清純blog

本門佛立宗 常住寺住職・高野清純のブログ

日蓮聖人 日隆聖人 日扇聖人 の 教えや お寺の行事などをアップします

景色をかえない リズムを刻む

2015年02月27日 | 常住寺のご信者さんへ

リズムを刻む。時間を刻む。

朝起きる時間。通勤通学の時間。食事の時間。

お寺の朝参詣。ご法門。ボクらの日課です。

同じ時間に始まって、同じ時間に終わります。毎日毎日、淡々と。。。


今年に入って、1月9日から今日まで、年配のお講師がずっと欠仕しています。

風邪をこじらせて一時入院もされていました。

ご信者方にはお見舞いのご用意をと仰っていただきましたが、お断りしました。

申し訳なく、ありがたくおもっております。

お寺に姿を見せることはありませんが、ごく普通に生活できているようですので、どうぞご心配なくねがいます。

ただ、高齢ですので、寝込む前と同じようにするのには、ちょっと時間が必要だと思います。

おそらく、あたたかくなったら、出仕してくることでしょう。


毎日リズムを刻むのは、当たり前のことです。

ですが、ひとりだと、ちょっとしんどいと思うときもあります。

そんな時、ご信者のお看経の声がとても頼もしく思えるものです。

いつもの時間に、いつもの場所から、いつもの声で、お題目をお唱えする声がきこえてくる。

あの人がお参りに来た。すぐ分かります。そして、「あぁ。ありがたいなぁ。」と思うものです。


決まった時間に「ゴハンですよ~」とやってくれたら、たぶん、体調も整うのでしょうね。

日課として、これをする。そういう生活パターンには充実感と安心があります。

お寺でも、今までと同じ景色をこれからも繋いで参ります。先師上人から継承したものですから。

書面はなくても、身読するのが継承の証しです。なければ、なにもなくなっちゃう。

そりゃあ、少人数で高齢化してますが、キチンと後世につなげてまいります。

泰信師も別院でがんばってますよ。たった1人で。


朝参詣は6時半から。ご法門は8時半から。毎日まいにち。かわらずさせていただきます。

ご法門が毎日あるお寺って、意外に少ないんです。でもね、ウチは続けますよ。何があっても、絶対にね。

ですから、ご信者各位におかれましても、どうぞ、「朝参詣なんか、ご奉公のあるときだけ行けばいいや」

なんて考えでいるなら、どうぞ改良して下さい。この文章を読んでいるあなたです。

参ったら参っただけ、かならず仏祖のご守護をいただける。お参りしないのはソンなのです。


同じ時代に、同じ場所に、同じ目的で集う宿縁の人々。大事な存在です。

どうぞ。いっしょにリズムを刻んでいきましょう。

後の世の人々に、ご利益を伝えるためにも、大事な大事なご奉公です。

明日は晦日。明後日は月初祈願お総講。そして、大奥様のご祥月をおむかえします。

 


益者三友、損者三友

2015年02月24日 | 学び ・ すすめ

益者三友、損者三友 ( えきしゃさんゆう、そんしゃさんゆう )


 

『論語』にある孔子の言葉。「直きを友とし、諒(まこと)を友とし、多聞を友とするは、益なり。

便辟(べんへき)を友とし、善柔を友とし、便佞(べんねい)を友とするは、損なり」


有益な友とは、素直で正直である人、誠実な人、見聞が広い人であり、

有害な友とは、人に媚びへつらう人、人あたりは良いが誠実でない人、口先ばかりの人を言う。

友人は慎重に選ぶべきだとの意味が込められている。

「益者」とは、自分にとって有益な友人のこと。「損者」とは、自分にとって害のある友人のこと。


大勢の「有益な友」に恵まれました。ありがたいことです。

逆に、自分は他に対してどういう存在であろうか?

