朝明けに

聖書のことばから、うれしい一日一日の糧を!

喜びと寛容な思いを、心に満たしていただきながら

2023-06-14 11:06:01 | 聖書から
私の魂は主を誇り、
苦しむ人は聞いて喜ぶ。詩篇34:3



喜びなさい。
あなたがたの寛容な心を
すべての人に知らせなさい。
主は近いのです。フィリピ書4:4~5



 ヨハネ12:1~8
 創世記32:23~33(通読箇所)
   (ローズンゲン『日々の聖句』6/14;水)



     ―――― α&ω ――――



 私たちが、聖書が啓示している神、天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」と
名乗られる方(出エジプト3:14)を求めると、
この方は私たちに答え、すべての恐怖から、
私たちを救い出してくださるのですね。



それで、私たちはこの方、天の神、【主】を誇り、
苦しむ人、貧しい人は、聞いて喜ぶのですね。



イエスを通して来てくださる【聖である霊】と呼ばれる方は、
私たちの心に喜びを満たしてくださり、
ご自身の寛容な心、怒りを遠くする思いを
私たちの心に置いてくださり、その寛容な心が
周りのすべての人に知られることになるのですから。



主の日、主イエスが私たちを迎えに来てくださる
その日は近いのですから。





 それで私たちも、ベタニアのマリアが、
六日後には十字架刑での死刑を受けるイエスの頭と足に
(マリア自身はそのことを知らなかったのでしょうけれど)、
彼女の宝物であったであろう純粋で非常に高価な
ナルドの香油を、壺ごと割って注ぎ、
イエスに「わたしの葬りの日のために、
それを取っておいた」と喜んでもらえたように、
【聖である霊】と呼ばれる方が心に起こしてくださる
うながしに従って行動していくのですね。
【父である神】がわたしを通してしようと思っておられる
その御思いのとおりに。



イエスの12使徒の一人ヨハネはその時の様子を
次のように記しています。



 さて、イエスは過越しの六日前にベタニアに来られた。
そこには、
イエスが死人の中からよみがえらせたラザロがいた。
人々はイエスのために、そこに夕食を用意した。
マルタは給仕し、ラザロは、
イエスとともに食卓に着いていた人たちの中にいた。


一方マリアは、
純粋で非常に高価なナルドの香油1リトラ(328g)を取って、
イエスの足に塗り、自分の髪でその足をぬぐった。
家は香油の香りでいっぱいになった。



弟子の一人で、イエスを裏切ろうとしていた
イスカリオテのユダが言った。
「どうして、この香油を
300デナリ(労働者300日分の賃金)で売って、
貧しい人々に施さなかったのか。」


彼がこう言ったのは、
貧しい人々のことを心にかけていたからではなく、
彼が盗人で、金入れを預かりながら、
そこに入っているものを盗んでいたからであった。



イエスは言われた。
「そのままさせておきなさい。
マリアは、わたしの葬りの日のために、
それを取っておいたのです。
貧しい人々は、いつもあなたがたと一緒にいますが、
わたしはいつも一緒にいるわけではありません。」(ヨハネ12:1~8)





 また、ヤコブ、
父イサクが
老齢で目が見えなくなっていることをいいことにして、
兄エサウになりすまし、父をだまして、
兄エサウが受けるはずだった祝福(相続)を奪ったヤコブ。


母リベカの実家、伯父ラバンのもとに逃れて20年。
労苦の末に得た家族と羊などの財産を携えて
カナンの地に帰って来ました。



そして、兄エサウのもとに使いを送りましたが、
兄エサウが400人を引き連れて
迎えにやって来ると聞いて恐れ、
天の神、【主】に願いました。



「私の父アブラハムの神、私の父イサクの神よ。
私に『あなたの地、あなたの生まれた地に帰れ。
わたしはあなたを幸せにする』と言われた【主】よ。



私は、あなたがしもべに与えてくださった、
すべての恵みとまことを受けるのに値しない者です。
私は一本の杖しか持たないで、
このヨルダン川を渡りましたが、
今は、二つの宿営を持つまでになりました。



どうか、兄エサウの手から私を救い出してください。
兄が来て、私を、また子どもたちとともに母親たちまでも
打ちはしないかと、私は恐れています。



あなたは、かつて言われました。
『わたしは必ずあなたを幸せにし、あなたの子孫を、
多くて数えきれない海の砂のようにする』と。



そして、その夜、彼は起き上がり、
二人の妻と二人の女奴隷、
そして十一人の子どもたちを連れ出し、ヤボクの川を渡った。彼らを連れ出して川を渡らせ、
また自分の所有するものも渡らせた。



ヤコブが一人だけ後に残ると(ヤコブは兄が怖くて、
どうしても川を渡れなかったのでしょうか)、
ある人が夜明けまで彼と格闘した。

その人はヤコブに勝てないのを見てとって、
彼のももの関節を打った。
ヤコブのももの関節は、
その人と格闘しているうちに外れた。

するとその人は言った。
「わたしを去らせよ。夜が明けるから。」
ヤコブは言った。
「私はあなたを去らせません。
私を祝福してくださらなければ。」



その人は言った。
「あなたの名はなんというのか。」
彼は言った。
「ヤコブ(かかとをつかむ者、押しのける者)です。」
その人は言った。
「あなたの名は、もうヤコブとは呼ばれない。
イスラエルだ。
あなたが神と、また人と戦って、勝ったからだ。」



ヤコブは願って言った。
「あなたの名を教えてください。」
すると、その人は言った。
「いったい、なぜ、わたしの名を尋ねるのか」と言って、
その場で彼を祝福した。


そこでヤコブは、その場所をペヌエルと呼んだ。
「私は顔と顔を合わせて神を見たのに、
私のいのちは救われた」という意味である。


彼がペヌエルを過ぎたころ、太陽は彼の上に昇ったが、
彼はそのもものために足を引きずっていた。」
こういうわけで、イスラエルの人々は今日まで、
ももの関節の上の、腰の筋を食べない。
ヤコブが、ももの関節、腰の筋を打たれたからである。(創世記32:3~32)





私たちもヤコブのように、
恐れや苦しみ、不安の中で神にしがみつき、
離さないで祝福を受けていくのですね。

イエスが二度目に来られるその日は近いのですから。


【聖である霊】と呼ばれる方あは私たちの心に、

喜びと寛容な思いを満たしてくださるのですから。

今日も。



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