清純blog

本門佛立宗 常住寺住職・高野清純のブログ

日蓮聖人 日隆聖人 日扇聖人 の 教えや お寺の行事などをアップします

- 「エチカの鏡」より -

2010年11月29日 | 学び ・ すすめ
【親が死ぬまでにしておきたい55のこと】という本を購入しました。
買ってきたばかりで全く読んでいませんが、目次のみ紹介します。
01 親の肩をもんであげる。 
02 母子手帳を見せてもらう。 
03 父とキャッチボールをする。 
04 親に手料理をふるまう。 
05 メールの操作を教えてあげる。 
06 親の背中を流す。
07 孫を抱かせてあげる。 
08 親を海外旅行に連れていく。 
09 親の好きなところを10コ書き出す。
10 (臨終を学ぶということであろう)余命宣告をすべきか考えておく。
11 我が家の味を教えてもらう。
12 家族が集う日をきめる。
13 親の初恋を聞く。
14 親とケンカしたことを思い出す。
15 家族揃って記念写真を撮る。
16 親と一緒に酒を酌み交わす。
17 自分の誕生日に、親へプレゼントをする。
18 両親を思い出の場所に連れて行く。
19 おふくろの料理を、よろこんで食べる。
20 親が買ってくれて、嬉しかったモノを話す。
21 携帯電話で、親の顔を撮る。
22 父親に腕組みしてあげる。
23 親子でショッピングに出かける。
24 親と一緒にアルバムを見る。
25 親の「夢」を聞く。
26 用事がなくても、親に電話してみる。
27 親のカレンダーをつくってあげる。
28 親が、自分に費やしてくれたお金を計算してみる。
29 親の若い頃の写真を見る。
30 自分が最初にしゃべった言葉を尋ねる。
31 親の結婚記念日をお祝いする。
32 自分が生まれたときの話しを聞く。
33 大切な品を、買い戻してあげる。
34 両親の馴れ初め(恋に落ちたきっかけ)を聞く。
35 親の誕生日を、手帳(予定表)に記入する。
36 親の悩みを聞く。
37 初めてぶたれた時の話しを聞く。
38 親にとって、仕事とは何か?を聞く。
39 自分で稼いだお金でご馳走する。
40 オーダーメイドの服を仕立ててあげる。
41 親を人間ドックに招待する。
42 親に心配させたことを聞く。
43 親の趣味を共有する。
44 親に手紙を送る。
45 親と一緒にコンサートに行く。
46 一緒にディズニーランドに行く。
47 お正月を一緒に過ごす。
48 自分の名前の由来を聞く。
49 年末の大掃除を手伝う。
50 親のビデオを撮っておく。
51 親に、花をプレゼントする。
52 親の髪を切ってあげる。
53 親の名前を、あらためて書いてみる。
54 親に、ありがとうと伝える。
55 親に会いに行く。
以上、55項目。
17番の【自分の誕生日に、親にプレゼントする。】だけ読みました。
生んでくれてありがとう!そんな思いで母にプレゼントを贈った。
素晴らしいですね!
ありがたいと思う!
これぞ本当の、自分の誕生日の祝い方だと思いました。
「おかあさん。生んでくれてありがとうございます。」

- おーい!竜馬 -

2010年11月25日 | 本と雑誌

つい最近、本屋さんに行ったら【おーい!竜馬】の新装版が全巻そろって

陳列されているのを見つけました。

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前から子どもたちに読ませようと思っておりましたので、さっそく全巻購入して

