清純blog

本門佛立宗 常住寺住職・高野清純のブログ

日蓮聖人 日隆聖人 日扇聖人 の 教えや お寺の行事などをアップします

遠妙寺と妙泉寺の、若き「ぼさつ」たち

2018年06月05日 | 第5支庁 と 東京中央布教区

、6月3日(日) 
常住寺の、夏のお会式、開導日扇上人ご正当会式が奉修され、あわせて、
「常住寺・青年会」の発足式が執行されました。


常住寺青年会発足式のオープニングムービー

(柴田教信師が作成して下さいました。ありがとうございます。)


 

主導してくださったのは、布教区青年会の担当お講師、遠妙寺の小川彰孝師と

妙泉寺の柴田教信師です。

青年会の立ち上げまで一年。

その間は毎月、大塚・遠妙寺と蒲田・妙泉寺でお講や口唱会などの行事がある度ごとに、

この2ヶ寺の青年会のみなさんが、それぞれご連絡下さり、

その度に、ウチの青少年たちが、2ヶ寺の行事に参加させていただきました。

いつ、どこで、なにをするのか?なにが必要か?

準備から行事が終わるまでの流れなど、すべてを教えて下さいました。

(辞令の下付 と 誓いの言葉)

(お会式終了後、布教区青年会のみなさんと集合写真)

あたたかく迎えて下さり、ていねいに教えていただき、

そして、やさしく励まして下さったと聞いております。

まことにありがたく、深く深く、心より御礼申し上げます。ありがとうございます。

当日、本堂へとつづく階段の中段掲示板には、過去の、常住寺青年会活動の写真が貼られました。

今年の8月19日奉修される第6回青少年の一座の

キャンペーン用に作成された、「忠犬ハチ公」のフィギュアも飾られました。

作成したのは、遠妙寺の青年会にみなさんです。

 ( 布教区青年会担当講師・小川彰孝師のごあいさつ )

( ご法門は子どもお会式と同じご教歌。内容は青少年向けにしました。 )

ご供養場は大にぎわいでした。

常住寺の「講堂2階」は、近年、様々なシーンに活用されています。

解散前に、正面玄関にて、記念撮影。

前日も、小川彰孝師、柴田教信師は、よる遅くまで準備・打ち合わせをして下さいました。

ホント、寝る時間がなかったんじゃないかと思います。

 

青年会長の誓いの言葉を聞いて、みなさん何かを感じたのでしょうか?

何人ものご信者方々からお声をかけていただき、「泣けたよー」「こっちも頑張らねばー」と、

仰っていただきました。

意気に感じた。私もがんばるよ!という感じです。

これも全部、小川彰孝師と柴田教信師の、長期に亘るご指導と、お会式プロデュースのおかげさまです。

 布教区青年会関係者方々へご恩返しさせていただくためにも、

寺内で力を合わせて、盛り上がりを見せていかねば・・・。

また、まっすぐな信心前が育って行くように、がんばってご奉公させていただきます。


怨親平等( おんしん びょうどう )

2018年05月24日 | 第5支庁 と 東京中央布教区

第5支庁報に書いた原稿です。

本日、支庁報が配布されましたので、ここにも記載します。



怨親平等とは、

仏教用語。怨敵と親しい者とを平等にみるという意味。

仏教の根本精神は大慈悲であるから、にくい敵であるからといって憎むべきではないし

また親しい者であるからといって特に執着すべきではなく、

平等にいつくしみ憐れむべきことをいう。

日本では戦いの終ったあと、敵味方区別なく戦死者の供養塔を建立したという例があるが、

これはこの精神の現れとみられる。(ブリタニカ国際大百科事典より)



