清純blog

本門佛立宗 常住寺住職・高野清純のブログ

日蓮聖人 日隆聖人 日扇聖人 の 教えや お寺の行事などをアップします

宗門人はすべて同志である 。

2015年06月28日 | 信 友

7月1日から、本年度の夏期参詣が始まりました。

互いにススメ、励まし合って、夏期参詣を盛り上げていきましょう。


さて。首都圏の各地で活躍する信友のみなさま。

しょっちゅう会って交流したいのですが、そうもいきません。

でも、ありがたいことに、会議や勉強会などで、毎月2~3回ほど顔を合わせる機会があります。

同じ支庁、同じ布教区に所属しているということは、そういう機会に恵まれるということでもあります。


 写真は、ここ1~2ヶ月の集いのをアップしました。

(5月度・修学塾。お坊さんの勉強会です。小岩・妙要寺にて開催されました。)

(ご講尊上人の特別勉強会。名字得分抄の原本、「草書体の読み方」を御教え頂きました。)

「ぶつ丸食堂」という、ステキな名前のお店にて。

みなさんと一緒の時間はとても楽しく、そして、とても貴重なひとときです。

いつも可愛がってくれる兄貴たち。

これは自画撮り。最近、アラーキーとよく一緒にいます。こいつ、けっこうイイ男です。


 5月28日~30日に開催される「大本寺奉仕」

門末の寺院から、本寺・乗泉寺にあがってお給仕させていただく集まりです。

地方の寺院に所属しているお教務方は、なかなか本寺との接点がありません。

なかには「あいつだれだ?」と言われてしまうこともあり、

本寺の御宝前に対し奉りお給仕させていただくのと、お教務さん同士の交流が目的で開かれる行事です。

「大本寺奉仕」は、5月30日、8世講有・日歓上人の祥月ご命日にあわせての開催です。

来年・平成28年度まで毎年、(5月28日~30日までの2泊3日)同じ日程で実施されます。

最終日の30日は、世田谷別院で営まれる「日歓上人ご墓前式」にお参詣させていただき散会です。


 今回の奉仕会で、始めて会ったお講師や、面識はあっても親しく話す機会がなかったお講師方と

おなじテーブルで和やかなひとときを過ごしました。

話してみると「いいお講師だなぁ」と思い、気心が通います。

逆に、ウワサに上がるだけで会ったことのない人の人物像は、周りの言葉に染められてイメージができてしまいます。

だから、会わなきゃダメ。自分で確かめなきゃだめだと思うのです。

ですから、大本寺奉仕は、とてもありがたい企画です。来年で最終回ですが、できれば今後も継続して開催してほしいなぁ。

ご法門を説者の竹俣お導師。

アラーキー。

夕方お看経前のおそうじ。

広い本堂に大勢のお教務さん。

なんだかとても元気になります。

モップがけ。

御乗台は足の裏をつけないようにしてお給仕。

みなさん。お給仕の手を止めさせてすいませんでした。

夕方お看経。

初々しい、寺内のお教務さん。

かわけん。

川口警察署のおとなりから。


 

交流する機会をつくるのはとても大事だと思いました。

みなさんと今後も仲良く協力しあってやっていけたら、ありがたいことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


袖振り合うも多生の縁

2015年06月26日 | 常住寺のご信者さんへ

袖振り合うも多生の縁 そでふりあうも・たしょうのえん  (故事・ことわざ辞典より)


 

知らない人とたまたま道で袖が触れ合うようなちょっとしたことも、前世からの深い因縁であるということ。


 

人との縁はすべて単なる偶然ではなく、深い因縁によって起こるものだから、どんな出会いも大切にしなければならないという仏教的な教えに基づく。

「多生」とは、六道を輪廻して何度も生まれ変わるという意味。

「多生の縁」は、前世で結ばれた因縁のこと。「袖振り合うも他生の縁」とも書く。

「袖擦り合う(擦れ合う・触れ合う)のも多生の縁」ともいう。

『上方(京都)いろはかるた』『尾張(大阪)いろはかるた』の一つ。


お講席などご信者が多く集まった場所で、よくこのことわざを申し述べております。

お互い、常住寺というお寺のご信者となり、同じ連合、同じ教区、同じ部に所属して、いっしょにお看経をあげ、ともに祈り、祈願し、亡き魂の回向をさせていただく仲間。

浅からぬご因縁で結ばれた、お互い本当に大事な、大事な大事な存在です。

それぞれ、馬の合う合わないはありますが、それでも、みなさん同じようにご法様を信じて敬い、同じ感覚で喜び、そして戒めあっていく信心の友なのです。

(王子教区 甲・お講席)

(志茂1教区 甲・お講席)

