清純blog

本門佛立宗 常住寺住職・高野清純のブログ

日蓮聖人 日隆聖人 日扇聖人 の 教えや お寺の行事などをアップします

2014-01-18 20:51:04

2014年01月18日 | インポート

久しぶりに、風邪をひきました。

昨日の夕方で、熱は38℃。

今朝は恐らく、37℃台だったと思います。

無理して動くのは苦じゃないけど、

ご信者に、うつらないかと、ハラハラしちゃいます。

かみさんも同時に発症。ボクよりも重症です。

昨晩、2人してお医者さんに診てもらいました。

そしたら、

前回の診察は、4年前の同じ日だ!症状も全く同じ!

先生がそう仰いました。

同じ時期に、同じことになる。

環境や、条件や、季節や、様々なものが重なって

結果がでるんでしょうけど、だけど、先々もまた、

同じパターンで風邪をひく可能性があるとしたら、

これはつまらないと思いました。

趣意ですが、御指南をひとつ。

【性分治し難し。治る時には定業を転ず。】

こんなお言葉が頭に浮かびました。。。。。。

じっくり寝て、明朝は頑張っていこうと思います。合掌。


ご祈願

2014年01月16日 | 常住寺 行事 できごと 家族

テーマ:将来の自分 【お寺の住職】

こんなタイトルで、ねんど細工の作品が展示されていました。

お寺から徒歩数分のところに住んでいる、近所の子どもです。

今年の寒参詣も、

毎朝、6時の開門から第一座のご法門聴門まで、お参りしています。

おけさの丸い模様は佛丸でしょう。

お拍子木をたたいています。

ご宝前もありましたが、ご尊像らしきものが描かれていました。

微笑ましく思いました。

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大きくなったらお講師になれよ。

お寺の門をくぐってこい。

キチンと身が立つようにしてあげたいと、

そんな思いになったものです。


お塔婆建立のススメ

2014年01月15日 | 常住寺 行事 できごと 家族

【総祈願】の祈願・回向の奨励ですが、

本年度より常住寺では、

お塔婆を、年に一度のご命日に建立することをお勧めしております。

お塔婆をあげる習慣は、

本来ならば、毎月の「月命日」に建立いただきたいのですが、

いままで、お塔婆をあげたことのない方にも、起塔供養のご奉公の

習慣を身につけていただければと思い、年に一度のお塔婆という風に

ごひろうを始めたところです。

もちろん、いままで毎月おあげしている方は、

同じように毎月、回向のまことを捧げていただきたく存じます。

しかし、

年に一度と申しましても、数えてみますと結構な数になります。

たとえば、

両親のお塔婆。

そして、連れ合いの両親。

夫婦それぞれの祖父母。

これだけで、もう12霊のご回向をさせていただくことになります。

その他、親族各家の先祖代々、兄弟、いとこ、友人など、数えればすぐに、

20や30というご回向の対象が思い浮かぶことでしょう。

その他、人間関係を改善するため、

相手の方の先祖代々や有縁無縁のご回向をしたり、

ご恩ある方の回向なども思い浮かびます。

回向を志せば、たくさんの対象があることに気づきます。

数があるので、毎々、有縁の諸精霊をすべて、

ご回向させていただくのは、けっこう大変かも知れません。 

恩師・権大僧正日泰上人は、有縁の「諸精霊」のご回向を

春秋のお彼岸にさせていただくようにと仰せでした。

そのために、お彼岸のご回向は、1霊=300円というふうに、

ご回向の金額をおさえて、多くの諸精霊の回向が

しやすいようにして下さいました。

ですから、お彼岸のご回向の時に、

「○○家先祖代々」。ではこれ、300円。おねがいします。と、

1霊の、しかも先祖代々のみ、お供えする方もありますが、

それをあらため、恩師からいただいたご教導のように、

ご回向のまことをつくしてほしいとねがいます。

年に2回。

5霊で1500円。10霊でも3000円です。

さて、恩師権大僧正日泰上人が

御生前ずっとおあげしていたお塔婆のうちの一つに、

大本寺・乗泉寺の所属お講師のお塔婆がありました。

「法師」ですから、法臘の短い僧侶、

得度して月日が経っていない僧侶の僧階です。40代。