持ち帰りました。

マンガですので、予想通り子どもたちは食いついてまいり、二日間で全巻を

読破したと報告にきました。

わたし 『そうか!もう読んだか!』 『どう?おもしろかった?』

子どもたち 『うん!おもしろかった!』

わたし 『じゃあ質問します。』 『安政の大獄について』

     『大政奉還について』 『生麦事件と薩英戦争について』

     『薩長同盟について』

        『徳川慶喜。勝海舟。井伊直弼。松平春嶽。知ってる?』

        『高杉晋作。桂小五郎。伊藤俊介。知ってる?』

子どもたち  『はい!!わかりません!!!』

……。 

もう一度読み直しなさい。 今度はゆっくり読んでごらん。

そんなわけで、いま現在、二回目の読書中みたいです。






- 結 婚 式 -

2010年11月23日 | 信 友

昨日11月22日。後輩の結婚式が挙行されました。

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この日は佛立第22世講有日慶上人(新郎のお師匠様)の

月御命日であり、11月22日(いい夫婦)の語呂合わせが良くて、

更には平日で友引ですから、僧侶の急用が入ることもありません。

師僧への報恩の思いを表しつつ、ご来賓も急用でキャンセルという

心配がない。僧侶にとっては、最高の日をチョイスしたコトになります。

ただし、披露宴最後の新郎挨拶で、

「ボクらの都合で、平日に式を執行してしまい、みなさん

どうもすいませんでした。」 「何で平日なんだよ!普通は日曜か

祝日だろ!ヘンな日に式をやりやがって、ボクらの都合で勝手言って

ホントすいません。」 などとボケた挨拶をして、寺院関係者以外の

ご来賓を気遣っていました。 さすがです。

そして、挨拶中には幾度となく、新婦側のご来賓から大きな笑いが

沸き起こっていました。

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ゆびたか先生ご夫婦がお仲人をお務めになり、大勢の方々から

祝福され、そしてご来賓全てに、かなり気遣いの行き届いた、

全ての面で素晴らしい披露宴であったと感じました。

幾久しく、お幸せに。


- 体 感 -

2010年11月23日 | 常住寺 行事 できごと 家族
先日、浮間連合の乙お講が奉修され、御供養の時に席主より、
「ここのところ、高血圧やその他の病気で苦しんでいる」との
報告をうけました。
「お看経をあげて、お供水をたくさんいただきましょう。」と
申し上げ、お席を後にしました。
翌日の朝参詣が終わった頃に、席主から電話が入りました。
「昨日のお席を頂戴したあとから、ずーっとカラダと心もまでも
安らかで、とても気分が良いのです。ちょうど一晩経ちましたが、
いまもこうして、とても元気です。あまりに嬉しくてお電話しちゃい
ました。」とウキウキしたお声で、お話しして下さいました。
「それはホント、良かったです。またお伺いしますね。」と申しますと
はずんだ声で、「宜しくお願い致します。」とのご返事でした。
お看経をいただくというコトが、いかに功徳が深いか!
そして、大勢の人のお看経があがることは、ましてや有り難い!
こういうお声を聞くと、これからも頑張ろうと思えて励みになります。
お電話ありがとうございました。

- ご遺墨 2 -

2010年11月22日 | 常住寺 行事 できごと 家族
 御師匠様の御遺墨。 
 教区の、甲乙お講用ご法門台『 うち敷き 』の
 裏書きを撮影しました。

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 平成2年12月29日。
 当山第二世権大僧正日泰上人がご遷化遊ばされました。
 写真のご染筆はその1年5ヶ月後の、平成4年4月末です。
 恩師のご遷化後にどのような思いで、恩師のなさっていらした
 ご染筆等のご奉公をあそばされたのか?という風に、
 第三世日豊上人のご遺墨やご遺品を見つけた時には、
 その場面の「時代や状況」、「御師匠様のお心の内」なども
 想像しつつ、拝見させて頂いております。


- おかげさまで -

2010年11月21日 | 乗泉寺 本末信廣会・寺院
平成11年のある日。
乗泉寺のお教務さんから、こんな話しを聞かされました。
高野!実はウチのかみさんが具合悪くなってなぁ~。
こんど手術するコトになったんだよ。
これはなぁ、かみさんの罪障じゃなくて、おれの罪障なんだ!
おれの罪障がかみさんに出ちゃったんだと思うんだ!
女の人がカラダにメスを入れるってことは、とてもつらいコトだと
思うんだよ。だから、かみさんに悪くてなぁ~。
早く良くなってもらって、これからは、いままで以上に
かみさんを大切にしたいと思っているよ!
というお話しでした。
この話しをお聞きしてから数ヶ月後、ボクは運命の出逢いをします。
生涯の伴侶に巡り会い、結婚して現在に至ります。
ボクがアプローチする前に、何かの折りにたまたま、かみさんから
一つ質問を受けました。
「もし?結婚した相手が、乳ガンとかで胸を切るコトに
なったらどうする?それでイヤになっちゃうものなの?」
乗泉寺のお講師の話しをお聞きしていたボクは直ぐさま、
「ボクの罪障だと思って、余計に大事にすると思うよ」と答えました。
「自分の罪障と思う」という一言にえらく感動したと言って
おりましたが、これが、ボクのプロポーズを受ける気持ちに
させたのだと、かみさんから後日談として聞きました。
平成11年の、何だか遠い昔のように思える想いで話しです。
これから所帯を持つ後輩たちにも、ボクが、このように
してもらったのと同じように、一助となるようなコトを実体験の
中から伝えて行きたいと思っております。
生きとし生けるもの全てに慈悲心を向けられますように。
そして、最愛の存在を大切にできますように。
どうしても教務は、不惜身命のご弘通ご奉公生活となれば、
家庭を顧みずに活動するコトが多くなるのだろうから…。

