく人気出たからな。
短編集だと、ちゃんとパーンの地元で同棲してたりするし。
扇:一応、ピロテースは敵側のヒロインではなかったか?
キャラ的に存在薄かったのは確かだけどさ。
アシュラムのオマケ以上にになってないしねぇ……。
鈴:薄いからヒロインになれてないんじゃないのか?
まぁ、実際ディードの対比になってるから、ヒロインと言えんこともないが……もっとこいつのほうがきっちりとアシュラム含めて書き込まれていれば、いいキャラになったんだろうとは思うんだがねぇ。
扇:つーか、敗色濃厚になってから、マーモ側って明らかに扱い低くなったからねぇ。
美形悪役のアシュ様が、叩き上げの傭兵オヤヂに負けた時点で書くことなくなったとも言うが。(笑)
バグナード先生も……モンデインの後釜のミナクスにすらなれてない方だったし。
鈴:傭兵親父に負けてっつってもなぁ……。
どー考えても、修羅場くぐってる数違うからなぁ。アシュラムの相手って、基本的に猪突猛進のモンスターばっかだから、海千山千の人間相手に生き残ってきた傭兵親父に勝てるわけがない。
バグナードは……悪役らしい悪役なんだけど、仕掛け作ってやぶられるだけのミステリの犯人って感じよね。
扇:つーか、バグナードってただのマゾだから。
まぁ、「不幸!」しかネタがない某三番手主人公より大分マシだがね。
他に……何かいたっけ?
鈴:マゾって言うなっ! いらんトラックバックが増えるではないか!
で、他に……お気に入りのキャラと言えば、ラストでかっこいいところを見せたナルディアとか、感情がなさげに見えてぢつはシーリスLoveのオルソンくんとか、てめぇいい嫁さん捕まえたなって言いたくなるスレインとか、まぁ、小ネタ的なのはいくらでもいるんだがな(爆)
扇:本当に小ネタだな……。
ところで、何か大ネタを忘れてるような気がするんだか、気のせいかな?
例えば、本作の主人公って誰だったっけ? とかさ。
鈴!Σ( ̄□ ̄;) そ、そうだな、えーっと、主人公は、黒騎士とか呼ばれてても中身バレバレだった……
扇:それ、"パ"と"バ"を間違えてるぞ。(冷静)
to be continued……