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2808円
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11月1日。小松川清秀寺さんで、親戚の結婚式が執り行われました。
たいへん苦労をされている家族なので、結婚のよき日を、みんなが大きなよろこびで迎えました。
挙式をお勤め下さったのは清秀寺御高職・権大僧正 岡本日苑上人です。
日苑上人は、新郎のことを、生まれた時からずっと可愛がって下さったお導師です。
三三九度も、お導師が御自ら取り仕切って下さったのには感動した次第です。
お誓いの言葉を読み上げるとき、新郎は声をつまらせました。
すでに亡くなられているお父様も、きっとおよろこびのことでしょう。
新郎の兄貴も苦労人です。
弟の幸せを人一倍嬉しそうに、遠く未来をみつめるように、あたたかく見守っていました。
3日がうちのお会式でしたので、挙式のみで帰山しましたが昨日、お母さまと新郎新婦の3人で、
常住寺までお越し下さいました。わざわざありがとうございました。
お嫁さんはとてもステキな人でした。「かなちゃん、お母さんと嫁さん大事にしろよ。」
なーんてね。ボクが言うまでもないんですが、兄貴ぶりたいのでこんなセリフを書きました(笑)。
幾久しく。お幸せに。m(_ _)m
11月3日(文化の日)
大宮妙玉寺のお導師さまご唱導のもと、
「法類巡教」「常住寺 高祖日蓮大菩薩・お会式 」が奉修されました。
妙玉寺、扇教寺、本華寺、草加・妙源寺、相模原・妙現寺。
5ヶ寺のご住職方にご出座いただき、団参者のお参りもいただきました。
また、妙益寺、信泉寺から、お教務方がお手伝いにきて下さいました。
今回は、草加・妙源寺より、「青薫合奏団」がお参り下さり、引率の大人も含めた、
総勢20名の大人数で素晴らしい演奏を聴かせて下さいました。
お子さんは小さなお子さんから高校生までと幅広く、
息の合った演奏は、お参詣者の心に響く素晴らしいメロディーでした。
草加の青薫合奏団は、ものすごく演奏レベルの高い楽団でした。
また、演奏のレベルが高いだけでなく、雰囲気がものすごく良いのです。
みんな優しいメンバーばかりで、そして、とても立派でした。
そもそも、指揮者やお世話の大人の方々が、そういう雰囲気をもっていらっしゃいます。
その優しい雰囲気が、常住寺にも映っていました。
ちょっとモヤモヤするような場面でも、「気がついたらお互い譲り合っていた。」
寺族はお会式終了後に、そんな話しで持ちきりになりました。
笑顔や優しさというものが、例えが悪いですが、風邪がうつるのと同じように、人々にうつっていった。
そんな場面を目の当たりにしました。
当日は、宗歌も、合奏団の演奏で斉唱しました。
伴奏の音楽を流して歌うのと、またひと味ちがって良いものでした。
裕香はお会式の数日前から、宗歌の演奏を練習していました。
指揮者の方から「楽譜が読めるなら、当日いっしょに演奏しないかい?」と
お声をかけて頂いてたのです。
お会式の当日、「合奏団のみなさんが到着しました」という連絡が入ったときの裕香の顔が忘れられません。
なにか、大切なものをみつけたような目の輝きを見せてくれました。
本番前に合奏団のみなさんといっしょに音合わせをしました。
大人の方や高学年の学生さんは、裕香の練習にも付き合って、ご指導下さいました。
サビの部分では、みんなが自発的に、裕香の演奏にあわせて、歌をうたってくれました。
みんな、それぞれ自分の準備をしていたのに、サッと一つになるような動き。
裕香はきっと、このシーンを忘れないことでしょう。
草加のみなさん、本当にありがとうございました。
とてもあたたかなお会式になりました。
奉修お導師、草加のお導師、ご出座のお導師、団参の方々、寺内参詣ご奉公方、ありがとうございます。