中島みゆきさんの「世情」という歌を聴いていました。
ボクが中学3年の時に放映されてたドラマ「金八先生」の名場面で使われた曲です。
「世情」と入力してネットで検索していると、次のような、「歌詞の意訳」を見つけました。
世の中の人たちは、刹那的に自分の欲望を満たそうと行動しているから、
世の中の真理とは何かを考え、世の中はどう変わっていかないといけないかを追求し、
まっとうに生きようと正義をつらぬこうとする頑固者たちは、
いつも世の中の人から反対されたり、裏切られたりして、悲しい思いをする。
それをキレイな夢に置き換えて達成しようともがくけど
なかなか達成できないとわかると、他の人たちや政治家や国など、
結局、世の中の他人事のせいにしてしまう。
その時のキレイごとをシュプレヒコールのように言って、
あたかも他人事のように言うけれど、決して自分の心から変えようとはしない。
その時代の流れにあわせて変えていくことに、自分なりにもがき苦しみながらも挑戦しつづけている。
刹那的な欲望をまた満たそうと夢見る人たち が多いけれど、
実は 自分自身の心にもそういう一面が顔をのぞかせるときもある。
そんな変えられない世の中の人たちや自分自身の中からわきおこる刹那的な欲望とも戦わねばならない。
自分だけが孤立し、異端視されて非難されるのを避けるため他愛ないウソをつくし、
また自分の欲望をさらけだして利己的に行動して いると思われるのは恥ずかしいから、
そんな欲望を隠そうと、また他愛ないウソをつく。
見つけ出して、まるで世の中のことは全てわかってるかのような気になっている。
ところが世情の歌詞(意訳)を読んでいると、「何を言ってるんだ。欲望の塊のくせに。」と
一笑されているように思えてなりませんでした。
みんなもがいて生きています。楽しい時、嬉しいときも一杯あるけれど、だけどツラい時の方が多い世の中。
それでも、正直に生きていこうと、正面をむき直したい心地になりました。
優劣に一喜一憂しない。
他人からの評価にくよくよしない。
愛情は自分から注ぐ。
ウソつかない。
ズルいことしない。
こう、意識して生きていかねばと思うのです。