- 強い人 -

2010年11月17日 | 常住寺 行事 できごと 家族
本日、月末に奉修されるご回向の打ち合わせをしました。
30代でこの世を去ったご主人の7回忌です。
弔主である奥さんとお子さんは、葬儀を縁として当山の
ご信者となりました。
初めてお会いしたときの印象は、この方が喪主?そう
思ってしまうほど奥さんはとても若く、まだ独身ですと
言っても通るくらい美しいお姿でした。
あれからはや6年。
本日お参りされた奥さんのお姿は、当時とは別人のように
凛としており、とても驚きました。さぞかしご苦労の連続
だったのだろうと思われますが、やつれているのではなく、
力強く立派な人間像を感じたのです。
小雨の日に、着物を着ていらしたのでワケをお聞きすると
着付け教室の講師をしており、この後講義がありますので
本日は着物でお邪魔しましたとのコトでした。
当時小学4年生だったお嬢さんも、現在は高校一年生
です。学校では演劇部に所属して楽しい毎日を過ごして
いるとのコトでした。
実は、生前父親が劇団に所属していたそうで、社会人と
なって職業も劇団関係の仕事をされていたそうです。
お寺の遠方に住まいされているこのご家族とは、普段は
あまりお会いできませんが、月末のご回向の日には、
少しゆっくりとお話ししたいなぁと思っております。
艱難辛苦の道のりも、妙法御題目につつまれて、
これからもどうか、御利益の道を進んでほしいと
願って止みません。

乗泉寺巡教

2010年11月07日 | 常住寺 行事 できごと 家族
11月3日(文化の日)
本寺乗泉寺のご住職をお迎え申し上げ、乗泉寺巡教として、常住寺のお会式が営まれました。
佛立第15世講有(常住寺開基)日晨上人御27回忌
常住寺第3世僧正日豊上人御7回忌が併せて営まれ、布教区内の各寺院を中心として、16ヵ寺からご住職と御弟子さんが合計25師ご出座下さいました。
恩師のご遷化(師僧が亡くなられること)からはや6年。今日に至るまで、恩師のお写真を関係有縁の方々にお配りすることもなく、ご生前の記録を記事にするでもなく、ご遺品を陳列することもなく過ごしてきました。
今回は、ご年回に併せて通信特別号を発行し、その中で恩師のお写真やご遺墨、御法門(教えを説くお話し)の手稿の写しやご功績などを記事にして、配布させていただきました。
常住寺賛歌も、楽譜を整えて歌詞と一緒に表3に記載してみました。
バタバタとした構成作業となり、うまく作れたとは言い難い出来栄えですが、弟子としてさせて頂くべきご奉公を、何とか一つ済ませることができました。
また当日は、参列者みなさんが恩師の面影を偲びつつ小僧にエールを送って下さり、もったいないという思いで一杯になりました。
今回のお会式をお迎えするにあたり、受入のご奉公者(常住寺信徒)が笑顔で連携をとり、なごやかで随喜心に包まれた雰囲気となることを目標としておりましたが、そのお手本としていた鎌倉のお寺の雰囲気に、なんだかだいぶ近づけたのではないかと感じました。
恩師の御年回の日。晴天にも恵まれ、やはり見えないところで恩師に守っていただいてるんだなぁと、つくづく感じた一日でした。