見識は広くないが、素直・正直・誠実でなければならないと、振り返った次第です。


昭和のにおい

2015年02月23日 | 日記

地元の景色。赤羽のすずらん通り。

現在は、ララガーデンという名前とダブルネームになっています。

左側の建物は、赤羽岩淵中学校です。

赤羽中学と岩淵中学が合併して、岩淵中の敷地に新校舎が建ちました。

この、すずらん通りからすぐの住宅地には、多くのご信者さんが住んでいます。

この日も、その中の一軒で甲お講が奉修されました。

路地の反対方向をみると、通りの向こうに続く路地があり、

むかし叔母の家族が暮らしていた建物やおとなりさんが、今も変わらず建ち並んでいます。

ここの景色を見ていると「よいとまけの歌」のキャッチフレーズが聞こえてきます。

「おとうちゃんのためなら、えんやこーら。」

これをもじって、「ご法さまのためなら、えんやこーら。」「お導師さまのためなら、えんやこーら。」

このように大人たちが、当時流行っていたコピーを口ずさみながらご奉公されていたのを思い出します。

叔母ともう1人のご信者さんは、ボクが生まれたころから、日泰上人のお給仕ご奉公に上がっていました。

昼間はお寺の厨房でご奉公でした。お二人とも、ボクら寺内の子どもたちを、とても可愛がって下さいました。

こども心に、ソバにいると安心したものです。

「日本のおかあちゃん」

おばのことを称える言葉として、秘かに、こう呼んでいます。

世話好きで、笑顔で、暖かなお人柄です。

お看経が大好きで、一生懸命なご奉公。尊敬できる、ご信者らしいご信者さんです。

私生活では、日本の高度成長期に子育てをされましたが、その好景気の恩恵を受けることはなかったと言います。

「馬車馬のように働いた。」ご自分の歩みをふりかえり、自らそう表現します。

振り返るときも、とてもすばらしい笑顔をみせて下さいます。ただ、よいとまけの歌と、景色が重なって見えます。

写真の景色は、お導師の仲人をされたご信者さんのお宅の前から撮ったものです。

当時、戦争から帰って間もないころのお導師は、ここのご信者さん宅のご宝前で、得度を決意されたと聞きました。

写真の景色には叔母の家があり、そこは地主のご信者さんから借りた物件でした。

お導師がご奉公で闊歩された愛すべき地元であり、貧しいながらも笑顔で、みなさんが力を合わせてご信心に励んだ舞台です。

叔母も80歳代半ばになりました。ここのところ、年をとられたなぁと感じています。

ここに来ると、よき昭和のにおいがします。よき色香をうつしていただき、よき宗門人として歩んで行きたいと思います。

 


