清純blog

本門佛立宗 常住寺住職・高野清純のブログ

日蓮聖人 日隆聖人 日扇聖人 の 教えや お寺の行事などをアップします

青年会 お講

2018年07月03日 | 常住寺のご信者さんへ

7月1日(日)16:00

常住寺庫裏のご宝前において、青年会お講が営まれました。

 


青年会の発足準備から、このお講席が営まれるまで、

遠妙寺と妙泉寺の青年会各位がご指導くださいました。

常住寺では、30数年ぶりとなる青年会お講です。

この日は、奉修の2時間前から、妙泉寺の青年会さんがご指導と準備に来て下さいました。

お参詣も、遠妙寺、妙泉寺の青年会方々を中心に、

本寺・乗泉寺、八王子・清流寺、板橋・信泉寺、

千住・立正寺、千葉・唱題寺、神戸・正法寺と、

各寺院から応援のお参詣をいただきました。

地域の学生たち。そして、寺内の事務局ご信者方々にもお参りいただきました。

子どもの頃から、ふすま越しに正座して手をつき、

「清純でございます。失礼いたします」とご挨拶申し上げてから入った「ご法宅」。

恩師ご夫婦がご遷化になって、あるじを失ったこの空間は、長らくご遺品がそのままにしてありましたが、

お講奉修を機に、思い切って大量に整理をさせていただきました。

お洋服やネクタイなどは、お役中方々にお形見分けしてお持ち帰りいただきました。

すっかりモノがなくなってしまいましたが、この日のお講席のご様子を、

恩師ご夫妻は、寂光からご覧になられ、さぞお歓び下さっていることと思います。

(最後の記念撮影。動画も撮って、ティックトックにアップしました。(笑))

(動画は、遠妙寺青年会会員が、手配、撮影をして下さいました。)

暑い夏を迎えました。8月には、青少年の一座が営まれます。

そして、8月には、もう一つのイベント

「東洋大学社会学部・青木辰司教授監修のディベート」が、常住寺でおこなわれます。

地域の福祉活動です。これを機に、お寺の土を踏んで下さる方が増えます。

開かれたお寺。地域の平和を治める役割を果たすべくがんばります。

そして、多くの人々が、妙法の功徳によって救われていきますようにと、ねがって止みません。

随喜の輪が広がりをみせています。ありがたくおもいます。合掌。

 


60年続いてる 「募金活動」

2018年04月08日 | 常住寺のご信者さんへ

4月8日(日)
常住寺の例年行事、「街頭募金」が行われました。

60年前。戦後の復興期に於いて、戦災で親を失った子どもたちの支援や、ハンセン病患者さんへの
支援を目的として、常住寺の募金活動が始まり、今日まで、例年行事として引き継がれています。

浮間連合浮間1教区の、衆議院議員・高木けい先生が募金の応援に駆けつけて下さいました。
募金の活動場所は、赤羽駅、十条駅、東十条駅の3カ所です。
先生は、すべての募金場所を巡回して下さいました。おかげさまで、より活気がでました。
ありがとうございました。

地元の子どもたちも参加してくれました。
みんな、キラキラと目を輝かせて、いい汗をかいたと思います。

社会に貢献するよろこびを、小中学生たちと共有することができました。
思春期を迎えていますから、はずかしいんじゃないかと察しましたが、そんな心配は無用だったかも
しれません。みんな、募金という社会貢献の活動に誇りを持っているかのような振る舞いでした。

募金で集まったお金は、北区社会福祉協議会の全額寄付させていただきます。
かれこれ7年ほど前から、募金活動の経費を差し引きせず、食事代も自弁で寄付させていただいてます。
今年はのぼり(ステ看板)に「北区社会福祉協議会の公式キャラ・あいちゃん」のイラストを
プリントしました。

今回のご奉公者(募金活動の参加者)は、40名。

一人暮らしの高齢者が、さみしい思いをしませんように。
子どもたちがいきいき成長しますように。
障害者が暮らしやすい環境でありますように。
支援が必要な人のところに支援が届きますように。
不安がなくなり、安心が得られますように。
そんな想いを実現しようとしている活動に賛同して、お役に立てればありがたいかぎりです。


夏のお会式

2016年06月07日 | 常住寺のご信者さんへ

6月5日(日)常住寺の開導会が奉修されました。
(本堂・右側のお逗子に、開導聖人ご真筆のご本尊をお祀り申し上げました。)