怨親平等の精神のように、私たち仏立宗門人は菩薩としての生き方を教わります。

菩薩とは、「お題目を弘めて、一切衆生を救おうとする人」です。

すなわち、みほとけの深くて大きなお慈悲を真似ようとする人であり、

慈悲深い心の持ち主だからこそ、菩薩行ができるのであります。

「人々がお題目によって救われていくことを喜ぶ」そういう人ですから、

何とかして唱えさせようと工夫します。

仏立宗門人は須くそういう信心前でありたいものです。

本年・平成三十年は、教化法灯相続つづれ織り運動の初年度です。

皆さん、外に向かってはお教化を、そして、家族にもご信心を伝えようと

一生懸命ご奉公されています。

ぼさつの心で、自分の手の届くところにご利益を伝えようとしています。



「ご信心は一人では成り立たない。」

私は、こんな言葉をよく発しています。

人々を敬って慈しんで歩んでいくのが菩薩だからです。

誰彼の区別なくすべてが等しく救われることを願えるようになって行動してこそ、

ご信心が完成するのだと伝えています。

なので、好き嫌いの区別をしたら菩薩行はできないと思います。

冒頭の怨親平等という言葉は、

この、菩薩の心意気を語るときに、よく引用しています。

「大事な家族も、馬が合わない人も、等しく救われてほしいと願ってこそ、佛立ぼさつでしょ」と、

こんな具合です。

実際、愛娘は目に入れても痛くないほど可愛い存在です。

ご信者さんから「娘さん、可愛くて仕方がないでしょ」と

親しみを込めてお言葉をかけていただくことが間々あります。

ありがたいことです。

しかし、そんな時「ボクは菩薩でありたい」という思いを同時に持つことにしています。

「誰彼の区別なく。全てが救われますように。皆、等しくご利益の恵みがありますように。」

これが菩薩の心意気だと思うのです。

娘だけが可愛いでは、菩薩にしては貧しい感情だといえるでしょう。



近親憎悪という言葉があります。

辞書には

「血縁的距離が極めて近い関係にある者どうし、また、性格の似通った者どうしが憎み合うこと。」と

記載されています。

心理学的には、人はみな自分自身のマイナス面を心の奥底にしまって触れずにいる。

その心の暗部と類似した事物を見聞きすると普段以上に強い憤りを覚えるのだと書かれていました。

ご信心ではこういう様を罪障と呼ぶはずです。

ご奉公させていただいている者同士、同じ心の交わりで協力してご弘通に気張ります。

そんな中、ちょっとしたボタンの掛け違いや、場合によっては我慢のこころが沸き起こって

それがきっかけですれ違いを起こしてしまったとしたら、これは残念な事です。

本来、忌み嫌うところは謗法ですから宗門外にあると言えるでしょう。

しかし、敬いや慈しみがぼやけて、大事な人たちが誰なのか、

守るべき人は誰なのかが分からなくなると大変です。



ご法さまの深い深い慈しみの中で、ボクらは救われてゆきます。

菩薩はそういう大慈悲心を真似るのです。

ですから、全ての人を大事にしてご奉公させていただくべきで、

みんなが、不安なく、安心を得て、夢と希望をも得られて進んでいけるとしたならば、

きっと、もっともっと、ご弘通は伸びゆくことでしょう。

人を蔑ろにしたり憎んだりしてしまったら、本当につまらない事です。

人はかけがえのない宝です。

特に、ご弘通を志す人は全て、そういう存在です。

そう銘記して、全てが救われることを心から祈って、

高祖日蓮大士ご降誕八百年慶賛

教化法灯相続つづれ織り運動の5カ年間、

ご弘通ご奉公にきばって参る所存です。

 


Bodhisattva(ぼさつ) 思いやりが伝わった日

2018年05月03日 | 第5支庁 と 東京中央布教区

4月30日
第5回「東京中央布教区・子どもお会式」が奉修されました。
会場寺院は、常住寺(じょうじゅうじ。ウチのお寺)です。



当日は快晴。
約200名の、大人、青少年、そして子どもたちが集いました。

お会式の当日、式典中に、涙が溢れてきて止まりませんでした。
多くの人たちが、ぼさつでした。
みんなが思いやりを表して、積極的で、喜びながら、ありがたく、恭しく、
この行事に臨んでいたからです。
 
