清純blog

本門佛立宗 常住寺住職・高野清純のブログ

日蓮聖人 日隆聖人 日扇聖人 の 教えや お寺の行事などをアップします

恩師と弟子

2014年09月28日 | 信 友

先日、信廣会の幹事会がおわってから、乗泉寺執事室にて、玉川のお導師がご染筆をされましたので、うしろから拝見させていただきました。

Ca3j0009

10月1日に出家得度されるお弟子のために、お袈裟の裏にお題目をご染筆です。ここの所、こういう場面を拝見する機会がありませんでしたので、とても感激いたしました。

お習字ねたが続きますが、幹事会の翌日は玉川にお邪魔して、「ひげ題目の書き方」を教えていただくことになっておりました。宗学を教えていただき、引き続き、お題目の書き方をご教授いただきました。そんなワケでここ数ヶ月、玉川に足繁くお伺いしており、ありがたく楽しい時間をいただいておる次第です。

Ca3j0021

黒板に模造紙を貼り、一文字一文字、書き方を教えていただきました。準備も大変なのだと思います。あれこれとご用意いただき、申し訳なく思っております。本当にありがとうございました。

Ca3j0026

広・略・要の御本尊について。配置。書き方。梵字のふどうとあいぜん。楷書から行書まで。そして、1つの文字でもいろいろな崩し方があること。たくさんの資料を下さり、ひとつひとつ解説して下さいました。次回は10月末の予定です。あつかましくお邪魔いたします。よろしくお願い申し上げます。m(_ _)m


終日口唱会

2014年09月27日 | 第5支庁 と 東京中央布教区

本日、9月27日(午前9時~夕方4時まで)。

蒲田・妙泉寺にて、東京中央布教区の終日口唱会が開催されました。

Ca3j0034

第5支庁長・川手お導師の激励もいただき、支庁参与も数名お参詣下さいました。熱烈なお看経。のど痛いです。教講あわせて、208名と参詣報告がありました。

蒲田は、番長の実家があります。今は亡き御尊父さまはご生前、第一連合の連合長を拝命されていたと聞きます。いつも和やかなご母堂様とお兄様。今日もお世話になりました。境内で少々談笑させていただいてる時に、ちょうど支庁長がお見えになったので、東金のお導師さまのお母様とお兄様ですとご紹介申し上げました。

Ca3j0033

「おぉ~。これはこれは。いつもお世話になっております。」と、支庁長の軽やかなお言葉。支庁長は、ほんと、気さくなお導師さまです。お母様たちも思いがけずごあいさつできて、ちょっぴり嬉しそうにされてました。

ブラジルからもお参りがありました。蒲田のお導師がブラジルでご奉公遊ばされていた時にお世話になったお役中の息子さんご一家で、蒲田のお導師を尋ねて参ったそうです。

今日の口唱会でいただいたお供水さんは、500のペットボトル8本ほど。4リットルにもなりました。6時間で4リットル。すごいです。あとから体内の不純物をお題目が汗といっしょに流して下さいます。ありがたし。

次回は平成27年2月11日(祝)。同じ蒲田にある「久遠寺さん」で開催です。本庁から、開花運動の激励もいただくことになりそうです。


かまくら

2014年09月22日 | 信 友

彼岸会の準備がひと段落して、気まぐれで普段はあまり閲覧しなくなったFacebookを開きました。その瞬間。1つの記事がアップされました。

。。。。

なんだ、かまくらのお導師じゃないですか(笑)。

ということで、さっそくメッセージを送って、数分したら電話も入れるつもりでした。そのタイミングで、向こうからお電話(笑)。これはこれは。かまくらのお導師さま~。30年近い古いつきあいの、異体同心のなせる技です。

25日の玉川勉強会は都合つかないとのことでしたが、次回のマンスリーIN藤沢でお会いしましょう。

今日は難しい内容の記事を用意してましたが、アップするかどうか迷ってました。実は、3回も書き直したんですよ。でも破毀して、この、ほのぼの記事に差し替えました。これで良かったのでしょう。かまくらさまとの巡り合わせを、ありがたくおもいました。


記念品

2014年09月22日 | 常住寺 行事 できごと 家族

ご信者さんのお宅に、重厚な作りの仏具がありました。見ると、「清秀寺・開筵式記念」と刻印された「マッチなどの受け皿」です。

Pap_0005jmh

いつ頃の品か知りたくて、清秀寺さんの開筵式が営まれた時期を調べました。すると、寺院の前身である「親会場」時代から数えて、過去に3回営まれていました。

Pap_0006nm_2

創立が大正13年。前身は、乗泉寺の本華組と本量組です。第一回の開筵式は、開基・日弘上人が小松川に赴任されてた翌年の大正14年でした。二回目は本堂を建立された昭和3年。そして三回目は、昭和33年とありました。