ここ数日の日記

2015年02月22日 | 日記

2月16日。毎年、お祖師さまのお誕生日には、お赤飯のお仏飯をお供え申し上げております。

毎年ずっと欠かさず、寺族のおばが作ってくれてます。

早朝5時ころから仕込んでくれますので、いつもの時間に、本堂ご宝前にお供えさせていただきました。

ちなみに、今年のご降誕会式(れんげまつり)は、2月8日におこないました。2時間の口唱会でした。

案として、遠足や余興という意見もでましたが、今年は口唱会とさせていただきました。

さて。お仏飯の、木製のお箱は、「昭和30年。ご有志・石関民子。青柳春寿。三澤すみ。」と

したためてあります。大奥様。そして当時のお役中のお名前です。


2月20日は、宇都宮常照寺第5世ご住職、花前日悠お導師の祥月ご命日でした。

ボクは平成10年度に、1年間だけでしたが、宇都宮でご奉公させていただきました。

宇都宮常照寺は、恩師日泰上人が第2世として、常住寺と住職を兼務していらっしゃったお寺です。

ご就任の期間は、昭和18年~昭和40年まで。

当時、川口照妙寺のご住職だった第22世・日慶上人に継承されるまで、王子と宇都宮で

ご奉公遊ばされました。

宇都宮の末寺4ヶ寺。「栃木・常法寺。足利・常行寺。桐生・常薫寺。館林・常信寺。」は、

恩師・権大僧正日泰上人が建立されたお寺です。

二ヶ寺兼務なのに、さらにお寺を4ヶ寺も建立されるなんて、なんて凄いご奉公かと思うばかりです。

花前お導師は、乗泉寺にて執事長など要職を歴任され、

平成8年から宇都宮常照寺第5世ご住職として、ご奉公あそばされていらっしゃいました。

僧正・天翔院日悠上人。平成18年2月20日にご遷化。

20日の朝は、お塔婆を建立させていただきました。

また、あらためて、世田谷のご墓所へもお参りさせていただきます。


花前お導師のお塔婆を準備した19日の夜は、子どもたちもお手伝いでした。

まーが「お灰ならし」のご奉公。よしは「ご教歌のかんばん」を洗いました。

常住寺と宇都宮は「5具足」が同じ品物です。

まぁ。どちらも日泰上人がお選びになったのですから、当たり前ですが。。。

お香炉(お線香たて)のご有志者は、常住寺のは第15世・日晨上人です。

宇都宮のは、大奥様・石関民子様のお名前が刻まれていました。

同じ位置に、同じ書体です。


 昭和52年。

ボクが初めて本堂のお給仕をさせていただいたのは、

香炉(お線香たて)と燭台(おローソクたて)、花器と置き灯籠の5具足・7具足を

おフキンでお磨きするご奉公でした。現在はこれを、まーがさせていただいています。

20日にあがったお塔婆。

最後のごあいさつ。


いま、本堂の水屋の壁面を塗装してもらっています。

前局長の斉藤参与は、プロ顔負けの腕前です。

ご宝前の裏は純白のニスで。下のご本尊・ご尊像がご安置される場所の扉は濃厚な色合いのニスで。

カベも塗っていただいてます。墨汁の汚れが一掃されました。

まもなく完成でしょうか?

うれしく、ありがたく思っております。

 

 

 


ほうき

2015年02月11日 | 学び ・ すすめ

法諱。「ほうき」と読みます。説明は本文の中ほどにて。まずは「諱」について述べます。

「諱」は「いみな」です。

高貴なお方、主君など、偉いお方のお名前を口にするのをはばかる。避けるという意味です。

「天皇陛下」「今上天皇」「将軍様」「上さま」「お殿様」

こんな風にお呼びして、お名前で申し上げない。

「諱」とは、古来、高貴なお方や死者を、名前で呼ばないという習慣から転じて、

「本名」のことを指すようになりました。

「諱」で呼ぶのは、主君や親などにかぎられ、下の者などが用いるのは無礼であったようです。


 

「偏諱」という言葉があります。

貴人などの二字名の中の一方の字を忌(い)み避けること。また、その二字名の一方の字。

「偏諱をたまわる」とは、主君などから自分の名前に一字いただくことをいいます。

例えば、徳川歴代将軍の偏諱は、家康から、3代・家光、4代・家綱、6代・家宣、7代・家継、9代・家重、

10代・家治、11代・家斉、12代・家慶、13代・家定、14代・家茂、と続きました。

将軍や大名が後継者に対して、また功績のあった臣下や元服する者に、自分の名前の一字を与えたのです。

武士の世では、主君のお名前から一字いただくということは、とても名誉なことだったに違いありません。


ここで、表題の「法諱」(ほう・き)という言葉についてふれます。

法諱は、出家得度させていただく者が、恩師より一字たまわって、僧侶の名前をつけていただくことを指します。

弟子は、恩師から出家得度のご許可をたまわり、生まれた時に名付けていただいた名前を転じて、

僧侶としての名前を頂戴し、それを名乗ります。

文字通り出家で、恩師に全てをおたのみ申し上げて仏門に入ります。

ですから、師弟は、絶対の関係です。


お師匠さまとのご縁は絶対ですが、その他、お寺の法類も深遠な縁で結ばれています。

常住寺の創建は昭和19年です。本寺は乗泉寺です。乗泉寺から常住寺が生まれました。

ですから、常住寺にとって、本寺・乗泉寺は絶対の存在です。(もちろん。本山は宗門の頂点です。)

