「ペコロスの母に会いに行く」
「ペコロスの母の玉手箱」
この2冊が本屋さんで、ひら置きで陳列されてました。
認知症を患った母親を介護し、見送る。
親への敬意にあふれ、そして、
老老介護の様子を、優しさで包んだ。
そういう作品です。
認知症の母が、息子にむかって「ハゲ」とつぶやく。
あたたかく、コミカルに描かれてます。
表紙のイラストは、見ただけで胸が熱くなる感がします。
パラパラ読んでみた感想は、全体的に、時空を超えて描いているということ。
過去、現在、未来が、交差しています。
うたた寝から過去の思い出に。未来へ旅立つ様子につながります。
刹那。
一生は「まぼろしの如し」なんですね。
長い道のりですが、まばたきするのと同じくらい短い時間でもある。
みたいです。。。
年老いた母が、息子の頭をなでて慈しんでいる。
いくつになっても、やっぱり親子です。
いや。
夫婦も、そして親子、兄弟も。
深いご縁で結ばれていて、ご縁はずっと続いていく。。。
いまの一生だけでなく、ずっと、ずっと、らしいです。
おなじ続くのなら、わるいご縁はなくしたいですね。
その努力をしたい。
ゆっくりと。やさしく。
欲をすてて。プライドをすてても。大事にまもる。
読んでて、そんなことを、ぼんやりと、考えさせられた気がします。
こわしちゃイヤですよ。大事に。大事に。
四こまマンガなのですが、ちょっと忙しいので、まだ少ししか読んでません。
新聞の記事は、ネットで拾いました。読んでみて下さい。