なつかしいご信者さんのお顔も写っています。

ここにアップするために、ため込んだ写真をずーっと眺めておりましたら、ただただ、ありがたい気持ちで一杯になりました。

(役中さんの会議風景)

(朝参詣)

これからも皆さんと、異体同心の和を以て、ともにススメ励まし合ってやっていきたいと思うものです。

ご弘通発展。多くの方がお題目で救われますように。みんなが、そう願っていっしょにご奉公させていただいてます。

ありがたいと申すよりほかありません。


 

次回は布教区や支庁、信友のお教務方などの写真を貼っていきます。m(_ _)m


ご縁のある土地

2015年06月25日 | 日記

乗泉寺でご奉公させていただいてたころは、首都圏の各地の受持をいただきました。

学生時代の思い出の場所などが担当地区になることもよくありました。

その一つが日野市の七生です。

なつかしい道。路地を入って二股を右に進むと、思い出の場所がある。

平成13年。13年ぶりに訪れたその二股を、この時は左に進んでお教化のご奉公に行きました。

平成18年。こんどは恩師のご親戚を訪ねて、またまた七生を訪れました。

そして、この時の訪問先もまた、なつかしの路地でした。

「この路地にはご縁がある。」そう思いました。

20歳の記憶が蘇ります。なつかしい匂いがします。

恩師のご親戚は、この路地の二股を左に進んで、さらに急勾配を駆け上がった坂の上にお住まいです。

この辺りはよく映画などのロケ地になるそうで、なるほど、絶景がひろがっています。

坂の上から反対側に降りようとすれば途中、高幡の団地群や帝京大学を通り過ぎ、野猿街道に至ります。

野猿街道は、小高い丘陵と丘陵の谷間を走る、この地域の主要道路の一つです。

七生の側から降りれば、右折して多摩センターや南大沢へ。

左折すると多摩川にかかる四谷橋を渡って、中央道の、国立府中インター、国道20号に至ります。

野猿街道を突っ切ると上り坂になり、落川の丘陵に乗泉寺の多摩親会場があります。

平成13年、ボクはこの多摩親会場の担当をさせていただきました。

そしてこの年は日慶上人ご遷化の年となり、ボクの、乗泉寺ご奉公の最終年度となりました。

平成14年から常住寺に帰山し、現在までご奉公。

そして先月、ご縁あってふたたび、この七生の地を訪れました。

町の景色は全くかわってしまい、27年の歳月が過ぎたことを感じさせられました。

かって知ったる路地でさえ、道を忘れており、入り組んだ岐路の連続では危うく迷子になるようでした。

今回は、大奥様の弟、故・小山光久氏のご家内が亡くなり、葬儀のあとで喪主のご自宅をたずねたのです。

なつかしさのあまり、クルマで近所を流していてたどり着いたのが、まっすぐにのびた、みごとな坂道でした。

中学生の時に夢中になってみた映画のロケ地に似ています。おそらく同じ地域なのでしょう。

目を閉じると、学生時代のたくさんの思い出が蘇ります。ご縁のある土地。なつかしく切ない香り。

時空を超えた心地です。

でも、深遠な因縁を感じて感傷に浸りながら頭に浮かぶことと言えば、

「さて、明日もがんばるか」とご奉公のこと、そして、家族の顔でした。

明日に向かって力つよく歩いていこう。下り坂をいっきに突っ走るかのように。つよく。そして早く。

思い出から元気をもらいました。


                                                                                                                                                                                                                                                               

2015年06月24日 | 第5支庁 と 東京中央布教区

6月の行事をさかのぼってアップしてまいります。


 

6月14日。

「平成27年度・東京中央布教区 弘通促進大会」が行われました。

会場寺院は、八王子・清流寺。布教区11カ寺院から、306名が集いました。

第二部は、「お導師に聞きたいご信心の話し」と題して、各寺院のお導師方より、ご信者方から集めた質問に答えていただきました。

アンケートから始まり、大会当日まで、弘通部さん、総務部さん、ご奉公ありがとうございました。

 

 


足利・常行寺 開導会

2015年06月23日 | 常住寺 行事 できごと 家族

足利常行寺さんの開導会に参らせていただきました。

雨の予報。しかも段々と予報が悪くなっていきました。

でも、雨はふりませんでした。

好天のおはからいをいただきました。

寂光より、日味上人がお慶び下さったかと思ったほどです。

服部お導師。

お久しぶりにお会いできてありがたく思いました。

宇都宮より浜口師が出座でした。お元気そう。

水田師。ものすごく、よく、お導師にお仕えされていました。感動です。

みんなでお参りさせていただきました。ありがとうございました。

ご縁の深い、本当に深いお寺です。

お互いにご弘通に気張りましょうと、励まし合った一日となりました。