 
そして何より、そういう大人たちの空気を、気持ちを、
子どもたちは自然に真似ていました。
 
そういう雰囲気をかんじて、ありがたくて、ありがたくて。
 
 
子どもたちはみんな元気で、朗らかで、楽しげでした。
そして「互いに思い遣っていること」を、「喜んでいるよう」に見えました。
 
 
お寺は大勢の人が集まります。
それは、大勢の人の善意が集まったってことです。
そのパワーたるや、すごいものです。
 
本当に、なごやかでした。
そういう集いを執行することができました。
 
 
当日のご法門は次の通りのご教歌を拝読しました。

ご教歌
末法は無智なる故に心にて 出来ぬを所作でするが信心

ご指南
まず つとめて まねを ならえ

当日、子どもたちは、ご教歌の教えのとおり、大人がよろこんでいるのを、自然に真似てました。
いや、子どもたちが喜んでいるのを見て、大人が随喜したのかも知れません。
なので、「子どもから教わる」っていうのは、そういうことなんですね。

そもそも、よい方向とは逆に流されやすいのが凡夫です。
だけど、ぼさつ心を持った人が大勢集まったると、
功徳を積めるような言動が連鎖していきます。
今日も、まさに、そのような空気でした。

「人を思い遣ることができている自分を嬉しく思う」
「こういう心を持った人が、目の前に大勢いることを喜ぶ」

そういう、たがいに、たがいを敬う雰囲気で満ち満ちていました。
それを、子どもたちは肌で感じて、持って帰ってくれたと思います。

この日のイベントは大成功でした。
みんな、慈しみ深い「ぼさつ」です。

このあたたかな思いが、広くに、多くに、
そして、次の時代にも伝わっていきますように・・・。合掌。


東京中央布教区 子どもお会式

2018年04月27日 | 第5支庁 と 東京中央布教区

4月30日(祝) 11:00 ~ 14:30

第5回目となる、東京中央布教区・子どもお会式 が、奉修されます。
会場寺院は、ウチのお寺・常住寺です。
ボクらの任期中、最後の「くんげ会(こども会)行事」です。



振り返ると、平成21年・秋に、当時の布教区長・妙泉寺のお導師 柴田日賢上人ご発声のもと、
子ども・青少年の為の行事がスタートしました。

平成22年度で発足準備をし、平成23年度には、第1回目のファミリーキャンプを開催。

平成24年には、第1回目の子どもお会式を奉修させていただきました。


明日・4月28日は高祖立教開宗記念日。あさって・29日は布教区の総会。
そして、30日に子どもお会式と、行事がつづきます。
ちょっと準備が追いつかない感がありますが、なんとか無事に執行できるようにがんばります。

飾り付けは、22日に済ませました。本堂の準備も予定通り進んでいます。

本堂の屋上より。写真撮影のアングルを確認です。
ウチのチビは、生まれて初めてのぼった屋上で、ちょっぴり、はしゃいでました。

いつもの風景も、見慣れない角度からだと、なんだか新鮮な感じがするものです。
短い時間でしたが、親子ふたりっきりで共有した楽しいひとときでした。
当日の天気予報は「快晴」。晴天のうちに無事に執行できますように。。。


子どもお会式

2016年05月24日 | 第5支庁 と 東京中央布教区

5月22日(日)大塚・遠妙寺さんにて、子どもお会式が奉修されました。「第五支庁・支庁巡教」をいただき、東京中央布教区は第4回目、遠妙寺は第15回目の子どもお会式です。一つの行事にトリプルネーム(笑)。もう、すごいコトになっちゃいました。

山門よこの、「かわらけの大灯籠」と「掲示板」

チャリティーバザー。フィリピン別院による、現地のフードコート。熊本支援のための、熊本グッズとグルメの販売。

お給仕かかり。小さな改良服(お坊さんの普段用の「お衣」です)が、かわいい。しっかりお給仕できてました。これをみた裕香が、感動しておりました。

本堂での法要では、こども向けのお話しをさせていただきました。「いっしょうけんめい」というコトについてお話ししました。ご法門は後日アップします。宗務総長・木村日覚上人(遠妙寺の御住職です)のごあいさつはすごいです。「今日はねー。みんなにひみつを教えちゃう。」もう、たったこれだけで、子どもに聞く耳を持たせてしまう。すごい。そして「お教務さんは、じつはアンパンマンなんだよー」「高野師もアンパンマンでしょ(笑)」「蓑田先生もアンパンマン(笑)」。外見のことでしょうか(笑)?

