清純blog

本門佛立宗 常住寺住職・高野清純のブログ

日蓮聖人 日隆聖人 日扇聖人 の 教えや お寺の行事などをアップします

す な お

2013年01月30日 | 学び ・ すすめ

今年の寒参詣はどうも子どもたちの出足がにぶい。

昨日、境内で数名が【カンけり】をしてたので声をかけた。

「こんにちわ」

「おー!みんな元気かい?いま、なにやってんの?」

「ポコペンだよ!」

……。カンけりのことである。

「いま寒参詣だから、お寺に来いよ。朝ゴハンあるぞ!」

「キミも来いよ。おー!キミもな!そこのキミ、キミもおいでよ。」

「はーい。」

こんな感じで声をかけたら、一番やんちゃなのが今朝やってきた。

全くかわいいヤツだと思った次第で、ご法門の時ご信者席に向きをかえ

彼に笑顔をむけたら、ポーカーフェイスでペコりとしてた。

ますます可愛い。

「ウソをつかない」「ずるいことをしない」

これは高野家の家訓である。所帯を持ったときに、ボクが定めた。

やつも、これをやっている。

ウチのが「昨日先生に何回おこられた?」と聞いたら、

「怒られすぎてわかんない~」と、屈託のない返事が返ってきたという。

この子は、悪いことして怒られたことでも、すべて母親に話すそうだ。

これがえらい。(まぁ。えらくはないが…。)

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ご信者ではないがお看経は大きな声であがる。

妙講一座も、ここを読むんだよと言ったら、食い入るようにお経本を見て

一心にお唱えしている。実にすなおだ。そして一生懸命だ。泣けてくる。

今朝、お寺まで走ってお参詣にきた。(半袖で…。)

元気な様子を見ると、嬉しくなるし、なんだか嫉妬さえ覚えるほどだ。

この子は将来、ステキな大人になると思う。


100年の計

2013年01月27日 | 学び ・ すすめ

【菅子のコトバ】

一年の計は穀を樹うるに如くは莫(な)し。

十年の計は木を樹うに如くは莫(な)し。

終身の計は人を樹うるに如くは莫(な)し。

一樹一穫なる者は穀なり。

一樹十種なる者は木なり。

一樹百種なる者は人なり。

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一生涯の計画を立てるなら人材育成。

1を植えて100の収穫となるのは人材。

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この素晴らしい教えを、次の世代にしっかりと伝えていこう。

但し、来るモノ拒まず。去る者は追わず。

是真佛子。

全てに分け隔てなく。投資を惜しまず。

できるかな?


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2013年01月24日 | 第5支庁 と 東京中央布教区

第5支庁の年頭行事は、関東最初道場である清雄寺さんにて、

日教上人ご墓前式と第5支庁弘通促進大会から始まります。

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第5支庁弘通促進大会。墨田区役所のリバーサイドホールにて。

演台に立っているのは、教化体験談を話す清雄寺のご信者さん。

そして後ろにいるのが教化子。なんと私の地元の、一つ先輩です。

ご縁あって清雄寺さんにてお教化になりましたが、とにかく、ご信者になって

ご奉公に励んでいらっしゃるというのが有難い。

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第5支庁・担任会はスカイツリー・ソラマチ30Fのイタリアンにて。

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遠くは、新宿・渋谷方面の景色。

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亀戸や小松川方面。遠くは千葉県。

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左手に流れるのが隅田川。桜橋。白鬚橋。

地平線とほぼ平行なのが荒川。

流域が近づく辺りが南千住と北千住。

そのまま写真左上方面へと遡上していくと、わが地元・赤羽の岩淵水門に

たどり着きます。ここが隅田川の起点であり、ここから荒川と隅田川がそれぞれ、

東京湾河口まで、水の流れを湛えています。

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スカイツリーの足下。

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ザク(スカイツリーですが…)が、窓の外に立っているのをイメージして一枚。

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ズゴックがビルの中を覗いてきたら怖いなぁと想像して一枚。

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お導師の随行中の照念師。

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日が暮れて、真下からの一枚。UFOみたいでした。

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終点はここ。

ドアを開けると、とん平のご主人たてのさんと蓑田教頭がちぃーすとお出迎え。

たてのさんは、日中はご墓前式からご奉公。夜は日付が変わるまで、

お店でお仕事です。ほんと、頭が下がります。

扇教寺さん経由でお帰り。

ずいぶん日にちが経ちましたが、年初の行事を振り返ってアップしました。


冬は必ず春となる

2013年01月24日 | 学び ・ すすめ

高祖日蓮大菩薩ご妙判 (妙一尼御前御消息より)

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法華経を信ずる人は冬のごとし。冬は必ず春となる。

いまだ昔よりきかず、みず、冬の秋とかへれる事を。

いまだきかず、法華経を信ずる人の凡夫となる事を。

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寒いだけじゃなくて、イロイロなことが起こります。

くじけずガンバろう!!!