お箱の脇に、権大僧正日泰上人のお書き入れです。

「蓋の表書き」と「うら蓋」には15世講有日晨上人のお書き入れを賜っています。


 

お参詣は、満座200名の本堂でご奉公者もふくめて1回転半といったくらいでしょうか。

来年4月の開導聖人ご生誕200年法要。本山団参の説明も行われました。


 

乗泉寺巡教・高祖会にて恩師上人の御年回が営まれます。

記念誌にのせる写真撮影。ご奉公者の集合写真です。

局長室のご信者方

寺族・千鳥会


春に続き、当山の恩師上人と大奥様のお写真も展示されました。

展示は秋のお会式まで続けます。また、記念誌も発行されます。
ご信者方へは、各ご家庭に一冊づつご配布させていただきます。
夏のお会式が終われば、もうすぐ夏期参詣期間に入ります。
みなさん、はりきっていきましょう。


母の日

2016年05月08日 | 常住寺のご信者さんへ

今日は母の日。
朝参詣からつづいて、母の日・こどもの日のお看経をおあげします。
おかあさんに感謝の思いをこめて母の日カードをお送りいたします。

カードの作成は、前局長の斉藤勝男氏です。
母の日カードをはじめてからずっと、
母の日・こどもにはこのカードを作成して下さいます。
いつもありがとうございます。


 

7日は東神連合の甲お講でした。ここはかつて勢いがありました。
いまはちょっと元気がありませんが、すこしづつ元気を取り戻しつつあります。
席主は、地元の民生委員を勤めた方で、だいぶ前に現役を引退されていますが、
いまでも地元の方々との強いパイプをもっていますし、毎日、お元気でお寺参詣されてます。

この日のお参詣は17名。ボクの「小中学校時代の同級生」のご家族が3家族お参り下さいました。
数日まえの5月1日には、この日のお参詣者とは別に、お友だちとその家族3人が新たにウチのお寺のご信者になりました。
現在ご縁を得てウチの所属になった同級生が5家族。ともだち全体で7家族になります。
今年は親戚も2人お教化になりました。ありがたくおもいます。


写真で、ボクが改良服の下に着ている白衣は、種村さんが生地から縫い上げて下さいました。
ご信者さんお手製の白衣です。着心地抜群。種村さんはその他、すべてのお衣のほころびを直して下さいます。
いつもありがとうございます。母の日に、感謝の思いをお伝えしたいとおもいます。

5月8日。母の日・こどもの日の行事。家族みんなで過ごせる楽しい一日となりますように。


ご有志者の こころざし

2016年02月18日 | 常住寺のご信者さんへ

今年は恩師上人の御年回が3つ。大奥様の7回忌もあり、これを機会にと、ご遺品や写真などを整理しています。今回は、お会式前の大掃除などでお道具を下ろした時などに撮った写真をアップしました。本堂の仏具には、常住寺の草創期を担った方々のお名前が入っています。お寺を建立したとき、それぞれが思いを込めてご奉納されたのが想像できます。


 

 

香炉=お線香たてには、佛立第十五世講有・日晨上人(当時の、乗泉寺のお導師で、常住寺の開基。)のお名前が刻まれています。

 

平成10年。ボクは宇都宮常照寺に出向して一年間ご奉公させていただきました。宇都宮の現在の寺観は、常住寺・恩師日泰上人が、宇都宮を兼務されていた期間に建立されたものです。ですから、宇都宮常照寺は、常住寺とよく似たところが随所にみられます。本堂の五具足も全く同じ品物です。ご回向の納骨台も常住寺とまったく同じもの。両寺院とも、日泰上人がお品を選んでいらっしゃるんですから、当たり前と言えば当たり前ですが、「おー!。お揃いなんだー。」と感動したものでした。そして、宇都宮の、香炉のご有志者名は「石関民子」と刻まれておりました。日泰上人・大奥様のお名前です。

ボクは宇都宮が好きでした。赴いてすぐ、宇都宮という土地が好きになったのです。初めて来たのですが、懐かしい思いが湧きおこり、なんだか郷愁を感じました。恩師のご因縁を頂戴しているのか、過去世からのご因縁なのか、本当に不思議な感覚でした。当時の宇都宮常照寺のご住職・花前日悠お導師と奥様には、本当に可愛がっていただきました。奥様は3度の食事をすべて手作りして下さいました。このご恩はずっと、忘れることはありません。