恩師はそのお講師ととても懇意であったであろうと想像できます。

御威光あふれる我が恩師。

いつも平身低頭お仕え申し上げました雲の上の存在であるお方の、

お若い頃の、仲間との仲睦まじいご様子を想像するだけで、

恩師を、より身近に感じられるような感がします。

半世紀以上に亘って、毎月毎月ご回向されてきた。

これは、毎月たんたんと同じこころざしをたむけるだけですが、

そのあゆみを振り返るとすごいことだと思います。

弔いをうける亡き魂は、きっと喜んでいらっしゃったでしょうし、

恩師は、ご生涯、

そのお方のことを、お忘れになることはなかったのでしょう。

回向は、亡き魂のご命日に、その目印となるお塔婆を建立して

お題目をお唱え申し上げます。

故人に、お題目の功徳が届くようにとねがって、お唱えします。

そして、ご回向している自分自身も、余慶の功徳をいただき、

過去現在未来の三世に亘って、

数多のご因縁が良い方向へと導かれます。

たとえば、会社で人間関係に苦しんでいる人。

どうぞ、相手の方の、先祖代々のお塔婆を建立して

お参詣してみて下さい。かならず、関係が改善されますよ。    

そして、亡き家族の命日には、家族揃ってお参り頂きたいのです。

お寺に一度も参ったことのないご家族にお参詣を勧める。

お塔婆を申し込むだけで、回向の気持ちがあたらかになり、

参らねばならないとの気持ちで、

「おい。いくぞ。」と、お参詣のススメがはかどることでしょう。


誕生自祝運動

2014年01月07日 | 常住寺 行事 できごと 家族

今年の常住寺は、

【誕生自祝】と【祈願】【ご回向(お塔婆)】の奨励を

総祈願の一つとして挙げました。

毎月、お誕生日を迎えるご信者の、所属とお名前だけを一覧にして

家族の誰かが誕生日を迎えたら、全員で御礼参詣をさせていただくよう、

お勧めいただいております。

数ある御礼の項目の中から、誕生自祝をピックアップしたのは、

年に一度必ずやってくる、だれにでも身近なお祝いということと、

「18歳で大学入学」あるいは、「25歳で結婚」というように、

一生に一度かも知れない節目とも、重なってとらえることができるからです。

ですから、誕生自祝運動は、人生の全ての節目を、

ご宝前を中心に生活を営んでいくことを示すための、

促進の役割も果たすことになるでしょう。

当山のお役中には、その辺を繰り返し繰り返しごひろうしておりますが、

そこをおさえつつ、日々、連合教区内にお勧めいただきたく存じます。

人生の節目を、家族親族全員で、ご宝前を中心に、事が進んで行く。

ゆりかごから墓場まで。

ものごころついた頃から、自然とご信心が身につくような

環境で育つことができたら、これはありがたいことだと思います。

その、ハジメの一歩が【誕生自祝運動】です。

寺内教講は、そんなつもりで、ひろく、ながく、ご奉公ねがいます。

祈願と回向については、次回の記事にて申し述べます。

合掌。


寒参詣

2014年01月06日 | 常住寺 行事 できごと 家族

本日より、本年度の寒参詣が始まります。

さきほど、門を開け、本堂のお御簾をおあげしました。

皆さんが元気でお参詣されることをご祈願申し上げます。

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寒参詣・お看経はじまり 6:00

ご法門 ①6:30 ②7:30 ③8:00

毎日、お参詣者みなさまに、

朝食ご供養をご用意させていただきます。

朝食ご供養は、ご信者各位の、寒供養ご回向の

ご奉納によって賄われます。

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お志に、深く随喜申し上げます。合掌。


くまちゃん

2014年01月04日 | 常住寺 行事 できごと 家族

大奥様のお部屋に飾られていた

くまの木彫りが、子どものころからお気に入りでした。

いつも変わらず、長年に亘って、そこにありました。

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大奥様のところに遊びにいくと、これを手にとって遊ぶのが大好きでした。

