清純blog

本門佛立宗 常住寺住職・高野清純のブログ

日蓮聖人 日隆聖人 日扇聖人 の 教えや お寺の行事などをアップします

お正月の動静

2012年12月31日 | 常住寺 行事 できごと 家族

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そもそも、お寺のお正月は忙しいものですが、例年ですと

3日の初総講が終わると、家族を里帰りさせていました。

今度のお正月は、諸事情により、それが叶いません。

代わりというワケではありませんが、昭夫兄ちゃんご家族が、

三田に行かれています。一路平安無事帰宅をご祈念いたします。

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お導師、奥様、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃん×2人に、

宜しくお伝え下さい。ひいおじいちゃんが元気になりますように。


恩師23回忌の一日

2012年12月30日 | 常住寺 行事 できごと 家族

本門佛立宗 信廣山・常住寺 第二世

権大僧正・日泰上人 御23回忌

平成2年12月29日 ご遷化。 法寿89歳。

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(昭和58年ころ。仲原教区・大野席 御礼御講)

(中央・日泰上人。右・日豊上人。)

平成24年12月29日は、常住寺第二世(実際の開基)

権大僧正・日泰上人の第23回忌ご正当でした。

ご年回法要は、5月27日に講有巡教、11月3日に乗泉寺巡教にて

それぞれ営まれました。12月29日のご正当は、世田谷のご墓所にお参りです。

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【常住寺賛歌】

佇めば聖なる寺院 

常住寺 恩師日泰上人の命はここにましませり

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(常住寺本堂・内陣西側。先師上人お写真。)

朝参詣終了後、寺族・事務局で、世田谷のご墓所に向かいました。

帰山してから、新年初お総講の準備など新年度の準備でした。

子どもたちはご供養場に集まってきて、みんなで書き初めの宿題です。

(書き初めだから、新年あけてから書くんですけど…。)

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お習字しにきたのは5人。

あとTAKUTOくんはもう書き終えちゃったけど、遊びにきてくれました。

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ウチのかみさんが寺務所のご奉公から帰ってくると、開口一番、

「トゲがささった。抜いて~。」と、毛抜きを差し出します。

トゲと格闘したあと、裕香が心配そうに母親に寄り添いました。

見ると、おつむにはカチューシャ。これ、大奥様のお形見です。

知ってか知らずか、恩師の御年回の日にお形見を身につけてる。

やるなぁ。ゆか。

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夜は町内会の「火の用心」に参加しました。子どもたちも一緒です。

役員の方がお気遣い下さり、子どもにマイクを託して下さいました。

『火の用~心。戸締まり用~心。』 

つたない声でも、皆さん暖かく見守って下さる。ありがたいです。

明日の晩も、火の用心しにでかけます。ここは、町会のみなさんと

コミュニケーションできる、大事な時間でもあります。

今年もあと二日。がんばってまいります。


地域への協力

2012年12月28日 | 常住寺 行事 できごと 家族

先般、所轄の警察署から連絡をいただき、契約の更新をしました。

万が一、非常災害が発生した時、地元の災害殉難者の安置場所として

当山を指定していただいており、その契約手続きです。

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(常住寺第一会館にて、実地訓練)

初めてお話しをいただいた時には、警察の方々が大勢お越しになり、

当山の施設で、講習と実地訓練をされました。

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(常住寺講堂にて講習会)

制服でビシッと行動される様子は、さすがだと惚れぼれします。

そして一緒の空間にいると、何だか、とても安心感があります。

みなさん。地域の治安維持のため、昼夜を問わずに活動くださるのですから、

地元の人間として、なにかお役に立たせていただこうという思いになってしまう。

一緒にいるだけで、そういう気持ちになれるという、そんな効果がある。

気分だけは、スッカリ、正義の味方を気どってるボクがいます。

地域に貢献できる寺院、常住寺。

お題目で地域をおさめ、地域を利益せしむる存在であり続けねばならないと、

あらためて、そう思った契約更新の日でした。


寺務所のご奉公

2012年12月27日 | 常住寺 行事 できごと 家族

24年11月末日で、当山の事務長が退職をしました。

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(写真は、正面玄関から見た寺務所と本堂階段)