弟子をもつということ。寺院に所属のお教務さんができるってことは、衣食住の心配などもでてくるということ。これは、住職ひとりが心得ていても、どうにもなりません。協力者がいて、親身になってご奉公させていただく者ができて、はじめてお寺が回ります。随ってやってくれる人が集う。一つのチームになってやっていく。そのリーダーシップがとれれば、人が増え、喜びが増し、勇ましく精進する人が増えるのでしょう。また、自分の取り分を削って分け与え、それが2人3人と増えると本当に大変ですが、そうやって戦力が増えていく。弘通とは分け与えることでもあり、養い、慈しむことでもあるのでしょう。がんばらねばならない。


 ご尊像の台座には、杉山さんのご家族のお名前。当主は大居士をいただいてます。常住寺には、昭和の高度成長期の時点ですでに、大居士授与者が二人いました。王子から東十条にかけての大親分・高橋重蔵さんと、写真の台座をご有志された杉山六雄さんです。杉山さんは、本山の境内に建っている元・学寮の設計建築に携わりました。

 


 ご乗台の正面にある大過去帳の見台には、「日本橋・第61教区」と、したためてあります。ご有志をいただいた経緯は知りませんが、おそらく、日泰上人が乗泉寺のお受持をいただいてた時代のご信者方からの御有志かと推察します。


お塔婆たてのご有志者は、豊島 宗さん金子常太郎さん。

昭和52年の9月ごろ、当時、小学3年生だったボクは、お導師に起こされて5時30分に本堂へ参りました。お講師方が朝のお給仕(本堂のお掃除)をされており、いっしょにさせていただくようにと命じられました。はじめての本堂お給仕は、五具足のおみがきでした。日晨上人のお名前が刻まれたお線香たてからおみがき申し上げ、燭台、花器、置き灯籠の順番でおみがきをさせていただきました。そのあと、お供水さんの水回りのおそうじをさせていただきました。金子常太郎さんは、ご生前は毎日、朝6時の開門参詣をされていました。ちょうどお供水さんまわりをやっている時に金子さんがお参りにみえて、ボクの姿を見るなり一言いいました。

「きよすみ君、今朝はどうしたんだ?」「今日からお給仕始めるのか?」「まぁ。どうせ三日坊主でおわるんだろうなー。がっはっはー。」

こんな感じで豪快にからかわれたのですが、実を言いますと、この日は無理矢理おこされて本堂に出てきただけで、翌日も続けてやるつもりなど更々ありませんでした。ですが、金子さんにからかわれたのが悔しくて、よし、明日からも続けてやると思って、朝おきを続けました。これが、小僧が見習いをはじめるきっかけです。金子さんには感謝しています。金子さんの一言がなかったら、ボクはきっと、翌日から起きていなかったでしょうから。。。

金子さんは郵政省の職員でした。毎朝6時の開門参詣をされてからお仕事に出かけます。毎日バイクを使って郵便配達の仕事をするので、毎日の無事をご祈願し、お講師方のご弘通車(バイク)を3台ご有志され、古くなったら新しいのをご有志されるという風に、ついには、ご帰寂される前まで奉納を続けられました。本当にすごい人でした。


お高坏を乗せる台。左右です。

染谷・松村さん。角田さん。長さん。永田さん。須山さん。日泰上人の身の回りのご奉公をされた方。王子と宇都宮、両方でご奉公された方お名前もあります。山田裕子さん常住寺の寺務所の職員でした。やがて、お導師の仲立ちで、田端佛立寺の浜野お導師に嫁ぎました。浜野誠寛師のお母さまです。


こうしてご有志者のお名前を拝見していると、ボクが生まれる前の常住寺の様子が、目に浮かんでくるような感じがします。仏具のどれ一つをとっても、決して安いものはありません。そして、ご有志者のみなさんは、お金持ちだからご有志できたワケではありません。ご宝前をご荘厳させていただきたいというお気持ちが、コツコツ貯めてご奉納されたことでしょう。そして、こうしてお道具の裏にお名前が残るということを、きっと、光栄に、嬉しく思っていらっしゃったに違いありません。ご内陣に自分の名前が記されるということは、そういう志しがある方に限ります。いくら積まれても、だれでもヨシとは、いかない事でしょう。

