子貢問曰、有一言而可以終身行之者乎。
子曰、其恕乎。己所不欲、忽施於人也。
巻第八 衛靈公第十五 二四
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子貢問うて曰わく、一言にして以て終身これを行うべき者ありや。
子曰わく、其れ恕か。己の欲せざる所、人に施すこと勿れ。
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子貢がたずねた。
「ただ一つの言葉で、一生をかけて行う価値のあるものはありますか」と。
先生はこう仰った。
「それは【恕】だ。おもいやりということだ。」
「自分がされたくないことは、人にもしないことだ。」とお答えになった。
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みんなだれでも、こういう思いは持っているハズ。
でも、それを貫くことはむつかしいかもしれない。
当たり前と思っていてもできていない所を突かれてハッとする。
そんな感じであろうか。
３月２５日（日） 本年度の、街頭募金を実施しました。
常住寺主催の街頭募金は、約５０年の歴史を持ちます。
はじめは、保護者のいない子供を養育する施設である「小田原ゆりかご園」への支援と、
「救ライ募金」（ハンセン病患者への支援）の二つが、募金活動を始めた理由でした。
現在は、「ふれあい募金」として、地元 「北区社会福祉協議会」へ寄附をさせて
いただいており、地元の高齢者支援、子育てしやすい環境づくり、生活弱者への
支援活動などに、募金で集まったお金を活用していただいております。
写真は東十条駅のご奉公者。その他、十条駅、赤羽駅でも同時に実施しました。
王子駅は残念ながら、本年度より活動場所から外しました。
募金活動をしていると、ありがたくて涙が出そうになるコトがあります。
子どもたちをねぎらって下さったり、エラいとほめて下さったり、がんばれ！と明るく
応援していただきました。また、東十条の駅員さんや売店の従業員さんまで、
ニコニコしたお顔で募金しにきて下さったのは、ほんとありがたいの一言でした。
大勢の善意にふれて、人々のまごころを強く感じるコトができるのは、とても幸せです。
昨年と本年度は、震災支援もうたいました。
昨年は義援金として、今年は震災孤児の支援を目的としました。
赤十字と北区社会福祉協議会の２カ所に、募金で集まった皆さまの善意を届けます。
（写真は、昨年の夏。石巻・大川小学校前。新盆回向。約３００名参加。）
常住寺はこれからも、この活動を続けます。
人々のお役に立たせていただき、ご信心的には、菩薩心涵養というネライもあります。
今年も、多くの知り合いが募金活動の場を通りかかり、ご協力を下さいました。
まごころのふれ合いを通じて、これが菩薩行・下種結縁のご奉公へと発展したりします。
そんな、ありがたい活動です。
最後に、参加してくれた近所のこどもたちへ、心から感謝のキモチを述べさせて
いただきます。君たちといっしょに活動できて、ホントにありがたかった。
ありがとうございます。 合掌。
ゆかのお気に入り 「くまちゃん」。
数年前、札幌空港で買った裕香へのお土産です。
いつでもいっしょ。お看経もいっしょ。ゆかはくまちゃんが大好きです。
先日、まーとよしが乗泉寺スカウト会スキー鍛錬に参加しました。
家族で解散場所まで迎えに行った帰りにラーメン屋に入ったのですが、
人気店で待ち状態でした。
待ち時間でよしがくまちゃんと遊び始めました。
くまちゃんは指人形になっているので手を突っ込み何やらやってます。
よく聞くと、「むしいらい～」。
ん？お看経をはじめた？
くまちゃんを合掌させて、むしいらいをお唱えし、さらにくまちゃんにひざをたたかせて
「なむみょうほうれんげきょう～」
３人とものってしまい、全員でむしいらいの大合唱です。ラーメン屋で。
お客さんはほとんどがカップルだったので、子どもがさわぐのをBGMくらいに
感じてくれてたみたいでしたが、最初はなにやらさわいでいると思ってたでしょうけど
「なむみょうほうれんげきょう」 「ん？なむ？」みたいな感じだったでしょう（笑）。
ラーメン屋の待ち時間に、こどもがお看経。あと、くまちゃんも。
もうノリノリ状態で少し困りましたが放っておきました（笑）。
夜寝る時もいっしょです。
おわり。m(_ _)m
【御教歌】（てこのかたま 扇全１５－１１０）
此君の いまさゞりせば 遠つおやの 清きながれを 誰かくま丶し
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御開山の御恩を知れ。
門祖日隆聖人がお出ましにならぬと、祖師の御流儀が隠れてしまったかも知れぬ。