ご奉公いただいた6年間で、昔ながらの寺内会計を刷新して、

どこに提出しても通用するものに、仕上げていただきました。

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会計士とも顧問契約して、税務署も年に一度はこちらから招き、

会計処理・税務処理は、万全の状態になりました。

データがあり、各項目の規則・規約もできました。

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ここ1ヶ月は、寺族の女性陣に寺院会計全般を教えていただいており、

退職のきっかけとなったのは、ご自身の体調によるものですが、

そこを押して、退職後も、後続者の育成に務めて下さっています。

ウチの家内も教わっており、まるで実の娘のように可愛がって下さり、

親切ていねいに事務を教えて下さるのです。ホント、ありがたいです。

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全てを学び、さらに数年経ったら、ご奉公の分掌作業をさせます。

これで引継ぎ完了となり、新体制として定着させたいと思っております。

ご奉公者を増やせる体制になりつつあり、自然とみんなが笑顔になります。

スマイル常住寺。このキャッチフレーズに近づいているんじゃないかと、

期待をよせる年末です。


行く年・来る年

2012年12月26日 | 常住寺 行事 できごと 家族

本年、恩師権大僧正日泰上人御23回忌法要を終えて、

お寺を代表するお弟子信者が、2人続けて亡くなりました。

第15代と、第16代目の事務局長です。

お二人とも、生涯現役の佛立信徒として、勇ましくご奉公され、

お題目のお供をして寂光へと旅立たれました。

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まことに寂しいことですが、お見送りする側も新たになりました。

来年・平成25年度から、第19代目となる事務局長が誕生します。

常住寺では初の、女性局長の誕生です。

次長も2人、男性信徒が新たに加わりました。

恩師のみ教えを忘れず、教講一体となって、これからの弘通を担う覚悟を

持って、互いに勧め励まし合いたいと思う次第です。

もう間もなく、今年も終わりです。1年間お世話になりました。m(_ _)m


稲田クラブの卒業

2012年12月25日 | 稲田小 お寺の集まり

少年野球チーム・稲田クラブの卒業式が行われました。

正純も6年生ですから、卒業組です。

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チームの監督コーチ方々からは、野球だけでなく、礼儀や規律も

教えていただけたと、感謝しております。

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来春・4月から中学生。

監督コーチお母さん方々、まことにお世話になりました。

ありがとうございました。m(_ _)m


まかせる

2012年12月24日 | 学び ・ すすめ

任せるということ。

【 従うこと 】 あなたにお任せします。

【 ゆだねること 】 息子に店を任せる。

【 そのままにしておく 】 成り行きに任せる。

【 自然の勢いのままにする 】 足に任せて歩く。

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信じることのできる力を身につけたい。

大義に生きて、欲の心なく、ウソ偽りがなく生きたい。

慈しみの心を深めたい。

人を大事にしよう。

凛とした笑顔でありたい。

雑音に左右されず、信実を感じ取れる目を養いたい。

わずかな月日で、強い信心をつかむことがある。

指さす方向で心はかわる。時間を超越している。

芝居のように、一幕で役が変わる。人はかわる。

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信頼は、信頼する側の方が、幸せではないかと思う。

任せる信頼関係を築けたら、なんでもできる。

平成25年度から佛立開花運動が始まる。

キミとなら、何でもできる。必ずできる。

仲良くいっしょに、足に任せて力強く道を歩こう。


自然な行為

2012年12月23日 | 学び ・ すすめ

昨日、お母さん・正純・裕香の3人が、インフルエンザの予防接種に行きました。

「さぁ~!!!。お注射するよ~!!」という瞬間、

裕香が、「南無妙法蓮華経。南無妙法蓮華経。」と、

診察室中に響き渡る大声で、お題目をお唱えし始めたというのです。

お母さんとまさよしは大笑い。先生と看護婦さんは目をパチクリ。

でも、裕香は真剣です。

お注射がとても怖くて、痛くないようにと願って、お看経したんです。

お題目をお唱えするとご利益がある。普段からそう聞かされているから、

裕香は、自分にとっての一大事、こわくてこわくて仕方がないお注射のタイミングで、

お看経を始めたワケです。これ、真剣なおすがりの心でしょ!