乗泉寺の末寺は、孫末寺や別院を含めると120ヶ寺を数えます。

常住寺から見ると、120のお寺すべてが「同門」(どう・もん)です。

北海道から中部・豊橋までの範囲にお寺が建立されています。

この、法類のお寺とヨコの絆をむすんで、本寺の下で一つになって信行ご奉公をさせていただいています。

恩師にお育ていただいたおかげ。本寺のおかげ。です。


 

お師匠さまが、益々法体ご健勝でありますように。

乗泉寺本末120ヶ寺が、益々ご弘通発展となりますように。

いや、1人でも多くの方がお題目で救われて、結果として宗門が繁栄しますようにと願って日常信行に励みます。

自分のところだけ良ければいいというワケにはまいりません。全体がよくならなければ、なんにもならないのです。

互いに応援しあって、ゆずりあって行きたいと、いつも願っています。


ご降誕会式(れんげまつり)

2015年02月09日 | 常住寺 行事 できごと 家族

本年度「常住寺・ご降誕会式」

2月8日(日)8時から10時までの2時間。本堂にて「口唱会」。


 

2月8日(日)

いつもの朝参詣は6時30分から8時30分までですが、この日は8時に無始已来で口唱会スタート。

10時までの2時間のお看経でした。

ご降誕会式は例年、みなさんで楽しむ企画を立てるのですが、今年は佛立開花運動・3年度の正念場です。

5カ年誓願成就のご祈願も含め、奉祝・報恩の口唱会をさせていただきました。

朝参詣から数えると3時間半のお看経。夕看経も含めると一万遍のありがたや口唱会となりました。


 