いえいえ、そのこころは。「アンパンマンはみんなを助けてくれるんだ。だから、お教務さんはすごいんだよー。」というワケです。世を利益する活動に従事する僧侶の姿を、子どもたちに伝えていらっしゃいました。お話しは、ほんの2分くらい。達人です。

せっかくお側に居させていただけるので、ご一緒にお写真をとお願い申し上げ、イベントで盛り上がっている中で撮影。お導師、ありがとうございました。

260名ほどのお参詣で、会場は熱気につつまれていました。ゲストのパフォーマーが盛り上げます。

射的。巨大迷路。ストラックアウト。

ご供養は手作りの、焼きそば、ウインナー、トルティア、野菜のソテーは抜群のおいしさでした。梅沢さんが調理して下さいました。

とてもかわいい木製のフォーク。これはきっと、子どもたちに暖かさを伝えたことでしょう。すべてにおいてクオリティーが高い。真剣に取り組み続けて15周年を迎えた積み重ねが、随所に表れていたのだと感じました。

最後のしめは小林師がご奉公下さいました。

布教区くんげ会・会長の岩崎さん。いつも最初から最後まで、全力で先陣をきってご奉公下さいます。素晴らしい、本当に素晴らしいリーダーです。

本堂内に設置された、子どもお会式のカンバン。

次は8月のキャンプ。ポスターはいつも、中野師がつくってくれます。

どれも、次世代に伝えるための大事な行事です。布教区11ヶ寺の未来を担う青少年の集まりです。各位にご理解とご協力をいただきながら進めさせていただいております。感謝感謝です。

みのだ先生と教信師。裕香はもんちゃんとお呼びしてます(笑)。

岩崎さんご夫婦。矢代さん。つるみさん。のりえ。えーた。

岩崎さん。良尚師のご長男。いい子です。のりえ。前日準備の夕方に撮影。

前日の夕方。映像のテスト。

集合写真。すごい熱気です。ほんと、ありがたく思います。

次世代の育成。みんなが、元気がでる行事でした。一人ひとりが想いを込めて、この日に望みました。子どもたちはボクらの希望です。優しく、たくましく、そして正しい教えをしっかり修めて、ステキな大人になって下さい。いまを一歩一歩、ステキな道のりを歩んで下さい。そんな、大人たちのねがいがつまった行事でした。いとおしい、愛すべき子どもたちへ。

 

 


元 気

2016年05月20日 | 第5支庁 と 東京中央布教区

今月は布教区行事が2つ。先日・14日に開催された「布教区総会」と、22日に営まれる「子どもお会式」です。布教区総会では「過去一年間の報告」と「これからの一年間、また先々のあり方を協議」されました。布教区をお預かりして、今期で2期目。最終年度・平成30年の秋には、次の体制に引き継ぎとなります。子どもが対象の行事は、「いま参加してる子どもたちが成長して、今後は自分の子どもを連れて参加する」というのを想像しながら行事を行っています。ですから、任期満了までに、20年くらい先まで行事が続くための道をつけるのが目標の一つです。

総会の準備をしている写真。総務部参与さんたちが、各部署の資料をまとめて、事前に参加者に配布して下さいました。5月14日の総会にむけて、5月3日に決算以外の資料を発送しました。議案を先に読んでもらってますので、会議がスムーズに進みました。総務の教信師、彰孝師にはご奉公ありがとうございました。


 

