清純blog

本門佛立宗 常住寺住職・高野清純のブログ

日蓮聖人 日隆聖人 日扇聖人 の 教えや お寺の行事などをアップします

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2012年01月28日 | 稲田小 お寺の集まり

子どもお話し会のお知らせButsumaru_2

2月4日(土)夕方5時半~

3月3日(土)夕方5時半~

4月~12月までの開催日は、新学年の年間予定が出てから決定します。

お話し会はだれでも参加できます。みんなが来るのを待ってます。


川をこえて

2012年01月28日 | 生活圏 関東 東京都 北区

新荒川大橋を渡りきって左方向へ進むと、JR川口駅までの間に数軒のご信者宅がある。

今日は十二月田でお講があり、帰りに年配のご信者を乗せて、122号線を本町ロータリー方面へと

クルマを走らせた。本町の自宅までは、10分もあれば着いてしまう。

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昔からのご信者で、私が幼少の頃には現役でバリバリご奉公されていたのを、昨日のことのように思い出す。

なんでも、今年80歳になるという。

とても上品で、ものごし柔らかなお人だ。まるで往年の大女優を思わせるような出で立ちは、

オードリーヘップバーンの映像と同じく、白黒で脳裏を過ぎる。そんなイメージなのである。

ここ数年で足腰の軟骨をやられたそうで、神経に障って、たいそう痛いという。

それでも、信行ご奉公への意欲は衰えを知らない。

「寒参詣のご供養調理も参加したいんですよ。」

「だけどね。カラダがいうことを聞いてくれず。お寺に行っても足手まといで…。」

「ホント。くやしいですね。」  こう、コメントされていた。

日中のお寺参詣にはよくみえる。バスを乗り継ぎ、ゆっくり、ゆっくりと参ってくるのだろう。

東京都北区と埼玉県川口市の境界には、一級河川の荒川が流れる。

赤羽で新河岸川と合流し、岩淵水門から隅田川が分かれる。

鳥瞰すると、ちょうどXの文字に川が流れていて、新荒川大橋がそこを南北に渡しているカッコウだ。

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この長い橋を、昔は12分で歩いて渡ったという。

お寺まではさらに、徒歩30分はかかるだろう。

歩いてお寺にお参りし、それから板橋の学校へ勤務しにまた歩く。

これが日課だったとのことだった。

いまはクルマがあって、ものの15分でお寺と本町を行き来できる。

ありがたいことだ。

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暖房の効いた車内にこしかけ、日だまりでニッコリと微笑みながら、そんな昔話を聞かせてもらった。

耳が遠いが、クルマの中など狭い空間では、いくぶん良く聞こえると喜んでいらした。

連合内のご奉公がある日は、この家に寄ってからいっしょに参ることにしようと思う。


白ムク

2012年01月25日 | 常住寺 行事 できごと 家族

おとといの夜から昨日の朝方未明にかけて、本年度の初雪が降った。

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大粒の雪が舞い降りてきたので、夜・20時50分。

子どもを塾まで迎えに行き、帰山したらすぐに、家族みんなで明朝の雪かき準備をした。

山門から本堂入口まで、クルマを縦列駐車した。

朝クルマをどかすと、縦列駐車の跡には雪がなく、クルマの移動だけで参道が確保できるからである。

恩師の御銅像の前から霊堂・豊悦院までは道幅がせまくてクルマを置けない。

なので、捨てカンバンや段ボールなどを敷き詰め、朝一番で積もった雪と共にどかすのである。

子どもたちは雪が大好きだ。塾では17時~20時50分まで授業を受けるが、疲れはなさそうで、元気にはしゃいでいるのを見ると、その体力をちょっとうらやましく思う。

こうして、朝の雪かき時間を省けるが、それでも作業に30分~40分はかかる。

6時から9時まで朝参詣。終わってお掃除の床ふきんをはたくために窓を開けると、太陽が燦々と輝いて、一面の雪を照らして目映いばかりである。

心なしか清々しい空気をすいながら、今日も一日頑張るかと思える景色を見た。


北連合(川口・鳩ヶ谷)