口唱会が終わりますと、「お塔婆と衣桁」のカバーができたと報告をいただきました。

生地は、前田相談役、河合前事務長、ウチのかみさんの3人で、日暮里の問屋まで買い出しに行って下さいました。

裁縫は本職の河合氏が仕上げて下さいました。素晴らし出来映えです。

みなさん客殿に集まってきて、カバーの装着作業をしました。

いままでは長年、お会式などの行事があるたびに、莫大な量の模造紙で包まれたお道具を

一つづつ出しては、また包んで仕舞うというご奉公の繰り返しでした。

カバーができましたので、これで中身が何だか分からなくなってしまう梱包から解放されます。

素材を購入するまでの道をつけて下さった前田相談役。本職の裁縫は河合氏でした。

各位のご奉公に随喜申し上げます。


2月9日(月)王子教区・乙お講

本所中学の前にあるご信者宅で奉修です。

ご宝前の左わきに、「第二世・権大僧正 日泰上人」の御遺墨が掲げられています。

ご宝前の右わき。こちらも日泰上人のご遺墨。そして、小僧の処女作。

作品として見てみると、なんともはずかしい。。。

王子連合のご信者方々と、和気藹々とした雰囲気の中でお講が勤まりました。

ご法門は後日アップします。今月の、今後のお講席でも同じご法門になります。

パソコンやスマホを持っているかたは、ご覧になって下さい。


今日のお参詣者の中に、大正8年生まれのかたがいらっしゃいます。

95さい。

関東大震災の経験者。貴重な存在です。

この方は本当にスゴいです。とにかく明るくて、とてもお元気です。

つい最近まで、数ヶ月に一度のペースで、お友だち数名と温泉旅行にいったりしてたそうです。

元美容師。日本髪も結えるそうです。「自宅の路面側にあった美容院あと」は、いまはホカ弁に貸してます。

いつもニコニコ。この方がいらっしゃると、その場が明るくなります。ありがたいです。

目指せ100さい!いや、もっともっと長生きして下さい。


お講席では「彼岸会のポスター見本」がお出迎えしてくれました。

「席主のお父様」の作品です。

イラストレーターを屈指して、0,1㎜単位でレイアウトを修正されます。

本職ですが、それでもすごいです。

今年は、書類配布の時期を半月から1ヶ月早めていきます。

おさそいする期間、将引の期間を、余裕を持って確保です。

さそう側の「ぼさつ心」の昂揚・涵養もはかっていかねばなりません。

みんなで盛り上がって、はりきってご奉公させていただきましょう。


ご教歌 くるしみを 人ののがれし よろこびを きくばかりなる たのしみはなし

2015年02月04日 | 常住寺のご信者さんへ

ご教歌 くるしみを 人ののがれし よろこびを   きくばかりなる たのしみはなし


大 意 (日晨上人「ご法門のかなめ」より)

多種多様の楽しみを持つことが可能なのが人間。

勤めという字を賢者はたのしみと読み、愚者はくるしみと読む。

考え方が進んで楽しみは変わるので、愚者でも勤めを楽しむようになれる。


 

煩悩を楽しみとする=利己主義 五欲

信行を楽しみとする=菩薩道が楽しめる。化他の楽しみがわかる。


 

〇不断煩悩・不離五欲

ご教歌は、随喜心、菩薩心が、他のご利益感得に発動した貴い心をよまれたもの。

「若暫持者・我則歓喜・諸仏亦然」の境地。


 

〇信心上、積功累徳の修行が楽しみを感ずるのは、因果の道が信じられるようになった証拠。

苦労を乗りこる力となる。


 

ご指南

菩薩の楽しみなり。ご利益を感得して信心の進む姿を見て喜ぶのが菩薩なり。 

開化要談(教)14-37


他人の喜びの瞬間を間近でみれるのは、相談にのったりお手伝いさせていただいたりと、

ずっとその人のソバにいて、関わっているのからでしょう。

あの人が「よいご因縁をいただけますように」「仏祖のおはからいがいただけますように」と願って

お看経をお勧めするならば、お参詣、お看経をおあげしている姿をみせるのが一番です。

ひとりでお参りする時でも、「だれかが、初めてお参りする人を連れてくるかも知れない」と思って

いきおいよいお参りの姿をご覧頂けるように心がけるのがありがたいのです。

あなたが喜んでお参りする姿をだれかが見て、きっと感銘を受けることでしょう。

そして、あなたと同じように、喜んでお参りすることでしょう。

だから、2月5日で本年度の寒参詣が終了しますが、ひきつづき、いつものように、

喜び勇んでお参りさせていただきましょう。それは、みほとけのお使いとしての、貴いご奉公となります。

 