任期満了の平成30年には、(宗門の青少年行事が何もなければ)、ウチの布教区主催で「本山奉仕」をさせていただこうと企画しています。その予算を確保するために、総会でみなさんにご協力を呼びかけ、予算確保のための議案が通過しました。ちょっと荒々しい手段だったかとも思いましたが、みなさまよりご理解とご協力をいただきましたことを感謝申し上げます。また、個々の反応もありがたく思いました。会議がおわってから大寺院の局長さまが話しかけてきて下さり、立ち話の中で、「本案を実行する際には、積極的にご協力させていただく。」とのお言葉を賜りました。ほんとうにありがたく、御礼申し上げます。また、総会会場の光寺さまには大変お世話になりました。御住職で本宗・宗務副総長の亀井日魁上人におかれましては、いつも小僧を可愛がって下さいます。この度もご高配を賜り、まことにありがとうございました。あつく御礼申し上げます。


 

22日は子どもお会式、宗務総長・木村日覚上人のご慈教のもと、準備が進んでいます。


 

子どもお会式が終わると、8月のキャンプに向けて動き出します。 

 


布教区という組織。ウチの布教区は都内の11ヶ寺があつまったグループです。年間でいくつもの集まりがあり、大勢が集まる大会は規模の大きな寺院で行われます。大勢の人が集まるということは、人も、元気も、必要なものも、奉納も、全てが集まります。ですから、規模の小さな寺院でも、何らかの集まりをもっていただき、行事をおこなった寺院にパワーが集まりますようにと考えて会場を選びご協力をおねがいしています。前期から今期まで、そこを軸にして行事をつくってきました。みんなが元気いっぱいでありますように。行事を行う際は、そんなささやかな願いが込められています。


子どもお会式

2016年05月01日 | 第5支庁 と 東京中央布教区

5月22日(日)11:00~14:00まで。第4回・東京中央布教区、第15回・遠妙寺、の「子どもお会式」が奉修されます。

未来の佛立を担う子どもたち。仲間の輪をひろげる、たのしい一日になりますように。

今回は、遠妙寺さんの寺内行事としての子どもお会式と布教区全体の子どもお会式のダブルネームで奉修されます。

そこに、支庁巡教のタイトルが加わりました。

ボクは支庁長のご命をいただき、遠妙寺御住職・本宗宗務総長の木村日覚上人の思し召しにて、この法要の導師を勤めさせていただきます。

主催者にして主賓(笑)。とにかくがんばります。

遠妙寺さんとしては、地元近隣への下種結縁と、東南アジア・フィリピンにある遠妙寺さんの別院へのチャリティーバザーなどもあわせて企画しています。

昨日は打合せ会議が行われました。今回は遠妙寺さん主導で進んでおり、布教区役員はお手伝いに回ります。大変お世話になります。感謝感謝です。

打合せ会議を終えてから、梅沢さんご夫婦が、当日のご供養の試作をご供養して下さいました。

梅沢さんご夫婦は、布教区くんげ会発足時からの役員さんで、食材の調達から調理までを手がけて下さるスペシャリストです。

今回のご供養もまだ試作ですが、めちゃくちゃおいしかったです。

木でできたフォークがかわいい。きっと、子どもたちに温もりを伝えることでしょう。

こういう、一つひとつのクオリティが高いものをみつけて下さるのも、いつもいつも、このご奉公のことを気にかけて下さる証拠だと思います。

本当にありがたく思います。

さいごのポスターは、記念すべき第一回目のものです。これは、ボクが作りました。なつかしく思います。

前布教区長、柴田日賢上人ご発声で始まった子どものための行事。受け継いだボクらは、平成30年の任期満了までの流れができています。

未来にむけて、アプローチ。5月22日は、たのしい一日をすごしましょう。

 