お参詣・お看経・ご法門聴門を大事に思って続けましょう。

ご法さまが、かならずよい方向へと導いて下さいます。

春は、もうすぐそこです。


かわちさん

2013年01月14日 | 信 友

本日1月14日は、常勝師の祥月命日です。

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【写真は、修学塾研修中の日曜日、比叡山を見学した時の一枚です。】

河内師、中山師、竹内師、加藤師、遠藤師、方々とは、

昭和61年・修学塾の夏期講習を共に受講、ここで皆さんと知り合いました。

中山師は同じ年なので意気投合し、講習が終わってからもカト(加藤)リーナに

乗って、大阪南港のスリックカートで遊んだりしてました。

その他、数年間に亘って同・講習を受講して、おかげさまで普通ならあまり

知り合うことのない、関西方面の寺院に所属する大勢のお教務方と

仲良くなることができました。学生時代の友人ならではの付き合いです。

約二週間に及ぶ修学塾講習を、本山・本庁の旧舎に寄宿させていただき、

寝食を共にしながら受講できたのは、とても大きな経験だったと思います。

かわち師と知り合い、すぐに仲良くしていただき、随分と可愛がっていただきました。

平成17年。かわち師が亡くなった3日後、かの阪神大震災がおこりました。

みんな、向こうでかわち師があばれたんだと口々に言いつつ無常を感じてました。

本日のご祥月には、朝参詣にてお塔婆お供えしてご回向させていただきました。

朝参詣はいつもと変わらず平和に終わりましたが、お昼からこの大雪。

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かわちさん。やってくれます。(^_^)

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昭夫兄ちゃんは、雪が降ってきたにもかかわらず、クルマの段取りをして下さいました。

ご無事で帰宅できてなによりです。ありがとうございました。

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大好きだった兄貴分・常勝師の存在も、いまはむかし。

懐かしく思うも、雪の静けさの中、ただ仏道増進・菩提を弔うのみです。


90歳と6歳の立ち話

2013年01月13日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、ご信者さんのお宅に、家内と裕香の二人がお届けものに伺いました。

チャイムを鳴らすと、ガチャとドアを開けて下さり、夕暮れ時なので玄関先で所用をすませようと、お届け物を渡します。

このタイミングで、90歳になるお母さまが、玄関脇にあるお手洗いに行こうと、ゆっくり歩いてみえたそうです。

この方は、常住寺の事務局トップでご奉公に活躍された方です。いまはお年を召されて、ご奉公をご家族に譲り、ご自身は家の中で、歩行器を使っての生活です。それが、玄関先に立つ裕香の姿を見つけて、歩行器を使わずにニコニコしながら近づいてきて、優しいお顔で、お声をかけて下さったというのです。

「ゆかちゃんを見つけたら、ウチの母がスタスタ歩いちゃったんですよ(笑)」

「母に、いま普通に歩いてたねって言ったら、あらホントね。なんて言ってました。」

ご家族が嬉しそうに、この場面のことをお話し下さいました。お話しをお聞きして、もしも転んでしまったら大変だったと冷や汗をかきましたが、なんだか皆さん喜んで下さっており、ありがたく思った次第です。それくらい、ごくごく自然な雰囲気で安定して歩かれたのだろうと想像しました。

そうは申しましても、これは、ちょっとの訪問でももう少し気を配りながらさせて頂かなくてはと思った次第で、ただ、こんなこともあるんだなぁと妙に感心した出来事でした。

これは母性のなせるワザなのでしょうか?