常住寺 上尾別院

2015年02月02日 | 常住寺のご信者さんへ

2月2日11時。

常住寺の別院で「月初祈願お総講」が奉修されました。

上尾別院のお総講は、毎月1回、2日に営まれます。

お正月は奉修されませんので、今日が、本年度初のお総講です。

写真は帰り道のものです。最近できた新しい道です。

東京から国道17号・大宮バイパスで埼玉へ向かうと、大宮駅をすぎたあたりで本来の17号とバイパスが合流し、やがて国道16号とも交差します。

その近辺から(写真の)新しい道ができており、国道17号の「大宮バイパスに続く、(東京から数えて)第2番目のバイパス」となるようです。

この道が、常住寺の別院のすぐわきを通っており、現在は別院近辺までしか開通していませんが、完成すると別院から約10分ほどで、

圏央道のインターにつながる道になります。

道が整備されてすぐ、別院のまえにあった大正製薬の薬草園(まるで「森」でした)跡地にアリオができました。広大な敷地のショッピングモールです。

別院のとなりは、「なんでこんなところにあるんだろう?」と思いましたが、長年ロッテリアのドライブスルーがありました。

ここがいま、コンビニになろうと工事しています。

ロッテリアのとりにあった薬局は、ブックオフになりました。ご近所が急速に、景色をかえています。

20年まえ。別院の土地を購入したころは、まわりは何もありませんでした。

さかのぼって、1月の別院教区・甲お講は吉田さん席でした。

久しぶりにお会いした吉田さんは、神々しく凜としたお姿でした。

お年を召されましたが、御導師と共に歩んでこられた強信者さんの雰囲気は、現在でも変わりありません。

別院はみなさん、ご信者らしい方が多い教区です。

先日は王子の本院のご奉公当番でした。ご供養調理とごひろう。早朝より、本当にありがとうございます。

寒参詣もあと3日。みなさんでがんばりましょう。

いや、むしろ、寒参詣がおわってから、日々の朝参詣にがんばりましょう。

 


役中勉強会

2015年02月01日 | 常住寺のご信者さんへ

今年の目標は、本門佛立宗のホームページを活用して、常住寺の広報活動を活発にすること。

そして、「ご信心用語」や「ご奉公のしかた」など、文書化したものを、定期的にこのブログに記載すること。

さらに、「お講席のご法門」を、このブログに記載していくこと。

以上3点です。これを、今日の役中勉強会で言っちゃいましたので、がんばってやっていこうと思います。

広報活動は、総務部の中に新設した部署が担ってくれます。

この「広報班」と、「司会班」と「写真班」が合わさって、やがて広報部ができるでしょう。

これは、開花運動あげた自主誓願の一つです。29年に間に合いますように。。。

ご奉公者は、若い世代の人。次世代の人の部署なのです。


 2月の役中勉強会   テーマ:お講について 


 

役中勉強会で、次の通り、お講についてお話しさせていただきました。

内容はだいぶ端折ってありますが、ご信者さんへお伝えすることの一端を、

ネットを使ってまいりたいと思っております。


①ご住職・お講師のお迎え

 コート。おカバン。

 ローソク・お線香がどこにあるか確認。

 ご宝前のお道具が曲がってないか確認。 

 総祈願が貼りだしてあるか確認。

 お迎えのお看経→拍子木係。

②総祈願の唱和 

 「唱和の先導」係を決めましょう。

③お看経

 お看経は、一座の導師にあわせてお唱えをします。

 拍子木も、導師をされるお講師にあわせて打ちましょう。

④ご法門

 ご法門台をお出しする係。

 ご法門聴聞は、席主も含めて、みなさんで聴聞。

⑤お布施ごあいさつ

 席主の発声で、みなさんでごあいさつ。

 ごあいさつの文言は勉強会の資料に載っています。

⑥ごひろう

 「みんなでいっしょに頑張りましょう」という、ごひろうのしかたが望ましいですね。

 「がんばってやってね」という促し方だと、ちょっとよそ事っぽいです。

 言葉・単語の使い方。けっこう大事かも知れません。工夫したいです。


⑦ご供養→お見送り→御礼お看経→解散

 ご供養のあり方は、お講師も交えて、各教区で話し合って工夫しましょう。

 席主をお受けできる人が増える工夫。

 こころざしを表す工夫。

 こころざしをありがたく頂戴する心持ち。

 食前偈は、お講師の準備ができてから。

 お参詣のご信者みなさんとのコミュニケーション。

 よろこび。うれしさ。はりあい。互いに勧め励ます空気。

 家族へのアプローチ。

 あの人が得意なものをみつけた!

 あの人のすばらしいところは、ここ。

 お講師のお見送りは、みなさんで。


ネット上に載せるのは、お寺でごひろうするのと同じ要領というワケにはいきませんね。

上記の内容は、詳細をはぶいて載せています。

くわしくは、各教区のお講席でいっしょに形をつくっていきましょう。