布教区終日口唱会

2016年03月31日 | 第5支庁 と 東京中央布教区

3月26日(土)10時~16時

東京中央布教区の終日口唱会が行われました。

ご唱導は清流寺御高職・長谷川日堯上人。

お教務、ご信者あわせて266名のお参詣となりました。

会場は清流寺。

布教区管内の全11ヶ寺が集まり、熱烈なお看経があがりました。たいへんありがたく思います。

ひたすらお題目を唱え重ね、おすがり申し上げるひととき。あっという間の6時間でした。

長時間にわたってお看経をおあげする機会は、以外と少ないかも知れません。

ですから、こういう機会を設けるのはとても意味のあることだと思います。

「一万遍をお唱えできた。」これは、充実感も得られ、自信にもつながると思うのです。

この行事は毎年一回おこなわれます。

所属寺院での行事も多々あろうかと思いますが、是非とも挙ってご参加いただけたら嬉しく思います。

ボクはいま、前期28期~今期29期と2期に亘って布教区をお預かりしておりますが、ほとんどの行事が、

26期と27期に布教区長をお務め遊ばされました柴田日賢上人のご発声によるもので、

小僧はそれを受け継いでご奉公させていただいております。ですから、柴田お導師よりご教導を賜った日々が懐かしく、

またこうして継承させていただき、次につながるように工夫と努力をして、進んで参りたいと思います。

帰りは中央自動車道が大渋滞でしたので、圏央道をつかって鶴ヶ島インターから関越で帰りました。

迂回の途中で、蒲田の深澤氏からメールをいただきました。東金のお導師の御兄様です。

口唱会にお参りされていらっしゃったとのこと。

小僧はずっと磬座に座ってましたので、とうとうお会いできませんでした。

次回またお会いできる日を楽しみにいたしております。

明日は4月1日。開導聖人の199回目のお誕生日です。

そして、4月の月初お総講日。みなさん、こぞってお参りいたしましょう。

また、おまけですが、小僧の35回目の得度記念日です。

初心に立ち返り、フレッシュな気持ちで、前に前にと進んでいきたいと思います。


修学塾 幹事会

2015年10月02日 | 第5支庁 と 東京中央布教区

お教務さん(お・きょうむ・さん)の、勉強の場。「修学塾」。

塾の運営は支庁ごとにおこなわれており、団主任(教員団)のもとで幹事会が運営しています。

第五支庁の団主任は文ちゃん先生です。

過去は、長年にわたって団主任をなさった石田日州お導師がご遷化後、蓑田先生が就任されました。

幹事長は信充師。副幹事長は番長さまと柴又兄貴。みなさん、長年にわたって幹事をしてきたベテランです。

幹事会のメンバーは第五支庁の、ボクらの世代の集まりです。外に中心になるようなグループは見当たりません。

つまり、このメンバーがなにかをしないと、ボクらの世代は空白になってしまう。

なにげなく集まっているようでも、唯一無二のグループです。

今日も幹事会があります。

ボクは研修学のしおりと、ウチで開催した塾の報告書を持って参加します。

午後は板橋経由で、文ちゃん先生といっしょに行くことにしよう。

ボクらの集まりが世代交代するとき、第五支庁の雰囲気も大きくかわるハズ。

普段のなかよしグループと同じ顔ぶれだけど、じつは重要な任務を担ってるんですね。

今日も淡々とご奉公させていただきます。

 


東京中央布教区 終日口唱会 本信寺にて

2015年09月28日 | 第5支庁 と 東京中央布教区

9月26日(土)東京中央布教区・終日口唱会

石神井・本信寺にて

午前10時~午後4時

川手支庁長がおつとめ下さいました。


はじまる前の一枚。

正午12時に激励のおことば


終了後。スタッフで撮影。


一階・ホールに貼ってあったお写真。

十二世講有・日宥上人。

終了後のおちゃ。

金子先生。おなつかしいお姿。

こちらも、お若いときの金子先生か?

お葬儀のスナップ。

光寺本末のお導師、お講師方。

清秀寺増田上人のご唱導でお会式か?

あつい一日がおわりました。

川手支庁長。フルタイムのご唱導をありがとうございました。


                                                                                                                                                                                                                                                               

2015年06月24日 | 第5支庁 と 東京中央布教区

6月の行事をさかのぼってアップしてまいります。


 

6月14日。

「平成27年度・東京中央布教区 弘通促進大会」が行われました。

会場寺院は、八王子・清流寺。布教区11カ寺院から、306名が集いました。

第二部は、「お導師に聞きたいご信心の話し」と題して、各寺院のお導師方より、ご信者方から集めた質問に答えていただきました。

アンケートから始まり、大会当日まで、弘通部さん、総務部さん、ご奉公ありがとうございました。

 