お道具には、ボクの知らない方のお名前もたくさん記されています。草創期のご信者です。どんなお方だったのだろう?そう思いながら、毎朝毎朝、有志者方々のご回向をさせていただいております。なにも無いところからお寺の寺観を整えるのは、並大抵のことではありません。それを相続させていただいたボクらは、次の世代にしっかりと、ご弘通の道場たるお寺を、発展させて渡さなければ申し訳がたちません。ボクは住職ですが、お寺はボクのものではありません。ご法様のものです。そして、自分の子どもにお寺を相続させるのではなく、ご縁をいただいて、ご法様が選んで下さった人々に相続させねばなりません。お寺を私物化してはならない。住職は自分の損得ではなく、むしろ身銭を切って、損を得と思い、公に立ってご奉公させていただかねばならないのです。ただ、チビどもが立派な佛立教務となって次世代を担ってくれるよう、育てていかねばとは思います。

お道具のご有志者名を眺めているだけで、こんなことを考えてしまいます。ですから、先人たちは、草創期の常住寺をご荘厳されただけでなく、後世の人々にご信心のお手本を残して下さったと言えます。それは未来永劫に亘って、きっと、大きな功徳となってその魂にかえってイクことでしょう。

恩師上人方々の御年回の年。教講の信心が増進して往年の常住寺に迫る勢いを得るのに、先達が残して下さった景色を拝しながら、温故知新で学んで行きたいと思います。

 


7回忌に向けて

2016年02月16日 | 常住寺のご信者さんへ

2月28日。大奥様の7回忌が営まれます。

お風呂で、石けんでを使う。新しいのは四角くて、手触りが良い。ゴシゴシして、泡立てて、手や身体を洗う。

やがて角がなくなり、そして、小さくなる。小さくなると次の石けんを出して、小さくなった石けんを、新しいのにくっつけて使う。

「石けんのお母さんとチビちゃん。」「ホントだ。」

そうやって、お風呂に入れていただき、大事に使い切るのも教えていただきました。

大奥様のお顔を拝すると、石けんの匂いがするようです。

よく、なぞなぞで遊んでいただきました。

夢中になって身体が冷えると、肩まで浸かるようにと、優しくほほえんで下さったものです。


 

写真は、大奥様の7回忌の当日、講堂にならべて、みなさんにご覧頂こうと準備しているものです。

これは、第一会館の上棟式。着工から竣工まで、小出しでアップします。

高橋重蔵さん。吉水幸一さん。中村義男さん。中山又親さん。歴代の局長さんです。

山田正次さんもいます。

斉藤さん、めちゃくちゃ若いです。

長さん。庄村さん。長谷川孝司さん。長瀬さん。村上さん。

亡くなった方もたくさん写ってます。

みなさんの名前の一部をキーボードで入力すると、まだ全文変換で出てきます。

杉山なかさん。田村さん。園部静江さん。近藤フミさん。香月笑子さん。お世話になった方々です。

金子智昭さん。


 

2月28日は、講堂に写真を並べます。

大奥様のご年回の日に、在りし日を懐かしみながら、みなさん一緒にご回向のまことを捧げましょう。


次世代へ

2016年02月14日 | 常住寺のご信者さんへ

2月14日。14時。東神連合の乙お講が奉修されました。

50前後の女性信徒が4名。お子さんが4名。その他、お役中、ご家族あわせて、14名のお参詣でした。

(写真は、前月のお講席。)

次回の甲お講席には、20代の男性ご信者が2名。40代から50代のご信者が6名。

また、お子さんがMAXで9名のお参詣を目標にしてご将引させていただきます。

その他、お役中のお参詣を見込んで、20名ほどのお参詣になろうかと思われます。

一時はさみしい限りの東神連合でしたが、どうぞ、盛り返して、

みんなで元気に信行ご奉公に励んで行ければありがたく思います。


町会 お餅つき

2016年02月14日 | 常住寺のご信者さんへ

2月14日(日)

