清純blog

本門佛立宗 常住寺住職・高野清純のブログ

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真似て ならう

2018年05月08日 | 学び ・ すすめ

先日・5月6日(日)

ウチの別院(常住寺には、埼玉・上尾に別院があります)でお会式を奉修させていただきました。


ご法門は、こころの中の「ほとけ心」や「闇のこころ」について、お話しさせていただきました。

自分の中に、色々な自分がいます。

目線や立ち位置で、思考が大きく変化する。

置かれた環境で、モノの考え方が変わります。

よい信心前の人に囲まれれば、功徳を積もうとする良き信心前が芽生えます。

果たして、自分は、いま、どこを向いているか。

そして、他人に、どんな影響を与えているのでしょうか?


自分の言動が、人に影響を与えるなら、ご法門も、伝え方で大きくかわります。

上尾別院のお会式では、勇ましく説こうと思いました。だけど、優しく。

義は強く、こと柔らかに・・・です。


乗泉寺に、ボクの尊敬するご信者さんがいます。九州ご出身の女性です。

今回は、このお方のしゃべり方をイメージして説きました。

ようするに「ものまね」です。

但し、ふざけるのではなく、雰囲気やトーンをまねてみました。

すると、なんだか、慈しみの心が深まったような感覚に包まれました。

不思議ですね。


真似るって、こういう効果があるんだなぁ。。。

そう感じました。

やはり、「ならう」「まねる」というコトが、

ものすごく大事なんだって思えた瞬間です。


よいお手本を真似る。恩師のご信心前をそっくり真似る。

そうやって、良い坊さんになるんでしょうね。

ふざけて不良の格好をしたら、そういう気持ちになっちゃう。

清浄な出で立ちに整えたら、気持ちもそっちを向きます。


おふざけでも

「きらいだー」「ばかやろー」「あっち行けー」なんて言ってたら、

本当に仲が悪くなっちゃうかも知れませんね。

コトバって大事です。

ほんと、思いやりや、感謝、慈しみのこころを、コトバにして伝えたいものです。


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