 


終戦70年慰霊法要に参加して。。。

2015年05月11日 | 第5支庁 と 東京中央布教区

5月10日。

本所・清雄寺さんにおいて、「終戦70年慰霊法要」が営まれました。

ご唱導・小山ご講尊猊下。宗務総長もお出まし下さいました。

今回の法要は、そもそも、東京常磐布教区が布教区行事として準備をすすめてきた企画でした。

それを、常磐の布教区長・川手日廣上人が各布教区もと参加をお呼びかけ下さり、四布教区の共同開催となりました。

常磐では「戦争の悲惨さを孫の世代に伝える」というようなテーマのもと、家族3世代の参加を呼びかけ、

常磐のみで充分、開催できるだけの用意をされていたようです。そこを全布教区の主催と輪を広げて下さいました。

法要中の清雄寺・本堂内。

ごあいさつされる川手日成支庁長。

川手日廣常磐布教区長、市川次長、清雄寺の小山清達執事長ほか常磐のスタッフが綿密に計画を練った法要です。

ボクらはあとから乗っからせていただきました。ありがたいかぎりです。

支庁も調節に追われて大変だったハズです。特に柴又の川手尚尋師は、支庁と布教区の両方で役員を務めていますので、

奉修局の総務部として、一番忙しかった人の一人だと思います。


 第二部は、墨田区役所・リバーサイドホールにて。

鎌倉のお導師さまも参加されました。うしろにいつもステキなのぶりんさま。

ご講尊・小山日誠猊下よりご講演をたまわり、東京大空襲の戦火から

ご本尊・ご尊像を命がけでお護り申し上げたお話しをお聞かせいただきました。

また、墨田区より戦争実体験をお話し下さる方をお招きしました。

小山ご講尊猊下に対し奉り、ご講演をいただいた御礼ごあいさつがありました。

立正寺さんのるしあちゃん。

未来のご弘通を担っていくであろうと聞く者に確信させるが如くの立派な御礼ご挨拶だったと思います。

司持講師は歓昭師。いいお講師です。

650名の参加者の代表として、猊下の御前にて、最敬礼を以て堂々たるスピーチ。るーしーには感動しました。


 第三部は小型船をチャーターして、区役所前の船着き場~言問橋までを往復して、

船上でご回向。紙塔婆を川に流しました。真ん中の旗を持ってるデカいのが小僧です。

参加者はリバーサイドに残り、各布教区長のみが舟に乗せていただき

船の上でご回向。その様子をUstreamで中継して、リバーサイドホールのモニターで、

リアルタイム上映となりました。

宮崎日良布教区長。よこには竹村布教区長。

清雄寺・小山清達執事長と常磐布教区のスタッフ方。

小山執事長。歓昭師。すださん。

清雄寺スカウト会と常磐布教区のスタッフ方。

栢森清良師。このお講師はものすごくキレます。


前日準備の風景。

番長はやっぱり中心人物でした。

今回は表に一切でませんでしたが、バッチリ急所を押さえてご奉公されてました。

我らが蓑田先生。江原師。みほ。浜ちゃん。あにき。あらーきー。かわけん。

会場の設営は信興会さんでした。

親愛なる番長さま。ボクの苦悩を深く理解して下さった江原師。

悪態をつくボクをやさしく包んでくださった柴又のあにき。

ありがとうございます。

すばらしい行事に参加させていただきました。m(_ _)m


お会式お参詣

2015年04月13日 | 第5支庁 と 東京中央布教区

4月12日(日)

足立の立正寺さんの門祖会(ご開山会式)が奉修されました。

常住寺からも団参をくませていただき、小僧もお参りさせていただきました。

立正寺のお導師さまの御徳にて、さわやかな晴天のもとお参りさせていただけました。

久しぶりに御尊顔を拝することが叶った小西お導師はとてもお元気で、心よりありがたくお慶び申し上げた次第です。

乗周師も立恵師も、いつもとおかわりなく和やかなお姿ですが、その中に、

佛立教務がお手本と仰ぐべきご信心前を随所に感じさせて下さる、本当に尊敬すべきお導師お講師方です。 

歓昭師も所作振舞から、教務としての完成度の高さを感じさせてくれます。本当にすばらしい立正寺さんの教務部です。

今回のお会式では、小学校と中学校の入学お祝いがありました。

ピカピカの一年生は元気にごあいさつができていました。

中学生はお導師の前にすすむと、キチンと座ってお導師にごあいさつできていました。すばらしい!