常住寺の境内にて「東十条6丁目町会」の「お餅つき」が行われました。

小雨がぱらつきましたが、途中からはすっかりお天気になり、

今日は関東でも春一番が吹いたとのことで、暑いくらいの陽気になりました。

町会の範囲はどこでも、歩いても数分で通り抜けてしまうくらいの広さですが、

ここに、600近い世帯が暮らしています。ご近所と言っても、ボクの知らない人がたくさんいる。

ですから、門戸を開いて、お寺が地域の交流の場となることは、とても大事だと考えます。

こんなにたくさんの人が集まってくる。お寺の土を踏んで行かれました。

ボクは、一人ひとりにお声をかけるようにしています。

広いひろい地球上で、一生かかっても会えない人が大勢いる。

そんな中で、ご近所さんはご縁の深い方々です。大事にしなくちゃ。

子どもたちの元気な声が聞こえます。なんだか嬉しくなります。

今年から、同年代の、PTA時代の方々が大勢、町会のお役を受けました。

ウチのかみさんも、今年から町会のお役をいただき活動しています。

地域の為にみなさんと協力して、愛する東十条6丁目の平和が保たれるよう努めさせていただきたいと言っております。

お寺が、地域の絆を深める場になる。ありがたく思います。

これからも、町会、そして、区役所、警察、そして福祉などと連携して、

より良い町づくりの一端を担えるよう、活動をしてまいりたいと思います。


布教区 寒参詣交流

2016年01月12日 | 常住寺のご信者さんへ

1月11日。朝参詣・第三座にて、東京中央布教区・寒参詣交流が行われました。

交流寺院は、麻布・光寺さん。

教務部よりは、安藤日修お導師がご出座くださいました。

また、事務局長さま他、ご信者のお参詣をいただきました。

当山の局長さんは、御法門を聴聞させていただき、とてもありがたい御法門に感極まったご様子で、

その心持ちのまま、御礼ごあいさつをされました。

やっぱり「随喜するというのは、他の人にも嬉しさをうつすもの」。

そう感じさせていただける雰囲気をバンバン出してごあいさつされてました。

本堂全体が、そういう空気に満たされたのを、とてもありがたくおもいます。

この日の「ご供養調理の当番」は「ファミリー会」でした。

ちびちゃんたちもお手伝い。

「いーちゃん」が面倒みてくれまして、「もえ」と「ゆか」とで、

「ひろめ会」のごひろうもさせていただきました。

めっちゃ良い声。ハラから声が出てるので、

「マイク要らないんじゃないか」なんてコメントまで飛び出しました。

しかし不思議なことに、元気な声を聞いてると、なんだかボクまで感極まってきちゃいました。

ありがたい御法門。局長がうれしがってる姿。元気なちびちゃんたち。

もう、極まりまくりの寒参詣交流でした。

あー。明日もがんばれるぞー。

合掌。


寒参詣

2016年01月05日 | 常住寺のご信者さんへ

ありがとうございます。

いよいよ、明日・1月6日より、本年度の寒参詣が始まります。

2月5日までの1ヶ月間、宗門の全寺院が寒参詣期間となります。

皆参(かいさん。皆勤賞です。)めざしてがんばりましょう!


日本国内の全寺院・約300ヶ寺が一斉に同じ行事に取り組む。そのパワーはすごいことです。ただ、大勢集まることだけを「目標」とすると、肝心の中身がぬけてしまう感がありますが、そうではなくて、「同じ時間に、同じ場所で、同じ事をする。」すなわち、足並みを揃えておこなっていくことは、志気をを高め、力がこもり、他へ影響を及ぼします。


ですから、どうぞ、「朝参詣の時間には参れないから、行けるときに勝手に行くから。」などとは言わずに、時間をつくってお参りする。そうやって「負荷をかける → 大事に思って優先させる」ということを心がけてみて下さい。

人にお勧めするときも同じです。どうしてもムリな人はいます。そうではなくて、なんとかしようと思えば何とかなるところを、後回しにするために、「行けない」という結論に至るのが、勿体ないということです。

どうぞ、本堂でお参りして、大きな声でお看経をあげて下さい。そして、その声がまわりの人々の耳にきこえて、その人の心を浄化していく、つまり、自分のためのお参りですが、他にも大きな影響を及ぼしており、化他の菩薩行になっていくのだということを意識してお参りいただけたらありがたく思います。自分の家でおがむのと、お寺参詣しておがむことは、同じおがむという修行でも、まったく別物なんだと悟って共に精進いたしましょう。明日から、みなさんがお参りされるのを楽しみにお待ちしております。

常住寺 住職・高野清純 合掌 

 