王子の石となれ

2013年01月08日 | 常住寺 行事 できごと 家族

『 寺務所のご奉公をだいぶ覚えました。一項目づつ習ってたのが次第につながってきて、何となく全体が見えそうな、そんな気がしてきました。 』 つい先日、こんなコメントをもらいました。

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経理は毎日やらないとダメなので、コツコツと作業は進みます。あまり表面には出ませんが、地味でも、最も重要な作業の一つです。少なからず不安を抱えているようですが、前向きに笑顔で、ご奉公させていただきますという声を聞くと、ありがたさで一杯になります。

お寺にも、その場にいるからできる所用が、山ほどあります。そして、それをこなして、この人は、居なくてはならない存在になっていくのでしょう。

欲はありませんよね。それは凡夫ですから、お金は欲しいし、人からはよく思われたいでしょうけど、そんなコトは二の次でなければ、そっと放り投げてるでしょうから。あなたは、公に生きる道を、飾らずとも、ちゃんと歩んでいます。

何かのお役に立てる。こんな幸せなことは、他にないだろうということを知っている。だから、『 王子の石となれ 』(これは鎌倉のお導師の造語で、地名を王子に変えて、真似させていただきました。)と、思ってくれているのでしょう。ありがとう。いつも感謝しています。


寒参詣初日 ケーキ と お年玉

2013年01月07日 | 常住寺 行事 できごと 家族

1月6日。全国の佛立寺院で、寒修行・寒参詣が始まります。

常住寺の参詣時間は、晨朝6時から8時45分ころまでです。

ご法門は3回あります。【 6時半。7時半。8時半。 】

朝食ご供養は、お参詣者みなさん召し上がって下さい。

毎朝おいしいご供養を用意してお待ちしております。

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ところで昨夜、岡田さんご夫婦が、小僧のお誕生日のお祝いにと、

ケーキを持って、わざわざ来て下さいました。

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とても可愛らしく、おいしいケーキでした。感謝感激です。

寒参詣の初日、局長室会議、全役員会議、婦人会常任会議と

年初の会議が重なり、学校の卒業対策委員会や来客予定が入り、

ようやく落ち着いたのが16時ころでした。

岡田さん夫婦が来て下さったのは18時ころ。

一緒に夕食をいただき、HAPPYBIRTHDAYをしていただいて

すっかり一日の疲れが癒やされました。

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子どもたちにはお年玉もいただいちゃって、恐縮しております。

ポチ袋の裏に名前だ書いてあり、子どもたちが群がります。

ゆかが『ん?のりえちゃん?』『あー!お母さんにもお年玉があるぅ~!』

みんな大ウケです。

はたして、中身はミスドの割引チケットでした。再び大ウケ。大爆笑でした。

岡田さん。楽しい時間をありがとうございました。

今年もよろしくお願いいたします。


お雑煮

2013年01月06日 | 常住寺 行事 できごと 家族

常住寺発祥の地、王子・本船組があった北区堀船に

三世日豊上人のご生家・高野家の本家があります。

毎年元旦には、本家のご宝前で親族揃ってお看経をさせていただき

叔母が作ってくれる【祖母・直伝のお雑煮】をいただくのが楽しみです。

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【日豊上人ご生家近辺。写真左手の路地裏です。】

ここのは、鶏ガラでだしをとり、お餅がとろけてドロドロになったお雑煮。

継承された祖母の味。これが抜群に美味いんです。

梶原の祖父母は、新潟・六日町の出身。この地方の味なんでしょうか?

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【都電(梶原駅周辺)と、明治通りの交差点】

大阪堺市にある母方の実家は、祖父母が四国・高松の出身で、

白味噌仕立てのお雑煮が出ます。

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【大阪の祖父母宅の最寄り駅】

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【所属の妙風寺さん。夏期参詣はよくお参りしました。】

お餅は煮て仕上げてあり、しかも中に【あんこ】が入ってます。

高松周辺の、独特のお雑煮だそうです。これもめちゃくちゃ美味いです。

えっ?あんこ入り?と思う人が多いかと思いますが、

白味噌にあんころ餅。これが殊の外、美味しいんです。

京都の学生時代に一度いただいただけですが、忘れられない一品です。

三箇日のご奉公も無事終わり、今日からいよいよ寒参詣です。

朝食ご供養で、常住寺の味とも言える、ご信者方々のまごころこもった

美味しいゴハンをいただくことができます。

さぁ。はりきっていこうか!


元旦 2013年

2013年01月01日 | 常住寺 行事 できごと 家族

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

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門祖日隆聖人550御遠諱・御正当年

開導日扇聖人ご生誕200年慶賛 佛立開花運動・初年度

今年も一年、みんなが仲良く元気でご信心に励んでいけますように…。

合掌

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本門佛立宗 常住寺

住職 高野清純 拝