そんな記憶も忘れていたのですが、

年末の大掃除の時にみつけて、部屋にもってきてしまいました。

主(あるじ)がいらっしゃらなくなったご法宅は、

現在は小僧が管理していますが、恩師のおもかげが残るお部屋を

自分が使う気持ちには到底なれず、

ご遺品をそのまま並べ置く空間になっています。

今年こそは、恩師御夫妻のご遺品を整理して、

恩師のお部屋を当時のように再現してみようと思っています。

くまの木彫りも、我がデスク上にあっては違和感があり、

やはり、元の場所に戻そうと思いました。


  初お総講

2014年01月02日 | 常住寺 行事 できごと 家族

1月3日。本年・平成26年度の初お総講が奉修されます。

本日、1月2日、準備は兄弟子がして下さいました。

ボクは大本寺・乗泉寺で祝杯式と総会です。

総会準備で、8時に常住寺を出発です。

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総会終了後に後片付け。帰りに本堂で撮影。

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今日は次男の誕生日なので、総会の帰りに寄り道してお買い物。

帰山すると、すっかり初お総講の準備ができあがっていました。

本堂の右前方には、本庁からの補助金で購入した60インチテレビがあります。

明日はこれで、ご講有上人の年頭のお言葉を拝聴させていただきます。

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毎年、ウチの相談役が作って下さる「大型の総祈願ポスター」。

A4版×20枚分の大きさに、今年は佛丸のすかしが入って、

ど迫力のでき栄えです。

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引いて撮影するとこんな感じです。

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本堂右側には、佛立開花運動・5ヶ年誓願が記された額が

掲げられています。こちらは、前局長の力作です。

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ご法門台も、前局長が表面に木材を貼って、仕上げて下さいました。

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法鼓の台も、全部お手製。これも前局長さんの作品。

もう、ほとんど、プロです。

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ご法門台中央の佛丸は、相談役の作品。

こちらは本当のプロなのですが、重厚な感じがさすがです。

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こちらは法鼓に2つ。

先代と先々代の局長さんのコラボ作品になりました。

本堂は明日の準備完了。打合せも済ませました。

明日を楽しみに寝るとします。おやすみなさい。


平成26年 元旦

2014年01月02日 | 常住寺 行事 できごと 家族

大晦日・23時より、新年01時まで、越年参詣が営まれました。

平成26年新春のごあいさつは、佛立開花運動第2年度慶賛ご奉公の

テーマである【聞き上手なご信者を増やす運動】をいただき、

常住寺・総祈願の先頭を、【善聴参詣励行】にしたということから始まり、

項目ごとの解説を織り交ぜつつ、申し上げました。

今日から、新体制の常住寺。

越年参詣は、本堂一杯でしたが、よく見ると、家族でのお参りがほとんどでした。

世帯数で数えると、少しさみしい感がありました。

元旦の朝参詣は、例年になく多くのお参詣でした。ありがたく思いました。

朝参詣後、庫裡のご宝前に寺族が集まり、新年のお看経をおあげしました。

ここで、新年のごあいさつを申し上げ、寺族の結束を図りました。

【千鳥会】

常住寺教務部の、家族会の名称です。

ひさしく、口にすることすらなかった名称。

その千鳥会の名称を、本日声高らかに名乗り、

新春のあいさつとして、次のように宣言しました。

1つ。寺族は異体同心でご奉公させていただくこと。

1つ。寺族は不惜身命の境地で寺院護持のご奉公に徹すること。

1つ。寺族は佛立菩薩行に精進すること。

1つ。住職は寺族全員を一生の間、肩身の狭い思いをさせずに平等に護る。

常住寺の御仏飯で生活させていただき、おかげの、報恩の心を忘れない。

常住寺は恩師のまします吾が故郷であり、互いに寺内教講を慈しんでいる。

みんな、常住寺御弘通隆昌発展に寄与する人であり、

互いに勧め励まし合って生活をしていく。

そんな気持ちを再確認できた、【初まどひ】であったかと思います。

和やかでした。笑顔でした。

総勢わずか教務部3師。千鳥会・大人6人。子ども3人。

合計12人の、新春の集いでした。

千鳥会のお講を復活させようという声が、寺族からでました。

実にありがたいです。

やがて、得度希望者も出てまいります。

本年から、教務部の見習いに準じた学徒を、2名登録しました。

ご奉公体制は、万全ではありませんが、希望はたくさんあります。

【スマイル常住寺】

数年前から言い出して、トーンダウンしてしまった言葉が、

ふたたびよみがえってきました。

王子でご奉公させていただき、王子の地域を利益せしめ、

この土地の「石」となってご奉公させていただくんだという思いを、

あらためて強く心に抱いた、元旦の朝でした。