だから、何と申しましょうか。

佛立教務として、親として、このことを大変嬉しく思いました。

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これは昨日、ゆかがくれた手紙です。なんともスゴイ字ですが…。

ええ。親バカです。間違いありません。m(_ _)m


中央公園

2012年12月22日 | 生活圏 関東 東京都 北区

北区王子地区にある中央公園です。

あまり手入れがされていない感じの公園でしたが、よくみると樹木の配置が

ちゃんと計算して植えてあるように思えました。

遠くを見ると、とても心地よい景色だと気付きました。おもしろいものです。

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ここは、お寺の生活圏とは離れてますので、あまり来る機会がありません。

公園の入口正面には、昭和初期に建てられた感じの洋館があり、

北区主催の、文化教室などが開催されているようでした。

とても広い公園で、王子・滝野川・十条地区にまで隣接しているんじゃないかと

思います。

この公園のソバにご信者さんがいくつかあります。

そのうちの一軒に、しばらくお助行に通おうと思っておりますので、

今度は公園内全域を散策して、またブログで紹介させていただきます。


色香がうつる

2012年12月21日 | 学び ・ すすめ

『麻(あさ)の中(なか)の蓬(よもぎ)』

麻のように真っ直ぐなものの中に混じって生えれば、

蓬も自然に曲がらずに伸びるということ。

善良な人と交わっていれば、感化されて、自然に善人になるということの喩え。

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正しいみ教えと、それを行ずる者に交わって、

凡夫の目線が功徳を積める方向へとかわってゆく。

声を出して、すがたで見せて、良きモノを示すべきなのだなぁ。


常住寺の顔

2012年12月18日 | 常住寺 行事 できごと 家族

昨日12月17日。当山の元局長さんが帰寂されました。

三世日豊上人と共に、青年会時代から信行に励み、

生涯をあつい信心前でご奉公されました。

一報を受け、よしあきを連れて、すぐ病院に向かいました。

いつも可愛がってくれたおじちゃんがお休みになっている。

もう数年前だったら、亡くなった方を前にして、死を忌み嫌いこわがっていたのに

今回は自分から進んでご遺体の手を握りしめ、お数珠でカラダをさすり、

上行所伝のお題目をお唱えして、ご奉公させていただいてる姿に、

おいちゃんが、臨終の姿で、最後のお折伏を下さったのだと、ありがたく

思った次第です。

病院での作法も教えました。自分一人でもご奉公できるように、

一連の流れを覚えろと申しますと、少々困惑しておりましたが、

少しは理解してくれたかと思います。

子どもたちよ。おいちゃんのご信心をまねて、たくましく成長して下さい。

葬儀は喪主がアメリカ出張から戻ってきてから執行されます。


信心の友

2012年12月17日 | 信 友

大事な仲間。全員ボクより年上なので、みんなアニキです。

先日、番長から、ブログの更新がないぞ!とお叱りをいただき、

わざとらしく、みなさんの写真をアップしました。

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これらの写真は今年撮ったモノですが、下のは11年前の写真です。

見比べると一目瞭然。みんな年齢を重ねています。

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40代半ば~後半になり、アラ50のみなさん。

体力もそれなりに、若い頃のようにはいきません。

お互いに元気で、80代90代と、一日もながく娑婆でのご奉公を

させていただきたいものだと思うこの頃です。

【無二= 同じものが他に一つもないこと。並ぶものがないこと。「―の親友」 】