元旦  佛立開花運動 第4年度

2016年01月01日 | 常住寺のご信者さんへ

あけましておめでとうございます。

平成28年 元旦

佛立開導日扇聖人 ご生誕200年 慶賛

佛立開花運動 第4年度


【 常住寺のお参詣 】

元 旦: 朝参詣 7時~8時30分

2 日: 朝参詣 7時~7時40分

3 日: 朝参詣 7時~8時30分  初お総講 9時~。

3日・9時からの「初お総講」で、祝杯式も執行いたします。

どなたでもご参加できます。どうぞ、年の始めの行事にお参り下さい。


【 寒参詣 】

1月6日~2月5日まで。

【 ご法門 】

第1座:6時30分

第2座:7時30分

第3座:8時40分

朝食ご供養は、毎朝ご用意させていただきます。

お参詣のみなさん全員にお召し上がりいただいております。

会社や学校の支度をして、お寺参詣をさせていただきましょう。

あったかで美味しい朝食ご供養を、ご用意してお待ちしております。


【 寒供養のご案内 】

寒供養は、一口・2千円です。

2霊のご回向をお供えいただくことができます。

ご両親や祖父母、ご縁故の方々の亡き魂をご回向させていただきましょう。

月のご命日を指定してお申し込みいただくと、その日にご回向が営まれます。

そして、年回など法要のお清めの如く、その日の朝参詣にお参りにきた方々への、食べ供養となります。

「この日は、どなたが寒供養をされたか」が掲示されます。

毎回、200口ほどのお申し込みをいただいております。

どうぞ、お志しをこめて、ご回向のまことをささげ、お参詣者にご供養をさせていただきましょう。

 


みなさま。

今年もよろしくおねがいいたします。

 


本門佛立宗の 「 お数珠のカタログ 」

2015年11月12日 | 常住寺のご信者さんへ
 
【福井信生堂さん】
大本寺・乗泉寺の山門わきにお店があります。
今回、福井信生堂さんにおことわりして、お数珠の「主な種類」と「価格」を記載しました。
お教化になったご信者さんがお数珠を求めるときなど、仏具屋さんへ行くまでの間に、
ご参考にしていただこうと思いアップしました。

お数珠は既製品のほかに、すきな素材を、パーツごとに組み替えることができるそうで、
オーダーを出してから、約一週間ほどで仕上がるそうです。
 
【数珠玉の素材】(①から、廉価な順に表示。)
①PC(ねり物)。②象牙色のPC(ねり物)。③柘植。④紅木(黒色です)。⑤栴檀。⑥菩提樹。
 
【大玉の素材】
(「栴檀」か「菩提樹」のお数珠に用いるとバランスが良いようです。)
①瑪瑙。②翡翠。③青瑪瑙。④水晶。
 
【ふさの素材】
①人絹(人工の素材)。②正絹(「きぬ」です)。
 
【「ふさ」の「色の見本」】
 
 
 

 
 1544円   
サイズ:5号。
長さ(玉の部分):8寸。約27㎝。       
数珠玉:PC。
大玉:PC。
ふさ:人絹。

 2808円   
サイズ:5号。
長さ(玉の部分):8寸。約27㎝。       
数珠玉:PC。
大玉: PC。
ふさ:正絹。

3726円   
サイズ:4号 
長さ(玉の部分):1尺1寸。約33㎝。      
数珠玉: PC         
大玉: PC    
ふさ:正絹

 
3780円   
サイズ:5号  
長さ(玉の部分):8寸。約27㎝。      
数珠玉:柘植       
大玉:柘植      
ふさ:正絹

 
4536円   
サイズ:5号  
長さ(玉の部分):8寸。約27㎝。      
数珠玉:紅木       
大玉:紅木      
ふさ:正絹

 
5508円   
サイズ:4号 
長さ(玉の部分):1尺1寸。約33㎝。     
数珠玉:数珠玉:紅木       
大玉:紅木     
ふさ:正絹

 
3996円   
サイズ:5号  
長さ(玉の部分):8寸。約27㎝。    
数珠玉:象牙の色   
大玉:象牙の色     
ふさ:正絹

 
5400円   
サイズ:4号 
長さ(玉の部分):1尺1寸。約33㎝。   
数珠玉:象牙の色   
大玉:象牙の色    
ふさ:正絹

 
 
7870円   
サイズ:5号  
長さ(玉の部分):8寸。約27㎝。      
数珠玉:栴檀     
大玉:瑪瑙(赤)    
ふさ:正絹

7870円   
サイズ:5号  
長さ(玉の部分):8寸。約27㎝。      
数珠玉:栴檀  
大玉:翡翠(緑)  
ふさ:正絹

 
9720円   
サイズ:5号  
長さ(玉の部分):8寸。約27㎝。     
数珠玉:菩提樹    
大玉:瑪瑙(赤)    
ふさ:正絹

 
 
9720円   
サイズ:5号  
長さ(玉の部分):8寸。約27㎝。     
数珠玉:菩提樹    
大玉:翡翠(緑)  
ふさ:正絹

 
 