日弘上人から日應上人に法灯が継承されたのが昭和16年。翌・昭和17年には、寺号公称を果たされるも、昭和20年3月、ですから東京大空襲にて罹災。全焼となるも、同・12月には、平井に仮の道場を設立され、昭和22年には仮本堂を建立。昭和33年10月には新本堂を建立。同・11月には開筵式が奉修されたと、記録誌に記載されていました。

戦火がいちばん激しかった東京下町において、焼け野原から早々に復興を果たされたご様子を拝読させていただきました。

そんなワケで、写真の記念品は、清秀寺とありますから、寺号公称を果たされた後の開筵式ということで、第三回・昭和33年に謹製された記念品です。ちょっと調べただけですが、いろいろ知ることができて勉強になりました。


Can't stop smiling 笑顔がたえない

2014年09月21日 | 常住寺 行事 できごと 家族

9月23日(祝)は常住寺の秋季彼岸会・総回向が営まれます。

今回は、9月1日から毎朝、晴天祈願の延長参詣をさせていただきました。彼岸会前日の9月22日まで、晴天祈願参詣を続けます。

一週間前までは、台風の進路予想で、23日は雨の予報でした。一昨日からは、晴れの予報に変わり、昨日からは晴天予報の信頼度が「Aランク」になっていました。本当にありがたく思います。

弘通のご祈願をたてて、それが叶うと、やはりみんな嬉しそうです。自然と笑顔になります。この瞬間の笑顔が絶えないようにがんばります。みんながずっと笑顔でいられますように。1つおはからいを頂いたら、次にはそんな願いも生まれてきました。

ただ、23日は、あちこちのお寺で彼岸会でしょうから、本当の意味での晴天のご利益をいただくべき行事は、次回の高祖会です。

10月19日の高祖会に向けて、10月1日からお会式当日までの18日間、延長参詣・晴天祈願をさせていただきます。ご信者各位には、こぞってお参り下さい。

毎年、5%づつ、参詣数が増えますように。そうすれば、10年後には50%ましです。こんなペースで参ります。こうして、発展の速度が衰退の速度を上回るように、教講一体となって進んでまいります。

まずは彼岸会。今回は新たにお参り下さる方が大勢いらっしゃる予定です。当日を楽しみに。みなさん、お寺で再会いたしましょう。。。


彫刻機

2014年09月19日 | 日記・エッセイ・コラム

以前からほしかった、「電動の彫刻機」を購入しました。

Ca3j0020

BOSCH社のウッズマイスターという商品です。

ネットに、中古の出品があり、7千円ちょっとで購入できました。

Ca3j0021

替え刃は全部で5本。V字やU字、幅広の荒削り用の刃まであります。細かく彫る刃もありますが、一番細い線を出せる刃を、追加で求めたいと思います。

Ca3j0019

さっそく電源を入れて見ますと、ものすごいパワーでした。ためし彫りをしてみましたが、ボクに使いこなせるでしょうか?不安になりました。まぁ。ちょこちょこ使って、慣れていきたいとおもいます。

これで、木製の扁額を作成したいと思います。当面は子どもの工作レベルで楽しむことにします。


なにに喜ぶか

2014年09月12日 | 学び ・ すすめ

裕香の「お数珠の房」を、ほんもん屋さんで取り替えてもらいました。

新しい房(ふさ)は正絹です。それでも、3,500円ほどでお取り替えできました。子ども用のお数珠ですから、数珠玉がとても小さく、108個連なる円も直径15㎝くらいです。きれいな桃色に染められた正絹の房はとても素敵な出来映えに仕上がりました。

ゆかは、お数珠を修復に出している間、2~3日おきに「まだできないの」と聞いてきました。よほど待ち遠しかったのだと思います。

できあがったお数珠を渡すと「わーキレイ。おとうさんありがとう。」こう言って喜んでくれました。こういう場面で喜んでくれる事を、親ばかですが嬉しく思います。将来、自分の家にお祀りしたご宝前さまも、恭しくしっかりとお給仕させていただくことができる人となってほしいと切に願います。


お助行

2014年09月10日 | 常住寺 行事 できごと 家族

つめ助行6日目。

昨日はどうしても行けなかったので、のりえが買い物帰りにゆかを連れて、顔出しの巡回だけしてくれました。

こちらのご信者さんは、裕香をとっても可愛がって下さいます。昨夜もなにやら約束したのでしょう。今日お助行に行ったら、大量のおみやげをいただいちゃいました。すいません。。。

毎日。基本的に夕方に伺ってます。もう一人。できれば詰めてお助行したい人がいます。17日に一回目のお助行で、この日からダブルでいこうかと思います。バイクのタイヤを直さなきゃ。。。