2012年01月19日 | 常住寺 行事 できごと 家族

昨日北連合(埼玉・川口)の巡回助行をさせていただいた。

初めて会ったいわたさんのおばあちゃんは、とても不思議な魅力を持った人だった。

数年前に頭部を患ったが、現在はとても元気で、そしてよくお話しされる方である。

話しながらもとてもこまめに動いて、湯茶接待などのもてなしをして下さる。

何かやっていないと落ち着かないその性格は、昔の人だと感じさせられた。

実に頭の下がる思いである。

「 このおばあちゃんはかわいい 」 と、連合長のご主人が言う。

ひたすらしゃべり続けるのを見ると、やはり寂しいのかなぁと感じるという。

長年の付き合いになると、同じ話しを何度も聞くことになるだろう。

だけど、このおばあちゃんは、人の悪口を一つも言わないのだという。

たしかに、とても目がきれいだ。

お助行日、おばあちゃんは、ほんのりお化粧をされていた。

年配者なので恐らく、そうそうもてなす来客があるワケでもないだろう。

だとすると、住職がくるというので、多々準備をしてくれていたのかと想像した。

勿体なく有り難く思った。

ご奉公させていただいてると、このように多くのご信者が、様々なこころざしで迎えて下さる。

実にありがたい。

次回はもう少し、ゆっくりとお邪魔しようと思った。


出会い

2012年01月17日 | 信 友

ある日、明朝の寒参詣準備を終えて、夕方うたたねをしていた。

そこへ一番下のチビがやってきて、目を覚ませとばかりに話しかけてくる。

「これ、もんちゃん!!」 しかめっ面で、何やら訴えてくる。

「なあに?ゆかちゃんどうしたの?」

「これ!もんちゃんがおとうさんにわたしてって!!」

「もんちゃん?」

「そう!もんちゃん!!」

見ると【ウチの布教区で所持しているICレコーダー】を、手に握っている。

東京中央布教区の寒参詣交流で拝聴するための激励を、ここに録音して下さいと

板橋の御導師に渡したモノである。

「これ?お導師が自分でもんちゃんって言ったの?」

「そう!もんちゃん!!」

覚えた名前を忘れないように必死なのか?

顔が「はてなマークの付いたようなしかめっ面」をしている。

親を介さずに知り合った、初めての人。「もんちゃん」

なんでも、境内で自転車に乗って遊んでいた時にお見えになったみたいで、

いっしょに遊んで下さったばかりか、自転車の片づけまでさせてしまったらしい。

恐るべし、我が娘。

しかし、よほどインパクトがあったのか?

夜にはお母さんともんちゃんの話題になり、二人で盛り上がったそうである。

続きはまだある。

その二日後、裕香がなにやら新聞を読んで興奮していた。

佛立新聞である。

ゆびを指しながら、

「ほら!もんちゃん!!」

「ここにも!」

「ほら!これももんちゃん!!」

……。恐るべし。

ちなみに、お越し頂いた夜には、板橋へお酒を届けて御礼とお詫びを申し上げました。

もんちゃん…、いやお導師さま、ホントすいませんでした。

自らもんちゃんと名乗り、あっという間に子どもの心を掴んでしまう。

この日、なんだか無性に有り難くて、おもわず目頭が熱くなったのは何故でしょう。


子どもお話し会

2012年01月16日 | 稲田小 お寺の集まり

本年度初の『子どもお話し会』を開催しました。

(1月14日(土)夕方5時半~。常住寺本堂、ごくよう場にて。)

子どもお話し会は、本年で3年目に入りました。月日の経つのは早いもので、第一回開催時に一番年上だった小学3年生が、今年の4月には、もう6年生になります。

『 お父さんお母さんの言うコトをよく聞いてね 』 なんてお話ししてたのが、今は世の無常について話す場面なんかもあります。

学校生活の楽しさや切ない体験などを教えてもらえることもあり、そんな時には、何だかありがたく思うモノです。

参加する子どもたちは、無始已来も食前偈も、そらでお唱えできます。南無久遠を暗唱できる子もおりますし、寒夏のお参詣では、第一座のご法門に合わせて皆参する子までおります。

いまでは4つの小学校から生徒たちが集まってきます。最近では、稲田クラブのキャプテンと東十条ビクトリーズのお友だちが、新たに参加するようになりました。

みずのお母さんも今回初参加いただきました。ホント、ありがとうございました。

これからもこの行事を通して、みんなと仲良くコミュニケーションできたら幸せです。そして、まもなく思春期を迎える子どもたちが、徐々に親の手から離れてさまざまな経験を積んで行く時期に、ご宝前さまからお守りいただいてるのを体感しつつ、より良い歩みを重ねてほしいとねがっております。

あっという間に、親の膝の上からいなくなってしまうであろう子どもたち。

大人が子どもの成長についていけるようにしなくては…。

時間が止まっているような速度では、子どもの駆け足にはついていけないなぁと感じた一日でした。 Img176

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今回は山門掲示板に張り出すプリントを配布して、

因果についてお話ししました。

みんな、お看経あげればよい種まきとなるからね。


子どもお話し会

2012年01月10日 | 稲田小 お寺の集まり

平成24年度 1月 

子どもお話し会のお知らせ

1月14日(土)夕方5時半~。

稲田小。王子小。神谷小。東十条小。4校から子どもたちが集まってくれています。

前回の参加者は大人も入れて35名でした。

お話し会はだれでも参加できます。まだ参加したことのないお友だちも、ドンドンさそって来て下さいね。

写真は、昨年12月のお話し会のご供養です。年度末の忘年会をかねておりましたので、お友だちのお母さん方々がお昼から集まって作って下さいました。とてもおいしかったです。

女性の力はすごい。とても感謝しております。みなさん、ホント、ありがとうございました。

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