11340円  
サイズ:5号  
長さ(玉の部分):8寸。約27㎝。     
数珠玉:菩提樹     
大玉:青瑪瑙     
ふさ:正絹

 
以上。ご参考まで。

信泉寺のお会式 と 常住寺・寺務所の改装 

2015年10月07日 | 常住寺のご信者さんへ

【10月4日 信泉寺高祖会 支庁巡教】 すばらしい晴天の中、ご奉修となりました。

支庁長・川手お導師のご唱導。

川口お導師にも久しぶりにお会いできました。

信泉寺さんは来年、創建50周年をお迎えされます。

住職は大本寺乗泉寺のお導師が兼務されてます。ですから、住職が普段はいらっしゃらないお寺です。

その分よけい、しっかりと50周年をお迎えしようと気張ってらっしゃるのでしょう。

その意気込みが随所にみられたお会式でした。すばらしい!!!

常住寺の団参は23名。お参詣のみなさん、ご奉公ありがとうございました。


話しは変わりまして10月15日から、ウチのお寺・常住寺の寺務所内を改装します。

じゅうたんとかべ紙の張り替えだけですが、中のデスクや書庫などをすべて出しますので大掃除にもなります。

作業は事務局と寺務所職員でおこない、拭き掃除を兼ねた運び出しは、婦人会から選出してお願いしました。

寺務所なので、いろいろなものがありますから。。。

10月5日は、デスクなどを出す場所の確保。寺務所のわきにあるホールの戸棚を整理しました。

昨日・6日は参詣受付の家具出し。コピー機などもすべて出してガランとなりました。

機械に強くて何でもつくってしまうのは、東京都交通局の技術職だった斉藤前局長。

倉岡次長も電気関係が得意です。

かり寺務所が玄関ひだり脇(上の写真)になりますので、電話・FAX・インターネットの配線を、

みなさんが歩いて引っかからないように天井に持ち上げて通しました。

寺務所の業務は止めるワケにはいかないので、職員はピリピリしてます。

ごようしゃ下さい。m(_ _)m

写真の中央・奥にみえるトビラがホール。ここに書類などをかり置き。

写真ひだり側がかり受付です。ここにはソファーがありましたが(次の写真のとおり)移動しちゃいました。

ソファーのカベにはホワイトボードがあります。布教区の弘通表彰の記念品です。

かり寺務所の完成。この日は、昼食ご供養をみんなで持ちよってご奉公下さいました。

運び出しは14日まで続きます。そして15日から内装工事のはじまりです。

お参詣の各位にはご不自由をおかけしますが、よろしくご協力ねがいます。

 

 


無畏(むい)

2015年08月20日 | 常住寺のご信者さんへ

仏教語大辞典(中村元・著)