明日は世田谷別院で修学塾。あと、西東京市保谷のご信者宅まで参ります。お助行は、またまた一日お休みです。裕香。頼むぞ。。。


聞くことに力を入れる

2014年09月09日 | ご法門

テニスの全米オープン。錦織選手すごかったです。決勝でマリン・チリッチに惜しくも敗れ、グランドスラム制覇はなりませんでした。でも、グランドスラム決勝進出は、日本人では初めてのこと。敗れても快挙です。

ここしばらく、テニスのニュースをこまめにチェックするのが習慣になっていました。とても楽しい日々でした。今後も、錦織選手が活躍されることを楽しみにしております。

さて、錦織選手は、昨年から1989年の全仏オープン覇者のマイケル・チャンをコーチに迎えました。チャンの指導を受けて、今年に入ってから以前にも増して、飛躍的に活躍しています。

錦織選手はトップレベルのプロですが、それで良しとせず、グランドスラムの優勝経験者に教えを請いました。自身の弱点を克服することはもちろんだったでしょうが、世界最高レベルの勝ち方、覇者の思考、目線なんかも、ソバにいて自然と習ったことでしょう。

◆◆◆◆◆◆◆◆

開導聖人・ご教歌(百座法門(四)12-240)

師について学ぶは早し案内者 なしに名所をめぐる馬鹿もの

御題・学問は師匠を撰めといふこと。

大意(日晨上人ご法門のかなめ。より)

その道の専門家に聞けば、早く道を覚える。それを一人であれこれ苦労するのは、むだな時間をとるだけのこと。名所を巡る、観光をするときは案内者につくことが、早分かりができて利口なやり方。特に信心は悟る努力よりも、よく聞くことに力を入れよ

◆◆◆◆◆◆◆◆

聞くことは、素直なこころに通じます。

世界トップレベルのプロでさえ、なお学ぼうとしています。

聞いて、肌で感じて、空気で学ぶ。。。

「この人は、本当にありがたいご信者さんだなぁ」と思える人がいます。

そういう人となれるのは、マイケルチャンがそばにいたからなのでしょう。えらいなぁと思える教務さん・ご信者さんは、良きお師匠、良き教化親がそばにいてくれたからこそ、凡夫ながらに、素晴らしいご奉公ができるように育っていったハズです。

錦織選手のように、まっすぐに学ぶ心を持っていこう。

マイケルチャンのように、他を利益できるようなご奉公者とならん。。。


この人ぼさつ

2014年09月08日 | 学び ・ すすめ

常住寺では、今年から「誕生自祝運動」をおこなっています。

これは、ご宝前に対し奉り、御礼をお供え申し上げる習慣を身につけるための運動で、毎月の御礼、ご利益をいただいた時の御礼、人生の節目にお供え申す御礼(卒業や結婚、出産など)をさせていただけるようになって行くための、はじめの一歩です。

一昨日あがった誕生自祝の言上書に、次のように書いてありました。

「むすめが、初めて自分でお金を出して、お供えさせていただきました」

普段、言上書にはこのような事を書きません。

むすめさんの文字と、お父様の書いた文字とが、一枚の言上書にしたためてありました。

朝参詣後このご信者さんにお声をかけました。

「よかったですね。ありがたいです。」こう申し伝えましたら、

「はい。ありがたいです。いつもは私がお金を出してましたが、今回は娘に折伏をいたしまして、自分でお供えするように申しましたところ承知してくれまして、この金額でよいかと聞かれて、これをお供えするように申しました。本当によかったです。とても嬉しいんです。ありがとうございます。」

こんなお答えでした。

とても嬉しそうに、お話し下さったお父様。この方はいつも、あついご信心前で、寺内の雰囲気を正しい信心の方向へと引っ張っていってくれます。たった一人、こういう人がいるだけで、本当に雰囲気が変わります。

尊いご奉公をされている中で、やがては次世代の信心相続も、キチンとご奉公を果たしてくれることと思います。

篤信のご信者が、菩薩行を一つ成就して喜んでいる姿を、出家のものとして、同じくとても嬉しく思った一場面でした。合掌。


ご教歌のかんばん

2014年09月05日 | 常住寺 行事 できごと 家族

ウチの前局長・斉藤さんが、ご教歌のカンバンを作って下さいました。

乗泉寺のカンバンを見せていただき、白い墨汁が板になじむようになるまで、合計3回ほど作り直して完成させて下さいました。本当にありがたいです。

Pap_0005

これで、もう一度洗ってみて、大丈夫なようでしたら、もう3枚ほど作っていただく予定です。

めちゃくちゃキレイです。プロの仕上がり。ご奉公ありがとうございます。