都電庚申塚から
とまりぎ
都電荒川線の庚申塚駅で降りる。この庚申塚という名前が何なのかをすぐ近くに発見した。
猿田彦大神とあるところへ入ると、庚申塚のいわれが書いてある。
説明文によると、ここが庚申塚だ。「江戸名所図会」のうちの巣鴨庚申塚も上にある。
通りを先へ行くと、「おばあさんの原宿」といわれる巣鴨地蔵通商店街になる。ここにだけ売っていると思われる、真っ赤な肌着が数軒の店先に見えた。
巣鴨のとげぬき地蔵さんだ。
庚申塚ととげぬき地蔵では、今はとげぬき地蔵の方が有名だが都電の駅は庚申塚としたようだ。
庚申の日は十干と十二支から60日に一回、年では60年に一回廻ってくる。「かのえさる」とも読む。