くん‐とう〔‐タウ〕【薫陶】
[名](スル) 《香をたいて薫りを染み込ませ、土をこねて形を整えながら陶器を作り上げる意から》 徳の力で人を感化し、教育すること。 「―のたまもの」 【大辞泉】より引用 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 恩師のおソバでお仕え申し上げ、そのご信心前も、人柄も、弘通の意欲も、音声や所作振舞までも真似て、恩師の御徳を頂戴したいと、弟子が言う。まさしく、ご薫陶を賜るという言葉が当てはまる。そして、御師匠さまのおソバから一時でも離れたら損だと、弟子は言うのである。その言葉にウソはない。お師匠のソバにピタッと従い、給仕のまことを捧げているのであった。 似た者夫婦などという言葉がある。恩師と弟子の関係だけではなく、いつも寄り添うモノ同士は、互いに影響し合い、似てくるものであろう。 お寺のご信者お互いはどうか?ほぼ毎日いっしょにいる人が何人もいる。仲睦まじいコミュニティーだ。この同信のよしみで、よい信心前を広げようと志せ!! みんなやろうぜ!お参り行くと良いことあるよ!御弘通のお役に立たせて頂こうぜ! 一人ひとりの発言は小さくても、つもり積もれば大きな力となる。プラスに作用させるか?はたまた、煽動者と言われてしまうか?どうぞ、功徳の積める方向へと、指さして行かなくては。 進め励ます。役中の心意気である。 |