この、座ってごあいさつは中学生たちが自発的にしたようで、二度感心しました。

トップは立恵師のお嬢さんでした。さすがです。お父さまのお姿をみてお育ちなのでしょう。

司会は乗周師のお孫さんがご奉公されていました。

前にお会いした時は小学生でしたので、可愛らしく成長された姿と立派なご奉公ぶりに感動しました。

立正寺さんの御前机はとても素敵なデザインです。五具足も重厚で荘厳です。みてるとほしくなるくらいです。

ご宝前は日晨上人時代の乗泉寺本堂を模写したもので、お厨子はお給仕が行き届き威厳が充ち満ちていらっしゃいます。

お参詣者は、他寺院団参よりも寺内ご信者のお参詣が際立って目立ちました。

晴天の日にすばらしいお会式にお参りさせていただきました。

 


蓮山扇教寺

2015年04月02日 | 第5支庁 と 東京中央布教区

3月29日(日)

板橋扇教寺さんの門祖会にお参りさせていただきました。

3世・佛立第16世講有 日幹上人。4世・権大僧正 本国土院日廣上人。5世・信開院日示上人の御年回が併せて営まれました。

佛立第24世講有・小山ご講尊上人のご唱導でした。

小山ご講尊猊下のご法門では、戦時中のお話しもお聞かせいただきました。

東京大空襲の中、関東開教の道場である清雄寺さんの「ご本尊ご尊像」を、命がけでお護り申し上げたお話しです。

実体験の戦争体験談は臨場感にあふれ並々ならぬ迫力でした。

(写真はお焼香時のモノ)

先住お導師にはたいへん可愛がっていただきました。また、現在のお導師も、もう37年のおつきあいです。

いつも、よき兄貴として親しくかわいがっていただいており、これもご縁とありがたく思っております。

御年回ですから、黒のご法衣をお召しです。なんだか、昭和の時代に戻ったようで懐かしく感じました。

先代ご住職、田中清希・日示上人有縁のご住職方を中心に、11師ものご出座とご奉公お教務随行が5師ほどでした。

団参は11ヶ寺におよび、当山からは19名のお参詣でした。けっこうな規模のお会式です。すごいなぁ。。。


赤道をこえて南下 パプアへ。。。

2015年01月18日 | 第5支庁 と 東京中央布教区

これはね。番長がやるって言うから応援してます。それしかない。

みなさんの無事をご祈念いたします。

1月17日。成田空港にお見送りです。

皆さんこれから飛行機に乗って一路、赤道をまたぎ熱帯雨林気候のパプアニューギニアにむけて出発です。

東経はほぼ日本と同じ。真南に位置しますが、北緯、いや南緯は赤道直下よりやや南方の位置になります。

ニューギニア島やラバウルは、太平洋戦争における戦略の要所でした。

日本軍は20万人の兵士を動員し、制空権・制海権をとっていましたが、アメリカ・フランス・イギリス等の連合軍に対して次第に劣勢となり、やがて制空権も制海権も奪われていきました。

そんな中、完全に補給路を断たれた日本軍は、自給自足で奮闘しますが、やがて餓死者がでるなど、戦闘よりも熱帯雨林気候のニューギニア島で環境との戦いになったと記されていました。

20万人中、帰還を果たしたのはわずか2万人ほどで、あとの18万人は現地で殉死を遂げました。その多くが、遺骨すら帰還できず恐らくはニューギニア島やラバウルの土に埋もれたままだと言うのです。

18万人の戦没将士英霊や戦争殉難者の諸精霊に回向のまことが届きますように。。。 

合掌。