無畏とは、

①確信。恐れをもたぬこと。真理について正しく知り、確信して語って、なんの不安・疑惑も存しないこと。

②恐怖しないこと。おそれのないこと。安穏で怖畏の全くない状態。勇気。おそれずやろうという強い心。

と、あります。


無畏施とは、

三施の一つ。無畏を人に施すこと。

人の厄難を救うこと。おそれなき状態を与えること。

一切衆生に恐怖の念をなからしめること。

獅子・虎狼・恐賊・水火などから人を救っておそれること、なからしめること。

と、あります。


3000年前のインド。

ブッダが仏教を説いた時代の様子を想像しますと、

日が暮れると深い闇につつまれて、とおくオオカミの遠吠えが聞こえると、人々は恐怖した。

などという情景が思い浮かびます。

火災や水害も、なすすべもなく逃げ惑うといった様子を想像してしまうものです。

水害では高台に逃げたり、猛獣のいそうな場所には近づかないようにしたり、

病気になったら看病し、夜のとばりにつつまれるのが不安で、みんなで集まって身を守ったり、

食事や水も、生きるのに必要なものがすぐソバにあればいいのですが、そういう不安も大いにあったハズです。


無畏施は、人々の不安を取り除くという、とてもありがたいほどこしです。

安心をあたえる。災厄から救って、勇気がわくようにしてあげられる。

こんな、ありがたいことはありません。


現代風に言うとどうでしょうか。

受験や就職などの節目を、よりよい方向へいけるようにアドバイスや手助けをする。

老いや病気の不安を、生活の不安を取り除いてあげられる様々な手助け。

こんなことが挙げられるでしょう。


地元の同級生ですごい奴がいます。

同窓生の親が亡くなったらウチに相談にきてくれたり、

結婚してない女子がいたら、月に一回とかの間隔で様子伺いの電話を入れたり、

誰かが商売を始めたら、ここで店をやってるから行ってやれと教えてまわったり、

なんだか坊さんにむいてるぞと思わせるような言動をする友だちです。


B'zのうた「愛しい人よgood night」は、

「悪い予感はどうか捨てて、愛しい人よ、good night」という歌詞で静かに終わります。

身近な、そして大事な人の、不安を取りのぞいてあげていますよね。

また、モーニング娘。の歌には、「大好きな人が正直でした。」という歌詞がありました。

深い歌詞だと思いました。曲をつくった「つんく♂」は、詩人ですね。

彼女に勇気を与えることは友だちでもできますが、彼女の不安を取りのぞくことは、彼氏にしかできません。


その人にしかできないことがある。

自分にできること、いや、自分がすべきことをしっかり分かっていて、そして、勇ましく進みたいものです。

正直でなくてはならない。

欲があったり、ウソつきでは、できない。

無畏施は、人がもつ「欲のこころ」など、

「マイナスの因縁をつくってしまう性格・本能」を滅していかなければ、

ほどこすことは、できないもの、なんですね。

仏教では、そういう、「罪障(ざいしょう)」と呼ばれるものを、「罪障をつくってしまう心を消していくこと」を、学ぶことができる。

人は欲を消すことはできないけど、「無畏施をほどこすことのできる人でありたい」と、願いたいものです。


見ること。きくこと。

2015年08月15日 | 常住寺のご信者さんへ

本寺・乗泉寺の南西角の交差点は「猿楽町(さるがく・ちょう)」という。

写真を直進すると乗泉寺・正門。右折すると南門。右奥の木々が乗泉寺の境内。

能で有名なのは、観阿弥・世阿弥の親子である。南北朝から室町時代の猿楽師であり、能(猿楽)を大成させた功労者である。

猿楽は狂言と合わさり、明治以降には「能楽」と呼ばれるようになった。奈良時代に中国から伝わった散楽がルーツだという。

能のことは詳しくない。ただ、雅楽、舞、面など、日本の伝統芸能のイメージは、なんとなく頭に浮かぶ。そんな程度の知識である。

猿楽町の由来はあらためて調べてみるとして、今回は、能の舞台の一場面について記事を書くことにする。


なにかの本で、能の一場面を懐旧していた文章があった。

舞台の一番最初、観客すべてから注目を浴びる大事な場面に、お坊さんを演じるものが出てくる。

面をつけずに、一の松、二の松、三の松の橋がかりから舞台の中央にでて名乗りを上げる。

「自分は、諸国・一見の僧である。」と。

この僧侶は、諸国を旅して様々なものを見聞きして歩く「放浪の旅僧」である。

旅僧は名乗りをあげると、それ以降は舞台中央の右側、一番客席に近い位置で観客をヨコに見る角度に座り込んで、すっと舞台の様子を眺めている。

ついには、舞台が終わる最後まで観ることだけしかしない。


のっけに名乗りをあげて以降、いっさい何も演じずに、シテ(能の主役)が演じる様子を眺め続ける。

いや、眺めるという、そういう役柄なのである。

いったい、なんのためにそのような役柄を置くのか。興味ぶかい。


数年前、千代田区の社会福祉協議会にて、傾聴ボランティア養成講座を受けた。

話しの聞き方を学ぶ授業で、たしか8週間ほど通ったと思う。

会話の中で、「相手の言わんとするところ」をしっかりと聴けるようになるための練習で、

うまく話せない人だったとしても、聞き手がしっかりとこころの叫びを理解してさしあげる。

そして、なにをするかと言うと、なにもしないのである。相手のこころを理解する。

そして、よく分かると伝える。共感。共有ができるテクを教わった。

こんなことは真剣に聞いていれば分かることなのかも知れない。

しかし、意外と、「この人の良いところを挙げてみて下さい」と言われて答えに詰まることがある。

また、「この人が求めていることは何ですか」と聞かれても、正確に答えられるであろうか。

だから、見るということ。聞くということは、以外と簡単なことではないと思うのである。

ボクは、授業を受けたあともずっと手探りの状態であり、だから「耳をすませていよう」と意識をしていたい。


能楽の僧侶は、なにをしていたのであろうか。なにを表現していたのであろうか。

さとりの境地か。世俗の欲か。移りゆく人のこころか。無常の世の中か。

方丈記に「ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。」という一節がある。

おなじように見えても、同じではない。みみをすませて。まわりをみていたいものだ。