上行所伝の妙法、折伏行、久遠の本佛が根本の仏であること、
常住不滅の仏ましますことなどが分からぬようになって、信心したつもりでも脱線して
習い損じて大変なことになったであろう。門祖聖人こそ、再興正導の大恩ましますお方。
（ 日晨上人 御法門のかなめより ）
＠この御教歌に曲をつけたのが、門祖聖人奉賛歌である。
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３月１１日【 門祖５５０プレ大会・震災一周忌法要 】の帰り道、
クルマの中で、ゆかが大きな声で門祖聖人奉賛歌を歌い出した。
「こーのーきぃーみぃーのぉぉぉー」
「いーまーさぁーざぁーりぃーせーばぁー とぉーおつぅーおやのぉぉぉー」
すると兄き２人も続いて、３人で大合唱となった。
「ん？いつうたを覚えたんだ？」
どうも、プレ大会で覚えたようだ。
１０００名が一同に大合唱する中で、何か引きつけられるモノがあったのだろう。
まさしく、大きな行事の効果だと言える。 ホント。ありがたい。
みんなが声たからかに歌う。子どもも影響をうけていっしょに歌う。
奉賛歌。
歌とダンスが大好きな裕香に、レパートリーが一つふえた。
ゆかはここ一年くらいで、御宝前のお給仕をおぼえた。
夕方お看経のあと、おあかりを消して、御簾をさげ、切り火を打って、
おじぎを申し上げる。これを進んでする。喜んでさせていただいてる。
こどもは正直だと思う。
だから。お看経も、まわりをリードできるほど勇ましく、大きな声ではっきりと、
上行所伝のお題目をお唱えさせていただきたい。
（ さいごに…。親バカですいません。 m(_ _)m ）
だいこんブラスという吹奏楽・楽団の定期演奏会に行ってきました。
ここに、ウチのあきお兄ちゃん家族が全員で所属しており、
定期演奏会も家族全員で参加していました。
初めて『 定期演奏会・コンサート 』に行ったのは３年前で、以降
毎年開催をたのしみにしております。
コンサートは三部構成で、第一部は、涙がこぼれてしまうほど感動する演奏の数々でした。
第二部第三部は、ギタリストや三味線とのコラボや、演劇に合わせて演奏するなど、
子どもたちも大喜びする内容は、主催者の『楽器の上手い下手ではなく一緒に音楽する
たのしさを第一に考えていきたい』 いう思いがとてもよく表れていたように思います。
ひとことで言うならば、とても素晴らしいコンサートでした。
また来年も参りたいと思います。
あきおにいちゃん、ご家族みなさん、最高にかっこよかったです。おつかれまさでした。
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だいこんブラスのＨＰ http://daiconbrass.com/
本日、３月１１日。
門祖５５０回御遠諱プレ大会と東日本大震災・一周忌法要が
権大僧正・川口日智上人御唱導のもと、乗泉寺にて奉修された。
宗務総長・佐藤日凰上人、 弘通顧問・石井日數上人もご出座され、
第５支庁長・川手日成上人陣頭指揮のもと、
各寺院の代表参詣で 『 一千数百名 』 の参詣一座となった。
門祖聖人・報恩お塔婆の建立数 と 震災一周忌お塔婆起塔数は、
あわせて【３５００基】をこえたという。
法要ご奉公を終えてから、ご信者が家族で所属している【だいこんブラス】の
１０周年記念演奏会に立ち寄った。こちらも次回、記事をアップする予定である。
夕方帰山。これから夕方お看経。
あらためて、震災一周忌のご回向をさせていただこうと思う。
（孔子。 論語 為政第２－１４より）
（漢文） 子曰、君子周而不比、小人比而不周。
君子は誰とでも誠実公正に付き合うが、特定の仲間だけの私的な結束はしない。
小人は私的な結束はするが広く分け隔てない誠実なつき合いはしない。
木村栄一訳（論語：講談社文庫）
君子 ＝ １ 学識・人格ともに優れた立派な人。人格者。 ２ 高位・高官の人。
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英訳文
Confucius said, “A gentleman keeps company with many people without prejudice.
A worthless man keeps company with a few people with prejudice.”
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個人の資質に関する言葉だが、これをグループの性質に変えて考えて見たい。
私の教区・部は、親切丁寧な組織であるか？または排他的か？
組織は人の指さす方向に、その色が染まるハズ。
全てが妙法によって救われるコトを願って、菩薩行に励みたい。
